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審決分類 |
審判 訂正 ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 訂正する A63F |
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管理番号 | 1374115 |
審判番号 | 訂正2020-390117 |
総通号数 | 259 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2021-07-30 |
種別 | 訂正の審決 |
審判請求日 | 2020-12-25 |
確定日 | 2021-02-26 |
訂正明細書 | 有 |
事件の表示 | 特許第6790772号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 特許第6790772号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり訂正することを認める。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本件訂正審判の請求に係る特許第6790772号(以下、「本件特許」という。)は、平成28年12月5日に出願され、令和2年11月9日に特許権の設定登録がなされ、その後、同年12月25日に本件訂正審判の請求がなされたものである。 第2 審判請求の趣旨 本件訂正審判の請求の趣旨は、本件特許の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付した訂正特許請求の範囲のとおり訂正することを認める、との審決を求めるものである。 第3 訂正の内容 本件特許の訂正の内容は、次のとおりである。 1 訂正事項 特許請求の範囲における請求項1-8のうち、請求項2-8を削除する。 第4 当審の判断 1 訂正の目的について 訂正事項は、訂正前の本件特許の特許請求の範囲の請求項2-8を削除する訂正であるから、当該訂正は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる、特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。 2 新規事項の追加(特許法第126条第5項に規定する要件)について 訂正事項は、請求項を削除する訂正であるから、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面(以下「特許明細書等」という。)に記載した事項の全ての記載を総合することにより導かれる技術的事項との関係において新たな技術的事項を導入するものではない。したがって、訂正事項は、特許明細書等に記載した事項の範囲内においてするものであり、特許法第126条第5項の規定に適合する。 3 特許請求の範囲の拡張又は変更(特許法第126条第6項に規定する要件)について 訂正事項は、請求項を削除する訂正であるから、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものではなく、特許法第126条第6項の規定に適合する。 4 特許出願の際独立して特許を受けることができるものでなければならないとの要件(独立特許要件:特許法第126条第7項に規定する要件)について 訂正事項は、上記「1 訂正の目的について」にて説示のとおり、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる、特許請求の範囲の減縮を目的とする訂正である。 しかし、訂正事項は訂正前の本件特許の特許請求の範囲の請求項2-8を削除する訂正であるから、削除された請求項2-8については、特許出願の際独立して特許を受けることができるものか否か(特許法第126条第7項の規定に適合するか否か)についての検討を要しない。 また、訂正事項による訂正後の特許請求の範囲は請求項1のみとなり、請求項2-8を削除する訂正によって間接的に訂正される請求項が存在するわけでもないから、特許出願の際独立して特許を受けることができるものか否かについて、他に検討を要する請求項も存在しない。 第5 むすび 以上のとおり、本件訂正審判の請求に係る訂正は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とし、かつ、同条第5、6項の規定に適合するものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数種の絵柄が周方向に付された複数の周回体と、 各前記周回体について一部の絵柄を視認可能とする表示部と、 遊技媒体又は仮想遊技媒体を受入させる受入手段と、 前記受入手段にて遊技媒体又は仮想遊技媒体が受入られたことを把握し、予め定められた数を上限として遊技の賭数を設定する賭数設定手段と、 操作された場合に各前記周回体の周回が開始される始動操作手段と、 前記始動操作手段の操作に基づき、遊技者に特典を付与するか否かの抽選を行う抽選手段と、 操作された場合に各前記周回体の周回が停止される停止操作手段と、 前記始動操作手段が操作された場合に各前記周回体の周回を開始させ、前記停止操作手段が操作された場合に各前記周回体の周回を停止させる駆動制御手段と、 前記抽選手段における抽選結果が所定結果であって、前記表示部を介して前記絵柄が視認可能な位置に設定される有効位置に、当該所定結果に対応する所定の絵柄組合せが停止した場合に、前記所定結果に対応する特典として所定数の遊技媒体の払出を実行する払出手段と、 前記抽選手段による抽選結果が、移行前と比較して前記抽選手段による抽選における各役の当選確率が変化する特定状態に移行させることに対応する移行結果であり、前記有効位置に前記移行結果に対応する特定の絵柄組合せが停止した場合に、遊技状態を前記特定状態に移行させる移行手段と、 を備える遊技機であって、 前記賭数設定手段により設定される賭数として、第1賭数と、当該第1賭数とは異なる数である第2賭数とが設けられており、 前記賭数設定手段にて設定される賭数が前記第1賭数である状況で行われるゲームにて、前記移行結果に当選することなく成立し得る特定条件が成立したか否かを判定する条件判定手段と、 前記条件判定手段により前記特定条件が成立していないと判定される状況であって、前記賭数設定手段にて設定される賭数が前記第2賭数である状況で行われるゲームにて所定の演出手段にて第1特定演出を実行可能な第1演出手段と、 前記条件判定手段により前記特定条件が成立していると判定される状況であって、前記賭数設定手段にて設定される賭数が前記第2賭数である状況で行われるゲームにて前記所定の演出手段にて前記第1特定演出とは異なる第2特定演出を実行可能な第2演出手段と、 を備えていることを特徴とする遊技機。 【請求項2】(削除) 【請求項3】(削除) 【請求項4】(削除) 【請求項5】(削除) 【請求項6】(削除) 【請求項7】(削除) 【請求項8】(削除) |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
審理終結日 | 2021-02-02 |
結審通知日 | 2021-02-05 |
審決日 | 2021-02-16 |
出願番号 | 特願2016-236131(P2016-236131) |
審決分類 |
P
1
41・
851-
Y
(A63F)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 安藤 達哉 |
特許庁審判長 |
鉄 豊郎 |
特許庁審判官 |
太田 恒明 北川 創 |
登録日 | 2020-11-09 |
登録番号 | 特許第6790772号(P6790772) |
発明の名称 | 遊技機 |
代理人 | 山田 強 |
代理人 | 山田 強 |