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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) B65G
管理番号 1304458
審判番号 不服2014-4194  
総通号数 190 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2015-10-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2014-03-04 
確定日 2015-08-11 
事件の表示 特願2011-506230「第1ユニットから第2ユニットへ包装容器を移送するための方法と配置」拒絶査定不服審判事件〔平成21年10月29日国際公開、WO2009/131519、平成23年 6月30日国内公表、特表2011-518739〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯及び本願発明
本願は、2009年4月23日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2008年4月23日 (SE)スウェーデン)を国際出願日とする出願であって、平成22年10月20日に特許法第184条の5第1項に規定する国内書面が提出され、平成22年12月17日に特許法第184条の4第1項に規定する翻訳文とともに、同法第184条の8第1項に規定する条約第34条に基づく補正書の翻訳文が提出され、平成25年8月20日付けで拒絶理由が通知され、平成25年11月26日に意見書及び手続補正書が提出されたが、平成25年12月12日付けで拒絶査定がされた。
そして、平成26年3月4日に拒絶査定不服審判が請求されると同時に、特許請求の範囲を補正する手続補正書が提出され、当審において平成26年11月20日付けで拒絶理由(以下、「当審拒絶理由」という。)が通知され、平成27年2月5日に意見書及び手続補正書が提出されたものであって、その請求項1ないし19に係る発明は、平成22年12月17日に提出された明細書の翻訳文、平成27年2月5日に提出された手続補正書によって補正された特許請求の範囲及び国際出願時における図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1ないし19に記載された事項により特定されるとおりのものであるところ、その請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、以下のとおりである。

「 【請求項1】
第1コンベヤから第2コンベヤへ包装容器(27)を移送するための方法であって、
‐1つあるいは複数の容器ピッカー/プレーサー(28)を、容器取上げ位置から容器開放位置を経由して前記容器取上げ位置に戻るように第1水平軸(16)を中心として旋回可能なフレーム構造体(13)に配置するステップと、
‐前記フレーム構造体(13)上に配置された前記容器ピッカー/プレーサー(28)に、前記第1コンベヤ上に配置された1つあるいは複数の前記包装容器(27)を掴ませるステップと、
‐前記第1水平軸と第2水平軸とを接続しているトランスミッションによって、前記第1水平軸(16)に対して平行な前記第2水平軸(31)を中心として、前記フレーム構造体(13)に対して相対的に旋回されるように、前記容器ピッカー/プレーサー(28)を配置するステップと、
‐前記容器開放位置に向かって旋回運動している際に、前記第2水平軸(31)に対して直角とされる第3軸(48)を中心とする前記容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動、及び、前記第2水平軸(31)を中心とする前記容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動を前記フレーム構造体(13)の回転運動に連動させるステップであって、前記第3軸を中心とする回転運動が、前記容器ピッカー/プレーサーを回転させるための駆動ユニットによって生じるステップと、
を備えていることを特徴とする方法。」


第2 引用文献
(1)当審拒絶理由に引用された文献である特表2002-544078号公報(以下、「引用文献」という。)には、例えば、以下の記載がある。

ア.「【請求項1】 第1水平経路中で間欠的に作業する第1ユニット(11)から第2水平経路中で連続的に作業する第2ユニット(12)へ包装容器(27)を移送するための方法において、複数の容器ピッカー/プレーサー(28)がフレーム装置(13)上に配置され、前記フレーム装置は容器ピックアップ位置から前方へ容器放出位置へそして容器ピックアップ位置へ戻すように水平軸線(16)を中心として旋回させられることができ、容器ピッカー/プレーサー(28)を有するフレーム装置は第1ユニットの水平経路内で幾つかの容器(27)を掴むようになされており、フレーム装置(13)は、容器放出位置へ行くその旋回運動中、垂直軸線(17)を中心とした加速運動をなすようになされており、加速は、放出位置内の容器ピッカー/プレーサー(28)の速度が第2ユニットの連続速度に一致するように行われることを特徴とする方法。
【請求項2】 前方へ容器放出位置へ行くフレーム装置(13)の前記旋回運動中に、容器ピッカー/プレーサー(28)は第2ユニット中において相互の容器間隔、距離に一致する相互間隔まで動かされる追加の段階を特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】 第1経路が部分円形部分を含み、容器がこれから取り上げられるて成る請求項2に記載の方法において、前記旋回運動中に、部分円形経路から取り上げられた容器間の旋回運動から生じる高さの差が補償されることを特徴とする方法。
【請求項4】 容器は第1経路中で垂直に方向付けられてなる請求項1から3の何れか1項に記載の方法において、前記容器ピッカー/プレーサー(28)は前記フレーム装置(13)中で最初に述べた軸線(16)と平行な第2水平軸線(31)を中心として旋回できるよう配置され、そして第1水平軸線を中心とした旋回運動と組み合わせた第2軸線を中心とした旋回運動は容器が第2経路で水平に到達する効果を有することを特徴とする方法。
【請求項5】 充填されたチューブを、水平の、少なくとも部分的に円形の経路中で作業しかつ複数の充填ノズルを備えたチューブ充填器から、連続的に作業するカートン詰め機械へ移送するための請求項1に記載の方法において、複数のチューブピッカー/プレーサー(28)が前記フレーム装置(13)上に配置され、前記フレーム装置は、チューブピックアップ位置から前方へチューブ放出位置へ、そしてピックアップ位置へ戻るように前記水平軸線(16)を中心として旋回させられることができ、そしてチューブピッカー/プレーサー(28)を有するフレーム装置はチューブ充填器の前記少なくとも部分的に円形の経路中で幾つかの充填されたチューブを掴むようになされており、フレーム装置はチューブ放出位置への旋回運動中、前記垂直軸線(17)を中心とした加速運動をなすようになされており、加速は放出位置内のチューブピッカー/プレーサーの速度がカートン詰め機械の速度に一致するように行われ、フレーム装置(13)の前記チューブ放出位置への前記旋回運動中、チューブピッカー/プレーサー(28)はカートン詰め機械中の間隔に一致する相互間隔まで動かされ、そして特に円形の経路から取り上げられたチューブ間の旋回運動から生じる高さの差が補償されることを特徴とする方法。
【請求項6】 前記チューブピッカー/プレーサー(28)は最初に述べた水平軸線(16)と平行な第2水平軸線(31)を中心として前記フレーム装置中で旋回できるよう配置され、第1水平軸線(16)を中心とした旋回運動と組み合わされた第2水平軸線(31)を中心とした旋回運動は、チューブがカートン詰め機械に水平に到達するようになされることを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】 チューブは、前方へ放出位置へ行くフレーム装置の全旋回運動中、前記ピッカー/プレーサー(28)による力によって確実に保持されることを特徴とする請求項5又は6に記載の方法。
【請求項8】 フレーム装置はその旋回運動の第1段階中、中間位置(図7)に旋回させられ、フレーム装置はこの第1段階中、前記垂直軸線(7)を中心として予定角度回動させられ、フレーム装置は、前方へチューブ放出位置へ行くその旋回運動の後続の第2段階中に、第1のものとは逆方向の回動中にしかし同じ回動角度で前記加速運動をなすようになされることを特徴とする請求項5から7の何れか1項に記載の方法。
【請求項9】
充填されたチューブをカートン詰め機械に放出した後、フレーム装置は、放出位置へ導き、垂直軸線(17)を中心とした回動運動の減速を含み、フレーム装置(13)を垂直軸線(17)と水平軸線(16、31)に関して出発位置へリセットし、そしてチューブピッカー/プレーサー(28)を出発位置へリセットする運動パターンとは逆の運動パターンを実施するようになされることを特徴とする請求項5から8の何れか1項に記載の方法。
【請求項10】 すべての運動は機械的に作業させられるカム案内によって生ぜしめられることを特徴とする請求項51から9の何れか1項に記載の方法。
【請求項11】 チューブが、真空で作業するチューブピッカー/プレーサー(28)によって掴まれ、保持され、放出されることを特徴とする請求項5から10の何れか1項に記載の方法。
【請求項12】 水平の少なくとも部分的に円形の経路内で間欠的に作業しかつ複数の充填ノズルを備えたチューブ充填器から、連続的に作業するカートン詰め機械へ充填されたチューブを移送するための移送装置において、充填器の少なくとも部分的に円形の経路の外で機台中に支持され、水平軸線(16)を中心として旋回できかつ垂直軸線(17)を中心として回動できるフレーム装置(13)と、前記フレーム装置中に配置されたチューブピッカー/プレーサー(28)と、チューブピックアップ位置(図5)から前方へ放出位置(図9)へそしてチューブピックアップ位置へ戻るようにフレーム装置(13)を旋回させるための装置(26、25、21、20、19)と、前方へチューブ放出位置へ行くフレーム装置(13)の旋回中、前記チューブピッカー/プレーサー(28)のための加速コースを生ぜしめるために前記垂直軸線(17)を中心としてフレーム装置を回動させるための装置(26、32、32b、32c)と、チューブピッカー/プレーサーがカートン詰め機械と同期させられるよう前記加速コースにわたって前記加速を起動させかつ制御するための装置(32a、32b)を備えたことを特徴とする装置。
【請求項13】 フレーム装置(13)のチューブ放出位置(図9)への旋回運動中、カートン詰め機械中の間隔に一致する相互間隔までチューブピッカー/プレーサー(28)を動かす手段(34)と、直線ライン内にある1セットのチューブがカートン詰め機械へ放出されるように、充填器の前記少なくとも部分的に円形の経路から取り上げられたチューブ間の、旋回運動によって生ぜしめられた高さの差を補償するための手段(33)とを備えたことを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項14】 フレーム装置の旋回運動用の装置が機台(10)中に取り付けられた駆動シャフト(26)によって駆動される径方向に作用するカム案内(25)を含み、フレーム装置(13)の回動運動用の装置が同じ駆動シャフト(26)によって駆動される軸線方向のカム案内(32)を含むことを特徴とする請求項13に記載の装置。
【請求項15】 チューブピッカー/プレーサー(28)が最初に述べた水平軸線(16)と平行な第2の旋回軸線(31)を限定する第2の水平シャフト(29)上にフレーム装置中で旋回可能に支持されることを特徴とする請求項14に記載の装置。
【請求項16】 ばね負荷された関節結合されたロッド(20)が径方向のカム案内(25)を介して前記駆動シャフト(26)から垂直に上下運動をするよう駆動され、そして水平シャフト(18)上に回転しないように固定されたアーム(19)に関節結合様式で連結され、前記水平シャフトは旋回可能にフレーム装置を支持しかつ前記第1軸線(16)を限定することを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項17】 フレーム装置は、軸線方向のカム案内(32)によって制御される第2アーム(32c )に回転しないように連結された前記垂直軸線(17)を限定する垂直シャフトをもつことを特徴とする請求項16に記載の装置。
【請求項18】 カムベルト(30)は第1の支持水平シャフト(18)から第2の支持水平シャフト(29)へ関節結合ロッド(20)の運動を伝えるよう配置されることを特徴とする請求項16又は17に記載の装置。
【請求項19】 第2支持水平シャフト(29)はチューブピッカー/プレーサーをヒール支持するための軸線方向案内(34)をもち、これらの案内は、カムベルトによって生ぜしめられる前記第2支持水平シャフト(29)の回動が、前方へチューブ放出位置へ向かうフレーム装置(13)の旋回運動中、チューブピッカー/プレーサーをカートン詰め機械中の間隔に一致する位置へ設定するように適合させられることを特徴とする請求項18に記載の装置。
【請求項20】 ヒールの少なくとも1つは前記高さ補償をなす目的で関節結合(33)されることを特徴とする請求項19に記載の装置。
【請求項21】 前記軸線方向案内(34)を備えた第2支持水平シャフト(29)に平行に延びる案内手段はヒールを制御するものであることを特徴とする請求項20に記載の装置。
【請求項22】 3つのチューブピッカー/プレーサー(28)が前記第2支持水平シャフト(29)と前記案内によって支持され、その中心のピッカー/プレーサーは固定され、中心に位置決めされ、かつ前記水平旋回軸線(16、31)と平行に関節結合(33)されている一方、外側のピッカー/プレーサーは前記軸線方向案内(34)によって軸線方向に変位させられることができることを特徴とする請求項21に記載の装置。
【請求項23】 関節結合(33)は設計される。ピックアップ位置で、中心のチューブピッカー/プレーサーと2つの外側のチューブピッカー/プレーサーが部分円形の充填器経路に一致する仮想の円弧上にあることを特徴とする請求項22に記載の装置。
【請求項24】 各チューブピッカー/プレーサーは真空開口を備えたカップ状のチューブ確保面(28a)をもつことを特徴とする請求項23に記載の装置。
【請求項25】 前記チューブ確保面に連結する真空取り付け具はピックアップ位置から放出位置までのフレーム装置(13)の全旋回運動中、活動するよう配置されることを特徴とする請求項24に記載の装置。」(【請求項1】ないし【請求項25】)

イ.「【0001】
発明の分野
本発明は包装容器、特に包装チューブを第1水平経路中で間欠的に作業する第1ユニットから第2水平経路中で連続的に作業する第2ユニットへ移送するための方法と装置に関するものである。
本発明は特に、水平の円形経路中で作業しかつ複数の充填ノズルを備えたチューブ充填器から連続的に作業するカートン詰め機械に充填されたチューブを移送するための方法と装置に関するものである。
・・・
【0009】
好適実施例の説明
先ず図1を参照すれば、本発明の移送装置の主構成部品が示されている。移送装置は間欠的に作業する充填器(図5)と、カートン詰め機械中の連続的に作業するいわゆるケースコンベヤ(図9)の間に適当な距離をおいて機台10上に支持されている。機台10上に支持されているのはフレーム装置13であり、このフレーム装置は第1フレーム14と第2フレーム15を含む。フレーム14は旋回軸線16と中心として旋回することができ、フレーム15は回転軸線17と中心として回動することができる。
【0010】
旋回軸線16を中心としたフレーム14の旋回を生じるために、フレーム14はフレーム15中に取り付けられたシャフト上に回転しないように固定されている。このシャフト18上に回転しないように配置されているのはアーム19であり、このアームは関節結合したロッド20に連結されている。関節結合したロッドの他端はカム従動子アーム21に連結されており、この従動子アームはその他端で機台中の軸受22中に据え付けられている。カム従動子アーム上には、カム従動子ローラ23があり、ばね力で作用するピストン/シリンダ24が アーム21とカム従動子ローラ23に負荷をかけて、カムプレート25に当接するようになし、このカムプレートもまた、駆動シャフト26上に回転しないように固定されている。図から明らかな如く、カムプレート25は周囲で作用し、その周囲のデザインはシャフト26が回転したとき、連続線で示した位置と破線で示した位置の間にカム従動子アーム21の往復運動を生ぜしめ、これがまた、関節結合したロッド20の上下運動を、従ってシャフト18とその上に定着したフレーム14の往復回転運動をもたらす。
【0011】
図4はチューブピッカー(picker)/プレーサー(placer)28のシャフト29上に回転しないように据え付けられた3つのチューブ27を示す(図5)。シャフト29はカムベルト30によって駆動され、そして関節結合したロッド20によって駆動されるシャフト18からその往復回転運動を得る。シャフト29上のチューブピッカー/プレーサー28は旋回軸線31を中心として前後に旋回運動をする。
【0012】
前方へチューブ放出位置へ行きそしてチューブピックアップ位置へ戻る旋回運動の間にチューブは、フレーム14の旋回運動とベルト30によるシャフト29の駆動から得られた旋回軸線31を中心としたチューブピッカー/プレーサーの旋回運動の組み合わせによって決定される旋回運動を与えられる。径方向に作用するカムプレート25を相応の手法でデザインすることによって、かつシャフト18に必要な回動運動を、かくしてカムベルト30に適当な伝動比を与えるために関節結合したロッド20を使用することによって、全体の段取りは、フレーム装置14の旋回運動、又は傾斜運動によって、チューブ27がチューブ充填器内の垂直位置でピックアップされ、これらのチューブがカートン詰め機械のコンベヤへ平行に引き渡されるようなものとする(図9)。
【0013】
フレーム14とチューブピッカー/プレーサー28の望ましい旋回又は傾斜運動に加えて、フレーム15が回転軸線17を中心とした制限された回動をなすための装置が設けられる。この装置は図4から明らかな如く、移送装置中で垂直ににかつ中心に方向付けられている。駆動シャフト26上にこの目的で配置されているのは、追加のカムプレート32であり、このカムプレートは軸線方向に作用する型式のものである(例えば図8を参照)。特定の運動のために設けたカムプレートトラック32a内を進行するのは、カム従動子ローラ32bであり、このローラは、トラック32a中のカム32cの運動中に、フレーム15に回転軸線17を中心とした往復回転運動を与えるために、フレーム15中に回転しないように配置されたシャフト(図示せず)に回転しないように連結されたアーム32c上に配置されている。
【0014】
かくして、後述する如く、フレーム装置13の旋回又は傾斜運動中に、回転軸線17中心とした回動運動は運動のパターン上に重ねられ、この回動運動はこれに関連して、重要な役割を演じる。事実、ピックアップ位置から放出位置へのフレーム13の連続旋回中に、この手段によって、正確に正しい時に、即ちチューブがカートン詰め機械中の連続駆動されるコンベヤに放出されることができる直前に、チューブピッカー/プレーサーのための加速コースを作ることは可能である。事実、カムプレート32中の軸線方向に作用するカムトラック 装置32aの適当なデザインによって、かつアーム32cのそれ相応の適応によって適度の加速コースが運動を同期させるのに十分となる。例えば図7は、カートン詰め機械への加速コースを生ぜしめるためのフレーム装置13の5°の回動を示し、これは図示の例では毎分300個チューブの引き渡し(3チューブピッカー/プレーサー)を示す。
【0015】
しかしこの加速に加えて、ピックアップ位置(図5)から解放位置までずっとシャフト29上のチューブピックアップ/プレーサーの位置を取り扱うことができることも必要である。図示の実施例では、充填されたチューブは事実チューブ充填器中の部分円形経路(図5)から取り上げられて、直線経路へ放出される。加えて、部分円形経路上の隣接チューブ間の間隔はコンベヤ12上のケースによって限定される隣接チューブ間の間隔とは異なっている。
【0016】
図示の実施例では、シャフト29上に3個のチューブピッカー/プレーサーがあり、全体の段取りは次のように即ち、中心のチューブピッカー/プレーサーはシャフト29の中心に固定される一方、外側のピッカー/プレーサーはシャフト29に沿って動かすことができるように取り決められる。シャフト29から見たかつ径方向外方の外側のピッカー/プレーサーの長さは一定であり、記述された移送運動を可能ならしめるために優勢な機械パラメータに適合させられる。対照してみると、中心のピッカー/プレーサーはシャフト29に平行なシャフト33を中心として関節結合される。図5に示すピックアップ位置では中心ピッカー/プレーサーは事実、図9に示す放出位置におけるよりも短い長さをもつ。この放出位置では、すべてのピッカー/プレーサーはシャフト29から見て同じ径方向長さをもつ。この関節結合33はシャフト29の回動中に固定カム装置(図示せず)から制御される。
【0017】
外側ピッカー/プレーサーの必要な軸線方向変位を制御するために、シャフト29上に回転しないように固定された軸線方向に作用するカム案内34が配置されている(図5)。カムベルト30によるシャフト29の回動中、軸線方向に作用する案内34は外側ピッカー/プレーサーを中心のピッカーに向かって動かし、そして上述の如く、同時にシャフト29から見て中心ピッカー/プレーサーの径方向長さが長くされる。フレーム装置13が図9に示す位置に旋回させられるか、又は傾けられた後、チューブ間の間隔はこうしてコンベヤ12上の間隔と等しくなり、同時に、図5の如くチューブが最初に横たわっている円形形状は直線形状に変えられている。フレーム装置13の旋回中、1つの円弧の形をなす最初の形状は継続的に直線化され、軸線方向に作用する案内が、チューブがコンベヤ12上のケース内に置かれるようになすために、フレーム装置によって中心ピッカー/プレーサーと2つの外側ピッカー/プレーサー間の高さの差を最終的にかつ秩序立った手法で、補償する。
【0018】
各ピッカー/プレーサーはチューブの輪郭に適合するカップ形凹所28aをもち、チューブは、図9の如く放出するために図5の如くピックアップからずっと真空取り付け具28bによって所定位置に固定される。これは失敗を防ぐ確実な組み込み型の安全性を提供し、全プロセスを通じて各チューブの正確な位置を与える。
【0019】
上述しなかった移送プロセスの形態については、完全な移送サイクルを示す図5乃至12を参照することができる。
【0020】
従って、図5では、充填されたチューブは間欠的に作業するチューブ充填器の部分円形経路から1度に3つのチューブが取り上げられる。ピッカー/プレーサー28はこの場合チューブの部分円形状に一致する位置決めをなし、関節結合部33と中心とした回動によって引き戻される(図4)。フレーム装置13は図6に示す位置にある。真空は取り付け具28bによって設定され、空洞部28aは弾性のインサート28d(図1)を介して、これらが充填器11中のチューブホルダー28c中のエゼクタ(図示せず)によって持ち上げられた後に、チューブに掛合する。
【0021】
図7は、前方へ図9に示す位置へ行くフレーム装置13の旋回運動中の中間位置を示す。この中間位置では、軸線方向に作用するカム案内32は、回転軸線17を中心とした回動によって、線35から反時計回りにフレーム装置13の5°の回動を行っている。かくしてフレーム装置はその上に配置されたピッカー/プレーサーとともに、軸線方向に作用するカム案内32の制御の下で、時計回り方向の加速運動を開始するための出発位置にある。このカム案内の適当なデザインによって、回転軸線を中心とした5°の回動はピッカー/プレーサーが図9に示す位置でコンベヤ12の速度に一致する周速をとるのに十分であることが分かった。ピッカー/プレーサー間の間隔はコンベヤ上のケースの間隔に一致するので、更にチューブは直線に方向付けられているので、これらのチューブは取り付け具28bへ提供する真空を中断することによって夫々のケース内に容易に落されることができる。
【0022】
図8は側面図で、フレーム装置13とそれに関連する部分を示す。
前述した如く、図9に示す位置にあるチューブは水平に方向付けられておりかつ必要な間隔をあけており、フレーム装置13は図10に示す位置にある。
【0023】
チューブが放出された後、フレーム装置13は徐々に図11に示す位置をとる。この位置は、5°の回動運動中に回転軸線17を中心としたフレームの回動運動の加速を可能にするために、軸線方向に作用するカム案内によって回転軸線17と中心として回動させられた中間位置を示す。
【0024】
この中間位置の後に、フレーム装置とそれに関連した部分は図1に示す位置に戻る。フレーム装置の旋回/傾斜運動は図1乃至10に異なった段階で示されているが、勿論、この運動は1つの順序で極めて迅速に行われる。チューブは全移動パターンを通じて確実に所定位置に保持されるので、安全な正確な取り扱いが極めて高速度で保証される。
【0025】
本発明は図示の実施例につき説明したが、請求の範囲に記載した発明概念は包装チューブ以外のものにも適用することができる。例えば、移送装置は異なった移動パターン間の同期が要求される包装ライン中のすべての種類のユニット間に使用することができる。しかし、これに関して重要な特徴は、容器ピッカー/プレーサーが所望の同期化を達成するために最終段階で適当な加速コースを与えられるということにある。チューブは必ずしも、垂直位置から完全な水平位置に、ピックアップ から放出位置へ傾けられる必要はないが、それは好ましいことである。
かくして本発明は請求の範囲に列挙したものによってのみ制限されるものである。」 (段落【0001】ないし【0025】)

(2)上記(1)から、引用文献には以下の事項が記載されていることが分かる。

カ.上記ア.の【請求項1】及びイ.の段落【0001】ないし【0025】並びに【図1】ないし【図12】の記載から、引用文献に記載された発明は、第1ユニット(11)から第2ユニット(12)へ包装容器(27)を移送するための方法であって、複数の容器ピッカー/プレーサー(28)を、容器ピックアップ位置から容器放出位置を経由して容器ピックアップ位置に戻るように水平軸線(16)を中心として旋回可能なフレーム装置(13)に配置するステップと、フレーム装置(13)上に配置された容器ピッカー/プレーサー(28)に、第1ユニット(11)上に配置された幾つかの包装容器(27)を掴ませるステップを備えたものであることが分かる。

キ.上記ア.の【請求項4】及びイ.の段落【0012】並びに【図1】ないし【図12】の記載及び上記カ.をあわせてみると、引用文献に記載された発明は、水平軸線(16)と第2水平軸線(31)とを接続しているカムベルト(30)によって、水平軸線(16)に対して平行な第2水平軸線(31)を中心として、フレーム装置(13)に対して相対的に旋回されるように、容器ピッカー/プレーサー(28)を配置するステップと、容器放出位置に向かって旋回運動している際に、第2水平軸線(31)を中心とする容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動をフレーム装置(13)の回転運動に連動させるステップを備えたものであることが分かる。

(3)以上、上記(1)及び(2)並びに図面の記載から、引用文献には以下の発明(以下、「引用文献記載の発明」という。) が記載されているといえる。

「第1ユニット(11)から第2ユニット(12)へ包装容器(27)を移送するための方法であって、
複数の容器ピッカー/プレーサー(28)を、容器ピックアップ位置から容器放出位置を経由して容器ピックアップ位置に戻るように水平軸線(16)を中心として旋回可能なフレーム装置(13)に配置するステップと、
フレーム装置(13)上に配置された容器ピッカー/プレーサー(28)に、第1ユニット(11)上に配置された幾つかの包装容器(27)を掴ませるステップと、
水平軸線(16)と第2水平軸線(31)とを接続しているカムベルト(30)によって、水平軸線(16)に対して平行な第2水平軸線(31)を中心として、フレーム装置(13)に対して相対的に旋回されるように、容器ピッカー/プレーサー(28)を配置するステップと、
容器放出位置に向かって旋回運動している際に、第2水平軸線(31)を中心とする容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動をフレーム装置(13)の回転運動に連動させるステップと、
を備えている方法。」


第3 対比
本願発明と引用文献記載の発明とを対比すると、引用文献記載の発明における「第1ユニット(11)」は、その構造及び機能又は技術的意義からみて、本願発明における「第1コンベヤ」に相当し、以下同様に、「第2ユニット(12)」は「第2コンベヤ」に、「包装容器(27)」は「包装容器(27)」に、「複数の容器ピッカー/プレーサー(28)」は「1つあるいは複数の容器ピッカー/プレーサー(28)」に、「容器ピックアップ位置」は「容器取上げ位置」に、「容器放出位置」は「容器開放位置」に、「水平軸線(16)」は「第1水平軸(16)」及び「第1水平軸」に、「フレーム装置(13)」は「フレーム構造体(13)」に、「容器ピッカー/プレーサー(28)」は「容器ピッカー/プレーサー(28)」に、「幾つかの包装容器(27)」は「1つあるいは複数の前記包装容器(27)」に、「カムベルト(30)」は「トランスミッション」に、「第2水平軸線(31)」は「第2水平軸(31)」及び「第2水平軸」に、それぞれ相当する。
また、引用文献記載の発明における「容器放出位置に向かって旋回運動している際に、第2水平軸線(31)を中心とする容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動をフレーム装置(13)の回転運動に連動させるステップ」と本願発明における「前記容器開放位置に向かって旋回運動している際に、前記第2水平軸(31)に対して直角とされる第3軸(48)を中心とする前記容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動、及び、前記第2水平軸(31)を中心とする前記容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動を前記フレーム構造体(13)の回転運動に連動させるステップであって、前記第3軸を中心とする回転運動が、前記容器ピッカー/プレーサーを回転させるための駆動ユニットによって生じるステップ」は、「前記容器開放位置に向かって旋回運動している際に、前記第2水平軸(31)を中心とする前記容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動を前記フレーム構造体(13)の回転運動に連動させるステップ」という限りにおいて一致する。

したがって、本願発明と引用文献記載の発明は、
「第1コンベヤから第2コンベヤへ包装容器(27)を移送するための方法であって、
‐1つあるいは複数の容器ピッカー/プレーサー(28)を、容器取上げ位置から容器開放位置を経由して前記容器取上げ位置に戻るように第1水平軸(16)を中心として旋回可能なフレーム構造体(13)に配置するステップと、
‐前記フレーム構造体(13)上に配置された前記容器ピッカー/プレーサー(28)に、前記第1コンベヤ上に配置された1つあるいは複数の前記包装容器(27)を掴ませるステップと、
‐前記第1水平軸と第2水平軸とを接続しているトランスミッションによって、前記第1水平軸(16)に対して平行な前記第2水平軸(31)を中心として、前記フレーム構造体(13)に対して相対的に旋回されるように、前記容器ピッカー/プレーサー(28)を配置するステップと、
‐前記容器開放位置に向かって旋回運動している際に、前記第2水平軸(31)を中心とする前記容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動を前記フレーム構造体(13)の回転運動に連動させるステップと、
を備えている方法。」
である点で一致し、以下の点において相違する。

「前記容器開放位置に向かって旋回運動している際に、前記第2水平軸(31)を中心とする前記容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動を前記フレーム構造体(13)の回転運動に連動させるステップ」に関して、本願発明においては、「前記容器開放位置に向かって旋回運動している際に、前記第2水平軸(31)に対して直角とされる第3軸(48)を中心とする前記容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動、及び、前記第2水平軸(31)を中心とする前記容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動を前記フレーム構造体(13)の回転運動に連動させるステップであって、前記第3軸を中心とする回転運動が、前記容器ピッカー/プレーサーを回転させるための駆動ユニットによって生じるステップ」であるのに対して、引用文献記載の発明においては、「容器放出位置に向かって旋回運動している際に、第2水平軸線(31)を中心とする容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動をフレーム装置(13)の回転運動に連動させるステップ」である点(以下、「相違点」という。)。


第4 判断
上記相違点について、以下検討する。
本願発明における「前記容器開放位置に向かって旋回運動している際に、前記第2水平軸(31)に対して直角とされる第3軸(48)を中心とする前記容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動、及び、前記第2水平軸(31)を中心とする前記容器ピッカー/プレーサー(28)の回転運動を前記フレーム構造体(13)の回転運動に連動させるステップであって、前記第3軸を中心とする回転運動が、前記容器ピッカー/プレーサーを回転させるための駆動ユニットによって生じるステップ」という発明特定事項は、言い換えると、容器開放位置において、容器が引き渡し先のコンベヤの搬送に適した姿勢となるように、容器開放位置に向かって旋回運動している際に、フレーム構造体(13)の回転運動に連動させて、容器ピッカー/プレーサー(28)を垂直状態から水平状態とし、さらに第2水平軸(31)に対して直角とされる軸を中心として軸回転させるステップということができる。
一方、引用文献記載の発明は、上記第2(1)イ.の段落【0012】の記載等によると、容器放出位置(本願発明の「容器開放位置」に相当。)において、容器が引き渡し先のコンベヤの搬送に適した姿勢となるように、容器放出位置に向かって旋回運動している際に、フレーム装置(13)(本願発明の「フレーム構造体(13)」に相当。)の回転運動に連動させて、容器ピッカー/プレーサー(28)(本願発明の「容器ピッカー/プレーサー(28)」に相当。)を垂直状態から水平状態とするステップを備えているので、両者は、容器ピッカー/プレーサー(28)を第2水平軸(31)に対して直角とされる軸を中心として軸回転させることができるか否かで相違する。
ここで、物品開放位置において、物品が引き渡し先のコンベヤの搬送に適した姿勢となるように、物品開放位置に向かって旋回運動している際に、ピックアップアーム(本願発明の「フレーム構造体(13)」に相当。)の回転運動に連動させてピックアップヘッド(本願発明の「容器ピッカー/プレーサー(28)」に相当。)を軸回転させることができる移送装置は、本願出願前に周知の技術(例えば、米国特許第5655355号明細書の第2欄第66行ないし第3欄2行、第6欄第26ないし47行、及びFIG.12を参照。以下、「周知技術」という。)である
してみると、引用文献記載の発明及び周知技術は、容器開放位置において、容器が引き渡し先のコンベヤの搬送に適した姿勢となるように移送するという本願発明と同様の技術課題を有し、さらにコンベヤ間の移送装置である点で技術分野が共通するので、引用文献記載の発明に周知技術を適用し、上記相違点に係る本願発明の発明特定事項とすることは当業者が容易になし得ることである。 そして、その適用の際に、容器ピッカー/プレーサーを回転させるための軸を第2水平軸に対して直角とすることや、駆動ユニットを別途設けることは当業者が適宜なし得る設計事項である。

また、本願発明を全体として検討しても、引用文献記載の発明及び周知技術から予測される以上の格別の効果を奏するとも認めることができない。

<米国特許第5655355号明細書の抜粋>
・第2欄第66行ないし第3欄2行
「FIG. 12 shows an alternate embodiment of pickup arms with a mechanical rotational means for automatically rotating a pickup between a first position on pickup of an article and a second position on placement of the article.」

『当審仮訳:図12は、物品の第1のピックアップ位置と第2の引き渡の位置の間でピックアップヘッドを自動的に回転させるための機械的回転手段を備えたピックアップアームの別の実施形態を示す。』

・第6欄第26ないし47行
「FIG. 12 shows a further embodiment that includes a mechanical gear linkage to rotate the pickup head as the pickup arm moves from one position to another. That is, is in some applications it can be necessary to reorientate the package before it is placed in a container for packaging. The embodiment of FIG. 12 provides mechanical means for rotating the pickup head and article supported thereon. Note, like parts in FIG. 11 contain identical numbers. The mechanical gear linkage for rotation pickup head 155 comprises a housing 140 that supports a shaft 141 that carries a gear 142 that is in engagement with 45.degree. bevel gear 143 that connects to shaft 144. Bevel gear 143 engages a further bevel gear 146 that is journaled on shaft 123 through a bushing 147 that connects to a rod 148 that slides within a pivotable journaled member 149. That is rod 148 is displaceable longitudinally through member 149 while member 149 is rotatable about axis 150a which extends through support 150. In operation of the unit the arm 148 maintain the proper position of bevel gear 146 to insure that the proper amount of rotation of shave 144 is transferred to pickup head 155 in order to rotate the pickup head about axis 141a.」

『当審仮訳:図12は、ピックアップアームがある位置から別の位置へ移動する際に、ピックアップヘッドを回転させる機械的なギア結合を含むさらなる実施形態を示す。つまり、いくつかの用途では、パッケージングのために容器内に配置する際に、前もってパッケージを方向転換する必要がある。図12の実施形態は、ピックアップヘッド及び把持した物品を回転させるための機械的手段を提供する。図11と同様の部材は同一の符号で表示した。回転ピックアップヘッド155の機械的ギア結合は、シャフト144に連結された45度かさ歯車143と係合する歯車142を担持するシャフト141を支持するハウジング140から構成されている。シャフト123に接続している傘歯車143は、旋回可能なジャーナルメンバー149内を摺動するロッド148に接続する軸受筒147を介して軸123に軸支されたかさ歯車146に係合する。つまり、部材149は、支持体150を通って延びる軸150aを中心に回転可能である一方、ロッド148は、部材149を介して縦方向に変位可能である。ユニットが駆動すると、アーム148が、かさ歯車146を適切な位置に維持する。そして、シャフト144の回転がピックアップヘッド155に伝わり、軸141aを中心としてピックアップヘッドが回転する。』


第5 むすび
したがって、本願発明は、引用文献記載の発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないので、本願は拒絶すべきものである。

よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2015-03-12 
結審通知日 2015-03-16 
審決日 2015-03-30 
出願番号 特願2011-506230(P2011-506230)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (B65G)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 大谷 光司石川 太郎  
特許庁審判長 加藤 友也
特許庁審判官 槙原 進
林 茂樹
発明の名称 第1ユニットから第2ユニットへ包装容器を移送するための方法と配置  
代理人 実広 信哉  
代理人 志賀 正武  
代理人 渡邊 隆  
代理人 村山 靖彦  

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