• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 訂正 4項(134条6項)独立特許用件 訂正する A01C
審判 訂正 特39条先願 訂正する A01C
審判 訂正 出願日、優先日、請求日 訂正する A01C
審判 訂正 2項進歩性 訂正する A01C
管理番号 1116729
審判番号 訂正2005-39034  
総通号数 67 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2001-10-16 
種別 訂正の審決 
審判請求日 2005-02-24 
確定日 2005-04-06 
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第3418182号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第3418182号に係る明細書を本件審判請求書に添付された訂正明細書のとおり訂正することを認める。 
理由 1.手続きの経緯
特許第3418182号の請求項1及び2に係る発明についての出願は、平成7年6月16日に特許出願された特願平7-149959号(以下、「原出願」という。)を基に特許法第44条第1項の規定による特許出願として平成13年3月23日に新たに特許出願された特願2001-84391号であって、平成15年4月11日に設定登録がされた。その後、特許異議申立人 井関農機株式会社、三菱農機株式会社(以下、「申立人1」及び「申立人2」という。)による特許異議の申立て(以下「異議1」及び「異議2」という。)がなされた特許異議申立審判事件(異議2003-72740号)について、平成16年10月26日付で本件の請求項1及び2に係る特許を取り消す旨の決定がなされたところ、本件の請求人はこれを不服として東京高等裁判所に当該決定の取消を求める訴(平成16年(行ケ)第547号)を提起し、その訴訟係属中に本件特許第3418182号につき訂正審判の請求がなされ、訂正2005-39015号事件として審理中に訂正審判の請求が取り下げられ、平成17年2月24日付で新たに訂正審判の請求がなされたものである。

2.請求の要旨
本件審判の請求の要旨は、特許第3418182号発明の明細書を、本件審判請求書に添付された訂正明細書のとおり、すなわち、下記(1)ないし(16)のとおり訂正することを求めるというものである。

(1)訂正事項a
特許請求の範囲の請求項1について、
「【請求項1】走行機体(3)に作業装置(A)をアクチュエータ(8)により昇降自在に連結し、前記作業装置(A)に動力を伝達するクラッチ機構(C)を備えて、
中立姿勢(N)より上方操作姿勢(U)及び下方操作姿勢(D)に人為的に操作される操作具(21)を、ステアリングハンドル(20)の下方に備えると共に、
前記操作具(21)を中立姿勢(N)に復帰付勢して構成すると共に、この操作具(21)の中立姿勢(N)から上方操作姿勢(U)への操作により、前記作業装置(A)をアクチュエータ(8)により所定高さまで上昇させる上昇制御が行われ、前記操作具(21)の中立姿勢(N)から下方操作姿勢(D)への操作により、前記作業装置(A)をアクチュエータ(8)により作業高さまで下降させる下降制御が行われるように構成し、
前記操作具(21)が一度下方操作姿勢(D)に操作されてから再び下方操作姿勢(D)に操作されると、前記クラッチ機構(C)の入り操作の制御が行われるように構成してある水田作業機。」とあるのを、
「【請求項1】走行機体(3)に、苗を圃場に植付ける植付アーム(17)を備えた苗植付装置(An)をアクチュエータ(8)により昇降自在に連結し、前記苗植付装置(An)に動力を伝達するとともに前記苗植付装置(An)に動力を伝達する伝動軸(12)が決まった回転位相にある場合のみ切り作動して苗植付装置(An)の前記植付アーム(17)が圃場面と接触しない姿勢で動力を遮断する植付クラッチ(C)を備えて、
中立姿勢(N)より上方操作姿勢(U)及び下方操作姿勢(D)に人為的に操作される操作具(21)を、ステアリングハンドル(20)の下方に備えると共に、
前記操作具(21)を中立姿勢(N)に復帰付勢して構成すると共に、この操作具(21)の中立姿勢(N)から上方操作姿勢(U)への操作により、作業高さにある前記苗植付装置(An)をアクチュエータ(8)により所定高さまで上昇させる上昇制御が行われ、前記操作具(21)の中立姿勢(N)から下方操作姿勢(D)への操作により、前記所定高さまで上昇させた苗植付装置(An)をアクチュエータ(8)により作業高さまで下降させる下降制御が行われるように構成し、
前記操作具(21)が一度下方操作姿勢(D)に操作されてから再び下方操作姿勢(D)に操作されると、前記植付クラッチ(C)の入り操作の制御が行われるように構成してある田植機。」と訂正する。

(2)訂正事項b
特許請求の範囲の請求項2について、
「【請求項2】前記操作具(21)の前記上方操作姿勢への操作による作業装置(A)の上昇時に、前記クラッチ機構(C)が切り操作されるように構成してある請求項1に記載の水田作業機。」とあるのを、
「【請求項2】前記操作具(21)の前記上方操作姿勢への操作による苗植付装置(An)の上昇時に、前記植付クラッチ(C)が切り操作されるように構成してある請求項1に記載の田植機。」と訂正する。

(3)訂正事項c
特許明細書の発明の名称を「田植機」と訂正する。

(4)訂正事項d
特許明細書の段落【0001】の記載(特許公報第1ページ第2欄第11行〜第2ページ第3欄第2行)を、
「【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、走行機体に苗植付装置をアクチュエータにより昇降自在に連結し、作業高さにある苗植付装置をアクチュエータにより所定高さまで上昇させる上昇制御、及び所定高さまで上昇させた苗植付装置をアクチュエータにより作業高さまで下降させる下降制御を行うように構成された田植機に関する。」と訂正する。

(5)訂正事項e
特許明細書の段落【0002】の記載(特許公報第2ページ第3欄第3〜10行)を、
「【0002】
【従来の技術】
前述のように構成された田植機として、特開平6-237612号公報に開示されたものがある。前記公報の構造では、ステアリングハンドルの近傍位置に配置された揺動レバー式の昇降操作スイッチの操作により、苗植付装置を最大上昇位置まで強制上昇させる状態、及び苗植付装置を接地下降させる状態に切換自在に構成されている。」と訂正する。

(6)訂正事項f
特許明細書の段落【0004】の記載について、「本発明は水田作業機において、単純な操作で作業装置の昇降が行えると言う良好な面を損なうことなく、誤操作を抑えながら作業装置の昇降が確実に行えるように構成することを目的としている。」(特許公報第2ページ第3欄第37〜41行)とあるのを、「本発明は田植機において、単純な操作で苗植付装置の昇降が行えると言う良好な面を損なうことなく、誤操作を抑えながら苗植付装置の昇降が確実に行えるように構成することを目的としている。」と訂正する。

(7)訂正事項g
特許明細書の段落【0005】の記載(特許公報第2ページ第3欄第42行〜第4欄第8行)を、
「【0005】
【課題を解決するための手段】
[1]
本発明の特徴は田植機において、次のように構成することにある。
走行機体に、苗を圃場に植付ける植付アームを備えた苗植付装置をアクチュエータにより昇降自在に連結し、前記苗植付装置に動力を伝達するとともに前記苗植付装置に動力を伝達する伝動軸が決まった回転位相にある場合のみ切り作動して苗植付装置の前記植付アームが圃場面と接触しない姿勢で動力を遮断する植付クラッチを備えて、
中立姿勢より上方操作姿勢及び下方操作姿勢に人為的に操作される操作具を、ステアリングハンドルの下方に備えると共に、
前記操作具を中立姿勢に復帰付勢して構成すると共に、この操作具の中立姿勢から上方操作姿勢への操作により、作業高さにある前記苗植付装置をアクチュエータにより所定高さまで上昇させる上昇制御が行われ、前記操作具の中立姿勢から下方操作姿勢への操作により、前記所定高さまで上昇させた苗植付装置をアクチュエータにより作業高さまで下降させる下降制御が行われるように構成し、
前記操作具が一度下方操作姿勢に操作されてから再び下方操作姿勢に操作されると、前記植付クラッチの入り操作の制御が行われるように構成してある。」と訂正する。

(8)訂正事項h
特許明細書の段落【0006】の記載(特許公報第2ページ第4欄第9〜12行)を、
「【0006】
[2]
前項[1]の構成において、操作具の上方操作姿勢への操作による苗植付装置の上昇時に、植付クラッチが切り操作されるように構成してある。」と訂正する。

(9)訂正事項i
特許明細書の段落【0008】の記載(特許公報第2ページ第4欄第14〜22行)を、
「【0008】
【作用】
請求項1の特徴によると、操作具が中立姿勢から上方操作姿勢に操作された場合には、作業高さにある苗植付装置を所定高さまで上昇させる上昇制御が行われ、操作具が中立姿勢から下方操作姿勢に操作された場合には、所定高さまで上昇させた苗植付装置を作業高さまで下降させる下降制御が行われると共に操作具による苗植付装置の上昇操作を伴わない再度の下方操作姿勢への操作に起因して苗植付装置に動力を伝達する植付クラッチの入り操作の制御が行われる。」と訂正する。

(10)訂正事項j
特許明細書の段落【0009】の記載(特許公報第2ページ第4欄第23〜34行)を、
「【0009】
このように請求項1の特徴によると、操作具の操作方向と苗植付装置の昇降方向とが一致するので、誤操作が生じ難い。例えば、操作具が下方操作姿勢に操作されて苗植付装置の下降制御が行われた後に、誤って操作具が下方操作姿勢に操作されても、苗植付装置が移動する方向は操作具の操作方向(下方操作姿勢)と同じ下方に向かう方向なので、苗植付装置が上昇することはない。
そして、苗植付装置の植付クラッチは、下降操作を司る操作具の下降操作姿勢への操作に起因して入り操作が行われるので、苗植付装置を非作業位置へ上昇させているときに植付クラッチを作動させるような誤操作をすることを確実に回避できる。」と訂正する。

(11)訂正事項k
特許明細書の段落【0010】の記載(特許公報第2ページ第4欄第35〜40行)を、
「【0010】
【発明の効果】
請求項1の特徴によると、単純な操作で苗植付装置の昇降が行えると言う良好な面を損なうことなく、誤操作を抑えながら苗植付装置の昇降並びに苗植付装置の駆動を確実に行える田植機が、合理的に構成された。」と訂正する。

(12)訂正事項l
特許明細書の段落【0011】の記載について、「作業装置Aの一例としての苗植付装置Anを連結して、水田作業機の一例としての田植機を構成している。」(特許公報第2ページ第4欄第50行〜第3ページ第5欄第2行)とあるのを、「苗植付装置Anを連結して、田植機を構成している。」と訂正する。

(13)訂正事項m
特許明細書の段落【0012】の記載について、「植付クラッチCの切り操作が許容されて、」(特許公報第3ページ第5欄第10〜11行)とあるのを、「植付クラッチCが切り作動して、」と訂正する。

(14)訂正事項n
特許明細書の段落【0026】の記載について、「[別実施例]
本発明は苗植付装置An以外に、圃場面に溝を形成する溝切り装置を走行機体3の後端に昇降自在に連結した水田作業機に適用することが可能である。」(特許公報第4ページ第8欄第16〜19行)とあるのを、「本発明は苗植付装置Anを装着した田植機に関するものであるが、本発明の田植機の苗植付装置に代えて作業装置として圃場面に溝を形成する溝切り装置を走行機体3の後端に昇降自在に連結した水田作業機とすることが可能である。」と訂正する。

(15)訂正事項o
特許明細書の段落【0027】の記載について、「本発明は前述の実施例以外に、例えば図7」(特許公報第4ページ第8欄第24行)とあるのを、「又、本発明とは別に、図7」と訂正する。

(16)訂正事項p
特許明細書の【図面の簡単な説明】における【符号の説明】の記載(特許公報第5ページ第10欄第10〜19行)を、
「【符号の説明】
3 走行機体
8 アクチュエータ
12 伝動軸
17 植付アーム
20 ステアリングハンドル
21 操作具
An 苗植付装置
C 植付クラッチ
N 中立姿勢
U 上方操作姿勢
D 下方操作姿勢」と訂正する。

3.当審の判断
3.1.訂正の目的の適否、新規事項の有無及び拡張・変更の存否について
上記訂正事項a及びbは、特許請求の範囲において、「作業装置」を「苗を圃場に植付ける植付アームを備えた苗植付装置」に限定し、「クラッチ機構」を「苗植付装置に動力を伝達するとともに前記苗植付装置に動力を伝達する伝動軸が決まった回転位相にある場合のみ切り作動して苗植付装置の前記植付アームが圃場面と接触しない姿勢で動力を遮断する植付クラッチ」に限定し、上昇制御が行われる際の作業装置の起点を「作業高さ」に限定し、下降制御が行われる際の作業装置の起点を「所定高さ」に限定し、「水田作業機」を「田植機」に限定するものであるから、特許請求の範囲の減縮を目的とするものに相当する。
上記訂正事項cないしpは、発明の名称、発明の詳細な説明、図面の簡単な説明の欄を、訂正後の特許請求の範囲の表現に合せて整合をとるための訂正であり、いずれも明りょうでない記載の釈明に相当する。
そして、上記訂正事項aないしpは、願書に添付した明細書または図面に記載した事項の範囲内の訂正であり、特許請求の範囲を実質的に拡張しまたは変更するものでもない。

3.2.独立特許要件について
そこで、訂正後における特許請求の範囲の請求項1及び2に記載されている事項により特定される発明(以下、「本件訂正後発明1及び2」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるか検討する。

(1)本件訂正後発明
本件訂正後発明1及び2は、訂正請求書に添付された明細書の特許請求の範囲の請求項1及び2に記載された事項により特定されるとおりのものである(上記2.(1)及び(2)参照。)。

(2)取消理由
一方、先の異議の決定において取り消しとする理由、及び取消理由通知書において提示した取消理由は次のとおりである。
(2-1)特許法第29条第2項違反
本件特許の請求項1及び2に係る発明は、上昇制御及び下降制御として、原出願の出願当初の明細書及び図面に記載されていない事項である、任意の高さにある作業装置を予め設定された上限高さまで上昇させる上昇制御と、任意の高さにある作業装置を予め設定された下限高さまで下降させる下降制御とを含むものであるから、本件特許出願は、特許法第44条第1項の規定による適法な分割出願ではなく、出願日はそ及しない。
よって、本件特許発明は、刊行物ア:特開平9-23号公報(申立人・三菱農機株式会社の提出した甲第1号証:原出願の公開公報)及び刊行物イ:特開平2-97306号公報(同甲第2号証)に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本件の特許は、特許法第29条第2項の規定に違反してされたものである。
したがって、本件の請求項1及び2に係る発明についての特許は、特許法第113条第2項に該当し、取り消されるべきものである。

(2-2)特許法第39条第2項違反
本件特許の請求項1及び2に係る発明は、本件特許出願と同日に出願された特願平7-149959号に係る特許第3418039号発明と実質同一の発明であるから、本件発明1及び2の特許は、特許法第39条第2項の規定に違反してなされたものである。

(3)検討
(3―1)特許法第29条第2項違反についての検討
上記2.(1)及び3.1.に記載したとおり、本件訂正後発明1は、上昇制御が行われる際の作業装置の起点を「作業高さ」に限定し、下降制御が行われる際の作業装置の起点を「所定高さ」に限定するものであるから、本件訂正後発明1は、原出願の出願当初の明細書及び図面に記載されていた事項の範囲内のものである。
請求項1を引用する本件訂正後発明2についても、同様に、原出願の出願当初の明細書及び図面に記載されていた事項の範囲内のものである。
よって、本件特許出願は、特許法第44条第1項の規定による適法な分割出願であって、出願日はそ及するから、本件特許出願後に公開となった上記刊行物アは、本件特許出願前に頒布された刊行物には該当しない。
したがって、本件特許は、特許法第29条第2項の規定に違反してされたものではない。

(3-2)特許法第39条第2項違反についての検討
本件訂正後発明1は、上記2.(1)及び3.1.に記載したとおり、作業装置、クラッチ機構及び水田作業機について限定を加えた「苗植付装置(An)に動力を伝達するとともに前記苗植付装置(An)に動力を伝達する伝動軸(12)が決まった回転位相にある場合のみ切り作動して苗植付装置(An)の前記植付アーム(17)が圃場面と接触しない姿勢で動力を遮断する植付クラッチ(C)を備え」た「田植機」に係るものであるから、作業装置に対して動力を伝えるクラッチ機構を備えた水田作業機に係る発明である特許第3418039号発明と実質同一であるとは認められない。
請求項1を引用する本件訂正後発明2についても、同様に、特許第3418039号発明と実質同一であるとは認められない。

(3-3)その他の独立特許要件についての検討
また、本件訂正後発明1及び2を、特許出願の際独立して特許を受けることができるものでないとすべき他の理由も発見できない。
(4)まとめ
したがって、訂正後の請求項1及び2に係る発明は、特許出願の際独立して特許を受けることができないものとはいえない。

4.むすび
以上のとおりであるから、本件審判の請求は、特許法等の一部を改正する法律(平成6年法律第116号)附則第6条第1項の規定により「なお従前の例による」とされる、特許法第126条第1項ただし書、第2項及び第3項の規定に適合する。
よって、結論のとおり審決する。
 
発明の名称 (54)【発明の名称】
田植機
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行機体(3)に、苗を圃場に植付ける植付アーム(17)を備えた苗植付装置(An)をアクチュエータ(8)により昇降自在に連結し、前記苗植付装置(An)に動力を伝達するとともに前記苗植付装置(An)に動力を伝達する伝動軸(12)が決まった回転位相にある場合のみ切り作動して苗植付装置(An)の前記植付アーム(17)が圃場面と接触しない姿勢で動力を遮断する植付クラッチ(C)を備えて、
中立姿勢(N)より上方操作姿勢(U)及び下方操作姿勢(D)に人為的に操作される操作具(21)を、ステアリングハンドル(20)の下方に備えると共に、
前記操作具(21)を中立姿勢(N)に復帰付勢して構成すると共に、この操作具(21)の中立姿勢(N)から上方操作姿勢(U)への操作により、作業高さにある前記苗植付装置(An)をアクチュエータ(8)により所定高さまで上昇させる上昇制御が行われ、前記操作具(21)の中立姿勢(N)から下方操作姿勢(D)への操作により、前記所定高さまで上昇させた苗植付装置(An)をアクチュエータ(8)により作業高さまで下降させる下降制御が行われるように構成し、
前記操作具(21)が一度下方操作姿勢(D)に操作されてから再び下方操作姿勢(D)に操作されると、前記植付クラッチ(C)の入り操作の制御が行われるように構成してある田植機。
【請求項2】 前記操作具(21)の前記上方操作姿勢への操作による苗植付装置(An)の上昇時に、前記植付クラッチ(C)が切り操作されるように構成してある請求項1に記載の田植機。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、走行機体に苗植付装置をアクチュエータにより昇降自在に連結し、作業高さにある苗植付装置をアクチュエータにより所定高さまで上昇させる上昇制御、及び所定高さまで上昇させた苗植付装置をアクチュエータにより作業高さまで下降させる下降制御を行うように構成された田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】
前述のように構成された田植機として、特開平6-237612号公報に開示されたものがある。前記公報の構造では、ステアリングハンドルの近傍位置に配置された揺動レバー式の昇降操作スイッチの操作により、苗植付装置を最大上昇位置まで強制上昇させる状態、及び苗植付装置を接地下降させる状態に切換自在に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術に記載の構造では、運転座席の側部位置の昇降レバーの操作により苗植付装置の昇降が行えるように構成されており、苗植付装置の強制上昇及び接地下降を行う専用の昇降操作スイッチが備えられている。これにより、枕地での旋回開始時に、昇降操作スイッチの操作により苗植付装置の強制上昇を開始しながら、ステアリング操作が可能になり、枕地での旋回終了時に、昇降操作スイッチの操作により苗植付装置の接地下降を開始しながら、ステアリング操作が可能になる。従って、苗植付装置の昇降を行う際に、昇降レバーのように決まったストロークの操作を行わなくてもよく、操作が単純で作業能率を向上させることができると言う良好な面を備えている。
【0004】
しかし、従来の技術に記載の構造のように、昇降操作スイッチの反復操作により苗植付装置の強制上昇及び接地下降が行われるものでは、昇降操作スイッチの操作時に苗植付装置の強制上昇が行われるのか、苗植付装置の接地下降が行われるのかが、判別し難いことがある。特に走行機体の後部に苗植付装置を連結したものでは、作業姿勢の作業者から苗植付装置が上昇位置にあるのか下降位置にあるのかを認識することが困難なことがある。例えば、枕地での旋回終了時に苗植付装置の接地下降を行ったにもかかわらず、作業者が苗植付装置の接地下降を行ったことを忘れて、昇降操作スイッチを再び操作し苗植付装置の強制上昇を行ってしまうことがあるので、改善の余地がある。
本発明は田植機において、単純な操作で苗植付装置の昇降が行えると言う良好な面を損なうことなく、誤操作を抑えながら苗植付装置の昇降が確実に行えるように構成することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
[1]
本発明の特徴は田植機において、次のように構成することにある。
走行機体に、苗を圃場に植付ける植付アームを備えた苗植付装置をアクチュエータにより昇降自在に連結し、前記苗植付装置に動力を伝達するとともに前記苗植付装置に動力を伝達する伝動軸が決まった回転位相にある場合のみ切り作動して苗植付装置の前記植付アームが圃場面と接触しない姿勢で動力を遮断する植付クラッチを備えて、
中立姿勢より上方操作姿勢及び下方操作姿勢に人為的に操作される操作具を、ステアリングハンドルの下方に備えると共に、
前記操作具を中立姿勢に復帰付勢して構成すると共に、この操作具の中立姿勢から上方操作姿勢への操作により、作業高さにある前記苗植付装置をアクチュエータにより所定高さまで上昇させる上昇制御が行われ、前記操作具の中立姿勢から下方操作姿勢への操作により、前記所定高さまで上昇させた苗植付装置をアクチュエータにより作業高さまで下降させる下降制御が行われるように構成し、
前記操作具が一度下方操作姿勢に操作されてから再び下方操作姿勢に操作されると、前記植付クラッチの入り操作の制御が行われるように構成してある。
【0006】
[2]
前項[1]の構成において、操作具の上方操作姿勢への操作による苗植付装置の上昇時に、植付クラッチが切り操作されるように構成してある。
【0007】
【0008】
【作用】
請求項1の特徴によると、操作具が中立姿勢から上方操作姿勢に操作された場合には、作業高さにある苗植付装置を所定高さまで上昇させる上昇制御が行われ、操作具が中立姿勢から下方操作姿勢に操作された場合には、所定高さまで上昇させた苗植付装置を作業高さまで下降させる下降制御が行われると共に操作具による苗植付装置の上昇操作を伴わない再度の下方操作姿勢への操作に起因して苗植付装置に動力を伝達する植付クラッチの入り操作の制御が行われる。
【0009】
このように請求項1の特徴によると、操作具の操作方向と苗植付装置の昇降方向とが一致するので、誤操作が生じ難い。例えば、操作具が下方操作姿勢に操作されて苗植付装置の下降制御が行われた後に、誤って操作具が下方操作姿勢に操作されても、苗植付装置が移動する方向は操作具の操作方向(下方操作姿勢)と同じ下方に向かう方向なので、苗植付装置が上昇することはない。
そして、苗植付装置の植付クラッチは、下降操作を司る操作具の下降操作姿勢への操作に起因して入り操作が行われるので、苗植付装置を非作業位置へ上昇させているときに植付クラッチを作動させるような誤操作をすることを確実に回避できる。
【0010】
【発明の効果】
請求項1の特徴によると、単純な操作で苗植付装置の昇降が行えると言う良好な面を損なうことなく、誤操作を抑えながら苗植付装置の昇降並びに苗植付装置の駆動を確実に行える田植機が、合理的に構成された。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ステアリング操作される駆動型の前車輪1及び駆動型の後車輪2を備えた走行機体3の前部にエンジン4を搭載し、走行機体3の後部にエンジン4の動力が伝達される静油圧式の無段変速装置5及びミッションケース6を配置して、走行機体3の中央部に運転座席7を配置している。走行機体3の後端部に、アクチュエータの一例としての昇降シリンダ8により昇降駆動されるリンク機構9を介して、苗植付装置Anを連結して、田植機を構成している。
【0012】
図1に示すように、運転座席7の右側部に、苗植付装置Anの昇降制御とクラッチ機構としての植付クラッチCの入り及び切り操作とを行う昇降レバー10を備えており、運転座席7の左側部に変速レバー11を備えている。植付クラッチCはミッションケース6に内装されており、ミッションケース6から苗植付装置Anに動力を伝達する伝動軸12が決まった回転位相にある場合にのみ、植付クラッチCが切り作動して、植付アーム17が圃場面に接触するのを回避した姿勢で動力が遮断されるように構成されている。
【0013】
図1に示すように、苗植付装置Anは、マット状の苗Wを載置して上端側が走行機体3の前方側に傾斜する姿勢の苗載せ台13、伝動軸12の動力が伝達される伝動ケース14、伝動ケース14からチェーンケース15を介して伝達される動力で回転するロータリケース16、ロータリケース16に一対ずつ備えられた植付アーム17、及び複数の整地フロート18を備えて複数条植用に構成されており、右及び左の側部位置にラインマーカ25を備えている。
【0014】
図1に示すように、運転座席7の前方位置のステアリングハンドル20のポスト部の右側面に、操作具としての切換レバー21を備えている。切換レバー21は図2に示すように、略水平の中立姿勢Nとなるようにバネ(図示せず)で復帰する方向に付勢されており、中立姿勢Nを基準として、切換レバー21の端部を上方に変位させた上方操作姿勢U、切換レバー21の端部を下方に変位させた下方操作姿勢D、切換レバー21の端部を後方に変位させた左マーカ操作姿勢L、切換レバー21の端部を前方に変位させた右マーカ操作姿勢Rに操作自在になるように、切換レバー21の基端部を中心として十字方向に揺動自在に切換レバー21が構成されている。
【0015】
昇降レバー10は図3に示すように、ガイド22に形成された経路に沿って操作するように構成されており、昇降レバー10を下降位置より前方側に操作すると苗植付装置Anが下降され、昇降レバー10を上昇位置より後方側に操作すると苗植付装置Anが上昇される。昇降レバー10を中立位置に操作すると、苗植付装置Anをそのレベルに維持するように制御系が連係され、昇降レバー10を入位置に操作すると、植付クラッチCを入り操作して苗植付装置Anに備えた整地フロート18が接地する状態で所定の圃場高さを維持する自動昇降制御が行われ、昇降レバー10を切位置に操作すると、植付クラッチCが切り操作される。昇降レバー10を自動位置に操作すると、切換レバー21の操作により苗植付装置Anの上昇制御及び下降制御が許容されると同時に、苗植付装置Anの上昇制御時に植付クラッチCが自動的に切り操作される。
【0016】
図4に示すように、右及び左のラインマーカ25は苗植付装置Anのフレーム部26に、前後向き姿勢の支軸27周りに揺動自在に支持され、右及び左のラインマーカ25を倒伏状態の作用姿勢に保持するバネ28、バネ28の付勢力に抗して右及び左のラインマーカ25を起立状態の格納姿勢に保持するように、右及び左のラインマーカ25のピン29に係合する揺動型のロック部材30を備えている。苗植付装置Anの上昇時に、リンク機構9の後端位置の部材と苗植付装置Anとの相対姿勢の変化を利用して、右及び左のラインマーカ25を格納姿勢に操作するワイヤ31、ロック部材30をロック解除姿勢に操作する左右一対の電磁ソレノイド32を備えている。
【0017】
図1に示すように、運転座席7の下方位置にマイクロプロセッサを備えた制御装置33が配置されている。図5に示すように制御装置33に、昇降レバー10の操作位置を検出するレバーセンサ34、昇降レバー10が自動位置に操作されたことを検出する自動スイッチ35、切換レバー21の上方操作姿勢Uへの操作を検出する上昇スイッチ36、切換レバー21の下方操作姿勢Dへの操作を検出する下降スイッチ37、切換レバー21の左マーカ操作姿勢Lへの操作を検出する左マーカスイッチ38、切換レバー21の右マーカ操作姿勢Rへの操作を検出する右マーカスイッチ39、リンク機構9の基端部に備えられて苗植付装置Anの対機体高さを計測するポテンショメータ型のリンクセンサ40(図1参照)、苗植付装置Anの自動昇降制御感度を設定するポテンショメータ型の制御感度設定器41、整地フロート18のうち左右中央の整地フロート18の前部の昇降方向への傾斜姿勢を計測するポテンショメータ型のフロートセンサ42の信号が入力されている。
【0018】
図5に示すように、整地フロート18のうち左右中央の整地フロート18は、後部が横向き姿勢の軸43周りに揺動自在に苗植付装置Anに支持され、前部が屈折型のリンク片44を介して苗植付装置Anに支持されている。これにより、整地フロート18のうち左右中央の整地フロート18前部の上下方向への揺動量を、フロートセンサ42で計測する。
【0019】
図5に示すように、制御装置33は、昇降シリンダ8を制御する電磁弁45、植付クラッチCを入り及び切り操作する電動モータ46を制御するリレー47、右及び左のラインマーカ25に対する電磁ソレノイド32に対する出力系を備えている。昇降レバー10を入位置に操作した状態では、制御感度設定器41で設定される整地フロート18の軸43周りでの揺動姿勢が維持されるように、フロートセンサ42の信号をフィードバックしながら、苗植付装置Anの昇降制御を行うことで所定の圃場高さを維持する自動昇降制御が行われる。制御装置33は切換レバー21の操作によって、苗植付装置Anの上昇及び下降制御、右及び左のラインマーカ25の操作、植付クラッチCの入り操作が行えるように構成されており、この制御動作を図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0020】
図6に示すように、自動スイッチ35の信号に基づいて昇降レバー10が自動位置に操作されていると判別されると、上昇スイッチ36、下降スイッチ37、左マーカスイッチ38、右マーカスイッチ39の信号に基づいて切換レバー21の姿勢が判別される。切換レバー21が上方操作姿勢Uに操作された場合には、フロートセンサ42の信号に基づいて苗植付装置Anが作業高さにある場合にのみ、苗植付装置Anを上昇させる上昇制御が行われ、フラグが「0」にセットされる(#101〜#105ステップ)。苗植付装置Anの上昇制御では、電磁弁45の操作で昇降シリンダ8に圧油を供給して苗植付装置Anの上昇を行い、リンクセンサ40の信号に基づいて苗植付装置Anの対機体高さが、予め設定された限界としての上限高さに達したことが判別されると、苗植付装置Anの上昇制御が終了する。
【0021】
切換レバー21が下方操作姿勢Dに操作された場合には、タイマが作動されてフラグが「0」であり、リンクセンサ40の信号に基づいて苗植付装置Anが上限高さにある場合にのみ、苗植付装置Anを下降させる下降制御が行われ、フラグが「1」にセットされる(#106〜#111ステップ)。苗植付装置Anの下降制御において、切換レバー21が3秒以上に下方操作姿勢Dに操作され続けたことがタイマのカウント結果から判別された場合には、整地フロート18が接地したことをフロートセンサ42の信号で検出したタイミングで、植付クラッチCが入り操作される(#112,#113ステップ)。
【0022】
苗植付装置Anの下降制御では、電磁弁45の操作で昇降シリンダ8から排油することで苗植付装置Anの下降を行い、フロートセンサ42の信号に基づいて整地フロート18が圃場面に接する作業高さまで苗植付装置Anが下降すると、苗植付装置Anの下降制御を終了する。苗植付装置Anの上昇制御を行う#104ステップ、及び苗植付装置Anの下降制御を行う#110ステップにより、制御手段Eが構成されている。
【0023】
切換レバー21が下方操作姿勢Dに操作されて苗植付装置Anの下降制御が開始された後に、切換レバー21が再び下方操作姿勢Dに操作された場合には、フラグの値から操作を判別して、切換レバー21の下方操作姿勢Dへの操作のタイミングで、植付クラッチCが入り操作される(#114ステップ)。#114ステップにより、クラッチ操作手段Fが構成されている。
【0024】
切換レバー21が左マーカ操作姿勢L又は右マーカ操作姿勢Rに操作された場合には、操作に対応した側の電磁ソレノイド32が操作され、操作に対応した側のラインマーカ25を作用姿勢に操作する制御が行われる(#115,#116ステップ)。昇降レバー10が自動位置以外の位置に操作された場合には、フラグを初期値「0」に設定する制御が行われる(#117ステップ)。#116ステップにより、右及び左のラインマーカ25を作用姿勢に操作するマーカ操作手段Gが構成されている。
【0025】
苗植付装置Anが上昇された場合に、作用姿勢の右又は左のラインマーカ25が、ワイヤ31の張力によって起立操作され、ロック部材30によって格納姿勢に保持される。ロック部材30をロック解除姿勢に操作した際に苗植付装置Anが下降していれば、ロック部材30がロック解除姿勢に操作された側のラインマーカ25が作用姿勢に操作されるのであるが、苗植付装置Anが完全に下降していない場合には苗植付装置Anが完全に下降した時点で、ラインマーカ25が適性な作用姿勢に操作される。
【0026】
本発明は苗植付装置Anを装着した田植機に関するものであるが、本発明の田植機の苗植付装置に代えて作業装置として圃場面に溝を形成する溝切り装置を走行機体3の後端に昇降自在に連結した水田作業機とすることが可能である。このように圃場面に接触する形態で作業を行うものでは、圃場面に接触する高さが作業高さとなる。操作具によって作業装置を上昇制御する際の高さを、任意に変更できるように構成することも可能である。
【0027】
又、本発明とは別に、図7に示すように、走行機体3の後端に苗植付装置Anに代えて、作業装置Aの一例としての防除機Abを昇降自在に連結したものに適用することも可能である。防除機Abは、液状の薬剤を貯留するタンク56を上部に備え、後部に横方向に張り出すアーム状のノズル57を備えて、タンク56の下方にタンク56の薬剤をノズル57に送るユニット58を備えて構成されている。防除機Abを走行機体3に連結した場合、防除機Abを昇降レバー10の操作位置に対応した対機体高さまで昇降するポジション制御が行われるように構成され、切換レバー21の上下方向への操作によって、防除機Abの上昇及び下降制御が行われるようになっており、昇降時の制御動作が図8に示すフローチャートによって行われる。
【0028】
先ずフラグが初期値「0」にセットされ、フラグの状態が判別された後に、昇降レバー10の操作量をレバーセンサ34の信号に基づいて計測し、レバーセンサ34の信号に対応する対機体高さまで防除機Abを昇降させるように、リンクセンサ40の信号をフィードバックしながら、ポジョション制御が行われる(#201〜#203ステップ)。ポジション制御の状態で、切換レバー21が上方操作姿勢Uに操作された場合には、リンクセンサ40の信号をメモリ等に記憶して、防除機Abが上限高さまで上昇される上昇制御が行われて、フラグが「1」にセットされる(#204〜#207ステップ)。この場合、昇降レバー10で設定される防除機Abの対機体高さが作業高さとなり、上限高さが予め設定された所定高さとなる。
【0029】
このように防除機Abが上限高さまで上昇した状態で、切換レバー21が下方操作姿勢Dに操作された場合には、メモリに記憶された作業高さまで防除機Abが下降される下降制御が行われ、フラグが初期値「0」に戻されて、ポジション制御が可能になる動作を、リセットされるまで繰り返して行うように構成されている。図8に示すフローチャートでは、クラッチ機構Cの操作について説明していないが、クラッチ機構Cの入り操作は、前述の実施例と同様に防除機Abの下降制御が行われた後に切換レバー21を下方操作姿勢Dに操作することによって行われ、クラッチ機構Cの切り操作は、切換レバー21の上方操作姿勢Uへの操作時に防除機Abの上昇制御と同時に行われる。
【0030】
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
田植機の全体側面図
【図2】
切換レバーの操作方向を示す側面図
【図3】
昇降レバーの経路を示す平面図
【図4】
右及び左のラインマーカの操作系を示す背面図
【図5】
制御系を示すブロック図
【図6】
制御動作のフローチャートを示す図
【図7】
別実施例において防除機を連結した走行機体の後部の側面図
【図8】
別実施例において制御動作のフローチャートを示す図
【符号の説明】
3 走行機体
8 アクチュエータ
12 伝動軸
17 植付アーム
20 ステアリングハンドル
21 操作具
An 苗植付装置
C 植付クラッチ
N 中立姿勢
U 上方操作姿勢
D 下方操作姿勢
 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
審決日 2005-03-25 
出願番号 特願2001-84391(P2001-84391)
審決分類 P 1 41・ 03- Y (A01C)
P 1 41・ 4- Y (A01C)
P 1 41・ 856- Y (A01C)
P 1 41・ 121- Y (A01C)
最終処分 成立  
特許庁審判長 藤井 俊二
特許庁審判官 村山 隆
川島 陵司
渡戸 正義
鉄 豊郎
登録日 2003-04-11 
登録番号 特許第3418182号(P3418182)
発明の名称 田植機  
代理人 北村 修一郎  
代理人 北村 修一郎  
  • この表をプリントする

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ