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審決分類 |
審判 訂正 ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 訂正する A63F |
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管理番号 | 1387445 |
総通号数 | 8 |
発行国 | JP |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2022-08-26 |
種別 | 訂正の審決 |
審判請求日 | 2022-03-01 |
確定日 | 2022-04-30 |
訂正明細書 | true |
事件の表示 | 特許第6984638号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 特許第6984638号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり訂正することを認める。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本件訂正審判の請求に係る特許第6984638号(以下、「本件特許」という。)は、令和1年7月18日に出願され、令和3年11月29日に特許権の設定登録がなされ、その後、令和4年3月1日に本件訂正審判の請求がなされたものである。 第2 審判請求の趣旨 本件訂正審判の請求の趣旨は、本件特許の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付した訂正特許請求の範囲のとおりに訂正することを認める、との審決を求めるものである。 第3 訂正の内容 本件特許の訂正の内容は、次のとおりである。 1 訂正事項1 特許請求の範囲の請求項2〜4を削除する。 第4 当審の判断 1 訂正の目的について 訂正事項1は、訂正前の本件特許の特許請求の範囲の請求項2〜4を削除する訂正であるから、当該訂正は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる、特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。 2 新規事項の追加(特許法第126条第5項に規定する要件)について 訂正事項1は、請求項を削除する訂正であるから、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面(以下「特許明細書等」という。)に記載した事項の全ての記載を総合することにより導かれる技術的事項との関係において新たな技術的事項を導入するものではない。したがって、訂正事項1は、特許明細書等に記載した事項の範囲内においてするものであり、特許法第126条第5項の規定に適合する。 3 特許請求の範囲の拡張又は変更(特許法第126条第6項に規定する要件)について 訂正事項1は、請求項を削除する訂正であるから、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものではなく、特許法第126条第6項の規定に適合する。 4 特許出願の際独立して特許を受けることができるものでなければならないとの要件(独立特許要件:特許法第126条第7項に規定する要件)について 訂正事項1は、上記「1 訂正の目的について」にて説示のとおり、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる、特許請求の範囲の減縮を目的とする訂正である。 しかし、訂正事項1は訂正前の本件特許の特許請求の範囲の請求項2〜4を削除する訂正であるから、削除された請求項2〜4については、特許出願の際独立して特許を受けることができるものか否か(特許法第126条第7項の規定に適合するか否か)についての検討を要しない。 また、訂正事項1による訂正後の特許請求の範囲は請求項1のみとなり、請求項2〜4を削除する訂正によって間接的に訂正される請求項が存在するわけでもないから、特許出願の際独立して特許を受けることができるものか否かについて、他に検討を要する請求項も存在しない。 第5 むすび 以上のとおり、本件訂正審判の請求に係る訂正事項1は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とし、かつ、同条第5、6項の規定に適合するものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 遊技盤に形成された遊技領域に向かって遊技球を発射する発射手段と、前記遊技領域を流下する遊技球の入球に際して内部抽選を実行する始動入球手段と、前記始動入球手段への遊技球の入球に際して実行された内部抽選の結果に基づいて、遊技者にとって有利な特定制御状態に遊技状態を移行する遊技状態移行手段とを備える遊技機であって、 前記遊技機は、 第1次の利益を遊技者に付与する第1次の入球領域に遊技球を入球可能とする第1次の流路と、 前記第1次の利益よりも小さな第2次の利益を遊技者に付与する第2次の入球領域に遊技球を入球可能とする第2次の流路と、 前記第2次の利益よりも小さな第3次の利益を遊技者に付与する第3次の入球領域に遊技球を入球可能とする第3次の流路と、 前記第1次の流路および前記第2次の流路の双方に遊技球を流下可能とし、前記第1次の流路および前記第2次の流路のいずれか一方に遊技球を振り分けて流下可能とする作動状態、および前記第3次の流路に遊技球を流下可能とし、前記第1次の流路および前記第2次の流路に遊技球を流下不能とする非作動状態を有し、所定の作動条件の成立に基づいて、前記非作動状態から前記作動状態となる作動部材とを備え、 前記第3次の流路は、所定の遊技状態では、前記第3次の入球領域にのみ遊技球を入球可能とすることを特徴とする遊技機。 【請求項2】(削除) 【請求項3】(削除) 【請求項4】(削除) |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照 |
審理終結日 | 2022-03-30 |
結審通知日 | 2022-04-04 |
審決日 | 2022-04-18 |
出願番号 | P2019-132363 |
審決分類 |
P
1
41・
851-
Y
(A63F)
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最終処分 | 01 成立 |
特許庁審判長 |
石井 哲 |
特許庁審判官 |
澤田 真治 太田 恒明 |
登録日 | 2021-11-29 |
登録番号 | 6984638 |
発明の名称 | 遊技機 |
代理人 | 福井 仁 |
代理人 | 福井 仁 |