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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 H01R
管理番号 1181486
審判番号 不服2005-23999  
総通号数 105 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2008-09-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2005-12-13 
確定日 2008-07-14 
事件の表示 特願2000-253365「片口金ランプ用ソケット」拒絶査定不服審判事件〔平成14年 3月15日出願公開、特開2002- 75565〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯・本願発明
本件の出願(以下、「本願」という。)は、平成12年8月24日の特許出願であって、その請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、特許請求の範囲の請求項1に記載された次のとおりのものと認められる。

「底面に導通用のピンを突設すると共に、両端側壁に係止用の突起を設けた片口金ランプの口金を挿入可能な口金収容部をソケット本体に対し回動自在に軸着し、ソケット本体の底板に口金収容部の底板が重合される装着位置とソケット本体の底板から口金収容部の底板が離れる着脱位置を回動により切り換えるソケットにおいて、軸着部を軸とこの軸が挿入される軸孔から構成し、軸と軸孔の形状を真円でなく回転時に互いが係止する係止部が生じるように構成すると共に、強制的に回転した場合に互いの変形により係止部を乗り越えることが可能な程度の弾性を有する素材により軸又は軸孔又はこれらの双方を構成したことを特徴とする片口金ランプ用ソケット。」

2.引用例
(1)原査定の拒絶の理由に引用された実願平3-94766号(実開平5-45975号)のCD-ROM(以下、「引用例1」という。)には、図面とともに次の記載がある。

ア.「しかし、この片口金ランプ用ソケットは、口金収容部74をソケット本体72に組み込む場合、変形部分が少ないので過大な力が必要であり、そのため人手では組立られず機械を用いる必要があった。また過大な力のためソケット本体72および口金収容部74に欠けや割れ等が発生するおそれがあった。
したがって、この考案の目的は、過大な力を必要とすることなく容易に口金収容部をソケット本体に取付けることができ、しかも口金収容部が外れにくい片口金ランプ用ソケットを提供することである。」(段落【0003】-【0004】)

イ.「この考案の一実施例を図1ないし図10により説明する。すなわち、この片口金ランプ用ソケットは、長手方向の両端に突起1を設け、底面2に口金ピン3を突設した口金4を有する片口金ランプ5を装着するものであって、口金収容部6と、ソケット本体7とを有する。16は片口金ランプ5のガラス管、35は誤使用防止用凹部である。
口金収容部6は、口金4を嵌合する周壁部14と可撓性の底板13からなる容部8を有し、容部8に挿入された口金4の口金ピン3が貫通する挿入穴12を底板13に形成するとともに、突起1を挿入する凹部9を周壁部14に形成し、また周壁部14の凹部9に交差する方向の対向位置にそれぞれ底板13に達する切欠部29を形成し、かつ底板13の外面で凹部9の対向方向に一対のブラケット38を突設し、このブラケット38に相対向する回動連結部10を設けている。実施例は周壁部14に口金4の誤使用防止用凹部35に係合する一対の誤使用防止突起15を周壁部14の内面に形成している。またブラケット38は底板13の外面の一側部に設け、回動連結部10は軸孔を実施例とし、またブラケット38にガイド溝17を形成している。さらに底板13の外面の他側部に円柱状の係止片11を形成している。
また、周壁部14の高さHを口金ピン3の高さhよりも高くしており(図7)、片口金ランプ5の口金4を容部8に挿入すると、口金ピン3の高さよりも周壁部14の方が高いので口金4が周壁部14にガイドされながらスムースに挿入され口金ピン3が挿入穴12を貫通し、底面2が底板13に当たる。
ソケット本体7は、回動連結部10を回動自在に連結する連結受け部18を先端部の両側に設けた底部24を有し、口金収容部6の一方向の回動により周壁部14が当接して口金収容部6を取付姿勢に規制する取付姿勢支持壁23を底部24の後端部に有し、口金収容部6に収容された口金4の突起1を口金収容部6の取付姿勢で抜止め係止しかつ口金収容部6の他方向の回動により突起1の係合を解除する抜止め片19を底部24の両側に有し、さらに口金収容部6の取付姿勢で口金収容部6に収容された口金4の口金ピン3に接触する接触片26を底部24に設けている。そして、片口金ランプ5の突起1が抜止め片19から解除される口金収容部6の回動範囲で底板13の一対のブラケット38の相互間隔を広げるようなたわみを規制するように底部24の先端部39を底板13の外面に接近している。
実施例のソケット本体7は、取付姿勢支持壁23の外面に被取付面となる器具本体30(図7)に取付けられる凸部31を形成し、また底部24の上面に口金ピン3の回動を吸収するスリット状のピン挿入孔25を形成し、その底部24の内側に接触片26を設けている。接触片26のリード線接続端子(図示せず)は取付姿勢支持壁23の外面側に設けられている。またソケット本体7の取付孔32がソケット本体7の底部24と反対側に形成されている。また底部24の先端部の両側に軸棒を実施例とする連結受け部18を突設し、回動連結部10との結合を容易にするため先端に傾斜面27を形成している。」(段落【0007】-【0010】)

ウ.「一方、取付姿勢支持壁23および底部24に連結する一対の側壁20を垂下し、各側壁20の前縁側に切欠き部28を形成することにより、その底部24と反対側の端部で底部24の先端側と同方向に突出する抜止め片19を形成している。 また片口金ランプ5を口金収容部6の取付姿勢に保持する保持手段として、口金収容部6を取付姿勢に保持するように係止片11が乗り越え可能に係止する第1の凸リブ21をソケット本体7の側壁20の一端から底部24に連続する位置まで取付姿勢支持壁23に平行に形成している。さらに片口金ランプ5を口金収容部6のランプ着脱姿勢に保持するように係止片11が乗り越え可能に係止する第2の凸リブ22を第1の凸リブ21に並設しており、これは第1の凸リブ21より突出量を大きくして抜止め片19の内面側に形成している。ここで第1の凸リブ21の対向間隔Aとし、第2の凸リブ22の対向間隔Bとし、係止片11の先端部間の間隔Cとすると、C>A>Bとなる。28は係止片11の回動軌跡に沿って形成された隠蔽部である。36は片口金ランプ5の取付姿勢が垂直となる場合に使用される取付孔である。」(段落【0011】)

エ.「図7ないし図10により片口金ランプ5の着脱動作を説明する。すなわち、図4はソケット本体7が器具本体30に取付けられた状態であり、このとき底部24および側壁20は被取付面に対して垂直姿勢となる。また口金収容部6はランプ着脱姿勢であり、係止片11が第2の凸リブ22に保持され、かつ突起1が抜止め片21から外れている。片口金ランプ5はこの状態で口金収容部6に対して矢印P,Qのように抜き差しできるが、器具本体30に対して平行ではなく傾斜しているので抜き差しやすい状態となっている。
図8から図9は、片口金ランプ5を口金収容部6に差し込んだ状態から回動連結部10を中心に口金収容部6がソケット本体7の取付姿勢支持壁23側に回動した状態であり、これは図4の状態で片口金ランプ5を矢印Pの方向に差込んだとき口金4の底面2が底板13に当たると同時にその差込力により底板13を押して口金収容部6が回動連結部10を中心に回動し、係止片11が第1の凸リブ21に乗りかかるように動作する。したがって、片口金ランプ5の操作は押し込み操作だけで片口金ランプ5の口金収容部6に対する位置決めが確実になされ、かつ取付姿勢への回動も伴うので操作性が良くなる。図5は係止片11が第1の凸リブ21を乗り越える状態でこのとき口金収容部6の底板13が弾性変形することにより係止片11が第1の凸リブ21を乗り越えるとともに、突起1が抜止め片19に係合し始め、かつ口金ピン3の先端がピン挿入孔25内に入りさらに接触片に接触し始める。そして第1の凸リブ21を乗り越えるときの回動力の変化で装着感触すなわちクリック感触が得られる。
図9は係止片11が第1の凸リブ21を乗り越えた状態であり、このとき口金収容部6が取付姿勢支持壁23に係止して取付姿勢に保持され、片口金ランプ5は器具本体30に平行になる。また突起1が抜止め片19に係合して抜止め状態となり、片口金ランプ5が口金収容部6から外れなくなる。さらに口金ピン3が接触片に完全な状態に接触し、リード線接続端子にリード線より給電されると点灯可能になる。」(段落【0013】-【0015】)

また、図1の記載内容から、引用例1の片口金ランプ5の突起1が、口金4の両端側壁に設けられていることは、明らかである。
さらに、上記「イ.」の記載事項から、引用例1の片口金ランプ用ソケットが、口金収容部6とソケット本体7とを回動自在に軸着する軸着部を有することは、明らかである。
加えて、図7及び図9、並びに、上記「エ.」の記載から、取付姿勢にあるとき、ソケット本体7の底部24に口金収容部6の底板13が重合されており、また、着脱姿勢にあるとき、ソケット本体7の底部24から口金収容部6の底板13が離れていることも、明らかである。

したがって、引用例1には、次の発明(以下、「引用例1発明」という。)が記載されている。

「底面2に口金ピン3を突設すると共に、両端側壁に係止用の突起1を設けた片口金ランプ5の口金4を挿入可能な口金収容部6をソケット本体7に対し回動自在に軸着し、ソケット本体7の底部24に口金収容部6の底板13が重合される取付姿勢とソケット本体7の底部24から口金収容部6の底板13が離れる着脱姿勢を回動により切り換えるソケットにおいて、軸着部を連結受け部18と連結受け部18が挿入される回動連結部10から構成し、また、口金収容部6に設けた係止片11とソケット本体7に設けた第1の凸リブ21及び第2の凸リブ22により、口金収容部6を着脱姿勢及び取付姿勢に保持するように構成した片口金ランプ用ソケット。」

(2)同じく、特開平1-320310号公報(以下、「引用例2」という。)には、図面とともに次の記載がある。

オ.「本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転機構部が単に回転動作を支持するのみならず、クリック感も醸し出し、更に加えて角度保持の作用も行うようにして、上記した特別の機構を必要としないようにすることである。」(第1頁右下欄第13-18行)

カ.「本発明は、回転軸と軸受のいずれか一方の接触面に波状凹凸部を形成し、他方の接触面に少なくとも1個の山状凸部を形成して、該山状凸部の側に弾性を持たせて構成した。」(第1頁右下欄第20行-第2頁左上欄第3行)

キ.「第1図はその一実施例の回転機構の断面を示す図である。1は樹脂成形の回転軸、2も樹脂成形の軸受である。
回転軸1は少なくとも軸受2に対応する部分は筒状でなり、その端面には180度の角度間隔で切込み11が形成され、またその切込み11により分割された2個の湾曲片12の各々のほぼ中央には外側に突出する山状の凸部13が対称的に形成されている。軸受2は内筒状でなり、その内周壁に波状にエンドレスに連続した等ピッチの凹凸部21が形成されている。
上記回転軸1の切込み11の軸方向の長さ(深さ)は、上記凸部13の軸方向の長さよりも長くなっており、従ってこの凸部13の内側への弾性変形が可能となっている。
上記回転軸1の中心から凸部13先端までの半径は、上記軸受2の凹凸部21の凹部の底の軸受2中心からの半径より小さく、且つ凸部の先端の軸受2中心からの半径よりも大きくなっている。
従って、第1図に示すように回転軸1及び軸受2を組み込んで、軸受2を適宜手段で固定し、回転軸1を矢印A方向に回転させると、回転軸1の凸部13が軸受2の凹凸部21の凹部から凸部を乗り越える動作が続き、このとき凸部13が矢印Bに示す方向に弾性変形、弾性復帰する。
よって、この回転において、回転軸1の軸心がぶれることなく軸受2で支持される通常の軸受機構の作用に加えて、所定角度毎に凸部13が凹凸部21の凸部を乗り越えるのでその時抵抗が発生してクリック感が付与され、更に回転を止めれば凸部13が凹凸21の凹部に嵌まった安定な状態でその状態が保持されるので、特定の回転角度位置が保持されるようになる。」(第2頁左上欄第5行-同頁右上欄第18行)

ク.「また、上記実施例以外に、回転軸1の側の周面に連続して波状の凹凸を形成し、軸受2の側の内周に1乃至複数の山状の凸部を形成することもできる。この場合は、軸受2の側の材質を軟質の樹脂で形成すれば、内壁が変形して弾性が発揮される。」(第2頁左下欄第15-20行)

また、第1図、及び、上記「カ.」の記載から、引用例2の回転軸1及び軸受2が、真円でないことは、明らかである。
さらに、第1図、並びに、上記「カ.」及び「キ.」の記載から、引用例2の回転軸1及び軸受2が、回転軸1の凸部13と軸受2の凹凸部21とにより、互いが係止する係止部が生じるように構成されていることも、明らかである。

したがって、引用例2には、次の発明(以下、「引用例2発明」という。)が記載されている。

「回転軸と軸受の形状を真円でなく回転時に互いが係止する係止部が生じるように構成すると共に、強制的に回転した場合に変形により係止部を乗り越えることが可能な程度の弾性を有する素材により回転軸又は軸受を構成した回転機構。」

3.対比
本願発明と上記引用例1発明とを対比する。

引用例1発明の「口金ピン3」は、本願発明の「導通用のピン」に相当し、以下同様に、「底部24」は「底板」に、「取付姿勢」は「装着位置」に、「着脱姿勢」は「着脱位置」に、「連結受け部18」は「軸」に、「回動連結部10」は「軸孔」に、それぞれ相当する。

したがって、両者は、

「底面に導通用のピンを突設すると共に、両端側壁に係止用の突起を設けた片口金ランプの口金を挿入可能な口金収容部をソケット本体に対し回動自在に軸着し、ソケット本体の底板に口金収容部の底板が重合される装着位置とソケット本体の底板から口金収容部の底板が離れる着脱位置を回動により切り換えるソケットにおいて、軸着部を軸とこの軸が挿入される軸孔から構成したことを特徴とする片口金ランプ用ソケット。」

の点で一致し、次の点で相違する。

[相違点]
装着位置及び着脱位置に固定する構成において、本願発明では、「軸と軸孔の形状を真円でなく回転時に互いが係止する係止部が生じるように構成すると共に、強制的に回転した場合に互いの変形により係止部を乗り越えることが可能な程度の弾性を有する素材により軸又は軸孔又はこれらの双方を構成」としているのに対し、引用例1発明では、口金収容部6に設けた係止片11とソケット本体7に設けた第1の凸リブ21及び第2の凸リブ22により、口金収容部6を着脱姿勢及び取付姿勢に保持するようにした構成としている点。

4.判断
引用例2には、上記のとおり、「回転軸と軸受の形状を真円でなく回転時に互いが係止する係止部が生じるように構成すると共に、強制的に回転した場合に変形により係止部を乗り越えることが可能な程度の弾性を有する素材により回転軸又は軸受を構成した回転機構。」の発明(引用例2発明)が記載されている。
引用例2発明の「回転軸」は、本願発明の「軸」に相当し、同様に、「軸受」は「軸孔」に相当する。
ところで、本願発明の「強制的に回転した場合に互いの変形により係止部を乗り越えることが可能な程度の弾性を有する素材により軸又は軸孔又はこれらの双方を構成」という事項の、特に、「互いの変形」という事項について、「互いの」の意味がややあいまいであるため、発明の詳細な説明等を参酌して検討するに、上記「係止部を乗り越えることが可能な程度の弾性を有する素材により軸又は軸孔又はこれらの双方を構成」という記載、並びに、段落【0012】の「口金収容部20を強制的に回転した場合に軸と軸孔の互いの変形」という記載、及び、段落【0015】の「軸30A(30B)の外周に突起31A(31B)を設けると共に(ここでは180度位置に一対設けている)、この軸が挿入される軸孔46A(46B)の内周に上記突起が変形により乗り越え可能な凸部47A(47B)を設け」という記載からみて、「互いの変形」とは、軸又は軸孔の「一方又は双方の変形」と解することができる(下線は審決において付す。)。
してみると、引用例2発明の「変形」は、「互いの変形」に含まれるものであるから、引用例2発明は、
「軸と軸孔の形状を真円でなく回転時に互いが係止する係止部が生じるように構成すると共に、強制的に回転した場合に互いの変形により係止部を乗り越えることが可能な程度の弾性を有する素材により軸又は軸孔を構成した回転機構」ということができる。

そして、引用例1発明は、口金収容部を取付姿勢(装着位置)及び着脱姿勢(着脱位置)に保持(固定)するという点で本願発明と共通するものであり、また、引用例1発明も、引用例2発明も、軸着される2つの部材の、一方の部材を他方の部材に対して、複数位置で固定するという作用において共通するものであるから、引用例1発明において、口金収容部を取付姿勢と着脱姿勢とに保持するために、「口金収容部6に設けた係止片11とソケット本体7に設けた第1の凸リブ21及び第2の凸リブ22により、口金収容部6を着脱姿勢及び取付姿勢に保持するようにした構成」に代えて、引用例2発明の「軸と軸孔の形状を真円でなく回転時に互いが係止する係止部が生じるように構成すると共に、強制的に回転した場合に互いの変形により係止部を乗り越えることが可能な程度の弾性を有する素材により軸又は軸孔を構成した」ものを適用し、上記相違点に係る本願発明の構成を採用することは、当業者が容易に想到し得たことである。

しかも、本願発明の作用効果は、引用例1発明及び引用例2発明から当業者が予測できた範囲内のものである。

5.むすび
以上のとおり、本願発明は、引用例1発明及び引用例2発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

よって、本願の他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶されるべきものであるから、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2008-04-25 
結審通知日 2008-05-07 
審決日 2008-05-23 
出願番号 特願2000-253365(P2000-253365)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (H01R)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 山岸 利治  
特許庁審判長 岡 千代子
特許庁審判官 関口 哲生
長崎 洋一
発明の名称 片口金ランプ用ソケット  
代理人 神保 欣正  

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