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審決分類 |
審判 訂正 ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 訂正する A63F |
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管理番号 | 1378087 |
審判番号 | 訂正2021-390068 |
総通号数 | 263 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2021-11-26 |
種別 | 訂正の審決 |
審判請求日 | 2021-04-16 |
確定日 | 2021-06-10 |
訂正明細書 | 有 |
事件の表示 | 特許第6381158号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 特許第6381158号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項2?5について訂正することを認める。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本件訂正審判の請求に係る特許第6381158号(以下、「本件特許」という。)は、平成29年3月24日に出願され、平成30年8月10日に特許権の設定登録がなされ、その後、令和3年4月16日に本件訂正審判の請求がなされたものである。 第2 審判請求の趣旨 本件訂正審判の請求の趣旨は、本件特許の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付した訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項2?5について訂正することを認める、との審決を求めるものである。 第3 訂正の内容 1 訂正事項1 特許請求の範囲の請求項2を削除する。 2 訂正事項2 特許請求の範囲の請求項3を削除する。 3 訂正事項3 特許請求の範囲の請求項4を削除する。 4 訂正事項4 特許請求の範囲の請求項5を削除する。 第4 当審の判断 1 訂正の目的について 訂正事項1?4は、訂正前の本件特許の特許請求の範囲の請求項2?5を削除する訂正であるから、当該訂正は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる、特許請求の範囲の減縮を目的とするものであり、特許法第126条第3項の規定に適合する。 2 新規事項の追加(特許法第126条第5項に規定する要件)について 訂正事項1?4は、請求項を削除する訂正であるから、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面(以下「特許明細書等」という。)に記載した事項の全ての記載を総合することにより導かれる技術的事項との関係において新たな技術的事項を導入するものではない。したがって、訂正事項1?4は、特許明細書等に記載した事項の範囲内においてするものであり、特許法第126条第5項の規定に適合する。 3 特許請求の範囲の拡張又は変更(特許法第126条第6項に規定する要件)について 訂正事項1?4は、請求項を削除する訂正であるから、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものではなく、特許法第126条第6項の規定に適合する。 4 特許出願の際独立して特許を受けることができるものでなければならないとの要件(独立特許要件:特許法第126条第7項に規定する要件)について 訂正事項1?4は、上記「1 訂正の目的について」にて説示のとおり、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる、特許請求の範囲の減縮を目的とする訂正である。 しかし、訂正事項1?4は訂正前の本件特許の特許請求の範囲の請求項2?5を削除する訂正であるから、削除された請求項2?5については、特許出願の際独立して特許を受けることができるものか否か(特許法第126条第7項の規定に適合するか否か)についての判断を要しない。 また、訂正事項1?4による訂正後の特許請求の範囲は請求項1のみとなるところ、請求項1は訂正が求められておらず、さらに、請求項2?5を削除する訂正によって間接的に訂正される請求項が存在するわけでもないから、特許出願の際独立して特許を受けることができるものか否かについて、他に検討を要する請求項も存在しない。 第5 むすび 以上のとおり、本件訂正審判の請求に係る訂正事項1?4は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とし、かつ、同条第5、6項の規定に適合するものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 予め定められた制御条件の成立に基づいて遊技者に有利な特別遊技状態に制御される遊技機であって、 遊技球が流下する遊技領域を形成する遊技盤と、 前記遊技盤の後方に組み付けられ、前記遊技盤とともに内側に収容空間を形成する外壁をなす後方カバーと、を含んで構成された遊技盤ユニットを備え、 前記遊技盤ユニットは、 第1の装飾部と、前記第1の装飾部よりも後方側に位置する第2の装飾部と、を有するとともに、前記外壁に開口部が形成されており、 前記第1の装飾部は、 前記外壁に設けられた固定部に固定された固定状態にて、前記収容空間に位置する被収容部を有し、 前記固定状態を解除した移動可能状態では、前記遊技盤、前記後方カバー、前記第2の装飾部が組み付いた状態で、前記被収容部を、前記開口部を通過させて、前記収容空間とその外側との間で移動させることが可能なものであることを特徴とする遊技機。 【請求項2】 (削除) 【請求項3】 (削除) 【請求項4】 (削除) 【請求項5】 (削除) |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
審理終結日 | 2021-05-18 |
結審通知日 | 2021-05-21 |
審決日 | 2021-06-01 |
出願番号 | 特願2017-58464(P2017-58464) |
審決分類 |
P
1
41・
851-
Y
(A63F)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 弓指 洋平 |
特許庁審判長 |
長崎 洋一 |
特許庁審判官 |
千本 潤介 太田 恒明 |
登録日 | 2018-08-10 |
登録番号 | 特許第6381158号(P6381158) |
発明の名称 | 遊技機 |
代理人 | 特許業務法人コスモス国際特許商標事務所 |
代理人 | 特許業務法人コスモス国際特許商標事務所 |