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審決分類 審判 全部申し立て 2項進歩性  G01C
管理番号 1023980
異議申立番号 異議1999-74534  
総通号数 15 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 1998-01-16 
種別 異議の決定 
異議申立日 1999-12-01 
確定日 2000-07-24 
異議申立件数
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第2901544号「カーナビゲーション装置」の特許に対する特許異議の申立てについて、次のとおり決定する。 
結論 訂正を認める。 特許第2901544号の特許を維持する。 
理由 1.手続の経緯
特許第2901544号の請求項1に係る発明についての出願は平成8年6月19日に特許出願され、平成11年3月19日に特許の設定登録がなされ、その特許について異議申立人三菱電機株式会社より請求項1について特許異議申立なされて取消理由通知がされ、その指定期間内である平成12年5月23日に訂正請求がなされたものである。
2.訂正の適否についての判断
(1)訂正の内容
訂正前明細書の特許請求の範囲の請求項1の「地図と該地図における現在位置を表示装置に表示するカーナビゲーション装置において、公衆回線を通してホストコンピュータへアクセスし、前記地図上の指定された区画における付加情報を該付加情報がシステム内に予め備えた付加情報ファイル内に存在しない場合及び存在してもその版数が古い場合にのみ該ホストコンピュータから該付加情報をダウンロードし、ダウンロードされた該付加情報により前記付加情報ファイルを更新した後前記表示装置へ該ダウンロード付加情報の表示を行うことを特徴とするカーナビゲーション装置。」との記載を「地図と該地図における現在位置を表示装置に表示するカーナビゲーション装置において、要求された情報が道路情報であるか付加情報であるかを判断する情報種判定手段を有し、該情報種判定手段による判断の結果、前記要求された情報が道路情報である場合には、要求の都度、公衆回線を通してホストコンピュータへアクセスし、道路状況をダウンロードするとともに前記表示装置に表示し、前記情報種判定手段による判断の結果、前記要求する情報が付加情報である場合には、公衆回線を通して前記ホストコンピュータへアクセスし、前記地図上の指定された区画における付加情報を該付加情報がシステム内に予め備えた付加情報ファイル内に存在しない場合及び存在してもその版数が古い場合にのみ該ホストコンピュータから前記付加情報ファイルを更新した後前記表示装置へ該ダウンロード付加情報の表示を行うことを特徴とするカーナビゲーション装置。」(以下、本件発明という。)と訂正する。
(2)訂正の適否の検討
(2)-1.訂正の目的の適否、新規事項の有無及び特許請求の範囲の拡張・変更の存否
前記訂正は訂正前明細書の特許請求の範囲の請求項1の記載に「要求された情報が道路情報であるか付加情報であるかを判断する情報種判定手段を有し、該情報種判定手段による判断の結果、前記要求された情報が道路情報である場合には、要求の都度、公衆回線を通してホストコンピュータへアクセスし、道路状況をダウンロードするとともに前記表示装置に表示し、前記情報種判定手段による判断の結果、前記要求する情報が付加情報である場合には、」との構成を付加するものと認められるところ、係る構成は訂正前明細書(特許公報)に「図2は、カーナビゲーション端末におけるオンライン情報取得の動作を示すフローチャートである。区画指定手段12により入力装置18と表示装置17を制御し利用者による区画指定(ステップ101)と情報種入力(ステップ102)を受け付ける。情報種判定手段15-1による情報種の判定(ステップ103)で入力された情報種が道路状況であった場合、または情報種が付加情報で、指定の区画の付加情報が付加情報ファイルに存在していない情報(ステップ104の判定で”NO”)であった場合、通信手段16によりホストコンピュータ2との接続を行った後、データ受信手段13により指定の区画の道路状況または付加情報のデータダウンロード処理(ステップ110)を行う。受信したデータは、情報種が付加情報(ステップ111の判定で”付加情報”)であれば、以降の要求でデータの再利用を可能とするためデータ更新手段14を介した登録/更新処理(ステップ108)により付加情報記憶ファイル19にデータ登録を行い、表示手段15により表示装置17に表示する(ステップ109)。情報種が道路状況(ステップ111の判定で”道路状況”)であれば、表示手段15により表示装置への表示のみを行う(ステップ109)。」(段落【0026】)、「また、情報種の判定(ステップ103)で情報種が付加情報であり、既に指定区画付加情報がダウンロード済みで、付加情報記憶ファイル19に存在する場合、ホストコンピュータ2からの最新情報のデータダウンロードの実行確認を表示装置17を介して利用者に行い(ステップ105)、データダウンロードの実行判定を行う(ステップ106)。ステップ106の判定で、データダウンロードを実行する場合、通信手段16によりホストコンピュータ2との接続を行った後、データ受信手段13により指定の区画の付加情報のデータダウンロード処理を行う(ステップ107)。受信したデータは、以降の要求でデータの再利用を可能とするためデータ更新手段14によるデータ登録/更新処理(ステップ108)により付加情報記憶ファイル19のデータ更新を行い、表示手段15により表示装置に表示する(ステップ109)。ステップ106の判定で、データダウンロードを実行しない場合、データ抽出手段15-2により付加情報記憶ファイル19から指定区画の付加情報を読みだし、これを表示手段15により表示装置17に表示する(ステップ109)。」(段落【0027】)と記載されているものであって、この構成の付加が特許請求の範囲の減縮に相当することは明らかである。
また、訂正前明細書(特許公報)の「上述した従来のカーナビゲーション装置は、表示装置41に表示される情報が通常、CD-ROMとCD-ROM再生装置から構成される地図データ記憶装置34からの情報と、現在位置検出装置36からの情報のみであるため、実際に通過する道路の道路状況(例えば、道路工事等で通行不可や大渋滞が発生しているなどの情報)までを掴むことが出来ず、通行に支障をきたす場合があるという欠点がある。」(段落【0009】)との記載、「また、従来のカーナビゲーション装置の地図データ記憶装置に組み込まれるCD-ROMには付加情報として、観光案内等の情報が含まれている事が多いが、これら観光名所、イベント、レジャー施設等の付加情報に変更が生じた場合、その情報を得る為に従来のカーナビゲーション装置の利用者は最新のCD-ROMを購入しなおさなければならず、不経済になるという問題があった。」(段落【0010】)との記載、「本発明の目的は、カーナビゲーション端末に公衆回線ポートを付加し、ここに車載電話、携帯電話等を接続して、カーナビゲーション端末からホストコンピュータへのアクセスを可能とし、車載のカーナビゲーション端末上で利用者が指定した地域の道路状況と最新の付加情報を、地域の区画番号を基にホストコンピュータから検索し、当該情報をダウンロードし、ディスプレイ上に表示する機能を備えることにより、従来のCD-ROM等に格納された情報のみによる情報提供から、現在の道路状況や最新の付加情報をオンラインで提供し、利用者の利便性向上を図ることにある。」(段落【0011】)との記載によれば、訂正前の請求項1に係る発明が解決しようとする技術的課題は従来のカーナビゲーション装置のCD-ROM等の格納された情報のみによる提供から情報をホストコンピュータからオンラインで提供し、利用者の利便性向上を図るというもので、その情報種として付加情報をいうものと認められところ、この情報をホストコンピュータからオンラインで提供し、利用者の利便性向上を図るという課題は本件発明においても達成できるものであり、また、本件発明が、前記技術的課題以外の新たな技術的課題を解決しようとするものであるとする根拠も見当たらず、そうすると、訂正前の請求項1に係る発明と本件発明とがその技術思想を異にするものとはいえないから、前記訂正は特許請求の範囲を拡張・変更するものではない。
(2)-2.独立特許要件の適否
取消理由通知で引用した特開平6-266997号公報(以下、引用例1という。)に、「子局200は、車載アンテナ5と、自動車電話6と、位置測定装置7と、制御指令入力手段として用いるタッチセンサ8と、読み出し専用の記憶装置であるコンパクト・ディスク/リード・オンリー・メモリ(以下、CD-ROMと略)9と、追記可能な記憶装置であるハードディスクドライブ(以下HDDと略)10と、11は演算処理装置、例えば、液晶表示装置を用いたディスプレイ12とを有する。」(段落【0011】)、「演算処理装置11は、前記位置測定装置7が測定した位置情報と読みだした地図情報を合成して(ステップ1200)、例えば、図3のような画像をディスプレイ12に表示する(ステップ1300)。」(段落【0023】1行乃至4行)、「ここで、利用者が、例えば、2万5千分の1の地図を欲した場合、前記2万5千分の1の地図情報は、CD-ROM9には記憶されていないとする(ステップ1410、1411)。演算処理装置11は、HDD10の検索を行う(ステップ1420)。、HDDにも、要求された地図情報が記録されていない場合は(ステップ1421)、例えば、図4に示すような画像をディスプレイ12に表示し、基地局100に地図情報の送信を要求するが否かの判断を求める。利用者が、図4の「はい」を選択すると、演算処理装置11は、自動車電話6を介して、基地局100を自動的に呼び出す(ステップ1430)。基地局100の応答が確認されると、演算処理装置11は、指定範囲の地図情報の送信を要求する信号を送出する(ステップ1440)。」(段落【0014】)、「ここで、自動車電話6は、一般の自動車電話回線を利用しており、実際の通信は交換局(図には示されていない)を介して行われる。」(段落【0015】)、「基地局100は、受信した要求信号を制御手段によって処理し、要求があった地図情報をデータベース1を検索して読みだす(ステップ1450)。読み出された地図情報は、制御手段3と自動車電話の送受信機2を介して、子局200に送信される(ステップ1460)。子局200は、自動車電話6によって基地局100から送信された地図情報を受信し、演算処理装置11に伝達する。演算処理装置11は、受信した地図情報をHDD10に記憶する(ステップ1470)と共に、位置測定装置7によって測定された位置情報と合成して(ステップ1480)、ディスプレイ12に表示する(ステップ1490)。」(段落【0016】)、「ここで、入手した情報をHDD10に記憶することで、一旦、基地局100から情報を入手すれば、次に、情報の更新が必要となるまでは、再び基地局100を呼び出さなくとも、HDD内を検索すれば同じ情報が利用できる。」(段落【0017】)、「さらに、親局としては、一般的に利用されている、電話による各種情報提供サービスを利用することもすることもできる。」(段落【0021】)、「子局200は、自動車電話6を用いて、親局100のデータベース1から地図情報を入手する。演算処理装置11は、入手した地図情報をHDD10に記憶する。HDD10に記憶した情報を、再び利用する場合、演算処理装置11は、読みだした地図情報が作成された日時を、この地図情報に含まれる日時の情報によって判別する。また、同時に、前記日時と、時間計測器13の現在日時の計測結果を比較する。ここで、演算処理装置11は、地図情報が作成された日時が、予め設定された期間、例えば、現在日時から6ケ月よりも以前であると判断すると、図1の実施例の場合と同様な手順で、自動車電話6を介して親局100と交信する。」(段落【0023】)、「親局100は、まず、要求された地図情報が更新された日時を、子局200に送信する。子局200は受信した日時を、更新を要求した地図情報に含まれる日時と比較する。ここで、受信した日時と更新を要求した地図情報に含まれる日時が同じであれば、子局200では現在HDD10に記憶される地図情報が最新のものと判断し、地図情報の入手は行わない。一方、受信した更新日時が、更新を要求した地図情報に含まれる日時と異なる場合は、HDD10に記憶されている地図情報は古いものと判断し、親局100から、新たな地図情報を入手する。演算処理装置11は、入手した地図情報をHDDに記憶する。ここで、地図情報には、例えば、縮尺と描画可能な範囲を示す記号が含まれており、同じ描画範囲を有する古い情報を消去して、新たにHDD10に記憶するものである。これにより、HDD10の記憶容量を無駄に使用すること無く、常に、最新の情報を利用できる。」(段落【0024】)と記載されていることが認められ、これらの記載によれば、引用例1には「地図と該地図における現在位置を表示装置に表示するカーナビゲーション装置において、公衆回線を通して親局へアクセスし、特定縮尺率の地図情報がHDD内に存在しない場合及び存在しても該地図情報が古い場合のみ該親局から新たな地図情報をダウンロードし、ダウンロードされた特定縮尺率の地図情報によりHDDを更新した後前記表示装置へダウンロードされた地図情報の表示を行うカーナビゲーション装置。」との発明が開示されていると認めることができる。
同じく、取消理由通知で引用した特開平4-261576号公報(以下、引用例2という。)に、「地図情報と交通情報などの文字、図形を表示できる車載情報受信システムにおいて、情報を蓄積したセンタ局に電話回線を介してダイヤルできる機能を有するとともに、電話回線を介して情報を受信、記憶、表示する機能を有し、自車位置、目的地などの任意の地区コードを、送信することにより、任意の地区の地図、交通情報、生活情報を受信、記憶、表示することを特徴とする車載用情報送受信システム。」(請求項1)」、「さらにその地区の交通情報を知りたい場合は、タッチスイッチで交通情報を選択することにより、図5に示すように表示している地図に対応した交通情報を表示する。また、タッチスイッチで生活情報を選択すると、図6のようなメニュー画面が表示されるので、希望する項目を選択することにより、図7のような略図、電話番号などの情報が表示される。」(段落【0019】)、「これらの画面を切り換える際の命令は、タッチパネル入力部17より入力され、システム制御部18より位置、情報コード送信部15、変復調部8、送受信部7、送受信アンテナ6を経由して送信され、センタ側の送受信アンテナ1、送受信部2、変復調部10で受信される。この受信部10は、命令コード4の選択部4に送ることにより、記憶部5から送信するデータを選択する。」(段落【0020】)、「新たなデータは、上記地図データと同様と同様の経路をたどって車両側で受信され、表示部3に表示される。車両側で必要な情報が取得された場合、タッチパネル入力部17より終了キーを入力することにより、センタ側に伝え回線を遮断する。」(段落【0021】)、「さらに、必要な時のみ情報を取得できるので、常時記憶しておくメモリ(CDROM)及びCDのドライバが不用となり、システムが安価にでき、常に最新の情報を得られるという効果がある。」(段落【0025】)と記載されいることが認められる。
そこで、本件発明と引用例1記載の発明とを対比するに、引用例1記載の発明の「親局」、「HDD」は本件発明の「ホストコンピュータ」、「システム内に予め備えたファイル」にそれぞれ相当するといえるから、両者は 「地図と該地図における現在位置を表示装置に表示するカーナビゲーション装置において、公衆回線を通してホストコンピュータへアクセスし、要求された情報がシステム内に予め備えたファイル内に存在しない場合及び存在しても該情報が古い場合のみ該ホストコンピュータから新たな情報をダウンロードし、ダウンロードされた情報によりHDDを更新した後前記表示装置へダウンロードされた情報の表示を行うカーナビゲーション装置。」の点で一致し、
(A)要求された情報が本件発明では道路状況及び地図上の指定された区画における付加情報であって、この要求された情報が道路情報であるか付加情報であるかを判断する情報種判定手段を有するのに対し、引用例1記載の発明は要求された情報は地図情報であって、情報種判定手段を備えていない点、
(B)情報種判定手段による判断の結果、前記要求された情報が道路情報である場合には、要求の都度、公衆回線を通してホストコンピュータへアクセスし、道路状況をダウンロードするとともに前記表示装置に表示し、前記情報種判定手段による判断の結果、前記要求する情報が付加情報である場合には、公衆回線を通して前記ホストコンピュータへアクセスし、前記地図上の指定された区画における付加情報を該付加情報がシステム内に予め備えた付加情報ファイル内に存在しない場合及び存在してもその版数が古い場合にのみ該ホストコンピュータから前記付加情報ファイルを更新するのに対し、引用例1記載の発明はそのような構成を備えていない点で相違する。
前記各相違点について検討する。
(1)相違点(A)について
引用例1記載の発明は地図情報をホストコンピュータからダウンロードするものであるが、引用例1に、「さらに、親局100としては、一般的に利用されている、電話による各種情報提供サービスを利用することもできる。」(段落【0020】)と記載されているとおり、引用例1はホストコンピュータからダウンロードする情報として地図情報以外の各種情報も利用可能であることを示唆するものであるところ、前示引用例2の記載によれば引用例2は、本件発明と同様にカーナビゲーション装置において情報を蓄積したセンタ局に電話回線を介してダイヤルできる機能を有するとともに、電話回線を介して情報を受信、記憶、表示する機能を有し、自車位置、目的地などの任意の地区コードを、送信することにより、任意の地区の地図、交通情報、生活情報を受信、記憶、表示するもので、それらの選択をタッチスイッチで行うものであるから、引用例2に接した当業者であれば、引用例1の地図情報に代えて道路状況及び付加情報を採用すべきことを着想できるといえるから、相違点(A)に係る本件発明の構成は当業者が容易に想到できたものというべきである。
(2)相違点(B)について
前示引用例1の記載によれば、引用例1は要求された地図情報のホストコンピュータへのアクセスの仕方、ダウンロードの仕方として要求された地図情報が記憶装置に登録されていない場合にはホストコンピュータにアクセスするとともに地図情報を取得し、記憶装置に登録されていても、登録されている地図情報が作成された日時から予め設定された期間が経過している場合には、ホストコンピュータにアクセスするとともに、記憶装置に登録されている地図情報が最新の地図情報であるか否かを判断した上、最新の地図情報でない場合にはホストコンピュータから最新の地図情報を取得するものであるから、これに要求された情報として引用例2の道路状況及び付加情報と情報種判定手段を適用して得られる構成は、道路状況の表示を要求した場合でも、付加情報の表示を要求した場合でも以前に取得したそれらの情報が記憶装置に登録されている場合には、ホストコンピュータにアクセスし、それらの情報が最新の情報であるか否かを判断した上、ホストコンピュータから新たに道路状況と付加情報を取得する可否を決定するという構成であって、本願発明の相違点(2)に係る構成、すなわち、情報種判定手段による判断の結果、前記要求された情報が道路情報である場合には、要求の都度、公衆回線を通してホストコンピュータへアクセスし、道路状況をダウンロードするとともに前記表示装置に表示し、前記情報種判定手段による判断の結果、前記要求する情報が付加情報である場合には、公衆回線を通して前記ホストコンピュータへアクセスし、前記地図上の指定された区画における付加情報を該付加情報がシステム内に予め備えた付加情報ファイル内に存在しない場合及び存在してもその版数が古い場合にのみ該ホストコンピュータから前記付加情報ファイルを更新するとの構成とは異なるものである。
そうすると、本願発明の相違点(2)に係る構成が当業者にとって容易に推考できるものといえるためには、特定種の情報の場合には要求の都度ホストコンピュータにアクセスしダウンロードし、また、他の情報種の場合にはその情報がファイル内に存在しない場合及び存在してもその情報が古い場合のみホストコンピュータからダウンロードするとの技術思想が本願の出願時の技術水準として当業者に認識されていたか、あるいは、引用例1乃至2にそのことが想定できる程度に示されていなければならないというべきところ、係る技術思想が本願の出願時の技術思想であると認めるに足りる証拠は存在しないし、また、引用例1乃至2に示唆されているとする合理的な根拠も見当たらない。
(なお、取消理由通知で引用した特開平1-245346号公報、特開平4-280342号公報は情報をダウンロードするに際し、版数情報を参考にすることが周知技術であることをいうにとどまるものである。)
このように、本願発明の相違点(2)に係る構成は当業者が容易に想到できたものとはいえないのであるから、結局、本願発明は引用例1及び引用例2に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものということはできない。
したがって、本願発明は特許出願の際独立して特許を受けることができるものである。
(2)-3.むすび
以上のとおり、本件訂正は、特許法120条の4、2項及び同条3項で準用する126条2項乃至4項の規定に適合するので、当該訂正を認める。
3.特許異議の申立てについての判断
(1)異議申立ての理由の概要
異議申立人三菱電機株式会社は、(イ)本件発明は甲第1号証(特開平6-266997号公報)、甲第2号証(特開平4-261576号公報)及び周知技術(特開平1-245346号公報、特開平4-280342号公報)に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであり、特許法29条2項の規定により特許を受けることができないものであり、(ロ)本件発明の「前記地図上に指定された区画における付加情報を該付加情報がシステム内に予め備えた付加情報ファイル内に存在しない場合及び存在してもその版数が古い場合にのみ該ホストコンピュータから該付加情報をダウンロード」する「カーナビゲーション装置」という構成については、その具体的な構成が記載されておらず、かつ周知のものでもないから、当業者がその実施をすることができる程度に明確かつ十分に記載されていないから特許法36条4項の規定により特許を受けることができないものであり、(ハ)平成10年6月12日付手続補正書の手続補正1及び手続補正2は、その願書に最初に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内においてなされたものではないから特許法17条の2、3項の規定に違反し特許を受けることができないものであるから、取り消されるべきであるというものである。
(2)判断
(イ)について
本件発明は、前示(2)-2.説示のとおり、甲第1号証(取消理由通知で引用した特開平6-266997号公報)、甲第2号証(取消理由通知で引用した特開平4-261576号公報)及び周知技術(特開平1-245346号公報、特開平4-280342号公報)から当業者が容易に発明をすることができたものということはできない。
(ロ)について
異議申立人の(ロ)に関する主張は、「版数のチェックを行うものは、出願当初明細書及び図面には、ホストコンピュータが行うものしか記載がなく(特に、図3のフローチャートはホストコンピュータ内での処理を示したものに過ぎない)、カーナビゲーショ装置が版数のチェックを行うことについての記載は何等ない」(審判請求書9頁18行乃至212行)ことを根拠とするものであるが、しかし、本件発明のカーナビゲーション装置はホストコンピュータをも構成要件とするものであることは請求項1の記載に照らして明らかであり、そして、ホストコンピュータで付加情報の版数のチェックを行うことを訂正前明細書(特許公報)の段落【0028】及び段落【0029】に当業者がその実施をできる程度に明確かつ十分に記載しているのであって、この記載が36条4項の規定に違反するものとはいうことができない。(ハ)について
平成10年6月12日付手続補正書による手続補正1は訂正前請求項1の記載内容であり、また、手続補正2は手続補正1と同旨の内容を【課題を解決するための手段】として補正するものであるところ、前示(ロ)説示のとおり「前記地図上の指定された区画における付加情報を該付加情報がシステム内に予め備えた付加情報ファイル内に存在しない場合及び存在してもその版数が古い場合のみ該ホストコンピュータから該付加情報をダウンロード」する「カーナビゲーション装置」は出願当初の明細書の段落【0028】、段落【0029】に記載されているものであって、係る補正が願書に最初に添付した明細書に記載した事項の範囲内のものと認めることができる。
また、他に本件特許を取り消すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
発明の名称 (54)【発明の名称】
カーナビゲーション装置
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】 地図と該地図における現在位置を表示装置に表示するカーナビゲーション装置において、要求された情報が道路状況であるか付加情報であるかを判断する情報種判定手段を有し、該情報種判定手段による判断の結果、前記要求された情報が道路状況である場合には、要求の都度、公衆回線を通してホストコンピュータへアクセスし、道路状況をダウンロードするとともに前記表示装置に表示し、前記情報種判定手段による判断の結果、前記要求する情報が付加情報である場合には、公衆回線を通して前記ホストコンピュータヘアクセスし、前記地図上の指定された区画における付加情報を該付加情報がシステム内に予め備えた付加情報ファイル内に存在しない場合及び存在してもその版数が古い場合にのみ該ホストコンピュータから該付加情報をダウンロードし、ダウンロードされた該付加情報により前記付加情報ファイルを更新した後前記表示装置へ該ダウンロード付加情報の表示を行うことを特徴とするカーナビゲーション装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーナビゲーション装置に関し、特に、オンラインでホストコンピュータ上に蓄積されている情報をダウンロードし、表示するオンライン情報提供型カーナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のカーナビゲーション装置の構成を示すブロック図であり、類似の装置として、たとえば、特開昭61-56910号公報(発明の名称:車両ナビゲーション装置及びその方法)に示されたものがある。
【0003】この図4において、31はセンサ装置であり、車両の一定距離走行毎にパルス信号を出力する距離センサ32と車両の進行方向に対応した方位信号を出力する方位センサ33から構成されている。また、34は地図データ記憶装置であり、現在位置検出用の情報と、地図描画処理用の情報とを記憶しており、たとえば、地図情報を記憶したCD-ROMとCD-ROM再生装置である。
【0004】切換手段35は地図データ記憶装置34から読み出す地図データの出力先を地図データメモリ37、40をそれぞれ内蔵する現在位置検出装置36、描画装置39の二つの装置からの要求に対応して、所定の優先順位にしたがって切り換えるようになっている。
【0005】一方、入力装置38は、現在位置の設定や修正、表示地図のスケール選択、電子地図表示における地域選択などの入力操作を行うためのスイッチやスクロールキーを備えている。
【0006】また、上記現在位置検出装置36はセンサ装置31から入力した距離パルス信号および方位信号と、地図データ記憶装置34から切換手段35を経由して読み出した地図データとをもとに、現在位置検出のための判断処理を行うとともに、入力装置38からのスイッチ信号に基づき、現在位置の設定、修正などを行うようになっている。この現在位置検出装置36に内蔵された地図データメモリ37は、地図データ記憶装置34から読みだした地図データを記憶するものである。
【0007】描画装置39は地図データ記憶装置34から切換手段35を経由して読みだした地図データをもとに、地図描画を行い、さらに、現在位置検出装置36から入力する現在位置情報をもとに、地図上に現在位置を表示するための処理を行うようにしている。この描画装置39に内蔵される地図データメモリ40は、地図データ記憶装置から読みだした地図データを記憶するようになっている。
【0008】表示装置41は描画装置39からの表示信号に基づいて、表示動作を行うCRTディスプレイなどによるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカーナビゲーション装置は、表示装置41に表示される情報が、通常、CD-ROMとCD-ROM再生装置から構成される地図データ記憶装置34からの情報と、現在位置検出装置36からの情報のみであるため、実際に通過する道路の道路状況(例えば、道路工事等で通行不可や大渋滞が発生しているなどの情報)までは掴むことが出来ず、通行に支障をきたす場合があるという欠点がある。
【0010】また、従来のカーナビゲーション装置の地図データ記憶装置に組み込まれるCD-ROMには付加情報として、観光案内等の情報が含まれている事が多いが、これら観光名所、イベント、レジャー施設等の付加情報に変更が発生した場合、その情報を得る為に従来のカーナビゲーション装置の利用者は最新のCD-ROMを購入しなおさなければならず、不経済になるという問題があった。
【0011】本発明の目的は、カーナビゲーション端末に公衆回線ポートを付加し、ここに車載電話、携帯電話等を接続して、カーナビゲーション端末からホストコンピュータヘのアクセスを可能とし、車載のカーナビゲーション端末上で利用者が指定した地域の道路状況と最新の付加情報を、地域の区画番号を基にホストコンピュータから検索し、該当情報をダウンロードし、ディスプレイ上に表示する機能を備えることにより、従来のCD-ROM等に格納された情報のみよる情報提供から、現在の道路状況や最新の付加情報をオンラインで提供し、利用者の利便性向上を図ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、地図と該地図における現在位置を表示装置に表示するカーナビゲーション装置において、公衆回線を通してホストコンピュータヘアクセスし、前記地図上の指定された区画における付加情報を該付加情報がシステム内に予め備えた付加情報ファイル内に存在しない場合及び存在してもその版数が古い場合にのみ該ホストコンピュータから該付加情報をダウンロードし、ダウンロードされた該付加情報により前記付加情報ファイルを更新した後前記表示装置へ該ダウンロード付加情報の表示を行うことを特徴とする。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】これにより、利用者は道路状況を予め知る事により、最適な道路選択ができるとともに、CD-ROMを買い替えずに地域の最新の付加情報を入手する事が可能となる効果がある。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照して説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。
【0020】図1を参照すると、本発明のカーナビゲーション装置は、車載のカーナビゲーション端末1と、ホストコンピュータ2で構成される。尚、図1では、図4に示す従来のカーナビゲーション装置は記載していないが、実際は図1における入力装置18と表示装置17とでリンクしており、該従来技術により地図が該表示装置17に表示されるものとする。
【0021】まず、カーナビゲーション端末1は、ホストコンピュータ2から情報を取得するためのオンライン情報取得装置11と、ディスプレイ装置等の表示装置17と、キーボード等の入力装置18と、取得した観光案内などの付加情報を記憶する付加情報記憶ファイル19とから構成される。
【0022】オンライン情報取得装置11は、区画指定手段12と、データ受信手段13とと、データ更新手段14と、表示手段15と、情報種判定手段15-1と、データ抽出手段15-2および通信手段16を備える。
【0023】また、ホストコンピュータ2は、カーナビゲーション端末からの情報要求に応じて情報を提供するためのオンライン情報提供装置21と、道路状況ファイルや付加情報ファイルを登録/更新するための端末装置等のデータ入力装置28と、道路状況を記憶する道路状況ファイル29と、付加情報を記憶する付加情報ファイル30とから構成される。
【0024】オンライン情報提供装置21は、要求解析手段22と、版数チェック手段23と、データ抽出手段24と、データ送信手段25と、通信手段26および情報種判定手段27を備える。
【0025】次に、図2および図3を参照して、本実施例の動作について説明する。
【0026】図2は、カーナビゲーション端末におけるオンライン情報取得の動作を示すフローチャートである。区画指定手段12により入力装置18と表示装置7を制御し利用者による区画指定(ステップ101)と情報種入力(ステップ102)を受け付ける。情報種判定手段15-1による情報種の判定(ステップ103)で入力された情報種が道路状況であった場合、または情報種が付加情報で、指定の区画の付加情報が付加情報記憶ファイルに存在していない情報(スチップ104の判定で”NO”)であった場合、通信手段16によりホストコンピュータ2との接続を行った後、データ受信手段13により指定の区画の道路状況または付加情報のデータダウンロード処理(ステップ110)を行う。受信したデータは、情報種が付加情報(ステップ111の判定で”付加情報”)であれば、以降の要求でデータの再利用を可能とするためデータ更新手段14を介したデータ登録/更新処理(ステップ108)により付加情報記憶ファイル19にデータ登録を行い、表示手段15により表示装置17に表示する(ステップ109)。情報種が道路状況(ステップ111の判定で”道路状況”)であれば、表示手段15により表示装置への表示のみを行う(ステップ109)。
【0027】また、情報種の判定(ステップ103)で情報種が付加情報であり、既に指定区画の付加情報がダウンロード済みで、付加情報記憶ファイル19に存在する場合、ホストコンピュータ2からの最新情報のデータダウンロードの実行確認を表示装置17を介して利用者に行い(ステップ105)、データダウンロードの実行判定を行う(ステップ106)。ステップ106の判定で、データダウンロードを実行する場合、通信手段16によりホストコンピュータ2との接続を行った後、データ受信手段13により指定の区画の付加情報のデータダウンロード処理を行う(ステップ107)。受信したデータは、以降の要求でデータの再利用を可能とするためデータ更新手段14によるデータ登録/更新処理(ステップ108)により付加情報記憶ファイル19のデータ更新を行い、表示手段15により表示装置に表示する(ステップ109)。ステップ106の判定で、データダウンロードを実行しない場合、データ抽出手段15-2により付加情報記憶ファイル19から指定区画の付加情報を読みだし、これを表示手段15により表示装置17に表示する(ステップ109)。
【0028】図3は、ホストコンピュータ2におけるオンライン情報提供の動作を示すフローチャートである。要求解析手段22によりカーナビゲーション端末よりの情報要求を通信手段26を経由して受け取って解析し(ステップ201)、情報種判定手段27にて要求の情報種を判定する(ステップ202)。要求の情報種が道路状況であった場合、データ抽出手段24により道路状況ファイル29から該当の区画の道路状況を抽出し、データ送信手段25により通信手段26を介してダウンロードし(ステップ207)、終了応答をカーナビゲーション端末に返し(ステップ206)処理を終了する。
【0029】また、ステップ202の情報種判定処理において、情報種が付加情報であった場合、版数チェック手段23により情報要求中に含まれるカーナビゲーション端末で保持している該当区画の付加情報の版数と、ホストコンピュータで付加情報ファイル30に保持している該当区画の付加情報の版数のチェックを行う(ステップ203)。カーナビゲーション端末の保持データが旧版であると判定した場合(ステップ204)、データ抽出手段24により付加情報ファイル30から該当の区画の付加情報を抽出し、データ送信手段25により通信手段26を介してダウンロードを行い(ステップ205)、終了応答をカーナビゲーション端末に返し(ステップ206)、処理を終了する。ステップ204にて、カーナビゲーション端末の保持データが最新であると判定した場合、ダウンロードは行わず、終了応答をカーナビゲーション端末に返し(ステップ206)、処理を終了する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるオンライン情報提供型カーナビゲーション装置は、カーナビゲーション端末に公衆回線ポートを付加し、ここに車載電話、携帯電話等を接続して、カーナビゲーション端末からホストコンピュータヘのアクセスを可能とし、車載のカーナビゲーション端末上で利用者が指定した地域の道路状況や最新の付加情報を、地域の区画番号を基にホストコンピュータから検索し、該当情報をダウンロードし、ディスプレイ上に表示するようにしたことにより、現在の道路状況や最新の付加情報をオンラインで提供することが可能になり、利用者の利便性が大きく向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】カーナビゲーション端末におけるオンライン情報取得の動作を示すフローチャートである。
【図3】ホストコンピュータ2におけるオンライン情報提供の動作を示すフローチャートである。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カーナビゲーション端末
2 ホストコンピュータ
11 オンライン情報取得装置
12 区画指定手段
13 データ受信手段
14 データ更新手段
15 表示手段
15-1 情報種判定手段
15-2 データ抽出手段
16 通信手段
17 表示手段
18 入力手段
19 付加情報記憶ファイル
21 オンライン情報提供装置
22 要求解析手段
23 版数チェック手段
24 データ抽出手段
25 データ送信手段
26 通信手段
27 情報種判定手段
28 データ入力装置
29 道路状況ファイル
30 付加情報ファイル
31 センサ装置
32 距離センサ
33 方位センサ
34 地図データ記憶装置
35 切換手段
36 現在位置検出装置
37 地図データメモリ
38 入力装置
39 描画装置
40 地図データメモリ
41 表示装置
 
訂正の要旨 (3)訂正の要旨
訂正事項a
特許請求の範囲の請求項1の記載
「【請求項1】 地図と該地図における現在位置を表示装置に表示するカーナビゲーション装置において、公衆回線を通してホストコンピュータヘアクセスし、前記地図上の指定された区画における付加情報を該付加情報がシステム内に予め備えた付加情報ファイル内に存在しない場合及び存在してもその版数が古い場合にのみ該ホストコンピュータから該付加情報をダウンロードし、ダウンロードされた該付加情報により前記付加情報ファイルを更新した後前記表示装置へ該ダウンロード付加情報の表示を行うことを特徴とするカーナビゲーション装置。」を、
「【請求項1】 地図と該地図における現在位置を表示装置に表示するカーナビゲーション装置において、要求された情報が道路状況であるか付加情報であるかを判断する情報種判定手段を有し、該情報種判定手段による判断の結果、前記要求された情報が道路状況である場合には、要求の都度、公衆回線を通してホストコンピュータヘアクセスし、道路状況をダウンロードするとともに前記表示装置に表示し、前記情報種判定手段による判断の結果、前記要求する情報が付加情報である場合には、公衆回線を通して前記ホストコンピュータヘアクセスし、前記地図上の指定された区画における付加情報を該付加情報がシステム内に予め備えた付加情報ファイル内に存在しない場合及び存在してもその版数が古い場合にのみ該ホストコンピュータから該付加情報をダウンロードし、ダウンロードされた該付加情報により前記付加情報ファイルを更新した後前記表示装置へ該ダウンロード付加情報の表示を行うことを特徴とするカーナビゲーション装置。」と訂正する。
異議決定日 2000-06-30 
出願番号 特願平8-158241
審決分類 P 1 651・ 121- YA (G01C)
最終処分 維持  
前審関与審査官 小野村 恒明秋田 将行  
特許庁審判長 大森 蔵人
特許庁審判官 川端 修
槙原 進
登録日 1999-03-19 
登録番号 特許第2901544号(P2901544)
権利者 日本電気情報サービス株式会社
発明の名称 カーナビゲーション装置  
代理人 京本 直樹  
代理人 宮田 金雄  
代理人 高瀬 彌平  
代理人 家入 健  
代理人 京本 直樹  
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