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審決分類 審判 一部無効 請求書の表示、請求 審決却下 F25C
管理番号 1022791
審判番号 無効2000-35204  
総通号数 15 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1994-07-15 
種別 無効の審決 
審判請求日 2000-04-17 
確定日 2000-08-23 
事件の表示 上記当事者間の特許第2540790号発明「氷成形装置」の特許無効審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求を却下する。 審判費用は、請求人の負担とする。 
理由 本件審判は、特許第2540790号(平成5年1月22日出願、平成8年7月25日設定登録。)に対する特許の無効の審判であって、その審判請求書の「請求の理由」の欄には、「追って補充致します。」と記載されているだけであり、証拠方法については何ら記載されていない。
ところで、特許法(平成11年5月14日法律第41号、以下同じ。)第131条第2項には、 「請求書の補正は、その要旨を変更するものであってはならない。ただし、第123条第1項の審判以外の審判を請求する場合における前項第3号に掲げる請求の理由については、この限りでない」旨規定されている。本件審判は、第123条第1項の審判に該当するから、その請求の理由の補正は、請求書の要旨を変更するものであってはならないことになる。
しかしながら、本件審判において、その請求の理由に記載されたとおり、請求の理由を追って補充することは、結局、無から有となることから、請求書の要旨を変更することになる。
また、特許法第133条第1項の規定により、請求書について補正を命じたとしても、請求書の要旨を変更することにかわりがない。
したがって、本件審判の請求は、不適法な審判の請求であって、その補正をすることができないものであるから、特許法第135条の規定により却下すべきものである。
審判に関する費用については、特許法第169条第2項の規定で準用する民事訴訟法第61条の規定により、請求人が負担すべきものとする。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2000-06-09 
結審通知日 2000-06-23 
審決日 2000-07-05 
出願番号 特願平5-9453
審決分類 P 1 122・ 01- X (F25C)
最終処分 審決却下  
前審関与審査官 岩崎 晋内藤 真徳  
特許庁審判長 大槻 清寿
特許庁審判官 冨岡 和人
滝本 静雄
登録日 1996-07-25 
登録番号 特許第2540790号(P2540790)
発明の名称 氷成形装置  
代理人 梅田 明彦  
代理人 梅田 明彦  

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