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審決分類 |
審判 判定 同一 属さない(申立て成立) H04N |
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管理番号 | 1229893 |
判定請求番号 | 判定2010-600014 |
総通号数 | 134 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許判定公報 |
発行日 | 2011-02-25 |
種別 | 判定 |
判定請求日 | 2010-04-20 |
確定日 | 2010-12-24 |
事件の表示 | 上記当事者間の特許第3642475号の判定請求事件について、次のとおり判定する。 |
結論 | イ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは、特許第3642475号の各請求項に記載された特許発明の技術的範囲に属しない。 |
理由 |
1 請求の趣旨 本件の請求の趣旨は、 イ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは、特許第3642475号の各請求項に記載された特許発明の技術的範囲に属しない、との判定を求める。 というものである。 2 本件特許発明 本件特許第3642475号の各請求項(請求項1ないし12)に記載された発明は、本件特許明細書及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1ないし12に記載された事項に特定される、次のとおりのものである(以下、それぞれ請求項の番号を用いて「本件特許発明1」ないし「本件特許発明12」ともいう)。 【請求項1】 リモートアクセスリンク(19)を介して録画されるべきテレビ番組を選択するシステムであって、 該システムは、 ユーザの家庭内に置かれたユーザテレビ機器(22)を含む双方向テレビ番組ガイド機器(17)であって、ローカル双方向テレビ番組ガイドがインプリメントされた双方向テレビ番組ガイド機器(17)と、 該ユーザの家庭の外部に置かれ得るリモート番組ガイドアクセスデバイス(24)であって、リモートアクセス双方向テレビ番組ガイドがインプリメントされたリモート番組ガイドアクセスデバイス(24)と を備え、 該リモートアクセス双方向テレビ番組ガイドは、複数のテレビ番組を含む番組リストと該ユーザの操作により該番組リスト内を移動可能なハイライト領域とを有する番組リスト画面を表示し、該ハイライト領域を用いて該番組リストに含まれる該複数のテレビ番組のうちの1つを選択することにより、該リモートアクセス双方向テレビ番組ガイドを用いて、該ローカル双方向テレビ番組ガイドによって録画されるべきテレビ番組を該リモートアクセスリンク(19)を介して遠隔的に選択する機会を該ユーザに提供するように構成されており、 該ローカル双方向テレビ番組ガイドは、該ユーザによって選択された該テレビ番組を該双方向テレビ番組ガイド機器(17)を用いて録画するように構成されている、システム。 【請求項2】 前記ローカル双方向テレビ番組ガイドは、前記ユーザによって選択された前記テレビ番組を前記ユーザテレビ機器(22)に録画するように構成されている、請求項1に記載のシステム。 【請求項3】 前記ローカル双方向テレビ番組ガイドは、前記ユーザによって選択された前記テレビ番組をテレビ配信設備(16)において録画するように構成されている、請求項1に記載のシステム。 【請求項4】 ユーザの家庭内に置かれたユーザテレビ機器(22)を含む双方向テレビ番組ガイド機器(17)と該ユーザの家庭の外部に置かれ得るリモート番組ガイドアクセスデバイス(24)とを用いて、リモートアクセスリンク(19)を介して録画されるべきテレビ番組を選択する方法であって、 該方法は、 該リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)上にインプリメントされたリモートアクセス双方向テレビ番組ガイドにアクセスすることにより、複数のテレビ番組を含む番組リストと該ユーザの操作により該番組リスト内を移動可能なハイライト領域とを有する番組リスト画面を該リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)上に表示するステップと、 該ハイライト領域を用いて該番組リストに含まれる該複数のテレビ番組のうちの1つを選択することにより、該リモートアクセス双方向テレビ番組ガイドを用いて、該双方向テレビ番組ガイド機器(17)上にインプリメントされたローカル双方向テレビ番組ガイドによって録画されるべきテレビ番組を該リモートアクセスリンク(19)を介して遠隔的に選択する機会を該ユーザに提供するステップと、 該ユーザによって選択された該テレビ番組を該双方向テレビ番組ガイド機器(17)の該ローカル双方向テレビ番組ガイドを用いて録画するステップと を包含する、方法。 【請求項5】 前記ユーザによって選択された前記テレビ番組を前記双方向テレビ番組ガイド機器(17)の前記ローカル双方向テレビ番組ガイドを用いて録画するステップが、該テレビ番組を前記ユーザテレビ機器(22)に録画するステップを包含する、請求項4に記載の方法。 【請求項6】 前記ユーザによって選択された前記テレビ番組を前記双方向テレビ番組ガイド機器(17)の前記ローカル双方向テレビ番組ガイドを用いて録画するステップが、該テレビ番組をテレビ配信設備(16)において録画するステップを包含する、請求項4に記載の方法。 【請求項7】 リモートアクセスリンク(19)を介して録画されるべきテレビ番組を選択するシステムであって、 該システムは、 リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)上にインプリメントされたリモートアクセス双方向テレビ番組ガイドにアクセスすることにより、複数のテレビ番組を含む番組リストとユーザの操作により該番組リスト内を移動可能なハイライト領域とを有する番組リスト画面を該リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)上に表示する手段と、 該ハイライト領域を用いて該番組リストに含まれる該複数のテレビ番組のうちの1つを選択することにより、該リモートアクセス双方向テレビ番組ガイドを用いて、双方向テレビ番組ガイド機器(17)上にインプリメントされたローカル双方向テレビ番組ガイドによって録画されるべきテレビ番組を該リモートアクセスリンク(19)を介して遠隔的に選択する機会を該ユーザに提供する手段と、 該ユーザによって選択された該テレビ番組を該双方向テレビ番組ガイド機器(17)の該ローカル双方向テレビ番組ガイドを用いて録画する手段と を備え、 該双方向テレビ番組ガイド機器(17)は、該ユーザの家庭内に置かれたユーザテレビ機器(22)を含み、該リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)は、該ユーザの家庭の外部に置かれ得る、システム。 【請求項8】 前記ユーザによって選択された前記テレビ番組を前記双方向テレビ番組ガイド機器(17)の前記ローカル双方向テレビ番組ガイドを用いて録画する前記手段が、該テレビ番組を前記ユーザテレビ機器(22)に録画する手段を含む、請求項7に記載のシステム。 【請求項9】 前記ユーザによって選択された前記テレビ番組を前記双方向テレビ番組ガイド機器(17)の前記ローカル双方向テレビ番組ガイドを用いて録画する前記手段が、該テレビ番組をテレビ配信設備(16)において録画する手段を含む、請求項7に記載のシステム。 【請求項10】 前記リモート番組ガイドアクセスデバイスが、ワイヤレストランシーバを有するコンピュータベースのデバイスである、請求項1に記載のシステム。 【請求項11】 前記リモート番組ガイドアクセスデバイスが、ワイヤレストランシーバを有するコンピュータベースのデバイスである、請求項4に記載の方法。 【請求項12】 前記リモート番組ガイドアクセスデバイスが、ワイヤレストランシーバを有するコンピュータベースのデバイスである、請求項7に記載のシステム。 3 イ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダー 請求人が判定を求めているイ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは、判定請求書の記載(6頁1行?29行)、判定請求書に添付して提出した「イ号図面および説明書」及び同じく提出した「東芝製HDDレコーダー RD-E160取扱説明書(操作編 抜粋)」(甲第3号証)、「東芝製HDDレコーダー RD-E160取扱説明書(応用編 抜粋)」(甲第4号証)からみて、以下のとおりの物品(以下、「イ号物品」ともいう)である。 (イ号物品) チューナー、OFDM復調部、多重分離部、MPEGデコード部、CPU、画像重畳部、HDD、ODD、DRAM、フラッシュメモリ、LANインターフェイス、リモコンを有するHDDレコーダー。(「イ号図面および説明書」) 放送局から送り出され、もしくは、インターネットを介してダウンロードした、フラッシュメモリに記憶されたEPGデータに基づいて番組表を表示し、番組を選択し、チャンネル・日時などの設定内容を登録することで、録画予約をする。(「イ号図面および説明書」)(甲3、p71)(甲4、p10) 番組表を使わずに、ユーザが自分でチャンネル・日時などの設定内容を登録することで、録画予約をする。(甲3、p72) HDDレコーダーは、パソコンをLAN接続して行う「ネットdeナビ」機能を有し、次の録画予約手法を有する。 HDDレコーダーは、パソコンのブラウザからのアクセス(http://RD-E160)でメインメニューをパソコンに表示させ、HDDレコーダーに現在予約されている録画予約の一覧をパソコンに表示させ、【新規予約】から、チャンネル・日時などの設定内容をパソコンから登録させることで、録画予約する。(甲4、p13、p17、p24-25) HDDレコーダーは、パソコンのブラウザからのアクセス(http://RD-E160)でメインメニューをパソコンに表示させ、iEPGを選択させて、iEPGサイトの番組表をパソコンに表示させ、各サイトで異なる操作により得たチャンネル・日時などの設定内容を登録することで、録画予約する。(甲4、p28) HDDレコーダーは、パソコンのブラウザからのアクセス(http://RD-E160)でメインメニューをパソコンに表示させて設定させたメール送受信用情報に基づいて、HDDレコーダーが外出先などからの携帯電話などからのeメールを受信し、eメールに記載されたチャンネル・日時などの設定内容を登録することで、録画予約する。(甲4、p9、p29-30) 4 対比 (1)本件特許発明1 本件特許発明1とイ号物品とを対比すると、いずれも「録画されるべきテレビ番組を選択する」ものといえ、この点で一致する。 本件特許発明1は、システムの発明であって、双方向テレビ番組ガイド機器(17)、リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)を備えているところ、イ号物品はHDDレコーダーであって、放送局から送り出され、もしくは、インターネットを介してダウンロードした、フラッシュメモリに記憶されたEPGデータに基づいて番組表を表示し、番組を選択し、チャンネル・日時などの設定内容を登録することで、録画予約をすること、および、家庭内に置かれることを想定するものと認められるから、本件特許発明1の「双方向テレビ番組ガイド機器(17)」に対応するとはいえるが、「リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)」に対応する構成を有していない。 したがって、イ号物品は、少なくとも、本件特許発明1の構成要件の内、「該ユーザの家庭の外部に置かれ得るリモート番組ガイドアクセスデバイス(24)であって、リモートアクセス双方向テレビ番組ガイドがインプリメントされたリモート番組ガイドアクセスデバイス(24)」、「該リモートアクセス双方向テレビ番組ガイドは、複数のテレビ番組を含む番組リストと該ユーザの操作により該番組リスト内を移動可能なハイライト領域とを有する番組リスト画面を表示し、該ハイライト領域を用いて該番組リストに含まれる該複数のテレビ番組のうちの1つを選択することにより、該リモートアクセス双方向テレビ番組ガイドを用いて、該ローカル双方向テレビ番組ガイドによって録画されるべきテレビ番組を該リモートアクセスリンク(19)を介して遠隔的に選択する機会を該ユーザに提供する」を充足しない。 また、イ号物品は「放送局から送り出され、もしくは、インターネットを介してダウンロードした、フラッシュメモリに記憶されたEPGデータに基づいて番組表を表示し、番組を選択し、チャンネル・日時などの設定内容を登録することで、録画予約をする。」、「番組表を使わずに、ユーザが自分でチャンネル・日時などの設定内容を登録することで、録画予約をする。」ことから、イ号物品は、「チャンネル・日時などの設定内容を登録することで、録画予約をする。」という録画予約を、「放送局から送り出され、もしくは、インターネットを介してダウンロードした、フラッシュメモリに記憶されたEPGデータに基づいて番組表を表示し、番組を選択(し)」することで行うこと、および、「放送局から送り出され、もしくは、インターネットを介してダウンロードした、フラッシュメモリに記憶されたEPGデータに基づいて番組表を表示し、番組を選択(し)」することをせずに「番組表を使わずに、ユーザが自分で」登録することで行うことができるものと認められる。そして、パソコンをLAN接続して行う「ネットdeナビ」機能において行う各録画予約も「放送局から送り出され、もしくは、インターネットを介してダウンロードした、フラッシュメモリに記憶されたEPGデータに基づいて番組表を表示し、番組を選択(し)」することをせずに行う録画予約である。よって、イ号物品がパソコンをLAN接続して行う「ネットdeナビ」機能において行う録画予約によって行う番組の録画は「放送局から送り出され、もしくは、インターネットを介してダウンロードした、フラッシュメモリに記憶されたEPGデータに基づいて番組表を表示し、番組を選択(し)」することで行う録画予約によって行う番組の録画ではない。 したがって、イ号物品は、本件特許発明1の構成「該ローカル双方向テレビ番組ガイドは、(リモートアクセスリンク(19)を介して遠隔的に選択する)該ユーザによって選択された該テレビ番組を該双方向テレビ番組ガイド機器(17)を用いて録画する」を充足しない。 以上のように、イ号物品は本件特許発明1の構成要件を充足しないから、イ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは、本件特許発明1の技術的範囲に属しない。 (2)本件特許発明2、3、10 本件特許発明2、3、10は、本件特許発明1を引用し、本件特許発明1の構成にさらに別の構成要件を付加した発明であるから、本件特許発明1と同様に、イ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは、本件特許発明2、3、10の技術的範囲に属しない。 (3)本件特許発明4 請求人が判定を求めているイ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは上記のように物(イ号物品)であるところ、本件特許発明4は方法の発明であるから、物品であるイ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは、本件特許発明4の構成要件を充足しない。 また、イ号物品がなす方法をみても、本件特許発明1について述べたように、イ号物品において、パソコンをLAN接続して行う「ネットdeナビ」機能において行う録画予約によって行う番組の録画は「放送局から送り出され、もしくは、インターネットを介してダウンロードした、フラッシュメモリに記憶されたEPGデータに基づいて番組表を表示し、番組を選択(し)」することで行う録画予約によって行う番組の録画ではないから、イ号物品がなす方法は、少なくとも、本件特許発明4の構成「(リモートアクセスリンク(19)を介して遠隔的に選択する)該ユーザによって選択された該テレビ番組を該双方向テレビ番組ガイド機器(17)の該ローカル双方向テレビ番組ガイドを用いて録画するステップ」を充足しない。 したがって、イ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは本件特許発明4の技術的範囲に属しない。 (4)本件特許発明5、6、11 本件特許発明5、6、11は、本件特許発明4を引用し、本件特許発明4の構成にさらに別の構成要件を付加した発明であるから、本件特許発明4と同様に、イ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは本件特許発明5、6、11の技術的範囲に属しない。 (5)本件特許発明7 本件特許発明7とイ号物品とを対比すると、いずれも「録画されるべきテレビ番組を選択する」ものといえ、この点で一致する。 本件特許発明7は、システムの発明であって、本件特許発明7で特定する「リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)」は、「該ユーザの家庭の外部に置かれ得る」とされるところ、この点において、イ号物品がLAN接続するパソコンは家庭内に置かれることを想定するものと認められるから、本件特許発明7で特定する「リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)」に対応せず、イ号物品にeメールを送る、「ユーザの家庭の外部に置かれ」ることを想定する「携帯電話など」が対応すると認められる。 イ号物品は、パソコンに対しては「メインメニューをパソコンに表示させ、iEPGを選択させて、iEPGサイトの番組表をパソコンに表示させ」るが、「表示する」のはパソコンであり、また、パソコンは本件特許発明7で特定する「リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)」に対応しないから、イ号物品は、パソコンとの関係において、「リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)上にインプリメントされたリモートアクセス双方向テレビ番組ガイドにアクセスすることにより、複数のテレビ番組を含む番組リストとユーザの操作により該番組リスト内を移動可能なハイライト領域とを有する番組リスト画面を該リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)上に表示する手段」を有するとはいえない。 また、イ号物品は「携帯電話など」に番組表を表示させることすらしないから、「携帯電話など」に番組表を表示する手段を有するとはいえず、イ号物品は、「携帯電話など」との関係においても、「リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)上にインプリメントされたリモートアクセス双方向テレビ番組ガイドにアクセスすることにより、複数のテレビ番組を含む番組リストとユーザの操作により該番組リスト内を移動可能なハイライト領域とを有する番組リスト画面を該リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)上に表示する手段」を有するとはいえない。 したがって、イ号物品は、本件特許発明7の構成「リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)上にインプリメントされたリモートアクセス双方向テレビ番組ガイドにアクセスすることにより、複数のテレビ番組を含む番組リストとユーザの操作により該番組リスト内を移動可能なハイライト領域とを有する番組リスト画面を該リモート番組ガイドアクセスデバイス(24)上に表示する手段」を充足しない。 また、本件特許発明1について述べたように、イ号物品は、本件特許発明7の構成「(リモートアクセスリンク(19)を介して遠隔的に選択する)該ユーザによって選択された該テレビ番組を該双方向テレビ番組ガイド機器(17)の該ローカル双方向テレビ番組ガイドを用いて録画する手段」を充足しない。 以上のように、イ号物品は本件特許発明7の構成要件を充足しないから、イ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは、本件特許発明7の技術的範囲に属しない。 (6)本件特許発明8、9、12 本件特許発明8、9、12は、本件特許発明7を引用し、本件特許発明7の構成にさらに別の構成要件を付加した発明であるから、本件特許発明7と同様に、イ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは、本件特許発明8、9、12の技術的範囲に属しない。 5 むすび 以上のとおりであるから、イ号図面並びにその説明書に示す東芝製HDDレコーダーは、特許第3642475号の各請求項(請求項1ないし12)に記載された特許発明の技術的範囲に属しない。 よって、結論のとおり判定する。 |
別掲 |
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判定日 | 2010-12-13 |
出願番号 | 特願2000-560721(P2000-560721) |
審決分類 |
P
1
2・
1-
ZA
(H04N)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 西谷 憲人 |
特許庁審判長 |
奥村 元宏 |
特許庁審判官 |
藤内 光武 佐藤 直樹 |
登録日 | 2005-02-04 |
登録番号 | 特許第3642475号(P3642475) |
発明の名称 | リモートアクセスを用いた双方向テレビ番組ガイド |
代理人 | 村井 賢郎 |
代理人 | 森下 夏樹 |
代理人 | 堀口 浩 |
代理人 | 安村 高明 |
代理人 | 山本 秀策 |
代理人 | 玉城 健 |
復代理人 | 大塩 竹志 |