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審決分類 再審 査定不服 その他 審決却下 A61G
再審 査定不服 出願日、優先日、請求日 審決却下 A61G
管理番号 1241663
審判番号 再審2010-950001  
総通号数 142 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2011-10-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2010-01-13 
確定日 2010-07-30 
事件の表示 平成 9年特許願第260785号「介助機」拒絶査定不服審判事件〔平成11年 3月 2日出願公開、特開平11- 56908号〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求を却下する。 
理由 1.手続の経緯
再審請求人は、不服2005-9621号事件について平成19年11月12日にした審決(以下、「原審決」という。)の取消しを求める訴えを平成19年12月24日に知的財産高等裁判所に提起したところ(平成19年(行ケ)第10421号)、知的財産高等裁判所は、平成20年6月26日に、請求を棄却する旨の判決を言い渡した。
再審請求人は、平成20年7月9日に上記判決を不服として上告をしたところ(平成20年(行ツ)280号)、最高裁判所は、平成21年1月15日に、上告を棄却した。これにより、上記判決が確定するとともに、原審決が確定した。
再審請求人は、平成22年1月13日に、本件再審の請求をした。

2.請求の理由
再審請求人の主張は、原審決には不服の理由(請求の理由)に示す事項について民事訴訟法第338条第1項第4号及び同条第2項所定の再審の事由があるというものであり、その不服の理由(請求の理由)は、「審決には虚偽の記述がある。無形偽造であり、刑法第156条所定の虚偽公文書作成罪(有印)に該当する疑いがある。」というものである。

3.当審の判断
再審事由となる、特許法第171条第2項が準用する民事訴訟法第338条第1項第4号にいう「職務に関する罪」として、再審請求人が主張する刑法第156条所定の虚偽公文書作成罪については、公訴が提起されたものでなく、まして有罪の判決若しくは過料の裁判が確定したものではない。さらに、証拠がないという理由以外の理由により有罪の確定判決若しくは過料の確定裁判を得ることができないとの事実が明らかにされたものでもない。そうすると、再審請求人が再審事由として主張する事由は、特許法第171条第2項が準用する民事訴訟法第338条第2項の規定に適合しない。

4.むすび
したがって、本件再審の請求は不適法なものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2010-03-24 
結審通知日 2010-04-02 
審決日 2010-04-14 
出願番号 特願平9-260785
審決分類 P 5 8・ 03- X (A61G)
P 5 8・ 09- X (A61G)
最終処分 審決却下  
前審関与審査官 鈴木 洋昭  
特許庁審判長 亀丸 広司
特許庁審判官 豊永 茂弘
黒石 孝志
発明の名称 介助機  

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