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審決分類 審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 G03G
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G03G
管理番号 1156878
審判番号 不服2003-4045  
総通号数 90 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2007-06-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2003-03-13 
確定日 2007-05-07 
事件の表示 平成10年特許願第211830号「画像形成装置」拒絶査定不服審判事件〔平成12年 1月28日出願公開、特開2000- 29264〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成10年7月10日の出願であって、平成15年1月30日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、同年3月13日に拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに、同年4月3日付けで手続補正(本件補正)がなされたものである。

2.平成15年4月3日付けの手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成15年4月3日付けの手続補正を却下する。
[理由]
(1)補正後の本願発明
本件補正には、特許請求の範囲の請求項1を、
「少なくとも感光体デバイス,現像デバイス,転写デバイスを有する作像部と、少なくとも給紙デバイス,定着デバイス,排紙デバイスを有する本体部と、を備えた画像形成装置において、前記本体部を駆動する駆動手段が、クラッチを介して前記作像部の前記感光体デバイスに接続されるようになっており、前記感光体デバイスは、前記給紙デバイスが前記駆動手段によって作動させられてシートを送り出した後、前記駆動手段に前記クラッチを介して接続され、前記駆動手段によって駆動させられることを特徴とする画像形成装置。」
と補正しようとする補正事項が含まれている。
上記補正事項は、請求項1に記載した発明を特定するために必要な事項である補正前の請求項1における「前記給紙デバイスが前記駆動手段によって作動させられた後、」の記載に更に限定を加え、「前記給紙デバイスが前記駆動手段によって作動させられてシートを送り出した後、」とするものであって、特許法第17条の2第2項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、本件補正後の前記請求項1に記載された発明(以下、「本願補正発明」という。)が、特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(平成15年改正前特許法第17条第5項において準用する同法第126条第4項の規定に適合するか)について以下に検討する。

(2)引用例
原査定の拒絶の理由に引用された、本願出願前に頒布された刊行物である特開平10-142876号公報には、図面とともに以下の事項が記載されている。
(2-1)「【請求項1】表面が移動するように駆動される静電潜像担持体のその表面を帯電装置により帯電させ、該帯電させた静電潜像担持体表面に原稿画像に対応させて画像露光することで静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置により現像してトナー像とし、該トナー像を記録材に転写する画像形成装置であり、前記記録材をその収容位置から前記トナー像が転写される位置を経て排出位置まで搬送する記録材搬送機構を有しており、
前記静電潜像担持体は、駆動源及び該駆動源の駆動力を伝達する第1の伝動機構により駆動され、前記記録材搬送機構は、前記静電潜像担持体を駆動する駆動源と同一の駆動源及び該駆動源の駆動力を伝達する第2の伝動機構により駆動されるものであって、
前記第1の伝動機構は、前記駆動源から伝達される駆動力をその伝達経路の途中から先に伝達しないようにできる駆動伝達解除機構を有することを特徴とする画像形成装置。」
(2-2)「【0008】そこで本発明は、電子写真方式の画像形成装置であり、表面が移動するように駆動される感光体等の静電潜像担持体と、トナー像が転写される記録材をその収容位置から転写位置を経て排出位置まで搬送する記録材搬送機構とが、同じ駆動源により駆動される画像形成装置であって、静電潜像担持体が画像形成上の必要のために駆動される以上に駆動されて、静電潜像担持体に当接する部材により必要以上に摩耗するという事態を回避できる画像形成装置を提供することを課題とする。」
(2-3)「【0010】本発明の画像形成装置は、例えばモノクロの画像形成装置のように、静電潜像担持体上に形成されるトナー像を直接記録材上に転写する画像形成装置としたり、また、例えばカラー(多色)の画像形成装置のように、静電潜像担持体上に形成されるトナー像を一旦中間転写ベルト等の中間転写体に転写した後に、該中間転写体上のトナー像を記録材上に転写する画像形成装置とすることができる。いずれにしても、画像形成装置としては、プリンタ、複写機等を例示できる。
【0011】前記静電潜像担持体としては、感光体を例示できる。該静電潜像担持体は、例えばドラム状、ベルト状に形成することができ、これらの場合その表面が移動するように回転駆動される。前記記録材搬送機構は、例えば回転駆動されるローラ対の間に記録材を通過させて記録材を搬送するものや、2以上のローラに巻き掛けられて回転駆動されるベルトの上に記録材をのせて搬送するものなどを挙げることができる。記録材搬送機構は、これらローラ対やベルト等を必要に応じて1又は2以上備えている。
【0012】前記第1、第2の伝動機構は、例えばモータ等の駆動源に連結された歯車伝動機構、ベルト伝動機構、或いはこれらの組み合わせとすることができる。いずれにしても、伝動機構の一部をこれら第1及び第2の伝動機構において共通のものとしてもよい。なお、以下に述べる第3、第4、第5及び第6の伝動機構についても、同様に歯車伝動機構やベルト伝動機構等とすることができ、同一の駆動源の駆動力を伝達する2以上の伝動機構は、他の伝動機構とその一部が共通のものであってもよい。
【0013】前記第1伝動機構の駆動伝達解除機構は、例えば駆動力伝達経路の途中に設けられるクラッチとすることができる。なお、以下に述べる第3伝動機構の駆動伝達解除機構や第5伝動機構の駆動伝達解除機構についも同様である。上記本発明の画像形成装置においては、駆動源により第1伝動機構を介して静電潜像担持体はその表面が移動するように駆動され、その表面は帯電され、画像露光されて静電潜像が形成され、該静電潜像は現像されてトナー像となる。モノクロの画像形成装置においては、該トナー像は直接記録材に転写される。また、カラーの画像形成装置においては、該トナー像は中間転写体に一旦転写され、同様に別の色のトナー像も形成される度に中間転写体に一旦転写され、多重のトナー像が中間転写体に形成された後に記録材に転写される。いずれにしても、トナー像が転写される記録材は、駆動源により第2伝動機構を介して駆動される記録材搬送機構により、その収容位置(例えば、記録材収容カセット)から転写位置に搬送されてくるものであり、トナー像が転写された後は、排出位置(例えば、画像形成装置外の排出トレイ上)にまで搬送される。」
(2-4)「【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係るフルカラーレーザプリンタの概略構成を示す図である。このプリンタは、後述するモータM1により歯車伝動機構を介して図中時計回りに回転駆動される感光体ドラム2、レーザ走査光学系4、フルカラー現像装置5、中間転写ユニット1、分離装置8、給紙カセットCS等を備えている。
【0020】感光体ドラム2の周囲には、感光体ドラム2に当接して配置される帯電用回転ブラシ3、前記現像装置5、前記転写ユニット1、感光体ドラム2に当接されたクリーニングブレード621を有するクリーニング装置62が配置されている。帯電ブラシ3は、後述するモータM2により歯車伝動機構を介して図中反時計回りに回転駆動されることによって、感光体ドラム2表面を帯電させることができる。なお、帯電ブラシ3は、感光体ドラム2の周速より速い周速で回転駆動される。」
(2-5)「【0029】搬送ベルト941のさらに下流側には、記録材上のトナー像を加熱定着するためのベルト定着装置95、搬送ローラ対96、97、98及び排出ローラ対99が配置され、排出ローラ対99により排出された記録材は排出トレイTR上に収納される。ベルト定着装置95は、定着ローラ兼駆動ローラ951と、これから距離をおいた加熱ローラ兼従動ローラ952と、これらに巻き掛けられた加熱用の無端ベルト953と、ベルト953を間にして駆動ローラ951に対向するバックアップローラ955とを備えている。このバックアップローラ955とベルト953のニップ部が定着部Fとなる。また、ベルト953には溶融トナー付着を防止するための離型剤としてのシリコンオイルを塗布する離型剤塗布ローラ954が当接している。」
(2-6)「【0031】次に図2を参照してモータM1、M2で上記説明した各部を駆動するための伝動機構について説明する。駆動モータM1の動力は、ギアg101、g102、g103、クラッチCL1、ギアg104、g105、g106、g107及び感光体ギアg108(感光体ドラム2の軸上のギア)に伝達されるとともに、ギアg101、g102、g103、クラッチCL1、ギアg104、g109、g110、g111、g112及びベルト駆動ローラギアg113(中間転写ユニット1のベルト駆動ロ
ーラ11の軸上ギア)に伝達される。
【0032】クラッチCL1は、本例では電磁クラッチであり、クラッチが接続されるとギアg103からギアg104への駆動力伝達があり、クラッチが切り離されるとギアg103からギアg104へは駆動力が伝達されず、モータM1が駆動されている状態においても、感光体ドラム2や中間転写ベルト10の回転を停止することができる。クラッチCL1の接続/切り離しの制御は、プリンタ全体の制御を行う制御部CONTにより行われる(図4参照)。
【0033】また、モータM1の動力は、ギアg114、g115、g116、g117、g118、g119、g120、g121、g122、g123及び給紙ローラギアg124(給紙ローラ91の軸上のギア)に伝達される。ギアg123に伝達されたモータM1の動力は、ギアg125(搬送ローラ対92のうち一方のローラの軸上のギア)にも伝達される。ギアg117に伝達されたモータM1の動力は、ギアg126、g127からギアg128(タイミングローラ対93のうち一方のローラの軸上のギア)にも伝達される。」
(2-7)「【0039】図3に、このプリンタにおいて連続2枚のプリントプロセスが実行されるときの、モータM1の駆動タイミング、モータM2の駆動タイミング、画像露光タイミング、1次転写タイミング、2次転写タイミング、排出センサSE1のオンタイミング、給紙ローラ91を紙送り位置又は紙送りしない位置に配置するためのソレノイドのオンタイミング、搬送ローラ対92を紙送り位置又は紙送りしない位置に配置するためのソレノイドのオンタイミング、及びタイミングローラ対93を紙送り位置又は紙送りしない位置に配置するためのソレノイドのオンタイミングを示す。」
(2-8)「【0041】まず、クラッチCL1が切り離された後に、モータM1の駆動が開始される。モータM1の回転が安定したところで、クラッチCL1が接続され、感光体ドラム2及び中間転写ベルト10がそれぞれ所定の回転方向に駆動される。ドラム2やベルト10が回転駆動されると、続いてモータM2が駆動されて、帯電ブラシ3や現像スリーブを回転させ、感光体ドラム2表面は帯電ブラシ3により順次所定の電位に帯電されていく。

(2-9)「【0045】最後の色(ブラック)の1次転写が終了すると、2次転写ローラ7及びブレード611が中間転写ベルト10に圧接される。このとき、カセットCSから給紙ローラ91のソレノイドによって記録材送り位置に置かれた給紙ローラ91により送り出された記録材は、同様に記録材送り位置に置かれたタイミングローラ対93によりベルト10上の多重トナー像と同期をとって2次転写部へ送り込まれる。」
(2-10)「【0048】そして、2枚目の記録材が排出センサSE1の前を通過したのが確認されてから、所定の時間経過後モータM1の駆動が停止され、クラッチCL1を接続して、2枚連続のプリントプロセスは終了する。このように本発明のプリンタにおいては、感光体ドラム2にモータM1からの駆動力を伝達する経路中にクラッチCL1を設けたことにより、記録材搬送系を駆動したまま、感光体ドラム2の回転駆動を停止させることができる。そして、本例では記録材が排出される前に、感光体ドラム2の回転駆動が停止されるとともに帯電ブラシ3及び現像スリーブの回転駆動も停止されるため、感光体ドラム2がこれに当接する帯電ブラシ3、現像スリーブ、クリーニングブレード621によって、必要以上に摩耗されることが抑制される。なお、本例では、中間転写ベルト10についても、クリーニングブレード611によって必要以上に摩耗されることが抑制されている。」
上記摘記事項を総合勘案すると、引用例には次の発明が実質的に記載されている。
「少なくとも感光体、現像装置、転写ユニットを有する作像部と、少なくとも給紙ローラ、ベルト定着装置、排出ローラ対を有する本体部と、を備えた画像形成装置において、
前記本体部を駆動するモータがクラッチを介して前記作像部の前記感光体に接続されるようになっており、
前記感光体は、前記モータに前記クラッチを介して接続され、前記モータによって駆動させられるとともに、記録材の搬送が終了する前に前記クラッチを切り離して感光体の駆動を停止する画像形成装置。」

(3)本願補正発明(前者)と引用例に記載の発明(後者)の対比
後者の「感光体」、「現像装置」、「転写ユニット」、「給紙ローラ」、「ベルト定着装置」、「排出ローラ対」、「モータ」は、それぞれ、前者の「感光体デバイス」、「現像デバイス」、「転写デバイス」、「給紙デバイス」、「定着デバイス」、「排紙デバイス」、「駆動手段」に相当し、両者ともに感光体デバイスは駆動手段にクラッチを介して接続され、シート搬送系(記録材搬送系)の動作タイミングに関連したクラッチの操作に応じて駆動させられるものといえるから、両者は、
「少なくとも感光体デバイス、現像デバイス、転写デバイスを有する作像部と、少なくとも給紙デバイス、定着デバイス、排紙デバイスを有する本体部と、を備えた画像形成装置において、
前記本体部を駆動する駆動手段がクラッチを介して前記作像部の前記感光体デバイスに接続されるようになっており、
前記感光体デバイスは、前記駆動手段に前記クラッチを介して接続され、シート搬送系の動作タイミングに関連した前記クラッチの操作に応じて駆動させられる画像形成装置。」
である点で一致し、以下の点で相違する。

(3-1)相違点:
シート搬送系の動作タイミングとクラッチの操作の関連において、前者は、「前記給紙デバイスが前記駆動手段によって作動させられてシートを送り出した後」にクラッチを接続して感光体デバイスが駆動させられるものであるのに対して、後者は、シート(記録材)の搬送が終了する前にクラッチを切り離して感光体の駆動を停止するものである点。

(4)判断
本件補正発明は、上記相違点に係る事項により、感光体デバイスを必要な時間のみ駆動し、寿命の向上をはかろうとするものであるが、同一の駆動手段とクラッチ操作により感光体デバイスを含む作像部と給紙部を含むシート搬送系をそれぞれ駆動する構成を採用した画像形成装置において、給紙デバイスが駆動手段によって作動させられてシートを送り出した後に、感光体デバイスが駆動手段に接続され、駆動手段によって駆動させられる構成とすることにより感光体デバイスの駆動時間を短縮化し、感光体デバイスを長寿命化することは、特開平3-105367号公報、特開平3-216667号公報、特開平9-230652号公報に記載されているように周知である。
してみると、感光体を必要以上に駆動することによる摩耗を回避しようとする引用例に記載されている発明において、上記周知技術を適用することにより、上記相違点に係る構成を有するものとすることは適宜行われることにすぎない。
また、引用例に記載された発明において、上記周知技術を適用して上記相違点に係る構成を有するものとしたことにより予期せざる作用効果が奏せられるものとすることもできない。
したがって、本願補正発明は、引用例に記載の発明、及び、周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

(5)むすび
以上のとおり、本件補正は、平成15年改正前特許法第17条の2第5項で準用する同法第126条第4項の規定に違反するものであり、特許法第159条第1項で読み替えて準用する特許法第53条第1項の規定により却下されるべきものである。

3.本願発明について
平成15年4月3日付けの手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1ないし請求項8に係る発明は、平成15年1月9日付け手続補正書の特許請求の範囲の請求項1ないし請求項8に記載された事項により特定されるとおりのものであり、特にその請求項1に係る発明(以下、同項記載の発明を「本願発明」という。)は、以下のとおりのものである。
「少なくとも感光体デバイス,現像デバイス,転写デバイスを有する作像部と、少なくとも給紙デバイス,定着デバイス,排紙デバイスを有する本体部と、を備えた画像形成装置において、
前記本体部を駆動する駆動手段が、クラッチを介して前記作像部の前記感
光体デバイスに接続されるようになっており、
前記感光体デバイスは、前記給紙デバイスが前記駆動手段によって作動させられた後、前記駆動手段に前記クラッチを介して接続され、前記駆動手段によって駆動させられることを特徴とする画像形成装置。」

(1)引用例
原査定の拒絶の理由に引用された引用例、および、その記載事項は、前記「2.(2)」に記載したとおりである。

(2)対比・判断
本願発明は、前記2.で検討した本願補正発明において、「前記給紙デバイスが前記駆動手段によって作動させられてシートを送り出した後」とあるのを「前記給紙デバイスが前記駆動手段によって作動させられた後」としたものに相当する。
そうすると、本願発明の構成要件を全て含み、さらに他の構成要件を付加したものに相当する本願補正発明が、前記「2.(4)」に記載したとおり、引用例に記載の発明、及び、周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、同様の理由により、引用例に記載の発明、及び、周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

(3)むすび
以上のとおり、本願発明は、引用例に記載の発明、及び、周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
したがって、本願の他の請求項に係る発明についての判断を示すまでもなく、本願は拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2007-03-15 
結審通知日 2007-03-16 
審決日 2007-03-27 
出願番号 特願平10-211830
審決分類 P 1 8・ 575- Z (G03G)
P 1 8・ 121- Z (G03G)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 下村 輝秋  
特許庁審判長 山下 喜代治
特許庁審判官 松本 泰典
藤岡 善行
発明の名称 画像形成装置  
代理人 勝又 弘好  

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