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審決分類 審判 査定不服 特174条1項 取り消して特許、登録 G06F
審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 取り消して特許、登録 G06F
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 G06F
管理番号 1400262
総通号数 20 
発行国 JP 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2023-08-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2022-10-06 
確定日 2023-08-07 
事件の表示 特願2020−128391「指紋センサ入力に基づくユーザインタフェースを操作するための機器、方法、及びグラフィカルユーザインタ−フェース」拒絶査定不服審判事件〔令和 2年12月10日出願公開、特開2020−198105、請求項の数(15)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1 手続の経緯

本願は、2013年(平成25年)5月20日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2012年5月18日 米国、2012年7月3日 米国、2013年3月15日 米国)を国際出願日とする出願である特願2015−512913号の一部を平成28年10月7日に新たな特許出願である特願2016−199379号とし、その一部を平成30年6月25日に新たな特許出願である特願2018−120019号とし、その一部を令和2年7月29日に新たな特許出願としたものであって、その手続の経緯は、概略、以下のとおりである。

令和2年 8月26日 手続補正書 提出
令和3年 1月20日 手続補正書 提出
令和3年 7月16日付け 拒絶理由通知
令和4年 1月26日 意見書・手続補正書 提出
令和4年 6月 7日付け 拒絶査定(原査定)
令和4年10月 6日 審判請求書・手続補正書 提出
令和5年 3月28日付け 拒絶理由通知(当審拒絶理由)
令和5年 6月29日 意見書・手続補正書 提出

第2 原査定の概要

原査定(令和4年6月7日付け拒絶査定)の概要は次のとおりである。

1 新規事項追加(特許法第17条の2第3項
・請求項6−21

出願人は意見書において、要するに請求項の「ユーザインタフェース要素の第1のセット」は、出願当初の明細書等のマップユーザインターフェースの一部に対応することを主張する。
しかしながら、請求項6−8、17においては、ユーザインタフェース要素の第1のセットはマップユーザインターフェースではなく、(アプリケーションのセットに対応する)選択可能なアイコンであって、マップユーザインターフェースではない。
よって、請求項6−8、17及び当該請求項を直接又は間接的に引用する請求項9−16、18−21に係る発明は、依然として新規事項の追加に該当する。

2 サポート要件違反(特許法第36条第6項第1号
・請求項6−21
出願人は意見書において、要するに請求項の「ユーザインタフェース要素の第1のセット」は、発明の詳細な説明のマップユーザインターフェースの一部に対応することを主張する。
しかしながら、請求項4、5を引用する請求項6−8、17においては、ユーザインタフェース要素の第1のセットはマップユーザインターフェースではなく、(アプリケーションのセットに対応する)選択可能なアイコンであって、マップユーザインターフェースではない。
よって、請求項6−8、17及び当該請求項を直接又は間接的に引用する請求項9−16、18−21に係る発明は、依然として発明の詳細な説明に記載されたものではない。

第3 当審拒絶理由の概要

令和5年3月28日付けで当審が通知した拒絶理由の概要は、次のとおりのものである。

1.(新規性)この出願の請求項1、3−7、9−12、14−18に係る発明は、その優先日前に日本国内又は外国において、頒布された下記の引用文献1に記載された発明であるから、特許法第29条第1項第3号に該当し、特許を受けることができない。

2.(進歩性)この出願の請求項1、3−7、9−12、14−18に係る発明は、その優先日前に日本国内又は外国において、頒布された下記の引用文献1に記載された発明に基づいて、その優先日前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者(以下、「当業者」という。)が容易に発明をすることができたものであり、本願の特許請求の範囲の請求項2、8、13に係る発明は、以下の引用文献1に記載された発明及び引用文献2に記載された技術に基づいて、その優先日前に当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法29条2項の規定により特許を受けることができない。



1.国際公開第2011/126502号
2.国際公開第2011/103218号

第4 本願発明

本願請求項1に係る発明ないし請求項15に係る発明(以下、それぞれ、「本願発明1」ないし「本願発明15」という。)は、令和5年6月29日提出の手続補正書によって補正(以下、「本件補正」という。)された特許請求の範囲の請求項1ないし15に記載された事項により特定される以下のとおりの発明である。

「【請求項1】
方法であって、
タッチ感知面とディスプレイとを有する電子デバイスにおいて、
前記ディスプレイに、1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットと、1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットとを含む、複数のユーザインタフェース要素を含む第1のユーザインタフェースを表示することであって、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットは、前記ディスプレイの第1の部分を占有し、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットは、前記ディスプレイの前記第1の部分とは異なる第2の部分を占有し、
第2のユーザインタフェースが前記ディスプレイ上に表示されない、ことと、
前記複数のユーザインタフェース要素を表示している間に、前記タッチ感知面上で第1の方向における第1の接触の移動を検出することと、
前記タッチ感知面上で前記第1の方向における前記第1の接触の移動を検出することに応じて、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの表示を継続しつつ、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットの表示を停止することであって、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが前記ディスプレイ上に最早表示されなくなり、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが、前記ディスプレイの前記第2の部分から退去し、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが退去した前記ディスプレイの前記第1の部分を占有するまで、前記第1のユーザインタフェースを前記第1の方向にシフトさせることと、
前記ディスプレイ上にそれまで表示されていなかった前記第2のユーザインタフェースを、該第2のユーザインタフェースが前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが退去した前記ディスプレイの前記第2の部分を占有するまで、前記第1の方向にシフトさせることと、を含む、ことと、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットが表示されておらず、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットが表示されており、前記第2のユーザインタフェースが表示されている間に、前記タッチ感知面上でタップ入力を検出することと、
前記タッチ感知面上で前記タップ入力を検出することに応じて、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの表示を継続しつつ、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットを表示し、前記第2のユーザインタフェースの表示を停止することであって、
前記第2のユーザインタフェースが前記ディスプレイ上に最早表示されなくなるまで、前記第2のユーザインタフェースを前記第1の方向とは異なる第2の方向にシフトさせることと、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが、前記ディスプレイの前記第1の部分から退去し、前記第2のユーザインタフェースが退去した前記ディスプレイの前記第2の部分を占有し、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが退去した前記ディスプレイの前記第1の部分を占有するまで、前記第1のユーザインタフェースを前記第2の方向にシフトさせることと、を含む、ことと、
を含む方法。
【請求項2】
前記第1の方向は下方向である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記タッチ感知面上で前記タップ入力を検出することは、前記ディスプレイに前記複数のユーザインタフェース要素を表示することより前に行われ、
前記ディスプレイに前記複数のユーザインタフェース要素を表示することは、前記タッチ感知面上で前記タップ入力を検出したことに応じて行われる、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記タッチ感知面上で前記タップ入力を検出することは、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの表示を継続しつつ、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットの表示を停止した後に行われ、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの表示を継続しつつ、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットを表示し、前記第2のユーザインタフェースの表示を停止することは、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの表示を継続しつつ、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットを再表示することを含む、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
前記複数のユーザインタフェース要素を表示することは、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットを、前記ディスプレイ上の第1の位置に表示することを含み、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットを再表示することは、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットを、前記ディスプレイ上の前記第1の位置に再表示することを含む、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記タッチ感知面は指紋センサを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記タッチ感知面と前記ディスプレイとは、タッチ感知ディスプレイに一体化されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記タッチ感知ディスプレイは指紋センサを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットは、第1のアプリケーションと関連付けられている、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のアプリケーションは、地図アプリケーションである請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記タッチ感知面上で前記第1の方向における前記第1の接触の移動を検出することに応じて、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの追加のコンテンツを表示することを更に含む、請求項1から10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記タッチ感知面上で前記第1の接触の前記第1の方向への移動を検出したことに応じて、前記方法は、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットと共に、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセット及び前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットとは異なる1つ以上のユーザインタフェース要素の第3のセットを表示することを更に含み、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットが表示されていない間であって、かつ、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットと前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第3のセットとが共に表示されている間に、前記タップ入力が検出され、
前記タップ入力が前記タッチ感知面上で検出されたことに応じて、前記方法は、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第3のセットの表示を停止することを更に含む、請求項1から11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
コンピュータに請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
【請求項14】
電子デバイスであって、
タッチ感知面と
ディスプレイと、
請求項13に記載のコンピュータプログラムを記憶したメモリと、
前記メモリに記憶された前記コンピュータプログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサと
を備える電子デバイス。
【請求項15】
電子デバイスであって、
タッチ感知面と、
ディスプレイと、
請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を実行するための手段と
を備える電子デバイス。」

第5 引用文献

1 引用文献1

(1)引用文献1の記載

当審拒絶理由の引用文献1(国際公開第2011/126502号)には、以下の記載がある(下線は、当審が付加した。訳文は、引用文献1の公表特許公報である特表2013−530433号公報に基づく。)。

ア 「TECHNICAL FIELD
[0001] This relates generally to portable electronic devices with touch-sensitive surfaces, including but not limited to portable electronic devices with touch-sensitive surfaces that are configured to have multiple open software applications.
BACKGROUND
[0002] The use of touch-sensitive surfaces as input devices for computers and other electronic computing devices has increased significantly in recent years. Exemplary touch- sensitive surfaces include touch pads and touch screen displays. Such surfaces are widely used to select, launch, and manage software applications.
[0003] For portable electronic devices, existing methods for managing concurrently open applications are cumbersome and inefficient. For example, portable devices with small screens (e.g., smart phones and other pocket-sized devices) typically display a single application at a time, even though multiple applications may be running on the device. With such devices, a user may have difficulty seeing and managing the currently open applications. This situation creates a significant cognitive burden on a user. In addition, existing methods for managing currently open applications take longer than necessary, thereby wasting energy. This latter consideration is particularly important in battery-operated devices.」
(訳:
技術分野
[0001] 本発明は、一般に、多数のオープンしているソフトウェアアプリケーションを有するように構成されるタッチセンシティブ面を備えたポータブル電子デバイスを含むがこれに限定されないタッチセンシティブ面を備えたポータブル電子デバイスに関する。
背景技術
[0002] 近年、コンピュータ及び他の電子コンピューティングデバイスに対して、タッチセンシティブ面が入力デバイスとして益々使用されるようになってきている。例示的なタッチセンシティブ面は、タッチパッド及びタッチスクリーンディスプレイを含む。そのような面は、ソフトウェアアプリケーションを選択、起動及び管理するために広く使用される。
[0003] ポータブル電子デバイスに対して、同時にオープンしているアプリケーションを管理する既存の方法は、複雑であり且つ非効率的である。例えば、小型画面を備えたポータブルデバイス(例えば、スマートフォン及び他のポケットサイズのデバイス)は、一般に、多数のアプリケーションがデバイス上で実行している場合でも一度に単一のアプリケーションを表示する。そのようなデバイスを使用する場合、ユーザは、現在オープンしているアプリケーションを確認及び管理するのが困難である。このような状況は、ユーザの認識に対して大きな負荷がかかる。また、現在オープンしているアプリケーションを管理する既存の方法は必要以上に長い時間がかかり、エネルギーを浪費する。この後者の点は、バッテリで動作するデバイスにおいて特に重要である。)

イ 図1A


ウ 「[0068] Attention is now directed toward embodiments of portable devices with touch- sensitive displays. Figures 1A and IB are block diagrams illustrating portable multifunction devices 100 with touch-sensitive displays 112 in accordance with some embodiments. Touch-sensitive display 112 is sometimes called a "touch screen" for convenience, and may also be known as or called a touch-sensitive display system. Device 100 may include memory 102 (which may include one or more computer readable storage mediums), memory controller 122, one or more processing units (CPU's) 120, peripherals interface 118, RF circuitry 108, audio circuitry 110, speaker 111, microphone 113, input/output (I/O) subsystem 106, other input or control devices 116, and external port 124. Device 100 may include one or more optical sensors 164. These components may communicate over one or more communication buses or signal lines 103.
(中略)
[0088] In some embodiments, the software components stored in memory 102 include operating system 126, communication module (or set of instructions) 128, contact/motion module (or set of instructions) 130, graphics module (or set of instructions) 132, text input module (or set of instructions) 134, Global Positioning System (GPS) module (or set of instructions) 135, and applications (or sets of instructions) 136. Furthermore, in some embodiments memory 102 stores device/global internal state 157, as shown in Figures 1A, IB and 3. Device/global internal state 157 includes one or more of: active application state, indicating which applications, if any, are currently active; display state, indicating what applications, views or other information occupy various regions of touch screen display 112; sensor state, including information obtained from the device's various sensors and input control devices 116; and location information concerning the device's location and/or attitude.」
(訳:
[0068] 次に、タッチセンシティブディスプレイを備えたポータブルデバイスの実施形態に注目する。図1A及び図1Bは、いくつかの実施形態に係るタッチセンシティブディスプレイ112を備えたポータブル多機能デバイス100を示すブロック図である。タッチセンシティブディスプレイ112は、便宜上「タッチスクリーン」と呼ばれる場合があり、タッチセンシティブディスプレイシステムとして既知であるか又はタッチセンシティブディスプレイシステムと呼ばれる。デバイス100は、メモリ102(1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含んでもよい)、メモリコントローラ122、1つ以上の処理ユニット(CPU)120、周辺インタフェース118、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイク113、入出力(I/O)サブシステム106、他の入力又は制御デバイス116及び外部ポート124を含む。デバイス100は、1つ以上の光センサ164を含む。これらの構成要素は、1つ以上の通信バス又は信号線103を介して通信する。
(中略)
[0088] いくつかの実施形態において、メモリ102に格納されたソフトウェアコンポーネントは、オペレーティングシステム126、通信モジュール(又は命令のセット)128、接触/動きモジュール(又は命令のセット)130、グラフィックスモジュール(又は命令のセット)132、テキスト入力モジュール(又は命令のセット)134、全地球測位システム(GPS)モジュール(又は命令のセット)135及びアプリケーション(又は命令のセット)136を含む。更にいくつかの実施形態において、図1A、図1B及び図3に示すように、メモリ102はデバイス/グローバル内部状態157を格納する。デバイス/グローバル内部状態157は、現在アクティブであるアプリケーションがある場合はそのアプリケーションを示すアクティブアプリケーション状態と、タッチスクリーンディスプレイ112の種々の領域を占有するアプリケーション、ビュー又は他の情報を示す表示状態と、デバイスの種々のセンサ及び入力制御デバイス116から取得される情報を含むセンサ状態と、デバイスの場所及び/又は姿勢に関する場所情報とのうちの1つ以上を含む)

エ 図2



オ 「[00145] Figure 2 illustrates a portable multifunction device 100 having a touch screen112 in accordance with some embodiments. The touch screen may display one or more graphics within user interface (UI) 200. In this embodiment, as well as others described below, a user may select one or more of the graphics by making contact or touching the graphics, for example, with one or more fingers 202 (not drawn to scale in the figure) or one or more styluses 203 (not drawn to scale in the figure). In some embodiments, selection of one or more graphics occurs when the user breaks contact with the one or more graphics. In some embodiments, the contact may include a gesture, such as one or more taps, one or more swipes (from left to right, right to left, upward and/or downward) and/or a rolling of a finger (from right to left, left to right, upward and/or downward) that has made contact with device 100. In some embodiments, inadvertent contact with a graphic may not select the graphic. For example, a swipe gesture that sweeps over an application icon may not select the corresponding application when the gesture corresponding to selection is a tap.
[00146] Device 100 may also include one or more physical buttons, such as "home" or menu button 204. As described previously, menu button 204 may be used to navigate to any application 136 in a set of applications that may be executed on device 100. Alternatively, in some embodiments, the menu button is implemented as a soft key in a GUI displayed on touch screen 112.」
(訳:
[00145] 図2は、いくつかの実施形態に係るタッチスクリーン112を備えたポータブル多機能デバイス100を示す。タッチスクリーンは、ユーザインタフェース(UI)200内に1つ以上のグラフィックスを表示する。本実施形態及び以下に説明する他の実施形態において、ユーザは、例えば1本以上の指202(図中、縮尺通りに描かれていない)又は1つ以上のスタイラス203(図中、縮尺通りに描かれていない)を使用してグラフィックスに接触又はタッチすることにより1つ以上のグラフィックスを選択する。いくつかの実施形態において、ユーザが1つ以上のグラフィックスとの接触を中断した時、1つ以上のグラフィックスの選択が行われる。いくつかの実施形態において、接触は、1つ以上のタップ、1つ以上のスワイプ(左から右、右から左、上方向及び/又は下方向)及び/又はデバイス100と接触した指の回転(右から左、左から右、上方向及び/又は下方向)等のジェスチャを含む。いくつかの実施形態において、グラフィックスとの不注意による接触はそのグラフィックスを選択しない。例えば選択に対応するジェスチャがタップである場合、アプリケーションアイコン上を移動するスワイプジェスチャは、対応するアプリケーションを選択しない。
[00146] デバイス100は、「home」又はメニューボタン204等の1つ以上の物理的なボタンを更に含む。上述したように、メニューボタン204は、デバイス100で実行されるアプリケーションのセットのいずれのアプリケーション136に操作するのにも使用される。あるいは、いくつかの実施形態において、メニューボタンは、タッチスクリーン112に表示されたGUIのソフトキーとして実現される。)

カ 図5A


キ 「[00159] Figure 5A illustrates an exemplary user interface ("home screen" 5001) displaying a plurality of application icons 5002 (e.g., 5002-21 through 5002-38) on touch screen 112 of a portable electronic device (e.g., portable multifunction device 100). In Figure 5A, finger gesture 505 (e.g., a tap gesture) is detected on touch screen 112 at a location that corresponds to map application icon 5002-27. (Note that the application icons 5002 on the home page displayed in Figure 5 A may or may not correspond to open application icons, whereas the application icons 5002 in Figures 5C-5Z correspond to open application icons.)」
(訳:
[00159] 図5Aは、ポータブル電子デバイス(例えば、ポータブル多機能デバイス100)のタッチスクリーン112上に複数のアプリケーションアイコン5002(例えば、5002−21〜5002−38)を表示する例示的なユーザインタフェース(「ホーム画面」5001)を示す。図5Aにおいて、フィンガージェスチャ505(例えば、タップジェスチャ)は、マップアプリケーションアイコン5002−27に対応する場所においてタッチスクリーン112で検出される。(尚、図5Aに表示されたホームページ上のアプリケーションアイコン5002はオープンしているアプリケーションアイコンに対応してもしなくてもよく、図5C〜図5Zのアプリケーションアイコン5002はオープンしているアプリケーションに対応する。)

ク 図5B


ケ 「[00160] In Figure 5B, in response to detecting the finger gesture, the map application is launched and map application view 5004-1 is displayed on touch screen 112. In this example, the map application view includes a portion of a map and user interface objects, such as a search input field, a search icon, and a directions icon. Also in Figure 5B, input 507 (e.g., a click or double-click on home button 204) is detected.」
(訳:
[00160] 図5Bにおいて、フィンガージェスチャを検出することに応答して、マップアプリケーションが起動され、マップアプリケーションビュー5004−1はタッチスクリーン112に表示される。この例において、マップアプリケーションビューは、地図の一部、並びに検索入力フィールド、検索アイコン及び方向アイコン等のユーザインタフェースオブジェクトを含む。更に図5Bにおいて、入力507(例えば、ホームボタン204上のクリック又はダブルクリック)が検出される。)

コ 図5C


サ 「[00161] Figure 5C illustrates that, in response to detecting input 507, a portion of map application view 5004-1 and application icon area 5006 are concurrently displayed. In some embodiments, in response to detecting input 507, the device enters into an application selection mode for selecting one of the concurrently open applications, and the portion of map application view 5004-1 and application icon area 5006 are concurrently displayed as part of the application selection mode. Application icon area 5006 includes an initial group of open application icons that correspond to at least some of the concurrently open applications. In this example, the multifunction device has multiple applications that are concurrently open, although they are not simultaneously displayed. Also in this example, application icon area 5006 includes application icons for a web browser (Safari), a music application (iPod), a finance application (Stocks), and a multimedia store application (iTunes).」
(訳:
[00161] 図5Cは、入力507を検出することに応答して、マップアプリケーションビュー5004−1の一部及びアプリケーションアイコン領域5006が同時に表示されることを示す。いくつかの実施形態において、入力507を検出することに応答して、デバイスは、同時にオープンしているアプリケーションのうちの1つを選択するアプリケーション選択モードを開始し、マップアプリケーションビュー5004−1の一部及びアプリケーションアイコン領域5006は、アプリケーション選択モードの一部として同時に表示される。アプリケーションアイコン領域5006は、同時にオープンしているアプリケーションのうちの少なくとも一部に対応する、オープンしているアプリケーションアイコンの初期グループを含む。この例において、多機能デバイスは、同時にオープンしているが同時に表示されない多数のアプリケーションを有する。更にこの例において、アプリケーションアイコン領域5006は、ウェブブラウザ(Safari)、音楽アプリケーション(iPod)、金融アプリケーション(株価)及びマルチメディアストアアプリケーション(iTunes)に対するアプリケーションアイコンを含む。)

シ 図6C

(訳:



ス 「[00190] Figures 6A-6C are flow diagrams illustrating method 600 of selecting one of concurrently open applications in accordance with some embodiments. Method 600 is performed at a multifunction device (e.g., device 300, Figure 3, or portable multifunction device 100, Figure 1) with a display and a touch-sensitive surface. In some embodiments, the display is a touch screen display and the touch-sensitive surface is on the display. In some embodiments, the display is separate from the touch-sensitive surface. Some operations in method 600 may be combined and/or the order of some operations may be changed.
[00191] As described below, method 600 provides an intuitive way to select one of concurrently open applications. The method reduces the cognitive burden on a user when selecting one of concurrently open application, thereby creating a more efficient human- machine interface. For battery-operated computing devices, enabling a user to select one of concurrently open applications faster and more efficiently conserves power and increases the time between battery charges.
[00192] The device displays (602) a first application view (e.g., map application view 5004-1 in Figure 5B) on a touch-sensitive display that corresponds to a first application in a plurality of concurrently open applications (e.g., the device may have multiple open applications, such as Safari, iPod, Stocks, and iTunes). The first application view is displayed without concurrently displaying an application view for any other application in the plurality of concurrently open applications (e.g., in Figure 5B, map application view 5004-1 is displayed without concurrently displaying an application view for any other application). In other words, in a normal operation mode, just a single application view is displayed, which corresponds to one of the plurality of concurrently open applications. The other open applications (e.g., the other open applications, such as Safari, iPod, Stocks, and iTunes) may be running in the background or be in a suspended or hibernated operating state.
[00193] The device detects (604) a first input (e.g., input 507 in Figure 5B). In some embodiments, the first input is a single tap on a home button (e.g., 204). In some embodiments, the first input is a double tap on the home button (e.g., 204). In some embodiments, the first input is a gesture on the touch-sensitive display, such as a three-finger pinch gesture or a swipe gesture.
[00194] In response to detecting the first input (606), the device performs the following actions. The device enters (608) an application view selection mode for selecting one of the concurrently open applications for display in a corresponding application view. The device displays (610) in a first predefined area (e.g., a strip in a predefined location on the touch-sensitive display) an initial group of open application icons that correspond to at least some of the plurality of concurrently open applications (e.g., application icons 5002 in application icon area 5006 in Figure 5C). In some embodiments, the device maintains the display of the first predefined area without further input (e.g., press-and-hold on home button 204 or on touch screen 112) until the application view selection mode is exited. In some embodiments, the area displays the open application icons as a scrollable strip with a linear array of open application icons (e.g., application icon area 5006 is scrollable as shown in Figures 5E-5F). The device concurrently displays (612) at least a portion of the first application view adjacent to the first predefined area (e.g., in Figure 5C, at least a portion of map application view 5004-1 and application icon area 5006 are concurrently displayed). The concurrent display provides several benefits. For example, it provides context by maintaining the first application view while an open application icon is being selected. In addition, it is easy to get back to the first application (and cease the display of the application icon area) by, for example, tapping on the first application view.」
(訳:
[00190] 図6A〜図6Cは、いくつかの実施形態に係る新しいフォルダを作成する方法600を示すフローチャートである。方法600は、ディスプレイ及びタッチセンシティブ面を備えた多機能デバイス(例えば、図3のデバイス300又は図1のポータブル多機能デバイス100)において実行される。いくつかの実施形態において、ディスプレイはタッチスクリーンディスプレイであり、タッチセンシティブ面はディスプレイ上にある。いくつかの実施形態において、ディスプレイはタッチセンシティブ面とは別個のものである。方法600のいくつかの動作は組み合わされてもよく、且つ/又はいくつかの動作の順序は変更されてもよい。
[00191] 以下に説明するように、方法600は、同時にオープンしているアプリケーションのうちの1つを選択する直観的な方法を提供する。方法は、同時にオープンしているアプリケーションのうちの1つを選択する時のユーザの認識に対する負荷を軽減し、より効率的なヒューマンマシンインタフェースを生成する。バッテリにより動作するコンピューティングデバイスの場合、ユーザが同時にオープンしているアプリケーションのうちの1つをより高速に且つより効率的に選択できるようにすることにより、節電され、バッテリ充電間隔は長くなる。
[00192] デバイスは、同時にオープンしている複数のアプリケーションの第1のアプリケーションに対応するタッチセンシティブディスプレイに第1のアプリケーションビュー(例えば、図5Bのマップアプリケーションビュー5004−1)を表示する(602)(例えばデバイスは、Safari、iPod、株価及びiTunes等の多数のオープンしているアプリケーションを有する)。第1のアプリケーションビューは、同時にオープンしている複数のアプリケーションの他のあらゆるアプリケーションに対するアプリケーションビューを同時に表示することなく表示される(例えば、図5Bにおいて、マップアプリケーションビュー5004−1は、他のあらゆるアプリケーションに対するアプリケーションビューを同時に表示することなく表示される)。換言すると、通常動作モードにおいて、同時にオープンしている複数のアプリケーションのうちの1つに対応する単一のアプリケーションビューのみが表示される。他のオープンしているアプリケーション(例えば、Safari、iPod、株価及びiTunes等の他のオープンしているアプリケーション)は、バックグラウンド、あるいは中断動作状態又は休止動作状態で実行している。
[00193] デバイスは、第1の入力(例えば、図5Bの入力507)を検出する(604)。いくつかの実施形態において、第1の入力は、ホームボタン(例えば、204)に対するシングルタップである。いくつかの実施形態において、第1の入力は、ホームボタン(例えば、204)に対するダブルタップである。いくつかの実施形態において、第1の入力は、タッチセンシティブディスプレイに対するジェスチャ、例えば3本指のピンチジェスチャ又はスワイプジェスチャである。
[00194] 第1の入力を検出することに応答して(606)、デバイスは以下の動作を実行する。デバイスは、対応するアプリケーションビューに表示するために同時にオープンしているアプリケーションのうちの1つを選択するアプリケーションビュー選択モードを開始する(608)。デバイスは、第1の事前定義済み領域(例えば、タッチセンシティブディスプレイ上の事前定義済みの場所における帯)に同時にオープンしている複数のアプリケーションのうちの少なくとも一部に対応するオープンしているアプリケーションアイコン(例えば、図5Cのアプリケーションアイコン領域5006におけるアプリケーションアイコン5002)の初期グループを表示する(610)。いくつかの実施形態において、デバイスは、アプリケーションビュー選択モードを終了するまで更なる入力(例えば、ホームボタン204又はタッチスクリーン112に対する押下及び保持)がなければ第1の事前定義済み領域の表示を維持する。いくつかの実施形態において、領域は、オープンしているアプリケーションアイコンの一列のアレイを含むスクロール可能な帯状にオープンしているアプリケーションを表示する(例えばアプリケーションアイコン領域5006は、図5E及び図5Fに示されたようにスクロール可能である)。デバイスは、第1の事前定義済み領域に隣接して第1のアプリケーションビューの少なくとも一部を同時に表示する(612)(例えば、図5Cにおいて、マップアプリケーションビュー5004−1の少なくとも一部及びアプリケーションアイコン領域5006は同時に表示される)。同時表示はいくつかの利点を提供する。例えば同時表示は、オープンしているアプリケーションアイコンを選択している間に第1のアプリケーションビューを維持することで状況を提供する。また、例えば第1のアプリケーションビューをタップすることにより、第1のアプリケーションに戻ること(及びアプリケーションアイコン領域の表示を中止すること)は容易である。)

(2)引用発明

上記(1)より、特に、下線部に着目すると、引用文献1には、以下の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。

「メモリ102(1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含んでもよい)、メモリコントローラ122、1つ以上の処理ユニット(CPU)120等を含み、メモリ102に格納されたソフトウェアコンポーネントは、オペレーティングシステム126、アプリケーション(又は命令のセット)136等を含んでいる、
タッチスクリーンを備えたポータブル多機能デバイスにおいて、
タッチスクリーンは、ユーザインタフェース(UI)200内に1つ以上のグラフィックスを表示しており、ユーザは、1本以上の指202又は1つ以上のスタイラス203を使用してグラフィックスに接触又はタッチすることにより1つ以上のグラフィックスを選択するものであり、接触は、1つ以上のタップ、1つ以上のスワイプ(左から右、右から左、上方向及び/又は下方向)等のジェスチャを含んでおり、
ディスプレイ及びタッチセンシティブ面を備えた多機能デバイスにおいて実行される方法であって、
ディスプレイはタッチスクリーンディスプレイであり、タッチセンシティブ面はディスプレイ上にあり、
方法は、同時にオープンしているアプリケーションのうちの1つを選択する直観的な方法を提供しており、
デバイスは、同時にオープンしている複数のアプリケーションの第1のアプリケーションに対応するタッチセンシティブディスプレイに第1のアプリケーションビュー(例えば、図5Bのマップアプリケーションビュー5004−1)を表示し、
デバイスは、第1の入力を検出しており、第1の入力は、ホームボタンに対するシングルタップであってもよく、第1の入力は、タッチセンシティブディスプレイに対するジェスチャ、例えば3本指のピンチジェスチャ又はスワイプジェスチャであってもよく、
第1の入力を検出することに応答して、デバイスは、対応するアプリケーションビューに表示するために同時にオープンしているアプリケーションのうちの1つを選択するアプリケーションビュー選択モードを開始し、
デバイスは、第1の事前定義済み領域(例えば、タッチセンシティブディスプレイ上の事前定義済みの場所における帯)に同時にオープンしている複数のアプリケーションのうちの少なくとも一部に対応するオープンしているアプリケーションアイコンの初期グループを表し、
デバイスは、アプリケーションビュー選択モードを終了するまで更なる入力(例えば、ホームボタン204又はタッチスクリーン112に対する押下及び保持)がなければ第1の事前定義済み領域の表示を維持しており、
デバイスは、第1の事前定義済み領域に隣接して第1のアプリケーションビューの少なくとも一部を同時に表示しており、(例えば、図5Cにおいて、マップアプリケーションビュー5004−1の少なくとも一部及びアプリケーションアイコン領域5006は同時に表示される)
第1のアプリケーションビューをタップすることにより、第1のアプリケーションに戻る、及びアプリケーションアイコン領域の表示を中止する
方法。」

2 引用文献2

(1)引用文献2の記載

当審拒絶理由の引用文献2(国際公開第2011/103218号)には、以下の記載がある(訳文は、引用文献2の公表特許公報である特表2013−520727号公報に基づく。)。

ア 図6


イ 「[0068] As another example, consider FIG. 6. There, device 602 includes a bezel 603 and a visual affordance 604 that is rendered on display device 608. As noted above, visual affordance 604, in the form of a semi-transparent strip, can be utilized to provide a hint or indication of accessible functionality, in this case a bezel menu, associated with the bezel.
[0069] In one or more embodiments, the bezel menu can be accessed through a bezel gesture in which a finger of user's hand 606 touches the bezel and then moves across the bezel and onto the display device 608 in the direction of the illustrated arrow. This can allow bezel menu 610 to be dropped down at which time it can become fully opaque.
[0070] In the illustrated and described embodiment, bezel menu 610 includes multiple selectable icons or slots 612, 614, 616, 618, and 620. Each of the icons or slots is associated with a different functionality such as, for example, paint functionality, pen functionality, note functionality, object creation, object editing, and the like. It is to be appreciated and understood, that any type of functionality can be associated with the icons or slots.」
(訳:
[0068] 他の例として、図6について検討する。ここでは、デバイス602が、ベゼル603と、ディスプレイ・デバイス608上にレンダリングされた視覚的アフォーダンス604とを含む。先に注記したように、半透明のストリップという形態の視覚的アフォーダンス604は、アクセス可能な機能、この場合は、ベゼルと関連付けられたベゼル・メニューのヒントまたは指示を与えるために利用することができる。
[0069] 1つ以上の実施形態では、ベゼル・メニューには、ユーザーの手606の指がベゼルにタッチし、次いで図示の矢印の方向にベゼルを横切りディスプレイ・デバイス608上に動くベゼル・ジェスチャーによってアクセスすることができる。これによって、ベゼル・メニュー610をドロップ・ダウンさせることができ、その時点でメニューは完全に不透明になることができる。
[0070] 図示し説明した実施形態では、ベゼル・メニュー610は、複数の選択可能なアイコンまたはスロット612、614、616、618、および620を含む。これらのアイコンまたはスロットの各々は、例えば、ペイント機能、ペン機能、ノート機能、オブジェクト作成、オブジェクト編集等というような異なる機能と関連付けられている。尚、任意のタイプの機能をアイコンまたはスロットに関連付けることができることは、認められてしかるべきであり言うまでもないであろう。)

(2)引用文献2記載技術

上記(1)の記載から、引用文献2には、以下の技術(以下、「引用文献2記載技術」という。)が開示されていると認められる。

「ディスプレイ・デバイス上で、画面の上部から下部へと動くジェスチャにより、複数のアイコン等から構成されるベゼル・メニューのようなアイコン領域を画面上部に表示させる技術。」

第6 対比・判断

1 本願発明1

(1)対比

本願発明1と、引用発明とを対比する。

ア 引用発明は、「ディスプレイ及びタッチセンシティブ面を備えた多機能デバイスにおいて実行される方法であ」るとされている。

ここで、引用発明の「タッチセンシティブ面」、および、「多機能デバイス」は、それぞれ、本願発明1の「タッチ感知面」、および、「電子デバイス」に対応する。

したがって、本願発明1と、引用発明とは、「タッチ感知面とディスプレイとを有する電子デバイスにお」ける「方法」である点で共通しているといえる。

イ 引用発明は、「デバイスは、同時にオープンしている複数のアプリケーションの第1のアプリケーションに対応するタッチセンシティブディスプレイに第1のアプリケーションビュー(例えば、図5Bのマップアプリケーションビュー5004−1)を表示」するとされている。

ここで、図5Bを参照すると、

図5Bのマップアプリケーションビュー5004−1の上部には、

という、いわゆるサーチ窓と呼ばれるユーザインタフェース要素が表示されており、
図5Bのマップアプリケーションビュー5004−1の下部には、

という複数のボタン(Searchボタン、Directionsボタン)等から為るユーザインタフェース要素のセットが表示されていることが認められる。

よって、引用発明の

は、本願発明1の「1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセット」に対応し、これが表示されている部分が、本願発明1の「ディスプレイの第1の部分」に対応するといえる。

また、引用発明の

は、本願発明1の、「1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセット」に対応し、これが表示されている部分が、本願発明1の「ディスプレイの前記第1の部分とは異なる第2の部分」に対応するといえる。

さらに、図5Cの下部に表示される

は、本願発明1の「第2のユーザインタフェース」に対応するといえ、図5Bには、表示されていないから、引用発明も、本願発明1と同様に、「第2のユーザインタフェースが前記ディスプレイ上に表示されない」といえる。

したがって、本願発明1と、引用発明とは、「前記ディスプレイに、1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットと、1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットとを含む、複数のユーザインタフェース要素を含む第1のユーザインタフェースを表示することであって、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットは、前記ディスプレイの第1の部分を占有し、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットは、前記ディスプレイの前記第1の部分とは異なる第2の部分を占有し、第2のユーザインタフェースが前記ディスプレイ上に表示されない」「方法」である点で共通しているといえる。

ウ 引用発明は、「デバイスは、同時にオープンしている複数のアプリケーションの第1のアプリケーションに対応するタッチセンシティブディスプレイに第1のアプリケーションビュー(例えば、図5Bのマップアプリケーションビュー5004−1)を表示し、デバイスは、第1の入力を検出しており、第1の入力は、ホームボタンに対するシングルタップであってもよく、第1の入力は、タッチセンシティブディスプレイに対するジェスチャ、例えば3本指のピンチジェスチャ又はスワイプジェスチャであってもよ」いとされている。

ここで、上記イで述べたように、引用発明の「図5Bのマップアプリケーションビュー5004−1」には、

および

という「複数のユーザインタフェース要素」が表示されているといえる。

また、引用発明の「第1の入力」として、「タッチセンシティブディスプレイに対するジェスチャ」の内の「スワイプジェスチャ」を「検出」することは、いずれかの方向における指の接触の移動を検出するものであるから、引用発明の「タッチセンシティブディスプレイに対するジェスチャ」の内の「スワイプジェスチャ」は、本願発明1の「前記タッチ感知面上で第1の方向における第1の接触の移動を検出すること」に対応するといえる。

したがって、本願発明1と、引用発明とは、「前記複数のユーザインタフェース要素を表示している間に、前記タッチ感知面上で第1の方向における第1の接触の移動を検出すること」「を含む方法」である点で共通しているといえる。

エ 引用発明は、「第1の入力を検出することに応答して、デバイスは、対応するアプリケーションビューに表示するために同時にオープンしているアプリケーションのうちの1つを選択するアプリケーションビュー選択モードを開始し、
デバイスは、第1の事前定義済み領域(例えば、タッチセンシティブディスプレイ上の事前定義済みの場所における帯)に同時にオープンしている複数のアプリケーションのうちの少なくとも一部に対応するオープンしているアプリケーションアイコンの初期グループを表し、
デバイスは、アプリケーションビュー選択モードを終了するまで更なる入力(例えば、ホームボタン204又はタッチスクリーン112に対する押下及び保持)がなければ第1の事前定義済み領域の表示を維持しており、
デバイスは、第1の事前定義済み領域に隣接して第1のアプリケーションビューの少なくとも一部を同時に表示しており、(例えば、図5Cにおいて、マップアプリケーションビュー5004−1の少なくとも一部及びアプリケーションアイコン領域5006は同時に表示される)」とされている。

ここで、図5Cを参照すると、

上記イにおいて、「1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセット」に対応するとしたインタフェース要素

が表示されていない一方、
上記イにおいて、「1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセット」に対応するとしたインタフェース要素のセットである

が表示されていることが認められる。

よって、引用発明の図5Cにおいて、

が表示されていることは、本願発明1の「前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの表示を継続」することに対応し、
引用発明の図5Cにおいて、

が表示されていないことは、本願発明1の「前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットの表示を停止すること」に対応するといえる。

したがって、本願発明1と、引用発明とは、「前記タッチ感知面上で前記第1の方向における前記第1の接触の移動を検出することに応じて、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの表示を継続しつつ、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットの表示を停止する」「方法」である点で共通しているといえる。

しかし、本願発明1では、「前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが前記ディスプレイ上に最早表示されなくなり、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが、前記ディスプレイの前記第2の部分から退去し、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが退去した前記ディスプレイの前記第1の部分を占有するまで、前記第1のユーザインタフェースを前記第1の方向にシフトさせることと、前記ディスプレイ上にそれまで表示されていなかった前記第2のユーザインタフェースを、該第2のユーザインタフェースが前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが退去した前記ディスプレイの前記第2の部分を占有するまで、前記第1の方向にシフトさせることと、を含む」のに対し、引用発明では、このようなシフトを行っていない点で相違している。

オ 引用発明は、「デバイスは、第1の事前定義済み領域に隣接して第1のアプリケーションビューの少なくとも一部を同時に表示しており、(例えば、図5Cにおいて、マップアプリケーションビュー5004−1の少なくとも一部及びアプリケーションアイコン領域5006は同時に表示される)
第1のアプリケーションビューをタップすることにより、第1のアプリケーションに戻る、及びアプリケーションアイコン領域の表示を中止する」とされている。

ここで、上記イ、エをふまえると、引用発明の図5Cにおいて、「第1のアプリケーションビューをタップすること」は、本願発明1の「前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットが表示されておらず、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットが表示されており、前記第2のユーザインタフェースが表示されている間に、前記タッチ感知面上でタップ入力を検出すること」に対応するといえる。

また、引用発明の「第1のアプリケーションビューをタップすることにより、第1のアプリケーションに戻る、及びアプリケーションアイコン領域の表示を中止する」ことは、図5Cの「マップアプリケーションビュー5004−1の少なくとも一部及びアプリケーションアイコン領域5006は同時に表示され」た状態から、図5Bのマップアプリケーションビュー5004−1の表示状態、すなわち、「1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセット」に対応するとしたインタフェース要素

と、「1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセット」に対応するとした

が共に表示された状態に戻るといえる。

よって、引用発明の図5Cの「マップアプリケーションビュー5004−1の少なくとも一部及びアプリケーションアイコン領域5006は同時に表示され」た状態が、本願発明1の「前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットが表示されておらず、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットが表示されている間」に対応し、引用発明において、図5Cの「第1のアプリケーションビューをタップすること」が、本願発明1の「前記タッチ感知面上でタップ入力を検出すること」に対応し、引用発明において、「第1のアプリケーションに戻る、及びアプリケーションアイコン領域の表示を中止する」(図5Cから図5Bの画面に戻る)ことが、本願発明1の「前記タッチ感知面上で前記タップ入力を検出することに応じて、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの表示を継続しつつ、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットを表示し、前記第2のユーザインタフェースの表示を停止すること」に対応するといえる。

したがって、本願発明1と、引用発明とは、「前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットが表示されておらず、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットが表示されており、前記第2のユーザインタフェースが表示されている間に、前記タッチ感知面上でタップ入力を検出することと、前記タッチ感知面上で前記タップ入力を検出することに応じて、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの表示を継続しつつ、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットを表示し、前記第2のユーザインタフェースの表示を停止すること」「を含む方法」である点で共通しているといえる。

しかし、本願発明1では、「前記第2のユーザインタフェースが前記ディスプレイ上に最早表示されなくなるまで、前記第2のユーザインタフェースを前記第1の方向とは異なる第2の方向にシフトさせることと、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが、前記ディスプレイの前記第1の部分から退去し、前記第2のユーザインタフェースが退去した前記ディスプレイの前記第2の部分を占有し、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが退去した前記ディスプレイの前記第1の部分を占有するまで、前記第1のユーザインタフェースを前記第2の方向にシフトさせることと、を含む」のに対し、引用発明では、このようなシフトを行っていない点で相違している。


(2)一致点

本願発明1と、引用発明とは、以下の点で一致する。

「方法であって、
タッチ感知面とディスプレイとを有する電子デバイスにおいて、
前記ディスプレイに、1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットと、1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットとを含む、複数のユーザインタフェース要素を含む第1のユーザインタフェースを表示することであって、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットは、前記ディスプレイの第1の部分を占有し、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットは、前記ディスプレイの前記第1の部分とは異なる第2の部分を占有し、
第2のユーザインタフェースが前記ディスプレイ上に表示されない、ことと、
前記複数のユーザインタフェース要素を表示している間に、前記タッチ感知面上で第1の方向における第1の接触の移動を検出することと、
前記タッチ感知面上で前記第1の方向における前記第1の接触の移動を検出することに応じて、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの表示を継続しつつ、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットの表示を停止することと、
前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットが表示されておらず、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットが表示されており、前記第2のユーザインタフェースが表示されている間に、前記タッチ感知面上でタップ入力を検出することと、
前記タッチ感知面上で前記タップ入力を検出することに応じて、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第2のセットの表示を継続しつつ、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の第1のセットを表示し、前記第2のユーザインタフェースの表示を停止することと、
を含む方法。」

(3)相違点

本願発明1と、引用発明とは、以下の点で相違する。

ア 相違点1

本願発明1では、「前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが前記ディスプレイ上に最早表示されなくなり、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが、前記ディスプレイの前記第2の部分から退去し、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが退去した前記ディスプレイの前記第1の部分を占有するまで、前記第1のユーザインタフェースを前記第1の方向にシフトさせることと、前記ディスプレイ上にそれまで表示されていなかった前記第2のユーザインタフェースを、該第2のユーザインタフェースが前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが退去した前記ディスプレイの前記第2の部分を占有するまで、前記第1の方向にシフトさせることと、を含む」のに対し、引用発明では、このようなシフトを行っていない点。

イ 相違点2

本願発明1では、「前記第2のユーザインタフェースが前記ディスプレイ上に最早表示されなくなるまで、前記第2のユーザインタフェースを前記第1の方向とは異なる第2の方向にシフトさせることと、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが、前記ディスプレイの前記第1の部分から退去し、前記第2のユーザインタフェースが退去した前記ディスプレイの前記第2の部分を占有し、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが退去した前記ディスプレイの前記第1の部分を占有するまで、前記第1のユーザインタフェースを前記第2の方向にシフトさせることと、を含む」のに対し、引用発明では、このようなシフトを行っていない点。

(4)相違点について

本願発明1の相違点1に係る、「前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが前記ディスプレイ上に最早表示されなくなり、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが、前記ディスプレイの前記第2の部分から退去し、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが退去した前記ディスプレイの前記第1の部分を占有するまで、前記第1のユーザインタフェースを前記第1の方向にシフトさせることと、前記ディスプレイ上にそれまで表示されていなかった前記第2のユーザインタフェースを、該第2のユーザインタフェースが前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが退去した前記ディスプレイの前記第2の部分を占有するまで、前記第1の方向にシフトさせること」の構成は、引用文献1および2には、いずれも、記載も示唆もなく、当該構成が本願出願前に周知であったとも認められない。

したがって、本願発明の相違点1に係る、「前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが前記ディスプレイ上に最早表示されなくなり、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが、前記ディスプレイの前記第2の部分から退去し、前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第1のセットが退去した前記ディスプレイの前記第1の部分を占有するまで、前記第1のユーザインタフェースを前記第1の方向にシフトさせることと、前記ディスプレイ上にそれまで表示されていなかった前記第2のユーザインタフェースを、該第2のユーザインタフェースが前記1つ以上のユーザインタフェース要素の前記第2のセットが退去した前記ディスプレイの前記第2の部分を占有するまで、前記第1の方向にシフトさせること」の構成は、引用発明および引用文献2記載の技術事項に基づいて、当業者が想到し得たものではない。

(5)小括

以上から、その他の相違点2について検討するまでもなく、本願発明1は、引用発明および引用文献2記載の技術事項に基づいて、当業者が想到し得たものではない。

2 本願発明2ないし12

本願発明2ないし12は、いずれも、本願発明1を減縮したものであり、本願発明1と同じ構成を備えているから、上記1で述べたとおり、本願発明1と同じ理由により、引用発明および引用文献2記載の技術事項に基づいて、当業者が想到し得たものではない。

3 本願発明13ないし15

本願発明13は、本願発明1のカテゴリのみを、「方法」の発明から、「請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラム」の発明へと変更したものであり、本願発明14は、本願発明1のカテゴリのみを、「方法」の発明から、「請求項13に記載のコンピュータプログラムを記憶したメモリ・・・を備える電子デバイス」の発明へと変更したものであり、本願発明15は、本願発明1のカテゴリのみを、「方法」の発明から、「請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を実行するための手段とを備える電子デバイス」の発明へと変更したものであり、いずれも、本願発明1と同様の構成を備えているから、上記1で述べたとおり、本願発明1と同様の理由により、引用発明および引用文献2記載の技術事項に基づいて、当業者が想到し得たものではない。

第7 原査定についての判断

1 新規事項追加(特許法第17条の2第3項

本件補正後の請求項1の「ユーザインタフェース要素の第1のセット」は、本件補正と同日付で提出された意見書の記載を参酌すれば、以下の説明図における「第1のセット」として示される部分であることが明確となったから、新規事項追加の拒絶の理由は解消した。


2 サポート要件違反(特許法第36条第6項第1号

上記1で述べたように、本件補正後の請求項1の「ユーザインタフェース要素の第1のセット」は、説明図における「第1のセット」として示される部分であることが明確となったから、サポート要件違反の拒絶の理由も解消した。

3 小括

以上から、原査定を維持することはできない。

第8 当審拒絶理由についての判断

上記第6で述べたように、本願発明1ないし15は、いずれも、引用発明および引用文献2記載の技術事項に基づいて、当業者が想到し得たものではないから、当審拒絶理由通知における進歩性欠如の拒絶理由は解消した。

第9 むすび

以上のとおり、原査定の理由によって、本願を拒絶することはできない。
他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

 
審決日 2023-07-25 
出願番号 P2020-128391
審決分類 P 1 8・ 537- WY (G06F)
P 1 8・ 55- WY (G06F)
P 1 8・ 121- WY (G06F)
最終処分 01   成立
特許庁審判長 山澤 宏
特許庁審判官 山内 裕史
野崎 大進
発明の名称 指紋センサ入力に基づくユーザインタフェースを操作するための機器、方法、及びグラフィカルユーザインタ−フェース  
代理人 弁理士法人大塚国際特許事務所  

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