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審決分類 審判 全部申し立て 5項1、2号及び6項 請求の範囲の記載不備  A63F
管理番号 1084925
異議申立番号 異議2003-70355  
総通号数 47 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 1999-03-02 
種別 異議の決定 
異議申立日 2003-02-05 
確定日 2003-10-01 
異議申立件数
事件の表示 特許第3312295号「パチンコ機」の請求項1に係る特許に対する特許異議の申立てについて、次のとおり決定する。 
結論 特許第3312295号の請求項1に係る特許を取り消す。 
理由 1.手続の経緯
本件特許第3312295号発明は、平成3年6月19日に出願された特願平3-174481号の一部を分割して新たな特許出願とした特願平10-189694号の出願に係り、平成14年5月31日にその特許の設定登録がなされ、その後、特許異議申立人関由美により特許異議の申立てがなされ、平成15年5月12日付けで取消理由通知がなされたものである。

2.特許異議の申立てについて
本件特許第3312295号の発明(以下、本件発明という。)は、特許査定時の明細書及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1に記載されたとおりのものと認める。
当審は、本件発明に対し、平成15年5月12日付けで取消理由を通知し、期間を指定して特許権者に意見書を提出する機会を与えたが、特許権者からは、何らの応答はなかった。
そして、平成15年5月12日付けで通知した上記取消理由は、依然として妥当なものと認められるので、本件発明についての特許は、特許法第36条第5項に規定するところの、本件発明を含む明細書についての記載要件に違反する特許出願に対してなされたものである。

3.むすび
したがって、本件発明についての特許は、拒絶の査定をしなければならない特許出願に対してなされたものであるので、特許法等の一部を改正する法律(平成6年法律第116号)附則第14条の規定に基づく、特許法等の一部を改正する法律の施行に伴う経過措置を定める政令(平成7年政令第205号)第4条第2項の規定により、結論のとおり決定する。
 
異議決定日 2003-08-18 
出願番号 特願平10-189694
審決分類 P 1 651・ 534- Z (A63F)
最終処分 取消  
前審関与審査官 土屋 保光  
特許庁審判長 藤井 俊二
特許庁審判官 瀬津 太朗
佐藤 昭喜
登録日 2002-05-31 
登録番号 特許第3312295号(P3312295)
権利者 株式会社平和
発明の名称 パチンコ機  
代理人 萼 経夫  
代理人 宮崎 嘉夫  
代理人 小野塚 薫  
代理人 中村 壽夫  

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