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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 H04N |
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管理番号 | 1082918 |
審判番号 | 不服2002-17413 |
総通号数 | 46 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 1993-04-09 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2002-09-09 |
確定日 | 2003-10-03 |
事件の表示 | 平成 3年特許願第274688号「信号伝送装置」拒絶査定に対する審判事件〔平成 5年 4月 9日出願公開、特開平 5- 91381、請求項の数(1)〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 |
理由 |
1 本願は、平成 3年 9月26日の出願であって、その請求項に係る発明は、特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。 2 これに対し,原査定の拒絶理由に引用された,特開平2-198288号公報及び実願昭58-162729号(実開昭60-72079号)のマイクロフィルムには,「映像装置では、予め受信装置に送信した同期信号を基準とする第1のクロツク信号と同一周波数でなる第2のクロツク信号を生成しておき、受信装置から得られた重畳信号から分離した同期信号を基準として、第2のクロツク信号に同期させて当該重畳信号から複数パルス位置に重畳されている付加データを抽出する」点について,特に,クロック信号に関する記載は認められない。 また,前記刊行物に映像装置側における付加データの抽出手段が示されているからといって,請求項1記載の具体的構成を当業者が容易に発明できたとすることはできない。 そして,この構成により明細書記載の効果を奏するものである。 3 したがって、本願については、原査定の拒絶理由によって拒絶すべきものとすることはできない。 また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2003-09-19 |
出願番号 | 特願平3-274688 |
審決分類 |
P
1
8・
121-
WY
(H04N)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 井上 信一 |
特許庁審判長 |
杉山 務 |
特許庁審判官 |
小林秀美 酒井朋広 |
発明の名称 | 信号伝送装置 |
代理人 | 田辺 恵基 |