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審決分類 審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 G01P
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G01P
管理番号 1139257
審判番号 不服2003-19207  
総通号数 80 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1996-10-11 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2003-10-02 
確定日 2006-07-06 
事件の表示 平成 7年特許願第 64582号「車両用電気式アナログメータ」拒絶査定不服審判事件〔平成 8年10月11日出願公開、特開平 8-262046〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続きの経緯
本願は、平成7年3月23日の出願であって、平成15年8月29日付け(発送日;同年9月3日)で拒絶査定がなされ、これに対して、同年10月2日に拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに、同年10月30日付けで手続補正がなされたものである。

2.平成15年10月30日付けの手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成15年10月30日付けの手続補正を却下する。
[理由]
(1)補正後の本願発明
本件補正は、補正前の特許請求の範囲
「【請求項1】 回転スピードセンサからのセンサ信号に基づいてアナログメータのメータ指針を駆動して表示を行う車両用電気式アナログメータにおいて、
前記センサ信号を対応する目標電圧信号に変換する、ショットパルス発生手段およびバッファ回路および整流平滑手段から構成される電圧変換手段と、前記メータ指針の回転角に対応した検出電圧信号を出力する回転角検出手段と、前記目標電圧信号と前記検出電圧信号の偏差に基づいて前記アナログメータの直流電動機を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とする車両用電気式アナログメータ。
【請求項2】 回転スピードセンサからのセンサ信号に基づいてアナログメータのメータ指針を駆動して表示を行う車両用電気式アナログメータにおいて、
前記センサ信号を対応する目標電圧信号に変換する、計数手段およびタイマ手段およびメモリ手段から構成される電圧変換手段と、前記メータ指針の回転角に対応した検出電圧信号を出力する回転角検出手段と、前記目標電圧信号と前記検出電圧信号の偏差に基づいて前記アナログメータの直流電動機を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とする車両用電気式アナログメータ。
【請求項3】 回転スピードセンサからのセンサ信号に基づいてアナログメータのメータ指針を駆動して表示を行う車両用電気式アナログメータにおいて、
前記センサ信号をタイミングパルス発生手段からの所定周期毎に目標信号として記憶手段へ供給し、前記目標信号と回転数検出手段が検出する前記アナログメータの直流電動機の回転数に対応した検出信号の偏差を演算する制御手段と、この制御手段が出力する偏差信号に基づいて駆動信号を出力し、前記アナログメータの直流電動機を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とする車両用電気式アナログメータ。」

「【請求項1】 回転スピードセンサからのセンサ信号に基づいてアナログメータのメータ指針を駆動して表示を行う車両用電気式アナログメータにおいて、
前記センサ信号をタイミングパルス発生手段からの所定周期毎に目標信号として記憶手段へ供給し、前記目標信号と回転数検出手段が検出する前記アナログメータの直流電動機の回転数に対応した検出信号の偏差を前記タイミングパルス発生手段からのタイミングパルスに基づいて所定周期毎に演算する制御手段と、この制御手段が連続的に出力する偏差信号に基づいて駆動信号を出力し、前記アナログメータの直流電動機を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とする車両用電気式アナログメータ。」
と補正する内容を含むものである。
なお、アンダーラインは、補正個所を示すために付したものである。
上記補正は、補正前の請求項1及び2を削除するとともに、補正前の請求項3に記載された発明の構成に欠くことのできない事項である「制御手段」の演算のタイミングについて「前記タイミングパルス発生手段からのタイミングパルスに基づいて所定周期毎に」との限定を、また、「制御手段」の出力する偏差信号について「連続的に出力」との限定を付加し、請求項の番号を繰り上げて請求項1としたものである。
したがって、上記手続補正は、請求項の削除及び特許請求の範囲の減縮を目的とするものと認められ、特許法等の一部を改正する法律(平成6年法律第116号)附則第6条第1項の規定によりなお従前の例によるものとされた同法[第1条の規定]による改正前の特許法(以下、「平成6年改正前特許法」という。)第17条の2第3項第1号及び第2号の規定に該当するものである。

そこで、本件補正後の請求項1に記載された発明(以下、「本願補正発明」という。)が、特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(平成6年改正前特許法第17条の2第4項において読み替えて準用する同法第126条第3項の規定に適合するか)について、以下検討する。

(2)引用刊行物
(2-1)刊行物1
原査定の拒絶の理由に引用された本願出願前に頒布された刊行物である実願昭62-198354号(実開昭63-181814号)のマイクロフィルム(以下、「刊行物1」という。)には、図面とともに、次の事項が記載されている。
1a.「本考案は、エンジンの回転数や、回転速度として検出される車輌の速度を測定するための回転数計として用いて好適な指示計に関するものである。」(明細書2ページ4行〜6行)
1b.「この考案によれば、指示部材の実際の移動位置が電気信号入力に対応づけて決定される目標とする移動位置に正確に合致するというサーボシステムが構築される。・・・以下、本考案に係る回転数計を詳細に説明する。第2図は、この回転数計の一実施例におけるディスプレイ部(以下、トルカと称す)の側断面図であり・・・このトルカは、・・・トルカコイル1へ電流を供給することにより、その電流の方向に対応づけて時計および反時計方向への回転トルクを発生し、ロータ軸2を軸受3aおよび3bを中心として回転するものである。ロータ軸2には、このロータ軸2と一体となって回転するエンコーダ板4が取着されている。このエンコーダ板4の外縁部全周には、・・・切欠溝41(第4図)が形成されており、・・・切欠溝41の通過軌跡の上面部および下面部に発光素子5および受光素子6が対向して配置されており、・・・受光素子6は・・・2つの受光素子6Aおよび6Bで構成されている。この受光素子6Aおよび6Bによって、ロータ軸2の正確な回転位置および回転方向の計測が可能となる。・・・このようなエンコーダ板4、発光素子5、受光素子6およびスリット板9によってインクリメンタル型エンコーダ装置が形成されている。ロータ軸2の先端部には、指針10が取り付けられており、この指針10の下方部位置には文字板11が配置されている。・・・指針10の先端部の指し示す回転角度位置で、その測定回転数が読み取れるようになっている。」(明細書5ページ5行〜8ページ1行)
1c.「第1図は、・・・トルカコイル1の駆動制御回路を示すブロック構成図である。・・・インクリメンタル型エンコーダ装置26は、第2図を用いて説明したエンコーダ板4、発光素子5、受光素子6およびスリット板9によって構成されるエンコーダ装置を示している。・・・波形整形回路21には、・・・被測定回転数に対応した周波数の検知信号が入力されるようになっており、波形整形回路21において波形整形の施された検知信号が周波数カウンタ22に入力され、その周波数に応じて、例えば8ビットのデジタルデータとして比較回路23の一端に入力されるようになっている。・・・インクリメンタル型エンコーダ装置26の出力は、回転位置カウンタ回路27に入力されるようになっており、この回転位置カウンタ回路27においてそのロータ軸2の回転方向によってアップカウントあるいはダウンカウントが行われ、結果としてロータ軸2の実際の回転角度位置が例えば8ビットのデジタルデータとして比較回路23の他端に入力されるようになっている。・・・比較回路23は、周波数カウンタ回路22および回転位置カウンタ回路27より入力されるデータを比較し、その大小および一致によって、表1に示すような論理出力を零戻り回路24に送出するよう構成されている。」(明細書9ページ5行〜12ページ4行)
1d.「入力端子28に入力される被測定回転数に対応する周波数の検知信号は、波形整形回路21を介して周波数カウンタ回路22に入力され、この周波数カウンタ回路22においてその周波数に応じたデジタルデータとして比較回路23の一端に入力される。一方、指針10が最小振角度位置に停まっている初期状態において、インクリメント型エンコーダ装置26はまだその検出信号を送出しないので、したがって回転位置カウンタ回路27の送出する出力データは零であり、・・・トルカコイル1にドライブ回路25を介してB方向への電流が供給されて、ロータ軸2が正転するようになる。すると、このロータ軸2の正回転により、インクリメンタル型エンコード装置26がその検出信号を送出し始め、・・・回転位置カウンタ回路27がそのアップダウンの計数を始める。・・・トルカコイル1へのB方向への駆動電流は・・・回転位置カウンタ回路27の出力データが周波数カウンタ回路22の出力データと一致するまで供給され続ける。・・・このようにして、指針10の回転角度位置が文字板11上で正確に定まり、この指針10の回転角度位置で回転数の測定値が表示される。・・・本実施例による回転数計によると、一種のサーボシステムが構築され、実際の回転角度位置を常にフィードバックしつつその目標回転角度位置への指針10の適確な拘束制御がなされる。」(明細書16ページ5行〜18ページ16行)

(2-2)刊行物2
原査定の拒絶の理由に引用された本願出願前に頒布された刊行物である実願平4-74120号(実開平6-37955号)のCD-ROM(以下、「刊行物2」という。)には、図面とともに、次の事項が記載されている。
2a.「【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はサーボ機構による駆動によって速度の記録を行うと共に速度の表示を行うタコグラフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のタコグラフとして、図4に示す構成のものが一般に使用されていた。同図において、1は車両の走行に伴って速度に応じた周波数の走行信号を発生する速度センサである。速度センサ1が発生する走行信号は、入力回路2によって波形整形などされた後周波数-電圧(f-V)変換回路3に入力され、ここで走行信号の周波数に応じた大きさの電圧信号に変換される。
【0003】
上記f-V変換回路3が出力する電圧信号はモータ制御回路4が有する差動増幅器の一方の入力に印加される。差動増幅回路の他方の入力には、ポテンショメータ5の可動接点に発生する電圧が印加される。
【0004】
上記モータ制御回路4は両入力電圧の大小関係に応じ直流(DC)モータ6の正逆転及び停止を制御し、このことによってDCモータ6はモータ制御回路4の両入力電圧が等しいとき停止され、その増減によって正逆転される。
【0005】
上記DCモータ6の回転軸には、図示しないチャート紙への速度記録を行う速度記録機構Xの記録針(図示せず)と、図示しない文字板に付した速度目盛と協動して速度表示を行う速度指示機構Yの指針(図示せず)と、上記ポテンショメータ5の可動接点とが図示しない連結機構を介して連結され、DCモータ6の回転によって記録針、指針及びポテンショメータ5が駆動されるようになっている。
【0006】
上記速度センサ1、入力回路2、f-V変換回路3、モータ制御回路4、ポテンショメータ5及びDCモータ6がタコグラフを構成していて、車両の走行によって速度センサ1が速度に応じた周波数の走行信号を発生すると、f-V変換回路3が走行信号の周波数、すなわち速度に応じた大きさの電圧信号を出力し、これをモータ制御回路4の一方の入力に印加する。モータ制御回路4は、f-V変換回路3から入力した車速に対応する電圧と、ポテンショメータ5によって印加されている現在の速度記録及び速度指示に対応する電圧とが等しいとき直流モータ6を停止し、両者に偏差があるときにはその偏差が0になるようにDCモータ6を駆動して正逆転させる。
【0007】
よって、速度センサ1が所定の速度時に発生する走行信号により、DCモータ6の回転軸に連動させた記録針及び指針によって所定の速度がそれぞれ記録及び指示される。」
2b.図面の第4図に従来のタコグラフの構成が示されており、これから、速度センサ1、入力回路2、f-V変換回路3、モータ制御回路4、ポテンショメータ5、DCモータ6及び速度指示機構Yの間の結合関係が読み取れる。

(3)対比・判断
刊行物1には、上記(2-1)の「1a.」乃至「1d.」の記載から、以下の発明(以下、「刊行物1記載の発明」という。)が記載されているものと認められる。
「ロータ軸2の先端に取り付けられた指針10と文字板11により、指針10の回転角度位置で車輌の速度に相当する被測定回転数を表示する指示計であって、供給される駆動電流に応じてロータ軸2を駆動するトルカコイル1と、上記ロータ軸2の回転を検知するエンコーダ装置26の出力をカウントし上記ロータ軸2の実際の回転角度位置をデジタルデータとして出力する回転位置カウント回路27と、上記被測定回転数に対応する周波数の信号をカウントする周波数カウンタ回路22と、上記回転位置カウント回路27と上記周波数カウンタ回路22より入力されるデータを比較し、その大小及び一致に応じた出力を発生する比較回路23と、上記比較回路23の出力を受けて上記トルカコイル1に供給する駆動電流を制御するドライブ回路25とを備えた指示計。」
本願補正発明(前者)と刊行物1記載の発明(後者)とを対比する。
・後者も、車輌の速度に相当する被測定回転数を用いているのであるから、前者の「回転スピードセンサ」に相当する構成についての明示はないものの、そのような構成を備えているものと解される。
・後者の「被測定回転数に対応する周波数の信号」、「指示計」、「指針」、「回転位置カウント回路」は、それぞれ、前者の、「センサ信号」及び「目標信号」、「アナログメータ」及び「車両用電気式アナログメータ」、「メータ指針」、「回転数検出手段」に相当する。
・後者の「トルカコイル」と前者の「直流電動機」とは、上記の相当関係も勘案すれば、ともに「アナログメータの回動手段」といえるものでり、後者の「ドライブ回路」は、前者の「駆動手段」に相当するものである。
・後者の「比較回路」は、回転位置カウント回路と周波数カウンタ回路との出力を比較し、その大小及び一致に応じた出力を発生するものであり、「大小及び一致に応じた出力」は前者の「偏差」に相当するものである。したがって、後者の「比較回路」と前者の「制御手段」とは、上記相当関係及び対応関係も勘案すれば、「センサ信号を目標信号として供給し、前記目標信号と回転数検出手段が検出する前記アナログメータの回動手段の回転数に対応した検出信号の偏差を演算する制御手段」である点で共通する。
したがって、両者は、
「回転スピードセンサからのセンサ信号に基づいてアナログメータのメータ指針を駆動して表示を行う車両用電気式アナログメータにおいて、
センサ信号を目標信号として供給し、前記目標信号と回転数検出手段が検出する前記アナログメータの回動手段の回転数に対応した検出信号の偏差を演算する制御手段と、この制御手段が出力する偏差信号に基づいて駆動信号を出力し、前記アナログメータの回動手段を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とする車両用電気式アナログメータ。」
の点の構成で一致し、以下の点で相違する。
[相違点1]
前者が、アナログメータの駆動を直流電動機を用いて行っているのに対し、後者は、トルカコイルを用いて行っている点。
[相違点2]
前者の制御手段が、センサ信号をタイミングパルス発生手段からの所定周期毎に目標信号として記憶手段へ供給し、前記目標信号と回転数検出手段の出力である検出信号との偏差を前記タイミングパルス発生手段からのタイミングパルスに基づいて所定周期毎に演算するとともに偏差信号を連続的に出力しているのに対し、後者にはこのような構成について記載がない点。

上記各相違点について検討する。
[相違点1]について
刊行物2には、直流モータ6を用いて指針を駆動し、指針の位置が目標値である速度値に合致するようにサーボ制御を行うことが示されており、トルカコイルに替えて直流電動機を用いることは、刊行物2に記載された事項に基づいて、当業者が格別の推考力を要することなくなし得る程度のことと認められる。
[相違点2]について
クロック信号の所定周期毎に目標回転位置信号を記憶手段へ供給し、目標回転位置の信号と検出回路の出力である現在回転位置の信号との偏差を、前記上記クロック信号の所定周期毎に演算するとともにその偏差信号を記憶して制御を行うデジタル形式のサーボ制御は、サーボ制御の分野において周知のものであり(例えば、特開平1-319808号公報参照。)、また、このような周知のものにおいても、記憶された偏差信号は途切れることなく出力されることとなるから、刊行物1記載の発明にこのような周知のデジタル形式のサーボ制御を適用して本願補正発明の相違点2に係る構成を得ることは、当業者が格別の推考力を要することなくなし得る程度のことと認められる。
以上のことから、刊行物1記載の発明に刊行物2の記載事項及び上記周知事項を適用して本願補正発明のように構成することは、当業者が容易に推考し得ることと認められる。
そして、本願補正発明による効果も、刊行物1及び2の記載並びに上記周知事項から当業者が予測しうる範囲内のものにすぎない。
したがって、本願補正発明は、引用発明及び刊行物2に記載された事項並びに上記周知事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであり、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

(4)むすび
以上のとおり、本件補正は、平成6年改正前特許法第17条の2第4項において読み替えて準用する同法126条第3項の規定に違反するものであるから、特許法159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

3.本願発明について
平成15年10月30日付けの手続補正は、上記のとおり却下されたので、本願の請求項1乃至3に係る発明は、平成15年6月18日付け手続補正書により補正された明細書及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1乃至3に記載されたとおりのものと認められる。(「2.(1)」の補正前の特許請求の範囲参照。以下、請求項3に係る発明を、「本願発明」という。)。

4.引用刊行物
原査定の拒絶の理由に引用された引用刊行物及びその記載事項は、前記「2.(2)」に記載したとおりのものである。

5.対比・判断
本願発明は、前記「2.」で検討した本願補正発明から、発明の構成に欠くことのできない事項である「制御手段」の点についての上記限定を省いたものである。
そうすると、本願発明の構成要件を全て含み、更に他の構成要件を付加したものに相当する本願補正発明が、前記「2.(3)」に記載したとおり、刊行物1記載の発明及び刊行物2に記載された事項並びに周知事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、同様の理由により、当業者が容易に発明をすることができたものである。

6.むすび
以上のとおりであるから、本願の請求項3に係る発明は、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
そして、請求項3に係る発明が特許を受けることができないものであるから、その余の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2006-04-26 
結審通知日 2006-05-09 
審決日 2006-05-22 
出願番号 特願平7-64582
審決分類 P 1 8・ 575- Z (G01P)
P 1 8・ 121- Z (G01P)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 白石 光男北川 創  
特許庁審判長 上田 忠
特許庁審判官 後藤 時男
下中 義之
発明の名称 車両用電気式アナログメータ  
代理人 下田 容一郎  

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