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審決分類 審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 A61C
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 A61C
管理番号 1255430
審判番号 不服2011-187  
総通号数 150 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2012-06-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2011-01-05 
確定日 2012-04-12 
事件の表示 特願2001-298292号「義歯安定剤」拒絶査定不服審判事件〔平成15年 4月 2日出願公開、特開2003- 93411号〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 I.手続の経緯
本願は、平成13年9月27日の出願であって、平成22年2月1日付けで拒絶理由が通知され、同年4月5日付けで明細書についての手続補正がなされたが、同年9月24日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、平成23年1月5日に拒絶査定不服審判の請求がなされると同時に、同日付けで明細書についての手続補正がなされたものである。

II.平成23年1月5日付けの手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成23年1月5日付けの手続補正(以下、「本件補正」という。)を却下する。

[理由]
1.補正後の本願発明
本件補正により、特許請求の範囲の請求項1は、次のように補正された。
「義歯安定剤であって、
平均粒径が15μm以上65μm以下である水溶性高分子を5から70重量%、及び油性基材を含有し、
水溶性高分子がセルロース誘導体、セルロース誘導体の塩、低級アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体及びその誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、油性基材が、流動パラフィン及びワセリンからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする義歯安定剤。」(なお、下線は補正箇所を示すものである。)

2.補正の目的及び新規事項の追加の有無
本件補正は、請求項1に記載した発明を特定するために必要な事項である「水溶性高分子」の「平均粒径」に、「15μm以上」との限定を付加し、同様に「水溶性高分子」に「セルロース誘導体、セルロース誘導体の塩、低級アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体及びその誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種であり」との限定を付加し、「油性基材」に「流動パラフィン及びワセリンからなる群から選ばれる少なくとも1種である」との限定を付加するものであり、かつ、補正後の請求項1に記載された発明は、補正前の請求項1に記載された発明と、産業上の利用分野及び解決しようとする課題が同一であるので、本件補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第4項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。

そして、本件補正は、新規事項を追加するものではない。

3.独立特許要件
そこで、本件補正後の前記請求項1に記載された発明(以下、「本願補正発明」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第5項の規定に適合するか)について以下に検討する。

3-1.引用刊行物の記載事項
原査定の拒絶の理由に引用された、本願出願前に頒布された刊行物である特開平9-278623号公報(以下、「刊行物」という。)には、次の事項が記載されている。
(ア)「【発明の属する技術分野】本発明は、特定のカルボキシメチルセルロースナトリウム(以下CMCという)を含有した経時的性状安定性に優れた液状義歯安定剤に関するものである。」(段落【0001】)
(イ)「【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら液状タイプの義歯安定剤は、性状安定性が悪く、容器から出した場合、分離した流動パラフィンが出て不快感を与え、また、長期保存に耐えられないという問題を有している。」(段落【0004】)
(ウ)「特開平4-312509号にはこのような義歯安定剤の性状安定性の改良が提案されているが、この度、本発明者らは義歯安定剤の性状安定性が改良できることを見出した。すなわち、本発明者らは、経時的性状安定性が良好な液状タイプの義歯安定剤を得るべく鋭意研究を重ねた結果、特定の性状を有するCMCを用いることにより、その目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。」(段落【0005】)
(エ)「【課題を解決するための手段】本発明は下記の性状を有するCMCを含有する液状義歯安定剤を提供するものである。
(a)エーテル化度 0.4?1.2
(b)1%水溶液粘度 30?15000mpa・s
(c)見掛け比重 0.6以下
(d)粒径 177μm以下」(段落【0006】)
(オ)「本発明のCMCは義歯安定剤に用いられると、流動パラフィンに均一に分散し、経時的性状安定性に優れた長期保存に耐えられる非水系の液状タイプの義歯安定剤が得られる。」(段落【0007】)
(カ)「次に粒径は177μm以下、好ましくは粒径177μm以下で、その内100μm以下50%以上である。粉末粒子が細かい事は重力での沈降がおさえられ流動パラフィンに安定分散が可能となる。」(段落【0011】)
(キ)「本発明に用いられるCMCの義歯安定剤への配合量は、20?50重量%が好ましい。20重量%未満の場合は、固形分不足による流動パラフィンの分離が見られ、又、50重量%をこえると液状流動性が不足し、固結が生じるようになる。」(段落【0012】)
(ク)「(1)義歯安定剤の調製
成分としては、流動パラフィン、CMCの2成分とし、その配合割合(重量%)は下記の2種(A,B)とした。
【表1】(省略)
配合方法は、次のようにして行った。室温において500mlビーカーに、流動パラフィン(A:240g,B:150g)をスリーワンモーターにて500rpmで撹拌しながらCMC(A:60g,B:150g)を徐々に加える。CMCを加え終わってから、そのまま10分間撹拌を続けて分散液とし、液状義歯安定剤を得た。」(段落【0018】?【0020】)

これら記載事項からみて、刊行物には、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されている。
「義歯安定剤であって、
粒径が177μm以下で、その内100μm以下のものの割合が50%以上であるカルボキシメチルセルロースナトリウムを20から50重量%、及び流動パラフィンを含有する、義歯安定剤。」

3-2.対比
本願補正発明と引用発明とを対比すると、その機能又は文言の意味からみて、引用発明の「カルボキシメチルセルロースナトリウム」は、本願補正発明の「セルロース誘導体、セルロース誘導体の塩、低級アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体及びその誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種」である「水溶性高分子」に相当し、以下同様に、
「流動パラフィン」は「流動パラフィン及びワセリンからなる群から選ばれる少なくとも1種」である「油性基材」に、
「カルボキシメチルセルロースナトリウム」の含有量の「20から50重量%」は、「水溶性高分子」の含有量の「5から70重量%」に、それぞれ相当する。
引用発明の「粒径が177μm以下で、その内100μm以下のものの割合が50%以上である」と、本願補正発明の「平均粒径が15μm以上65μm以下である」とは、「所定の粒径である」という概念で共通している。

そこで、本願補正発明の用語を用いて表現すると、両者は次の点で一致する。
(一致点)
「義歯安定剤であって、
所定の粒径である水溶性高分子を5から70重量%、及び油性基材を含有し、
水溶性高分子がセルロース誘導体、セルロース誘導体の塩、低級アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体及びその誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、油性基材が、流動パラフィン及びワセリンからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする義歯安定剤。」

そして、両者は次の相違点で相違する。
(相違点)
水溶性高分子の粒径について、本願補正発明は「平均粒径が15μm以上65μm以下」であるのに対し、引用発明は「粒径が177μm以下で、その内100μm以下のものの割合が50%以上」である点。

3-3.相違点の判断
(1)上記相違点について検討するに当たり、まず、本願補正発明の「平均粒径が15μm以上65μm以下」との事項による作用効果についてみる。

本件補正後の明細書には以下の記載がある。
(A)「そこで本発明の目的は、義歯安定剤に関する上記従来の問題を解決すること、すなわち、振動や熱等の影響によって生じうる保存時の油浮き、分離(沈降)、離漿等の発生が有意に防止された義歯安定剤を提供することである。」(段落【0006】)
(B)「【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討していたところ、油性基材に粒径が特定範囲にある水溶性高分子を特定量配合することによって、義歯安定剤の経時的安定性が改善され、保存時の油浮き、分離(沈降)、離漿といった問題が有意に解消できることを見出し、本発明を完成するに至った。」(段落【0007】)
(C)「本発明に用いられる水溶性高分子は、その平均粒径が、65μm以下、好ましくは50μm以下、更に好ましくは40μm以下のものである。かかる水溶性高分子の平均粒径の下限は特に制限されるものではないが、通常15μmである。なお、上記水溶性高分子の平均粒径についてはレーザー粒度分布計を用いて測定することができる。」(段落【0016】)
(D)「また、上記水溶性高分子の粒度分布については特に制限されるものではないが、65μm以下のものが水溶性高分子100重量部に対して、通常50?100重量部、好ましくは70?100重量部、更に好ましくは90?100重量部の範囲である。また、上記水溶性高分子は平均粒径が上記範囲内であれば、最大粒子径については特に制限されるものではないが、通常100μm以下、好ましくは75μm以下である。かかる範囲内にある粒径の水溶性高分子は、油性基材中での分散性に優れており、経時的安定性の向上に寄与することができる。」(段落【0017】)
(E)「かかる粒度の水溶性高分子は、圧縮式、剪断式、円筒回転式、円盤回転式、高圧気流式、媒体攪拌式等の公知の粉砕手段を用いて、使用原料となる水溶性高分子を粉砕することによって得ることができる。」(段落【0018】)
(F)「また、本発明に用いることができる水溶性高分子としては、上記要件を満たし、かつ安全性等の点から義歯安定剤の成分として許容されるものであれば特に制限されず、例えば、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスカルメロース等のセルロース誘導体又はそれらの塩;・・・低級アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体又はその誘導体、・・・が挙げられる。これらの中で、好適にはセルロース誘導体又はそれらの塩、及び低級アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体又はその誘導体、更に好適にはカルボキシメチルセルロース及びその塩を挙げることができる。なお、上記した水溶性高分子は1種単独で使用してもよく、又2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの水溶性高分子の好適な組み合わせとしては、例えば、カルボキシメチルセルロース又はその塩と低級アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体又はその誘導体との組み合わせを挙げることができる。」(段落【0020】)
(G)「さらに本発明の義歯安定剤には、本発明の効果を損なわないことを限度として、上記粒子径範囲外にある水溶性高分子、・・・を配合することもできる。」(段落【0021】)
(H)「実施例1-2、比較例1
表1に記載する平均粒子径のカルボキシメチルセルロースナトリウムを用いて、表2の処方に従って、義歯安定剤を調製した。
【表1】(省略)
【表2】(省略)
実験例1 経時的安定性試験
上記実施例及び比較例で調製した義歯安定剤について、経時的安定性を評価した。具体的には、上記実施例1-2及び比較例1で調製した義歯安定剤を密閉したガラス容器に入れ、35及び40℃、相対湿度75%の条件下で35日間保存し、その間経日的に義歯安定剤から生じた油分の分離の割合(油分分離率)を測定した。油分分離率(%)は、検体組成物の全体積100%に対する保存後の分離した油分が占める体積の割合として算出した。結果を表3に示す。
【表3】(省略)
この結果、実施例1-2は比較例1に比して、保存後の油分分離率が低いことが確認され、経時的安定性に優れていることが明らかとなった。また、上記結果から、義歯安定剤に配合する水溶性高分子の平均粒径が小さい程、保存後の油分の分離を抑えられることがわかった。」(段落【0024】?【0029】)

上記(H)の記載は、それぞれ平均粒径が65μm、37μmのカルボキシメチルセルロースナトリウムを含有する実施例1、2の義歯安定剤と、平均粒径が85μmのカルボキシメチルセルロースナトリウムを含有する比較例1の義歯安定剤とを比較し、「平均粒径が15μm以上65μm以下」との事項による作用効果を明らかにしようとするものといえる。
しかしながら、【表2】の記載内容からみて、実施例1、実施例2及び比較例1の義歯安定剤は、水溶性高分子として、カルボキシメチルセルロースナトリウムを20重量%とメトキシエチレン無水マレイン酸共重合体Na/Ca塩を35重量%含有するものであるところ、メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体Na/Ca塩の平均粒径の具体的数値については本件明細書に記載がないことから、カルボキシメチルセルロースナトリウムの粒径が【表1】のとおりであるとしても、実施例1、実施例2及び比較例1の義歯安定剤における水溶性高分子の平均粒径は明らかではない。
なお、上記(G)のとおり、本件明細書には「本発明の義歯安定剤には、本発明の効果を損なわないことを限度として、上記粒子径範囲外にある水溶性高分子、・・・を配合することもできる。」とも記載されており、明細書全体の記載を参酌すれば実施例1、実施例2及び比較例1の水溶性高分子の平均粒径はそれぞれ65μm、37μm、85μmであるともいえない。
そうすると、実施例1及び2と比較例1との比較から、「平均粒径が15μm以上65μm以下」との事項による作用効果が格別であるとはいえない。
また、本件明細書の他の記載をみても「平均粒径が15μm以上65μm以下」との事項による作用効果が格別であるとはいえない。

(2)次に、本願補正発明の、平均粒径が15μm以上65μm以下である水溶性高分子の製法についてみると、上記(E)の「かかる粒度の水溶性高分子は、圧縮式、剪断式、円筒回転式、円盤回転式、高圧気流式、媒体攪拌式等の公知の粉砕手段を用いて、使用原料となる水溶性高分子を粉砕することによって得ることができる。」との記載からみて、本件出願時に、平均粒径が15μm以上65μm以下である水溶性高分子を得ることが困難であったとはいえない。
また、上記(F)の記載を併せみれば、本件出願時に、平均粒径が15μm以上65μm以下であるカルボキシメチルセルロースナトリウムを得ることが困難であったとはいえない。

(3)上記(1)及び(2)を踏まえ、相違点について検討する。
上記3-1.(イ)及び(ウ)の記載からみて、引用発明が解決しようとする課題は「容器から出した場合、分離した流動パラフィンが出て不快感を与え、また、長期保存に耐えられないという問題を有している液状タイプの義歯安定剤の経時的性状安定性を改良すること」といえる。
また、上記3-1.(カ)のとおり、刊行物には、カルボキシメチルセルロースナトリウムの粒径について、「粒径は177μm以下、好ましくは粒径177μm以下で、その内100μm以下50%以上である。粉末粒子が細かい事は重力での沈降がおさえられ流動パラフィンに安定分散が可能となる。」と記載されており、粒径の上限を特定する一方で下限を特定していないことから、カルボキシメチルセルロースナトリウムを流動パラフィンに安定分散させるために、その粒径を可能な範囲で小さくすることが示唆乃至記載されているといえる。
以上からみて、「容器から出した場合、分離した流動パラフィンが出て不快感を与え、また、長期保存に耐えられないという問題を有している液状タイプの義歯安定剤の経時的性状安定性を改良すること」を課題とする引用発明において、カルボキシメチルセルロースナトリウムの流動パラフィンに対する分散安定性を高めるために、その粒径を小さくすることは、当業者が容易に想到し得たことである。

そして、上記(1)で説示したとおり、水溶性高分子の平均粒径を15μm以上65μm以下とすることによる作用効果が格別なものとはいえないこと、及び上記(2)で説示したとおり、本件出願時に、平均粒径が15μm以上65μm以下であるカルボキシメチルセルロースナトリウムを得ることが困難であったといった事情を見いだすことができないことを考慮すれば、引用発明のカルボキシメチルセルロースナトリウムの粒径を小さくするに当たり、平均粒径を15μm以上65μm以下とすることは、当業者が適宜設計できる程度のことといわざるを得ない。

以上のことから、本願補正発明は、引用発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるので、特許法第29条第2項の規定により、特許出願の際独立して特許を受けることができない。

3-4.むすび
したがって、本件補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第5項の規定に違反するので、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

III.本願発明
本件補正は、上記のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、平成22年4月5日付けの手続補正書により補正された明細書の、特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される、以下のとおりのものである。
「平均粒径が65μm以下である水溶性高分子を5から70重量%、及び油性基材を含有することを特徴とする義歯安定剤。」

IV.引用例の記載事項
原査定の拒絶の理由に引用された刊行物、及びその記載事項は、前記II.3-1に記載したとおりである。

V.対比・判断
本願発明は、前記II.1の本願補正発明から、「平均粒径」の限定事項である「15μm以上」との構成を省き、「水溶性高分子」の限定事項である「セルロース誘導体、セルロース誘導体の塩、低級アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体及びその誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種であり」との構成を省き、「油性基材」の限定事項である「流動パラフィン及びワセリンからなる群から選ばれる少なくとも1種である」との構成を省いたものである。
そうすると、本願発明の発明特定事項をすべて含み、さらに、他の発明特定事項を付加したものに相当する本願補正発明が、前記II.3-3に記載したとおり、引用発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、同様に、引用発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

VI.むすび
以上のとおり、本願発明は、引用発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により、特許を受けることができない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2012-02-10 
結審通知日 2012-02-14 
審決日 2012-02-28 
出願番号 特願2001-298292(P2001-298292)
審決分類 P 1 8・ 575- Z (A61C)
P 1 8・ 121- Z (A61C)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 川島 徹川端 修  
特許庁審判長 鈴木 由紀夫
特許庁審判官 佐野 健治
寺澤 忠司
発明の名称 義歯安定剤  
代理人 林 雅仁  
代理人 中野 睦子  
代理人 三枝 英二  

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