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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 G06F
審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 取り消して特許、登録 G06F
管理番号 1205059
審判番号 不服2007-9119  
総通号数 119 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2009-11-27 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2007-03-29 
確定日 2009-10-27 
事件の表示 特願2003- 28752「情報処理装置及び情報処理方法」拒絶査定不服審判事件〔平成15年11月14日出願公開、特開2003-323347、請求項の数(3)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1.手続の経緯・本願発明
本願は、平成8年11月12日に出願した特願平08-300407号の一部を平成15年2月5日に新たな特許出願としたものであって、平成18年5月30日付けで手続補正がなされ、同年11月30日付けで拒絶理由通知がなされ、平成19年2月5日付けで意見書が提出されるとともに手続補正がなされたが、同年2月23日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、同年3月29日に拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに同年5月1日付けで手続補正がなされ、同年5月23日付けで前置報告書が作成され、平成21年3月17日付けで当審より審尋がなされ、同年5月25日付けで審尋に対する回答書が提出されたものである。

そして、その請求項1から請求項3に係る発明(以下、それぞれ、「本願発明1」、「本願発明2」、「本願発明3」という。)は、平成19年5月1日付けの手続補正書に記載される以下のとおりのものと認められる。

「【請求項1】
多重化され、さらに暗号化されたマルチメディアデータを出力する情報処理装置であって、
暗号化されたマルチメディアデータと共に、情報処理装置ごとに付与された識別データを復号されたマルチメディアデータに電子透かしとして埋め込む処理を実行するためのプログラムを当該情報処理装置の外部より取得する取得手段と、
前記取得した暗号化されたマルチメディアデータを復号する復号手段と、
前記情報処理装置ごとに付与された識別データを、前記復号手段が復号した前記マルチメディアデータに電子透かしとして埋め込む埋め込み処理を実行するデータ埋め込み手段と、
前記データ埋め込み手段が前記識別データを埋め込んだ前記マルチメディアデータをデマルチプレックスするデマルチプレックス手段と、
前記デマルチプレックス手段がデマルチプレックスした前記マルチメディアデータを出力する出力手段と
を有し、
前記データ埋め込み手段は、前記取得手段が取得した前記プログラムの内容を基に、前記埋め込み処理を実行する、
情報処理装置。
【請求項2】
前記マルチメディアデータは、ディジタル信号である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
多重化され、さらに暗号化されたマルチメディアデータを出力するため、復号手段、取得手段、データ埋め込み手段、デマルチプレックス手段、および、出力手段を有する情報処理装置において実行される情報処理方法であって、
前記取得手段が、暗号化されたマルチメディアデータと共に、情報処理装置ごとに付与された識別データを復号されたマルチメディアデータに電子透かしとして埋め込む処理を実行するためのプログラムを当該情報処理装置の外部より取得する第1の工程と、
前記復号手段が、前記第1の工程において取得した取得した前記暗号化されたマルチメディアデータを復号する、第2の工程と、
前記データ埋め込み手段が、前記第2の工程において復号した前記マルチメディアデータに、前記前記情報処理装置ごとに付与された識別データを、電子透かしとして埋め込む埋め込み処理を実行する、第3の工程と、
前記デマルチプレックス手段が、前記第3の工程において、前記データ埋め込み手段が前記情報処理装置ごとに付与された識別データを埋め込んだ前記マルチメディアデータをデマルチプレックスする、第4の工程と、
前記出力手段が、前記第4の工程において、前記デマルチプレックス手段がデマルチプレックスした前記マルチメディアデータを出力する、第5の工程と
を有する情報処理装置の情報処理方法。」


第2.原査定の理由
原審における拒絶査定の要旨は、本願発明1ないし本願発明3は拒絶の理由に引用された特開平07-123394号公報(以下、「引用文献1」という。)、特開平05-260468号公報(以下、「引用文献2」という。)に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないというものであり、また、本願発明1ないし本願発明3が明確でないから特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしていないので特許を受けることができないというものである。


第3.判断
1.特許法第29条第2項について
(1)引用文献
原査定の拒絶の理由に引用された引用文献1には、「受信側3でデスクランブルを施した情報信号には、ユ-ザIDを付加することにより、いわゆる不正コピ-が行われた場合にも、不正コピ-を行ったカ-ド2の発行先を特定出来るので、不正コピ-の抑止効果が期待出来(段落【0040】)」る、有料放送の供給方法及びそのデコーダ装置について記載されており、その記載からして(特に、段落【0023】?【0027】を参照)、前記デコーダ装置に関して以下の発明が記載されている。
映像信号と音声信号とからなり、さらにスクランブルされた情報信号を受信して出力するデコーダ装置であって、
前記受信したスクランブルされた情報信号をデスクランブルするデスクランブル手段52と、
前記ユーザを識別するユーザIDを、前記デスクランブル手段52がデスクランブルした前記情報信号が含む前記映像信号の垂直同期信号のブランキング内の一部に付加する処理を実行するユーザID付加手段55と、
前記ユーザID付加手段55が前記ユーザIDを付加した前記情報信号を出力して、視聴可能にするモニター6と
を有する、
デコーダ装置。

原査定の拒絶の理由に引用された引用文献2には、有料テレビジョン放送を受信再生する「デコーダを特定可能にすることによって、不正コピーや不正分配の差止請求などの法的措置、電波アドレシングによるデコーダ機能停止などの技術的措置を講じる(段落【0004】)」ことを可能にする、有料テレビジョン放送用デコーダについて記載されており、その記載からして(特に、段落【0007】?【0028】を参照)、以下の発明が記載されている。
スクランブル伝送されたテレビジョン番組信号を入力端子1より入力して出力端子3から出力する有料テレビジョン放送用デコーダであって、
拡散回路7によって拡散した、デコーダ固有番号の文字やコード等のデコーダを特定することが可能な文字やコード信号を、前記入力されたスクランブル伝送されたテレビジョン番組信号に合成する合成回路5と、
前記デコーダを特定することが可能な文字やコード信号が合成された前記テレビジョン番組信号をデスクランブルするデスクランブル回路2と、
前記デスクランブル回路2が出力する視聴可能なテレビジョン番組信号を出力する受像機17と
を有する、
有料テレビジョン放送用デコーダ。



(2)対比・判断
本願発明1と引用文献1に記載された発明とを比較する。

引用文献1に記載された発明は、「映像信号と音声信号とから」なる「情報信号」を「出力して、視聴可能にする」ものである。すなわち、引用文献1に記載された発明は、前記「情報信号」を、映像と音声としてユーザに出力可能であると認められる。してみれば、「前記ユーザID付加手段55が前記ユーザIDを付加した前記情報信号」を、映像と音声としてユーザに出力可能にするために、「垂直同期信号のブランキング内の一部」に「ユーザを識別するユーザID」が付加された「映像信号」と「音声信号」とに分離して「モニター6」に供給するデマルチプレックス手段を有することは明らかである。
したがって、本願発明1と引用文献1に記載された発明とは、
(相違点1)本願発明1は「暗号化されたマルチメディアデータと共に、情報処理装置ごとに付与された識別データを復号されたマルチメディアデータに電子透かしとして埋め込む処理を実行するためのプログラムを当該情報処理装置の外部より取得する取得手段」を有し、「前記データ埋め込み手段は、前記取得手段が取得した前記プログラムの内容を基に、前記埋め込み処理を実行する」ものであるのに対して、引用文献1に記載された発明は、そのような構成を有していない点、
(相違点2)マルチメディアデータの利用する側を特定するために、該マルチメディアデータに埋め込む情報が、本願発明1においては「情報処理装置ごとに付与された識別データ」であるのに対して、引用文献1に記載された発明は「ユーザを識別するユーザID」である点、
で、少なくとも相違する。

ところで、引用文献2に記載された発明は、「拡散した、デコーダ固有番号の文字やコード等のデコーダを特定することが可能な文字やコード信号」をテレビジョン番組信号に合成するものであり、前記相違点2に係る構成は有している。しかし、前記引用文献2に記載された発明は、引用文献1に記載された発明と同様に、相違点1に係る「暗号化されたマルチメディアデータと共に、情報処理装置ごとに付与された識別データを復号されたマルチメディアデータに電子透かしとして埋め込む処理を実行するためのプログラムを当該情報処理装置の外部より取得する取得手段」を有していない。
そして、マルチメディアデータを利用する情報処理装置を特定するための識別データを復号された前記マルチメディアデータに埋め込む処理をプログラムによって実行するとともに、当該プログラムを外部より取得することは、平成19年2月23日付けでなされた拒絶査定に記載された特開平05-333776号公報にも、また、平成19年5月23日付けの前置報告書に記載された特開昭63-220630号公報にも、記載も示唆もされていない。

これに対して、本願発明1は、相違点1に係る「暗号化されたマルチメディアデータと共に、情報処理装置ごとに付与された識別データを復号されたマルチメディアデータに電子透かしとして埋め込む処理を実行するためのプログラムを当該情報処理装置の外部より取得する取得手段」を有し、「前記データ埋め込み手段は、前記取得手段が取得した前記プログラムの内容を基に、前記埋め込み処理を実行する」という発明特定事項を有することによって、本願明細書の段落【0028】に記載された「データ埋め込み処理用のアルゴリズムが固定化する事なく、更新に応じてデータ埋め込み処理の方法を変更することが容易となる。また、カードモジュール10に内蔵されるデータ埋め込みユニット20を、特定のデータ埋め込み処理用のアルゴリズムを実行するものではなく、外部から設定されたアルゴリズムを実行するような標準化したものを使用することが可能となる。従って、カードモジュール10自体の標準化が容易となり、しかも情報提供者側から提供された特別仕様のアルゴリズムによるデータ埋め込み処理も可能となるため、著作権などの権利保護をさらに高めることが可能である。」という、引用文献1ないし引用文献2に記載された発明からは予期し得ない効果を奏するものである。


ところで、特許法第44条第2項の規定により、本願の出願の日とみなされる平成8年11月12日の前に頒布された特開平07-221967号公報には、図面とともに以下の事項が記載されている。
ア.「【請求項1】 複数の通信機器間で通信回線を介して画像データを送受信する画像通信装置において、
少なくとも、前記通信機器の機器判別データ及び前記通信回線の識別番号を特定する手段と、
前記機器判別データ及び前記識別番号を前記画像データに付加する付加手段と、
前記付加が行なわれた画像データを可視出力する出力手段とを備えることを特徴とする画像通信装置。」
イ.「【0020】上記の処理にて、受信側の通信機のプリント画には、プリント画像を変調することで、送信側通信機のIDNo.,ネットワークの回線No.,及び受信側通信機のIDNo.,回線No.を付加情報としてプリントアウトされる。その結果、相手側通信機から送られてきた画像データが不正複写による偽造物である場合、その変調データの判読により、複写を行なったり画像情報の通信に関わった機械の特定や回線番号の特定が可能となる。」
ウ.「【0035】なお、上記実施例及びその変形例における画像データの変調は、例えば、画像の縁の部分に目立たないように変調してもよく、また、暗号パターンとして複数ドットにデータを分散させることにより、人間の目には番号が直接分からないようにしてもよい。さらに、カラー記録の場合には、例えば、イエロー成分の画像データを変調してもよい。」
エ.「【0036】…(中略)…本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることは言うまでもない。」

同様に、前記平成8年11月12日の前に頒布された特開平08-030759号公報には、図面とともに以下の事項が記載されている。
オ.「【請求項1】 機密管理用画像のフーリエ変換データを点の集合の形にエンコードして書類の画像に埋め込むことを特徴とする書類機密管理方法。」
カ.「【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機密書類(文書、図表等)の管理に係わる技術に関する。本発明は特に、流出した機密書類より、その流出経路の追跡等に役立つ情報を当該文書より取得できるようにするための技術に関する。」
キ.「【0027】図8において、301は一時記憶としてのメモリを内蔵したCPU(中央処理装置)、302はCPU301上で図1のステップ101の処理を実現するためのFETプログラムを格納したROM、303はCPU301上で図1のステップ102の処理を実現するためのエンコードパターン作成プログラムを格納したROM、304はCPU301上で図1のステップ103の処理を実現するための画像合成プログラムを格納したROMである。305は機密書類や埋め込み画像のデータを入力するための画像データ入力部である。この画像データ入力部305は、具体的には、フロッピーディスク等の記憶メディアやファクシミリ等の通信メディアによって画像データを入力する手段、あるいはワードプロセッサ等のソフトウエア手段等々である。」
ク.「【0031】図9は上述の「埋め込み画像再現プロセス」を実現するための装置構成の一例を示す概略ブロック図である。図9において、401は一時記憶としてのメモリを内蔵したCPU(中央処理装置)、402はCPU401上で図6のステップ201の処理を実現するための連結成分抽出プログラムを格納したROM、403はCPU401上で図6のステップ202の処理を実現するためのデコードプログラムを格納したROM、404はCPU401上で図6のステップ203の処理を実現するための逆FTTプログラムを格納したROMである。405は、CPU401上で図6のステップ204の処理を実現するための2値化プログラムを格納したROMである。」
ケ.「【0040】…(中略)…ROM304も図11のステップ503の処理内容に合わせたプログラムを格納したものに変更し、ROM402も図12のステップ601の処理内容に合わせたプログラムを格納したものに変更する。」

ア?ケから、伝送される画像情報の保護のために、受信装置判別データ等の該画像情報を利用する情報処理装置を識別する情報を、該画像情報に隠匿的に埋め込む処理を実行するためのプログラムを当該受信装置の外部より取得すること、は本願の出願日とみなされる日前において周知技術であった。

しかしながら、本願発明1は、前述のとおり、相違点1に係る「暗号化されたマルチメディアデータと共に…(中略)…埋め込む処理を実行するためのプログラムを当該情報処理装置の外部より取得する取得手段」を有するものである。この、「暗号化されたマルチメディアデータ」と共に「埋め込む処理を実行するためのプログラム」を「外部より取得する」という構成は、本願明細書の発明の詳細な説明の段落【0026】の「情報受信装置1が情報発信装置3から受信した情報の中に、データ埋め込み処理用のアルゴリズムも含み、カードモジュール10はそのデータ埋め込み処理用のアルゴリズムをダウンロードする」との記載に基づくものである。
そして、前記「埋め込む処理を実行するためのプログラムを当該情報処理装置の外部より取得する」ことは前述の通り周知技術であったが、当該「プログラム」を暗号化されたマルチメディアデータと共に外部より取得することを、引用文献1ないし引用文献2に記載された発明あるいは当該周知技術から、当業者が想到し得たとは認められない。
これに対して、本願発明1は、「暗号化されたマルチメディアデータと共に…(中略)…埋め込む処理を実行するためのプログラムを当該情報処理装置の外部より取得する取得手段」を有することで、「データ埋め込み処理用のアルゴリズムが固定化する事なく」暗号化されたマルチメディアデータを取得した時点で「更新に応じてデータ埋め込み処理の方法を変更することが容易となる。」という、本願明細書に記載の効果を奏するものである。

以上のとおりであるから、本願発明1は、引用文献1ないし引用文献2に記載された発明あるいは前記周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものではない。


本願の請求項2は請求項1を引用しているから、本願発明2は、本願発明1に「前記マルチメディアデータは、ディジタル信号である」との事項を追加した発明である。
ところで、引用文献1に記載された発明と同様の、入力されたテレビジョン信号に該テレビジョン信号を利用する側を特定する「文字やコード信号」を埋め込んでユーザに出力する発明が記載された引用文献2には、その段落【0029】に「なお、図1および図3に示された本願発明に係る有料テレビジョン放送用デコーダにおける信号処理は、アナログで行なわれるか、ディジタルで行なわれるかを問わない。」と記載されている。すなわち、引用文献2には、有料テレビジョン放送用デコーダにおける信号処理がディジタルで行なわれことから、入力される「テレビジョン番組信号」もディジタル信号であることが示唆されている。したがって、前記「マルチメディアデータは、ディジタル信号である」との事項は格別のものではない。
しかしながら、上述のとおり、本願発明1が前記各引用文献に記載された発明あるいは前記周知技術から当業者が容易に発明をすることができたものであると認めることができない以上、本願の請求項2で追加された事項が格別のものではないとしても、本願発明1の発明特定事項をすべて含む本願発明2は、前記各引用文献に記載された発明あるいは前記周知技術から当業者が容易に発明をすることができたものであるとは認めることはできない。

さらに、本願の請求項3は本願発明1を方法発明として記載したものであるから、本願発明1が前記各引用文献に記載された発明あるいは前記周知技術から当業者が容易に発明をすることができたものであると認めることができない以上、本願発明3は、前記各引用文献に記載された発明あるいは前記周知技術から当業者が容易に発明をすることができたものであるとは認めることはできない。


2.特許法第36条第6項第2号について
前記平成19年5月1日付けの手続補正書でした手続補正により、拒絶査定で指摘した「アルゴリズム」の記載は「プログラム」に補正された。
したがって、特許請求の範囲における各請求項の記載は明確となり、特許法第36条第6項第2号について拒絶の理由で指摘した点は解消した。


3.平成21年5月23日付け回答書に記載の補正案について
前記平成21年5月23日付け回答書において、審判請求人は、「2.請求項の記載内容の整理と補正の要望」の項で補正案を提示している。
しかしながら、この補正案は、上記項において「本願発明内容を変更、修正するような実質的な変更はありません」と記載するように、請求項1ないし請求項3に係る発明を実質的に変更するものではない。また、前記「2.特許法第36条第6項第2号について」の項において述べたとおり、本願発明1ないし本願発明3は、該補正案の補正をするまでもなく、明確である。そして、本願発明1ないし本願発明3は、本願明細書の発明の詳細な説明に記載されたものである。
したがって、前記提示された補正案に示されるような補正を敢えて行うことの必要性は認められない。


第4.まとめ
以上のとおりであるから、本願発明1ないし本願発明3が、特許法第29条第2項及び同法第36条第6項第2号の規定により特許を受けることができないとした原査定の判断は妥当でない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2009-10-14 
出願番号 特願2003-28752(P2003-28752)
審決分類 P 1 8・ 537- WY (G06F)
P 1 8・ 121- WY (G06F)
最終処分 成立  
前審関与審査官 平井 誠  
特許庁審判長 鈴木 匡明
特許庁審判官 石田 信行
石井 茂和
発明の名称 情報処理装置及び情報処理方法  
代理人 佐藤 隆久  

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