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審決分類 |
審判 補正却下の決定 判示事項別分類コード:11 A47L |
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管理番号 | 1008920 |
審判番号 | 審判1997-15746 |
総通号数 | 8 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 1995-07-25 |
種別 | 補正却下の決定 |
確定日 | 1999-12-24 |
事件の表示 | 平成5年特許願第351469号「履物乾燥装置」拒絶査定に対する審判事件について,次のとおり決定する。 |
結論 | 平成11年10月5日付けの手続補正を却下する。 |
理由 |
請求人は、平成11年10月5日付けで明細書全文及び図面の補正を行った。 この補正により、特許請求の範囲の請求項1は「コンプレッサーに接続した導管を、その噴出口を上向きにして設け、導管を長靴の中に導きながら長靴を逆さに保ち、長靴内にコンプレッサーの圧縮空気とともにオゾンを吹き込み、長靴内の水分を圧縮空気の圧力で長靴の外部に強制的に放出させるとともに、長靴内に供給したオゾンで長靴の中を殺菌することを特徴とする長靴の乾燥方法。」となった。 しかしながら、願書に最初に添付された明細書及び図面には、「スイッチをオンすると、オゾンを混合した圧縮空気が履物保持部材先端のエア噴出口から吹き出し、履物内部の乾燥および殺菌を行う」(段落番号【0004】)ことが記載されているが、「長靴内の水分を圧縮空気の圧力で長靴の外部に強制的に放出させる」点については何ら記載されておらず、また、出願当初の明細書には圧縮空気の圧力に関して何らの記載もなく、上記の点が自明の作用であるものとも認められないから、この補正により、発明の構成に関する技術的事項は、出願当初の明細書又は図面に記載された事項の範囲内でないものとなった。 したがって、この補正は、明細書の要旨を変更するものであり、特許法第159条第1項で準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。 よって、結論のとおり決定する。 |
決定日 | 1999-10-28 |
出願番号 | 特願平5-351469 |
審決分類 |
P
1
93・
11-
(A47L)
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前審関与審査官 | 石田 宏之、佐々木 正章 |
特許庁審判長 |
青山 紘一 |
特許庁審判官 |
藤原 稲治郎 藤本 信男 |
発明の名称 | 履物乾燥装置 |
代理人 | 嶋 宣之 |