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審決分類 審判 補正却下の決定 判示事項別分類コード:13  G06F
審判 補正却下の決定 判示事項別分類コード:2  G06F
管理番号 1008820
審判番号 審判1998-4531  
総通号数
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 1989-11-16 
種別 補正却下の決定 
確定日 1999-11-12 
事件の表示 昭和63年特許願第115481号「複合型分散冷却制御方式」拒絶査定に対する審判事件について,次のとおり決定する。 
結論 平成10年4月27日付けの手続補正を却下する。 
理由 I.平成10年4月27日付けの手続補正による補正は、特許請求の範囲を
「(1)第1の被冷却装置を冷却する第1の被冷却装置毎の冷却手段と、
前記第1の被冷却装置毎に当該第1の被冷却装置に給電する第2の被冷却装置の各々を共通に冷却する共通冷却手段と、
前記各冷却手段及び前記共通冷却手段に冷媒を供給する冷媒供給手段と、
起動の基準とされる起動対象を基にして、前記冷媒供給装置、前記冷却手段、および前記共通冷却手段の各々の起動を指定する起動情報を制御命令で参照可能に格納する格納手段と、
入力された制御命令で前記格納手段を参照して当該制御命令に応じた起動情報を出力する制御手段と、
該制御手段から出力された起動情報に応答して前記冷媒供給装置、前記複数の冷却手段および共通冷却手段のうちの当該起動情報に対応する起動対象の起動を生じさせる起動手段と、
を具えて構成したことを特徴とする冷却制御装置。」と補正し、
上記特許請求の範囲に対応する明細書の詳細な説明第2頁第10行の「対応する…」から第2頁末行の「成する。」を
「複数の第1の被冷却装置及び複数の第2の被冷却装置の冷却制御に際して、制御手段に入力された制御命令によって、格納手段が参照される。この格納手段には、冷媒供給装置、冷却手段、および共通冷却手段の各々の起動を起動の基準とされる起動対象を基にして指定する起動情報が制御命令で参照可能に格納されている。
前記参照によって得られた起動情報は起動手段に入力され、起動手段によって冷媒供給装置、複数の冷却手段、および共通冷却手段のうちの起動情報に対応する起動対象の起動が生ぜしめられる。そして、起動された冷媒供給装置から供給される冷媒によって、起動された冷却手段によって対応する第1の被冷却装置が冷却されると共に、共通冷却手段によって複数の第2の被冷却装置の各々が冷却されるように構成した。」と補正し、
同第4頁第16行の「第1図は、…」から第5頁第20行の「構成されている。」を、
「第1図は、請求項1記載の発明の原理ブロック図である。
図において、冷却手段111は、第1の被冷却装置121毎に設けられ、対応する第1の被冷却装置121を冷却する。
共通冷却手段113は、前記第1の被冷却装置121毎に当該第1の被冷却装置121に給電する第2の被冷却装置122の各々を共通に冷却する。
冷媒供給装置114は、前記各冷却手段111及び前記共通冷却手段113に冷媒を供給する。
格納手段115は、起動の基準とされる起動対象を基にして、前記冷媒供給装置114、前記冷却手段111、および前記共通冷却手段113の各々の起動を指定する起動情報を制御命令で参照可能に格納する。
制御手段119は、入力された制御命令で前記格納手段を参照して当該制御命令に対応する起動情報を出力する。
起動手段117は、前記制御手段119から出力された起動情報に応答して前記冷媒供給装置114、前記複数の冷却手段111および前記共通冷却手段113のうちの当該起動情報に対応する起動対象の起動を生じさせる。
これらの構成要件によって、請求項1記載の発明は構成される。」と補正し、
さらに、第1図において、制御手段と格納手段との間に格納手段への矢印を含む実線を付加している。
II.そこで、前記補正について検討する。
補正後の特許請求の範囲及び詳細な説明において、格納手段に格納する情報を「起動の基準とされる起動対象を基にして、冷媒供給装置、複数の冷却手段および共通冷却手段の各々の起動を指定する起動情報」としているが、この点については、出願当初の明細書及び図面に記載はなく、また、自明の事項とも云えないので、補正前の特許請求の範囲及び詳細な説明において、格納手段に格納する情報とされる「複数の被冷却装置(121)、複数の冷却手段(111)および共通冷却手段(113)の対応関係の情報」の内容を変更するものである。また、補正後の特許請求の範囲および詳細な説明において、起動対象を「冷媒供給装置、複数の冷却手段および共通冷却手段」としているが、この点についても、出願当初の明細書及び図面に明確な記載はなく、また、自明の事項とも云えないので、補正前の特許請求の範囲および詳細な説明において起動対象とされる「複数の冷却手段及び共通冷却手段」の内容を変更するものである。
さらに、第1図に制御手段から格納手段へ向かう実線を付加すると共に、特許請求の範囲および詳細な説明において、「制御手段は入力された制御命令で格納手段を参照して制御命令に応じた起動情報を出力する」としているが、この点についても、出願当初の明細書及び図面に記載がなく、自明の事項とも云えなので、補正前の特許請求の範囲及び詳細な説明において、「制御命令が起動手段に導入され、起動手段が格納手段を参照する。」という動作内容を変更するものである。
してみると、補正後の格納手段に格納される情報(制御情報)および起動対象(制御対象)は、補正前のその内容を変更するものであり、また、制御手段もその動作内容を変更するものである。
III.したがって、上記補正は、明細書の要旨を変更するものであって、特許法第159条第1項の規定により準用する特許法第53条第1項の規定により却下すべきものである。
よって、結論のとおり決定する。
 
決定日 1999-09-14 
出願番号 特願昭63-115481
審決分類 P 1 93・ 2- (G06F)
P 1 93・ 13- (G06F)
前審関与審査官 菅原 浩二  
特許庁審判長 木南 仁
特許庁審判官 今井 義男
飯尾 良司
発明の名称 複合型分散冷却制御方式  
代理人 古谷 史旺  
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