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審決分類 |
審判 訂正 特許請求の範囲の実質的変更 訂正する C07D 審判 訂正 ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 訂正する C07D 審判 訂正 3項(134条5項)特許請求の範囲の実質的拡張 訂正する C07D 審判 訂正 (特120条の4,3項)(平成8年1月1日以降) 訂正する C07D 審判 訂正 4項(134条6項)独立特許用件 訂正する C07D |
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管理番号 | 1378108 |
審判番号 | 訂正2021-390088 |
総通号数 | 263 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2021-11-26 |
種別 | 訂正の審決 |
審判請求日 | 2021-06-02 |
確定日 | 2021-08-16 |
訂正明細書 | 有 |
事件の表示 | 特許第6703632号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 特許第6703632号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項1について訂正することを認める。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本件訂正審判の請求に係る特許第6703632号(以下、「本件特許」という。)についての出願は、2012年(平成24年)2月15日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2011年2月15日 アメリカ合衆国(US)2件、2011年5月6日 アメリカ合衆国(US))を国際出願日とする特願2013-554574号の一部を特許法第44条第1項の規定により平成27年10月14日に新たな特許出願とした特願2015-202619号の一部を特許法第44条第1項の規定により平成29年9月22日に新たな特許出願とした特願2017-182007号の一部を特許法第44条第1項の規定により平成31年4月24日に新たな特許出願とした特願2019-82629号であって、令和2年5月12日に特許権の設定登録がなされ、同年6月3日に特許掲載公報が発行された。その後、令和3年6月2日に本件訂正審判の請求がなされた。 第2 請求の趣旨 本件訂正審判の請求の趣旨は、「特許第6703632号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付した訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項1について訂正することを認める、との審決を求める。」というものである。 第3 訂正の内容 本件訂正審判の請求に係る訂正の内容は、以下の訂正事項1のとおりである。 [訂正事項1] 特許請求の範囲の請求項1を削除する。 第4 当審の判断 1 訂正の目的について 訂正事項1は、訂正前の本件特許の特許請求の範囲の請求項1を削除する訂正であるから、この訂正は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる、特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。 2 新規事項の追加の有無について 訂正事項1は、請求項を削除するものであるから、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面(以下、「特許明細書等」という。)に記載した事項の全ての記載を総合することにより導かれる技術的事項との関係において新たな技術的事項を導入するものではない。 したがって、訂正事項1は、特許明細書等に記載した事項の範囲内においてするものであり、特許法第126条第5項に規定する要件に適合する。 3 特許請求の範囲の拡張又は変更の存否について 訂正事項1は、請求項の削除をするものであって、実質上特許請求の範囲を拡張し又は変更するものではないから、特許法第126条第6項に規定する要件に適合する。 4 独立特許要件について 訂正事項1は、上述のとおり、訂正前の本件特許の特許請求の範囲の請求項1を削除する訂正であり、この訂正により対象となる請求項に係る発明が存在しないから、訂正後の請求項に係る発明について独立特許要件の判断をすることはできない。 第5 むすび 以上のとおり、本件訂正審判の請求に係る訂正事項1は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とし、かつ、同条第5?7項に規定する要件に適合するものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】(削除) 【請求項2】 以下の構造式: 【化2】 ![]() によって表される化合物3bを調製する方法であって、以下の構造式: 【化3】 ![]() によって表される化合物3aを、パラジウム触媒の存在下で水素と反応させ、化合物3bを形成することを含む、前記方法。 【請求項3】 パラジウム触媒が、パラジウム炭素(Pd/C)である、請求項2に記載の方法。 【請求項4】 反応が、メタノール中で行われる、請求項2または3に記載の方法。 【請求項5】 反応が、室温で行われる、請求項2?4のいずれか1項に記載の方法。 【請求項6】 反応が、室温で一晩行われる、請求項2?5のいずれか1項に記載の方法。 【請求項7】 シリカゲルクロマトグラフィーにより化合物3bを精製することをさらに含む、請求項2?6のいずれか1項に記載の方法。 |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
審理終結日 | 2021-07-19 |
結審通知日 | 2021-07-26 |
審決日 | 2021-08-06 |
出願番号 | 特願2019-82629(P2019-82629) |
審決分類 |
P
1
41・
856-
Y
(C07D)
P 1 41・ 855- Y (C07D) P 1 41・ 854- Y (C07D) P 1 41・ 851- Y (C07D) P 1 41・ 841- Y (C07D) |
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 早川 裕之 |
特許庁審判長 |
村上 騎見高 |
特許庁審判官 |
吉岡 沙織 冨永 保 |
登録日 | 2020-05-12 |
登録番号 | 特許第6703632号(P6703632) |
発明の名称 | 細胞傷害性ベンゾジアゼピン誘導体 |
代理人 | ユアサハラ法律特許事務所 |
代理人 | 山本 修 |