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審決分類 |
審判 全部無効 2項進歩性 訂正を認める。無効とする(申立て全部成立) E04D |
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管理番号 | 1060255 |
審判番号 | 無効2001-35360 |
総通号数 | 32 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 1998-12-02 |
種別 | 無効の審決 |
審判請求日 | 2001-08-20 |
確定日 | 2002-04-15 |
訂正明細書 | 有 |
事件の表示 | 上記当事者間の特許第3040733号発明「天窓構造」の特許無効審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 訂正を認める。 特許第3040733号の請求項1に係る発明についての特許を無効とする。 審判費用は、被請求人の負担とする。 |
理由 |
(一)手続の経緯 1)出願 (特願平9-128826号) 平成9年5月19日 2)登録(特許第3040733号) 平成12年3月3日 3)無効審判請求 平成13年8月20日 4)答弁書、訂正請求書 平成13年12月28日 (二)請求人の主張及び提出した証拠方法 請求人は、「特許第3040733号発明の明細書の請求項1乃至3に係る発明についての特許を無効とする、審判費用は被請求人の負担とする、との審決を求める。」という趣旨で無効審判を請求し、請求の理由として、審判請求書において、甲第1号証乃至甲第4号証を提示して、本件特許の請求項1乃至3に係る各発明は、その出願前に頒布された甲第1号証乃至甲第4号証に記載された発明に基づいて、それぞれ当業者が容易に発明できたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものであり、これらの特許は、同法第123条第1項第2号の規定により無効とされるべきであると主張している。 甲第1号証:特開平8-296307号公報 甲第2号証:登録実用新案第3035682号公報 甲第3号証:特開昭50-114826号公報 甲第4号証:実願昭51-52262号(実開昭52-143211号) のマイクロフィルム (三)被請求人の主張及び訂正請求の内容 1.被請求人の主張 被請求人は、「本件審判請求は成り立たない。審判費用は請求人の負担とする。」との審決を求めている。 そして、その答弁書において、本件特許の無効の理由は正しくなく、従って本件特許無効の審判の請求は成り立たないと主張している。 2.訂正請求の内容 本件訂正請求は、特許第3040733号の明細書を訂正請求書に添付した訂正明細書のとおり訂正するものであり、その訂正の要旨は、特許請求の範囲の減縮を目的として、請求項1中の「ガラス受材の支持材の逆U形部分に設けられたボルト通し孔に通され、」を、「ガラス受材の支持材の逆U形部分の頂部に設けられたボルト通し孔に通され、」と訂正し、請求項2及び3を削除する。 (四)訂正の適否について 上記訂正は、特許請求の範囲の減縮を目的とするものであり、しかもその訂正は、願書に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内のものであり、さらに、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものではない。 したがって、上記訂正は、特許法第134条第2項ただし書並びに同条第5項において準用する特許法第126条第2項及び第3項の規定に適合するので、当該訂正を認める。 (五)本件特許発明 上記のように訂正が認められるから、本件特許の請求項1に係る発明(以下、「本件特許発明」という。)は、訂正明細書の特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される次のとおりのものである。 【請求項1】 天窓の幅に応じた一定間隔の隣接した折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられた採光ガラス板と、前記折板の頂接合縁部を受け入れる逆U形部分をもった支持材を両端に有するガラス受材と、該ガラス受材を折板の頂接合縁部に固定するために、前記支持材の逆U形部材の直立部にねじ込まれ、前記頂接合縁部に側方から係合するボルトと、ガラス受板の支持材の逆U形部材の頂部に設けられたボルト通し孔に通され、キャップを折板の頂部及びガラス受板の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットと、よりなる天窓構造。 (六)無効理由についての検討 1.証拠等に記載された事項の認定 1)甲第1号証(特開平8-296307号公報)には、特許請求の範囲の請求項1に「折版屋根の採光部(1)を覆う採光板(2)の縁部を固定支持するための支持枠(3)がコ字型座金(4)でボルト固定された折版屋根の採光部支持装置において、採光部1の両端にて横材(5)の上面にアングル材(6、6)が左右対称に固定され、各アングル材(6)の立上げ側フランジ(6a)に対して溝鋼から成る溝型材(7)の両側フランジ(7a、7b)が採光部(1)側に向けて固定され、前記コ字型座金(4)の両脚(4a、4a)が前記支持枠(3)の両脚(3a、3a)の折曲部(3b、3b)を係止すると共に前記溝型材(7)の上側フランジ(7a)の上面に対して折版(8)の端部と結露溝型材(9)の端部を係止した状態で、前記コ字型座金(4)に固着されたボルト(11)が前記溝型材(7)の上側フランジ(7a)のボルト孔(12)に挿通されて前記溝型材(7)の上側フランジ(7a)の下方からナット(13)で固定されたことを特徴とする折版屋根の採光部支持装置。」、同請求項3に「ガラス目地受材(14)に固設した支持板(15)の端部に切開された長溝(16)が前記コ字型座金(4)のボルト(11)に挿通されて前記ナット(13)で固定されたことを特徴とする請求項1記載の折版屋根の採光部支持装置。」と記載されている。 2)甲第2号証(登録実用新案第3035682号公報)には、実用新案登録請求の範囲の「天窓の幅に応じた一定の間隔の隣接した折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられた採光ガラス板と、前記折板の頂接合縁部を受け入れる逆U形部分をもった支持材を両端に備えたガラス受材と、該ガラス受材を折板の頂接合縁部に固定するために、前記支持材の逆U形部分の側部にねじ込まれ、前記頂接合縁部に側方から係合するボルトと、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットとよりなる屋根の天窓構造」、段落【0006】の「T形ボルト14はガラス受材9の支持材10を貫通して下方に延び、折板の頂部及びガラス受材の支持材に下から座金16を当て、ナット17をT形ボルト14にねじ込むことによってT形ボルト14のウイング15、15と座金16との間にキャップ4が緊締される。」の記載及び図2を参照すると、「天窓の幅に応じた一定の間隔の隣接した折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられた採光ガラス板と、前記折板の頂接合縁部を受け入れる逆U形部分をもった支持材を両端に有するガラス受材と、該ガラス受材を折板の頂接合縁部に固定するために、前記支持材の逆U形部分の側部にねじ込まれ、前記頂接合縁部に側方から係合するボルトと、ガラス受材の支持材に設けられた貫通孔に通され、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットとよりなる屋根の天窓構造」が記載されている。 3)甲第3号証(特開昭50-114826号公報)には、特許請求の範囲の記載及び第3,4図を参照すると、「透明板の幅に応じた一定間隔の隣接した単位折板屋根材の上端縁の水平面部を上から覆う採光部屋根材と、該採光部屋根材間にガスケットを介して取り付けられた透明板と、前記単位折板屋根材の上端縁の水平面部を受け入れる逆U形部分をもった緊結金具と、前記単位折板屋根材の上端縁の水平面部を載置する締付体とより構成され、採光部屋根材を単位折板屋根材の上端縁に形成された水平面部と締付体及び縦支枠とを一緒にボルトを植設した緊結金具とナットにて緊締する折板屋根の採光部」が記載されていると認められる。 4)甲第4号証(実願昭51-52262号(実開昭52-143211号)のマイクロフィルム)には、実用新案登録請求の範囲に「山形部が連続した屋根板の一部を略方形状に開口し、その開口した両内側近くには梁間に亘る受杆を対設し、受杆間には適当な間隔にガラス受杆を設け、かつ開口した屋根板の上端には面戸を設け、前記両受杆上には長尺で一側に溝を設けた合成ゴム製のガスケットを溝が互いに内側を向くよう固設し、該溝内に板ガラスを挿入し、板ガラスと面戸間にはパッキン材を介し、前記ガスケットと屋根板間に被覆板を設け、板ガラスの上端辺に覆板を設けたことを特徴とした採光用天窓。」と記載されている。 2.本件特許発明と証拠に記載されたものとの対比、判断 本件特許発明と甲第2号証に記載された発明とを対比すると、甲第2号証に記載された発明の「側部」、「貫通孔」は、各々本件特許発明の「直立部」、「ボルト通し孔」に相当するから、両者は、天窓の幅に応じた一定の間隔の隣接した折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられた採光ガラス板と、前記折板の頂接合縁部を受け入れる逆U形部分をもった支持材を両端に有するガラス受材と、該ガラス受材を折板の頂接合縁部に固定するために、前記支持材の逆U形部分の直立部にねじ込まれ、前記頂接合縁部に側方から係合するボルトと、ガラス受材の支持材に設けられたボルト通し孔に通され、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットとよりなる屋根の天窓構造の点で一致し、下記の点で相違している。 a.ボルト通し孔が、本件特許発明では、ガラス受材の支持材の逆U形部分の頂部に設けられているのに対し、甲第2号証に記載された発明では、ガラス受材の支持材のどこに設けられているのか限定がなく、図2では逆U形部分ではなく水平部分である点。 しかしながら、ボルトを通す孔を設けるのに、通しやすい位置に設けることは、当然考慮すべきことであり、甲第2号証に記載された発明において、ガラス受材の支持材に設けるボルト通し孔を、相違点aにおける本件特許発明のように、ガラス受材の支持材の逆U形部分の頂部に設けることは、当業者が容易に想到する程度のことである。 3.むすび したがって、本件特許発明は、甲第2号証に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものと認められるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 (七)結論 以上のとおりであるから、本件特許は、特許法第29条第2項の規定に違反してされたものであり、同法第123条第1項第2号の規定により、これを無効にすべきものである。 また、審判費用の負担については、特許法第169条第2項の規定により準用する民事訴訟法第61条の規定により、被請求人が負担すべきものとする。 よって、結論のとおり審決する。 |
発明の名称 |
(54)【発明の名称】 天窓構造 (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 天窓の幅に応じた一定間隔の隣接した折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられた採光ガラス板と、前記折板の頂接合縁部を受け入れる逆U形部分をもった支持材を両端に有するガラス受材と、該ガラス受材を折板の頂接合縁部に固定するために、前記支持材の逆U形部分の直立部にねじ込まれ、前記頂接合縁部に側方から係合するボルトと、ガラス受材の支持材の逆U形部分の頂部に設けられたボルト通し孔に通され、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットと、よりなる天窓構造。 【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する分野】 本発明は屋根の天窓構造に関し、特に天窓の採光ガラス板の受材の取り付け構造に関する。 【0002】 【従来の技術】 この種の屋根は一定間隔で横材上に平行に架設され、頂接合縁部のはぜ継ぎにより接合されて山・谷形の屋根を構成する複数の折板と、前記屋根に形成される天窓とからなり、天窓の幅に応じた一定の間隔の隣接した折板の頂接合縁部を上から覆うキャップ間にガスケットを介して取り付けられた採光ガラス板を設け、キャップが折板の頂部と一緒に、T形ボルト・ナットにより、横材に固定された受台及びチャンネル材に固定され、採光ガラス板がその長さの数カ所において、両端に固定された支持材を前記T形ボルト・ナットにより前記チャンネル材に固定することによって該チャンネル材から支持されるガラス受材で下から支持される。 【0003】 上記のような天窓構造から発展して、チャンネル材を使用しないで、ガラス受材を屋根其自体から直接支持する天窓構造が考案された。それによると、天窓の幅に応じた一定間隔の隣接した折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられた採光ガラス板と、前記折板の頂接合縁部を受け入れる逆U形部分をもった支持材を両端に有するガラス受材と、該ガラス受材を折板の頂接合縁部に固定するために、前記支持材の逆U形部分の直立部にねじ込まれ、前記頂接合縁部に側方から係合するボルトと、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットとよりなる。 かくして、ガラス受材に固定された支持材の逆U形部分を折板の頂接合縁部にボルトによって固定することによってガラス受材は折板から支持され、T形ボルト・ナットにより、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締することによって、採光ガラス板は結果的にガラス受材の支持材を介して折板の頂部から支持されることになる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 ところで、T形ボルトを何処に通すかが作業上問題になる。一般にはガラス受材の支持材の逆U形部分以外の平坦部分にボルト通し孔を設けてそこにボルトを通す。しかしながら、T形ボルトは作業手順からすると、これをキャップに装着した状態でボルト通し孔に通されることになるわけであるが、ボルト通し孔がガラス受材の支持材の逆U形部分以外の平坦部分にあるためボルト通し孔に余程狙いを定めて通さないかぎり、ボルト通しは不可能であり、作業効率の面からその点での改良が強く望まれていた。 本発明は上記の課題を克服した天窓構造を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】 本発明によれば、天窓の幅に応じた一定間隔の隣接した折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられた採光ガラス板と、前記折板の頂接合縁部を受け入れる逆U形部分をもった支持材を両端に有するガラス受材と、該ガラス受材を折板の頂接合縁部に固定するために、前記支持材の逆U形部分の直立部にねじ込まれ、前記頂接合縁部に側方から係合するボルトと、ガラス受材の支持材の逆U形部分に設けられたボルト通し孔に通され、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットとよりなる天窓構造を提供する。 【0006】 【作用】 ガラス受材に固定された支持材の逆U形部分を折板の頂接合縁部にボルトによって固定することによってガラス受材は折板から支持され、T形ボルトをキャップに装着した状態で、ガラス受材の支持材の逆U形部分に設けられたボルト通し孔に通し、該T形ボルト・ナットにより、キャップを折板の頂部及びガラス受材の支持材と一緒に座金を介して緊締することによって、採光ガラス板は結果的にガラス受材の支持材を介して折板の頂部から支持されることになる。 【0007】 【発明の詳細な説明】 図1を参照すると、天窓1の幅に応じた一定の間隔の隣接した折板2、2の頂接合縁部3を上から覆うキャップ4間にガスケット5を介して取り付けられた採光ガラス板6が設けられる。採光ガラス板6を下から支持するガラス受材9が設けられ、該ガラス受材9はその両端に、折板の頂接合縁部3を受け入れる逆U形部分11をもった支持材10を備えている(図2も参照)。逆U形部分11は頂部11aとその両側の直立部11b,11cとからなる。ガラス受材9を折板2の頂接合縁部3に固定するために、ボルト12がガラス受材9の支持材10の逆U形部分11の外側の直立部11bにねじ込まれ、前記頂接合縁部3の側方から係合するようになっている。これによりガラス受材9乃至支持材10は折板2の頂部で支持されることになる。 【0008】 キャップ4はその下端にU形折曲げ部13、13を有し、T形ボルト・ナット7のうちT形ボルト14のウイング15、15はキャップ4のU形折曲げ部13、13に係合する。T形ボルト14とキャップ4は施工に先立ってこの状態に予め組み立てられる。ガラス受材9の支持材10の逆U形部分11の頂部11aにはその内側の直立部11cに隣接した位置にボルト通し孔18が設けられ、T形ボルト14はボルト通し孔18を貫通して下方に延びる。T形ボルト14のボルト通し孔18への差し込み作業は、ボルト通し孔18が逆U形部分11の高い位置の頂部11aに設けられているため容易であるし、ボルト通し孔18の位置が内側の直立部側に寄っているため、T形ボルト通しが折板の頂接合縁部3によって妨げられることもない。次いで、折板2の頂部及びガラス受材9の支持材10に下から座金16を当て、ナット17をT形ボルト14にねじ込むことによってT形ボルト14のウイング15、15と座金16との間にキャップ4が緊締される。この際、折板の頂部及びガラス受材の支持材もT形ボルト14のウイング15、15と座金16との間に緊締れさるので、採光ガラス板はガラス受材で支持されるとともに、ガラス受材の支持材を介して折板から支持されることになる。尚19はガスケット5の下に位置し、ガラス受材9の支持材10で下から支持された水切りであって、在来構造のものである。 【0009】 尚、支持部材10の逆U形部分11の水切り受部11fの前後にフランジ11eを、又直立部11cにもフランジ11dを設けて支持部材10の補強を行っている。フランジ11eはガラス受材9にまで延ばしてもよい。又、支持部材10の左右方向に下方凸状リブ11gを設けて支持部材10をさらに補強している。 【0010】 【発明の効果】 本発明による天窓構造では、採光ガラス板をしたから支えるガラス受材が折板に取り付けられるように構成されているので、天窓構造が従来のものよりも一層簡単になり、しかも、ボルト通し孔がガラス受材の支持材の逆U形部分に設けられているので、その位置が高くなり、T形ボルトをボルト通し孔に通しやすく、従って、作業効率が大変向上する。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明による天窓構造の全体の断面図である。 【図2】 本発明による天窓構造の一部の拡大断面図である。 【図3】 本発明による天窓構造の種々の構成部品の斜視図である。 【符号の説明】 1 天窓 2 折板 3 頂接合縁部 4 キャップ 5 ガスケット 6 採光ガラス板 7 T形ボルト・ナット 9 ガラス受材 10 支持材 11 逆U形部分 11a 頂部 11b 直立部 11c 直立部 12 ボルト 14 T形ボルト 16 座金 17 ナット 18 ボルト通し孔 |
訂正の要旨 |
訂正の要旨 特許第3035682号の明細書を、特許請求の範囲の減縮を目的として、訂正事項のように訂正する。 訂正事項:特許請求の範囲の請求項1を「天窓の幅に応じた一定間隔の隣接した折板の頂接合縁部を上から覆うキャップと、該キャップ間にガスケットを介して取り付けられた採光ガラス板と、前記折板の頂接合縁部を受け入れる逆U形部分をもった支持材を両端に有するガラス受材と、該ガラス受材を折板の頂接合縁部に固定するために、前記支持材の逆U形部材の直立部にねじ込まれ、前記頂接合縁部に側方から係合するボルトと、ガラス受板の支持材の逆U形部材の頂部に設けられたボルト通し孔に通され、キャップを折板の頂部及びガラス受板の支持材と一緒に座金を介して緊締するT形ボルト・ナットと、よりなる天窓構造。」と訂正し、請求項2及び3を削除する。 |
審理終結日 | 2002-02-14 |
結審通知日 | 2002-02-19 |
審決日 | 2002-03-05 |
出願番号 | 特願平9-128826 |
審決分類 |
P
1
112・
121-
ZA
(E04D)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 家田 政明 |
特許庁審判長 |
木原 裕 |
特許庁審判官 |
伊波 猛 鈴木 憲子 |
登録日 | 2000-03-03 |
登録番号 | 特許第3040733号(P3040733) |
発明の名称 | 天窓構造 |
代理人 | 熊倉 禎男 |
代理人 | 今城 俊夫 |
代理人 | 箱田 篤 |
代理人 | 今城 俊夫 |
代理人 | 竹内 英人 |
代理人 | 今城 俊夫 |
代理人 | 中村 稔 |
代理人 | 竹内 英人 |
代理人 | 箱田 篤 |
代理人 | 宍戸 嘉一 |
代理人 | 宍戸 嘉一 |
代理人 | 村社 厚夫 |
代理人 | 中村 稔 |
代理人 | 熊倉 禎男 |
代理人 | 大塚 文昭 |
代理人 | 西島 孝喜 |
代理人 | 小川 信夫 |
代理人 | 小川 信夫 |
代理人 | 箱田 篤 |
代理人 | 大塚 文昭 |
代理人 | 竹内 英人 |
代理人 | 村社 厚夫 |
代理人 | 中村 稔 |
代理人 | 谷山 守 |
代理人 | 熊倉 禎男 |
代理人 | 小川 信夫 |
代理人 | 村社 厚夫 |
代理人 | 西島 孝喜 |
代理人 | 大塚 文昭 |
代理人 | 西島 孝喜 |
代理人 | 宍戸 嘉一 |