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審決分類 |
審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) A61K 審判 査定不服 特36条4項詳細な説明の記載不備 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) A61K |
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管理番号 | 1342550 |
審判番号 | 不服2016-6727 |
総通号数 | 225 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2018-09-28 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2016-05-06 |
確定日 | 2018-07-18 |
事件の表示 | 特願2014-536068「化粧料組成物、該化粧料組成物の調製方法、該組成物の化粧用使用ならびにケラチン物質に対するストレート化および/または形状付与のための化粧方法」拒絶査定不服審判事件〔平成25年 4月25日国際公開、WO2013/056332、平成26年11月20日国内公表、特表2014-530824〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本願は、国際出願日である平成24年10月19日(パリ条約に基づく優先権主張 平成23年10月19日(ブラジル連邦共和国))にされたとみなされる特許出願であって、平成27年12月28日付けで拒絶査定がされたのに対して、平成28年5月6日に拒絶査定不服の審判請求がされると同時に特許請求の範囲が補正され、平成29年6月22日付けで拒絶理由(以下、「本件拒絶理由」という。)が通知され、同年12月27日に意見書が提出されるとともに特許請求の範囲及び明細書が補正されたものである。 第2 本件拒絶理由 本件拒絶理由は、要するに、この出願は特許請求の範囲の記載が特許法36条6項1号に規定する要件(いわゆるサポート要件)を満たしていないし、明細書の発明の詳細な説明の記載が同条4項1号に規定する要件(いわゆる実施可能要件)を満たしていないという理由を含むものである。 第3 特許を受けようとする発明(特許請求の範囲の記載)について 特許を受けようとする発明は、平成29年12月27日に補正された特許請求の範囲の請求項1?8に記載された事項により特定されるとおりのものであり、そのうち、請求項1の記載は、次のとおりである。(以下、請求項1の記載に係る発明を「本願発明」という。) 「【請求項1】 i)0.001?30%のカルシウム塩、ii)1?20%のセルロースまたはその誘導体、iii)1?10%のリグニン、iv)1?10%の脂肪酸、v)0%を超え、10%以下のトリグリセリド、vi)0%を超え、10%以下のグリセリン、および水を含む、ケラチン物質に対するストレート化または形状付与のための化粧料組成物において、前記カルシウム塩が、ユーカリの灰またはブラカティンガの灰に由来するカルシウム塩を含んでなることを特徴とする化粧料組成物。」 第4 本願が拒絶されるべき理由 1 サポート要件について (1) 本願明細書の記載 本願発明について、本願の願書に添付された明細書(以下「本願明細書」という。)には次の記載がある。 ア 「【0001】 本発明は、ケラチン物質、特にケラチン繊維、より好ましくは毛髪に対するストレート化または形状付与のための新しい化粧料組成物に関する。さらに、本発明は、前記組成物の調製方法および前記組成物を使用してケラチン物質を保護する化粧方法に関する。 ・・・ 【0004】 こうした理由から、ダメージを与えることなく、ケラチン繊維、特に毛髪に対する形状付与またはストレート化が可能であるとともに、無毒で、使用および維持管理が容易な化粧料組成物が常に探し求められている。 【0005】 ユーカリの灰は、炭酸塩としてアルカリ鉱物およびアルカリ土類鉱物を含んでおり、溶液中でpHを高く保つという特性を持つ。この溶液を髪の毛に塗布すると、ジスルフィド結合を切断する作用により、毛髪に対して新たな形状を付与することができる。 【0006】 この灰にのみ、溶液中で毛髪に対する形状付与を可能にする作用があることは先行技術において知られているが、一方で、この灰は髪の毛に対する刺激が強く、そのため髪の毛は弱くなって光沢を失い、脆くなる。 ・・・ 【発明が解決しようとする課題】 【0009】 したがって、本発明は、先行技術において見られる欠点を持たない、ケラチン繊維、特に毛髪に対するストレート化または形状付与のための新しい化粧料組成物を提供して、前述の問題を解決することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0010】 本発明は、ケラチン繊維に対するストレート化および形状付与のために、ケラチン物質の形状を変えることを目的とする。本発明の組成物によるケラチン物質の処理は、染色および変色等の他の化学処理の前および/または後に行ってもよく、本発明による処理によりケラチン物質はこれらの化学処理によるダメージを受けずに済む。 【0011】 したがって、本発明は、i)0.001?30%のカルシウム塩、ii)1?20%のセルロースまたはその誘導体、iii)1?10%のリグニン、iv)1?10%の脂肪酸、v)0?10%のトリグリセリド、vi)0?10%のグリセリン、および水を含む、ケラチン物質、特にケラチン繊維に対するストレート化または形状付与のための化粧料組成物に関する。」 イ 「【0058】 実施例1-原料の準備 長さ30cm、直径10cmのユーカリの丸太(ユーカリプタス・グロブルス)を灰が得られるまで完全に炭化した。この灰を200メッシュの粒度分析のふるいにかけて、重さを計ったところ、炭を含まない約4.5kgの灰が得られた。 【0059】 この実施形態には、ブラカティンガの丸太(ミモサ・スカブレラ)も使用することができる。 【0060】 約500gの熟したアボカド(パーシー・アメリカーナ)をスライスし(果肉と皮)、完全に均質なペーストを得るまで約500mlの脱イオン水とともに乳化機ですり潰した。このペーストを1リットルの容器に保管した。 【0061】 また、アボカドの種子もペーストになるまですり潰し、先に得られたアボカド果肉と混合した。 【0062】 実施例2-化粧料組成物の調製方法 底部に穴のあいた、直径30cm、高さ35cmで容量約25リットルの筒状容器を抽出を行うために使用した。 【0063】 実施例1で得られた灰を4等分した。 【0064】 灰全量の1/4を容器の底部に投入し、全体を均した。その後、実施例1で得られた、種子のペーストと混合したアボカドペーストを灰の上に広げ、残りの灰で容器を満たした。 【0065】 灰を、3時間ごとに約500mlの脱イオン水を用いて合計が6リットルになるまで、均一にゆっくり湿らせた。 【0066】 抽出産物を穴のあいた容器の穿孔から別の清潔な容器に回収した。この工程は約48時間を要したが、ケーキに圧をかけることなく約2リットルの最終産物が得られた。 【0067】 この抽出産物は、状態、毛髪の種類、長さおよび以前受けた処理に応じた方法で、清潔な毛髪に塗布することができる。 【0068】 実施例3-化粧料組成物の調製方法 他の一実施形態において、実施例1で得られたユーカリの灰の全量の約25%を、穴のあいた5リットルの容器の底部に投入した。 【0069】 約6リットルの水を13等分した。 【0070】 アボカド全量のうちの一部を13等分した水の1部とともに、均質なペーストが形成されるまですり潰した。このペーストを穴のあいた容器内の灰の上に層状に重ねた。その層をすべてのアボカドペーストで充填した後、残りの75%のユーカリの灰を容器に投入しアボカドペーストの上に重ねた。その後、残り12部の水を約48時間の間、間隔をあけながら加えた。 【0071】 容器の穴から得られる抽出産物を回収して保管した。工程終了時に得られた抽出産物は約2リットルであり、これを清潔なプラスチック製ボトルに保管した。 【0072】 この抽出産物は、状態、毛髪の種類、長さおよび以前受けた処理に応じた方法で、清潔な毛髪に塗布することができる。」 (2) 本願がサポート要件を満たさない具体的理由について 本願明細書の記載(上記(1)ア)によれば、本願発明の解決課題は、木灰のみを含む組成物では刺激が強いという欠点を解消し、ケラチン繊維にダメージを与えることなく、形状付与又はストレート化が可能である化粧料組成物を提供することにあると認められる。 しかしながら、本願明細書には、本願発明のi)?vi)で規定された量の各成分及び水を含む化粧料組成物を製造した旨の記載がなく、また当該組成物が毛髪への形状付与又はストレート化を可能とし、毛髪への刺激性も解消できることを確認した旨の記載もない。しかも、そのような確認を行うまでもなく、本願発明のi)?vi)で規定された量の各成分及び水を含む組成物であれば、毛髪の形状付与又はストレート化が可能であることや、毛髪への強い刺激性という欠点が解消されることを当業者が理解できるだけの説明ないし示唆もない。 そうすると、本願発明は、本願明細書の記載及び本願の出願時の技術常識によっては、当業者が本願発明の上記課題を解決できると認識できる範囲のものということはできない。 (3) 小括 以上のとおりであるから、本願の請求項1の記載は、いわゆるサポート要件を満たさない。 2 実施可能要件について (1) 本願が実施可能要件を満たさない具体的理由について 上述のとおり、本願明細書には、本願発明のi)?vi)で規定された量の各成分及び水を含む化粧料組成物を製造した旨の記載はないし、当該組成物が毛髪への形状付与又はストレート化を可能とすることが確認できた旨の記載もない。しかも、上記組成物であれば、毛髪の形状付与又はストレート化が可能であることを当業者が理解できるだけの説明ないし示唆もない。 したがって、本願明細書の発明の詳細な説明は、本願の出願時の技術常識を考慮しても、本願発明の「ケラチン物質に対するストレート化または形状付与のための」化粧料組成物を当業者が実施することができる程度に明確かつ十分に記載されていない。 (2) 小括 以上のとおりであるから、本願明細書の発明の詳細な説明の記載は、本願発明について、いわゆる実施可能要件を満たしていない。 3 請求人の主張について (1)請求人の具体的な主張 ア 平成29年12月27日付け意見書において請求人は次のように主張している。 「本件出願人は、本願発明組成物として、平成28年5月6日提出の参考資料1に記載の組成物が、請求項1の組成を充足することを以下に説明いたします。 (1) 先ず、前記組成物は、本願明細書の段落[0062]?[0072]より、ユーカリの灰またはブラカティンガの灰とアボカドを原料として得られたものであることが分かりますが、ユーカリの灰またはブラカティンガの灰には、カルシウム塩などの無機塩、セルロース、リグニン等が含まれ、一方、アボカドには、脂肪酸、トリグリセライド、グリセリン等が含まれることが公知であります。以下に、ユーカリの樹皮組成(例えば、Lima et al., Biotechnology for Biofuels, 2013,6:75より)、ユーカリの灰組成(例えば、P. K. Khanna et al., Forest Ecology and Management, 66(1994)107-125より)、アボカドの組成(例えば、Mark L. Dreher et al., Critical Reviews in Food Science and Nutrition, 53:738-750(2013))を例示します。 <ユーカリの樹皮組成> <ユーカリの灰組成> <アボカドの組成> これより、本願発明の組成物に、前記成分i)?vi)が含まれることが分かります。 (2) 次に、成分i)の含有量については、本願明細書の表3より明らかであります。即ち、カルシウムの含有量は20.2mg/L(約0.002%)であり、請求項1の『i)0.001?30%のカルシウム塩』を充足します。 (3) また、本願明細書の実施例6より、組成物中の不揮発性化合物の含有量について説明いたします。 ・・・ この結果より、表4の化合物の組成物中含有量を換算しますと次のようになります。 以上より、成分ii)のセルロース(フルフラール)含有量は2.4%であり、請求項1の『ii)1?20%のセルロースまたはその誘導体』を充足することが明らかです。 またさらに、前記より、成分i)のカルシウム塩含有量が定量されて明らかになっていますが、これは換言すると、上記公知文献などより原料中のカルシウム塩量が公知であるため、組成物に含まれるその他の成分も自ずとどれぐらい含まれるかは当業者であれば十分理解できるものであります。事実、セルロースや脂肪酸の含有量は、原料から想到される含有量であることからも明らかであります。 よって、本願発明の組成物は、技術常識や本願明細書の記載に基づいて、当業者が十分実施でき、明確なものであると思料します。」 (なお、上記主張にある「平成28年5月6日提出の参考資料1」とは、平成28年5月6日提出の手続補足書に添付された「TEST RESULTS OF ・・・ COMPOSITION」と題する参考資料1を指すと解される。) イ また、上記添付資料について、請求人は審判請求書において次のように主張する。 「上記の当業者に予想外の本願発明特有の顕著な効果は、下記する発明者による本願明細書組成物と引用文献4に記載の組成物との対比から明らかです(添付書類のTest2をご参照下さい。)。(イ)本願発明組成物:本願明細書実施例2又は3に記載の組成物、(ロ)対照組成物:X-TENSO MOISTURIST(引用文献4の組成物)を常法に従って、毛髪ストレート化に使用して下記の結果を得ております。 (イ)本願発明の組成物により、ストレートでスムーズな毛髪、キャピラリー再構築(写真2.5と2.51ご参照。)、キューティクルのシ-リング、使用後60日までの(毛髪の)輝きがもたらされた。対照組成物では奏されない効果である。 (ロ)対照組成物では、部分的に(毛髪)繊維の延伸を伴うダメージを受けた毛髪になった(写真2.4と2.41ご参照。)。対照組成物に長時間さらされると毛髪がダメージ(ケミカルカット)を受けること、ユーザーマニュアルが推奨する25分の接触においても、僅か15分の接触時間でも、毛髪が弾力性を失い始めることが判る。本発明組成物では、かかる問題点は観察されない。」 (2) 請求人の主張についての検討 ア 審判請求書において請求人は、参考資料1の「Test2」における「(イ)本願発明組成物」として「本願明細書実施例2又は3に記載の組成物」を使用したと説明しているが(上記(1)イ)、参考資料1のいずれの箇所にも、「Test2」が実施例2又は3に記載の組成物を用いたものであることを確認できる記載はない。また、請求人自ら、「実施例2又は3」という選択的な表現でしか主張していないことからみても、「Test2」のものが真に実施例2又は3のいずれかの組成物であることについては疑義がある。よって、上記添付資料に基づく請求人の主張は採用できない。 また仮に、実施例2又は3の組成物を使用したものであるといえるとしても、以下述べるとおり、請求人の主張は失当である。 イ 本願明細書【0062】?【0072】には、「実施例2-化粧料組成物の調製方法・・・実施例1で得られた灰を4等分した」(【0062】?【0063】)、「実施例3-化粧料組成物の調製方法 他の一実施形態において、実施例1で得られたユーカリの灰の全量の約25%を、穴のあいた5リットルの容器の底部に投入した。」(【0068】)と記載され、実施例1には「長さ30cm、直径10cmのユーカリの丸太(ユーカリプタス・グロブルス)を灰が得られるまで完全に炭化した。」(【0058】)と記載されている(上記1(1)イ参照)。 そうすると、実施例2及び3に記載の組成物は、ユーカリの丸太を炭化して灰を得、前記灰とアボカドペーストを底部に穴のあいた容器に入れ、水を用いて抽出することによって得た抽出産物であると認められる。 しかしながら、「炭化」とは原料中の有機化合物を変化させる反応であること、及び、「抽出」とは抽出対象に含まれる成分を回収する操作であるが、回収される成分の種類や量は、用いる溶媒の種類や抽出条件等によって変化するために必ずしもすべての含有成分を回収できるものではないことといった技術常識をふまえると、原料であるユーカリの樹皮、ユーカリの灰あるいはアボカドに含まれるとされる各成分が、実施例2、3の方法で得た抽出産物にも同程度に含まれるとはいえず、抽出産物中の各成分の含有量を予測することは困難であるといわざるをえない。(例えば、ユーカリ樹皮中のリグニンは有機化合物であるため、実施例1のように「完全に炭化」すれば損失し、仮にわずかに残留していたとしても水に不溶性であるため、実施例2、3のような水による抽出ではほとんど抽出されないといえる。) したがって、原料の組成が公知であることのみをもって、「本願発明の組成物に、前記成分i)?vi)が含まれることが分かります」、「原料中のカルシウム塩量が公知であるため、組成物に含まれるその他の成分も自ずとどれぐらい含まれるかは当業者であれば十分理解できるものであります。」とする請求人の主張は採用できない。 ウ また、本願発明における「ii)1?20%のセルロースまたはその誘導体」について請求人は、本願明細書の表4の組成物中含有量を換算した結果に基づき、「セルロース(フルフラール)含有量」という表現を用いて主張している。しかし、セルロースは六炭糖であるグルコースから構成される多糖類であるのに対し、フルフラールは五炭糖(単糖、例えばキシロース)が脱水された構造のものであって、セルロースと共通する構造的特徴を有していないことからすれば、フルフラール含有量がそのままセルロース(あるいはセルロース誘導体)含有量に相当するということにはならない。 したがって、「表4」におけるフルフラールの含有量の記載をもって、「請求項1の『ii)1?20%のセルロースまたはセルロース誘導体』を充足することが明らかです。」と主張する根拠が不明であり、このことからも、参考資料1に記載の組成物が請求項1の組成を充足するとの主張は採用できない。 (なお、「誘導体」あるいは「セルロース誘導体」なる語について、明細書には定義がされていない。ところで、セルロースに何らかの処理を加えることで最終的にフルフラールが得られるとしても、そのようにセルロースに何らかの処理を加えて得られるものをすべて「セルロース誘導体」とするならば、当該誘導体にはもはやセルロースと共通の構造を有しない多種多様な化合物が含まれることになり、本願発明が不明確となる。) 第5 むすび 以上のとおり、本願は、請求項1について、特許請求の範囲の記載が特許法36条6項1号で規定する要件を満たしておらず、また、明細書の発明の詳細な説明の記載が同条4項1号に規定する要件を満たしていない。 そうすると、本願の他の請求項について検討するまでもなく、本願は拒絶すべきものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2018-02-13 |
結審通知日 | 2018-02-20 |
審決日 | 2018-03-05 |
出願番号 | 特願2014-536068(P2014-536068) |
審決分類 |
P
1
8・
536-
WZ
(A61K)
P 1 8・ 537- WZ (A61K) |
最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 今村 明子 |
特許庁審判長 |
大熊 幸治 |
特許庁審判官 |
長谷川 茜 須藤 康洋 |
発明の名称 | 化粧料組成物、該化粧料組成物の調製方法、該組成物の化粧用使用ならびにケラチン物質に対するストレート化および/または形状付与のための化粧方法 |
代理人 | 岩谷 龍 |