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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 A61M |
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管理番号 | 1353010 |
審判番号 | 不服2018-2890 |
総通号数 | 236 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2019-08-30 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2018-02-28 |
確定日 | 2019-07-04 |
事件の表示 | 特願2016-512614号「美容成分の皮膚への浸透を促進する方法および皮膚浸透促進装置」拒絶査定不服審判事件〔平成27年10月15日国際公開、WO2015/156017〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本件出願は、2015年(平成27年)1月30日(国内優先権主張 平成26年4月10日)を国際出願日とする出願であって、平成29年8月24日付けで拒絶の理由が通知され、その指定期間内である同年10月11日に意見書が提出されるとともに特許請求の範囲について手続補正がなされたが、同年12月25日付けで拒絶をすべき旨の査定がされた。 これに対し、平成30年2月28日に拒絶査定不服審判が請求されると同時に特許請求の範囲について手続補正がなされたものである。 第2 平成30年2月28日付けの手続補正についての補正却下の決定 [補正却下の決定の結論] 平成30年2月28日付けの手続補正を却下する。 [理由] 1 本件補正 平成30年2月28日付けの手続補正(以下、「本件補正」という。)は、平成29年10月11日付けで補正された特許請求の範囲をさらに補正するものであって、特許請求の範囲の請求項3に関する以下の補正を含むものである。(なお、下線部は補正箇所を明確にする目的で当審にて付与した。) (1)補正前 「セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸およびアスコルビン酸などの親水基を有する美容成分の皮膚への浸透を促進するために用いられる装置であって、 大気中での放電により発生させた水分子と結合した正イオンおよび負イオンを発生させるイオン発生部と、 美容成分を接触させた皮膚に前記正イオンおよび負イオンを送るための送風部とを備える、美容成分の皮膚浸透促進装置。」 (2)補正後 「セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸およびアスコルビン酸などの親水基を有する美容成分を皮膚の角層中にまで浸透させるために用いられる装置であって、 大気中での放電により発生させた水分子と結合した正イオンおよび負イオンを発生させるイオン発生部と、 美容成分を接触させた皮膚に前記正イオンおよび負イオンを送るための送風部とを備える、美容成分の皮膚浸透促進装置。」 2 本件補正の適否 請求項3に係る本件補正は、補正前の請求項3に係る発明を特定するために必要な事項である、美容成分の皮膚への浸透について、「皮膚の角層中にまで浸透させる」と特定するものであるから、特許請求の範囲の減縮(特許法第17条の2第5項第2号)を目的とするものに該当する。そして、本件補正は、同条第3項及び第4項の規定に違反するものではない。 そこで、本件補正後の請求項3に係る発明(以下、「補正発明」という。)が、特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか、すなわち同条第6項において準用する同法第126条第7項に規定される特許出願の際独立して特許を受けることができるものでなければならないとの要件に適合するものであるかについて検討する。 (1)補正発明 補正発明は、特許請求の範囲、明細書及び図面の記載からみて、上記1(2)に示す、補正後の特許請求の範囲の請求項3に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。 (2)引用文献の記載及び引用発明 原査定の拒絶の理由に引用された、優先日前に頒布された特開2014-59105号公報(以下、「引用文献1」という。)には、「イオン発生システム及びイオン発生装置」に関して、図面とともに以下の事項が記載されている。 ア 「【0001】 本発明は、イオンにより肌水分量を向上させるイオン発生システム及びイオン発生装置に関する。」 イ 「【0023】 本実施の形態に係るイオン発生装置は、有底筒状の送風ハウジング1の内部に、送風手段としての送風ファン2、及びイオン発生手段としてのプラズマクラスタユニット3を備えている。図5に示すように、送風ハウジング1の内部は、隔壁11により後側の吸気室12と前側の送気室13とに分割されている。吸気室12は、送風ハウジング1の後面側の上端付近に開設された吸気口15を介して外部に連通し、また送気室13は、送風ハウジング1の前面側の上端付近に開設された送気口17を介して外部に連通している。吸気室12及び送気室13は、隔壁11の下部に設けた開口11aを経て相互に連通しており、吸気口15から送気口17に至る通気路を形成している。 【0024】 送風ファン2は、羽根車21と、羽根車21を駆動するファンモータ22とを備えている。ファンモータ22は、送風ハウジング1の底部に固定されたケーシング23内に取り付けられ、隔壁11下部の開口11aに対向配置してある。送風ファン2の羽根車21は、ファンモータ22の駆動によって回転する。羽根車21が回転した場合、図6の白抜矢符で示すように、送風ハウジング1後側の上端付近に設けた吸気口15を経て、吸気室12の内部に外気が吸入される。吸気室12に吸入された外気は、吸気室12の内部を下向きに流れ、隔壁11下部の開口11aを経て羽根車21に吸い込まれ、上向きに方向を変えて送気室13の内部に導出される。そして、送気室13の末端に設けられた案内路16によって、送風方向が前記照射方向となるように変更されて、送気口17を経て外部に送り出される。 【0025】 送風ファン2と送気口17との間には、プラス及びマイナスのイオンをそれぞれ同時的に発生させるプラズマクラスタユニット3が配設されている。プラズマクラスタユニット3を駆動している場合、送風ファン2から送気口17へ向かう通気路中にプラス及びマイナスのイオンが放出され、イオンを含んだ空気が送気口17より前記照射方向に送り出される。 【0026】 イオン発生装置は、送風ハウジング1の筒軸方向に連設され、送風ハウジング1の外径よりも少しだけ小さな外径を有するタンクハウジング5を備える。タンクハウジング5の背面には開口部51が設けられており、この開口部51を閉塞するように裏蓋52が着脱可能に取り付けられる。タンクハウジング5から裏蓋52を取り外すことによって、内部を開放できるように構成している。 【0027】 タンクハウジング5の内部には、水や化粧水などの液体を貯留するタンク50が着脱自在に装着される。タンク50内には、所定時間(例えば、30秒)のミストの発生を所定回数(例えば、5回)だけ行える量の液体が貯留される。ミストの噴射によりタンク50内の液体がなくなった場合、タンクハウジング5から取り出され、利用者によってタンク50内に液体が補充される。 【0028】 タンクハウジング5下部の前面側には、タンク50と連設するようにミスト発生器6を設けてある。ミスト発生器6は、公知の手法によりミストを発生させる装置であり、不図示の吸水材や給水管を用いてタンク50内の液体がミスト発生器6の内部に導入される。本実施の形態では、圧電素子を用いてタンク50から導入された液体を霧状化することにより、ミストを発生させる構成としている。すなわち、ミストSW102が押操作された場合、圧電素子に高周波信号を印加して、タンク50から導入された液体中に超音波を発生させることにより、ミスト発生器6内で液体を霧状化し、ミストを発生させる。」 ウ 「【0030】 図6はイオン発生装置をクレードル8に装着した状態での使用例を示す模式図である。前述したように、本実施の形態に係るイオン発生装置は、利用者の手により把持した状態で使用することが可能であり、また、図6に示すように、クレードル8に装着した状態で使用することも可能である。クレードル8に装着して使用する場合、利用者は、卓上に載置したクレードル8にイオン発生装置を装着し、その状態でイオン及びミストを発生させ、顔や腕などの照射部位を装置正面に近づけることにより、肌表面の保湿を行う。」 エ 「【0053】 プラズマクラスタユニット3には、パルス発生回路、トランスなどが内蔵されていて、放電電極31b,32bには、交流波形またはインパルス波形からなる電圧が印加される。一方の放電電極31bには正電圧が印加され、電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して、主として、H^(+) (H_(2) O)_(m) (mは0又は任意の自然数)の組成からなるプラスイオン(クラスタイオン)が形成される。また、他方の放電電極32bには負電圧が印加され、電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して、主として、O_(2)^(-)(H_(2) O)_(n) (nは0又は任意の自然数)の組成からなるマイナスイオン(クラスタイオン)が形成される。」 オ 「【0057】 イオン発生装置から送り出されたプラスイオン及びマイナスイオンは、照射部位である肌表面において、以下のような反応を起こす。 【0058】 (1)H^(+ )(H_(2) O)_(m) +O_(2)^(-)(H_(2) O)_(n) →・OH^(+)1/2O_(2 )^(+)(m+n)H_(2) O (2)H^(+) (H_(2) O)_(m) +H^(+) (H_(2) O)_(m’)+O_(2)^(-)(H_(2) O)_(n) +O_(2)^(-)(H_(2) O)_(n’)→2・OH+O_(2) +(m+m’+n+n’)H_(2) O (3)H^(+) (H_(2) O)_(m) +H^(+) (H_(2) O)_(m’)+O_(2)^(-)(H_(2) O)_(n )+O_(2)^(-)(H_(2) O)_(n’)→ H_(2) O_(2) +O_(2) +(m+m’+n+n’)H_(2) O 【0059】 すなわち、H^(+) イオン及びO_(2)^(-)イオンを同時的に肌表面に照射することにより、肌表面に・OH基が付着し、肌表面が局所的に親水化されて水分子が付着しやすい状態となる。特に、本実施の形態では、イオンの照射と共に、イオンの照射方向と同方向にミストを噴射することが可能であるため、肌表面に付着した・OH基の周囲に十分な水分子を供給することができ、より効率的にナノサイズの水分子を生成させることができ、この結果、水分子が肌に浸透しやすくなり、肌水分量を増加させることができるという効果を奏する。」 カ 【図12】 キ 上記【図12】には、「S15:プラズマクラスタユニットを駆動」、「S20:ミスト発生器を停止」、「S21:電源SWオフ?」、「S22:プラズマクラスタユニット、ファンモータの駆動停止」との記載がされているから、ミスト発生器の駆動が停止された後もプラズマクラスタユニットは継続して駆動されているから、肌表面にミストが付着された後もプラズマクラスタユニットは継続して駆動されているといえる。 ク 上記「タンクハウジング5の内部には、水や化粧水などの液体を貯留するタンク50が着脱自在に装着される。」(【0027】)との記載、「タンクハウジング5下部の前面側には、タンク50と連設するようにミスト発生器6を設けてある。」(【0028】)との記載、及び「利用者は、卓上に載置したクレードル8にイオン発生装置を装着し、その状態でイオン及びミストを発生させ、顔や腕などの照射部位を装置正面に近づけることにより、肌表面の保湿を行う。」(【0030】)との記載、及び「イオンの照射と共に、イオンの照射方向と同方向にミストを噴射することが可能であるため、肌表面に付着した・OH基の周囲に十分な水分子を供給することができ、より効率的にナノサイズの水分子を生成させることができ、この結果、水分子が肌に浸透しやすくなり、」(【0059】)との記載、及び図12の記載から、引用文献1のイオン発生システムは、化粧水をミスト発生器6により霧状化して肌表面に噴射し、イオンを肌表面に付着した化粧水に噴射していることが開示されているといえる。 ケ 引用文献1の摘記事項ア?カ並びに認定事項キ及びクを整理すると、引用文献1には、以下の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。 「肌表面に化粧水を噴射し、水の浸透を促進する装置であって、 電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して、主として、H^(+) (H_(2) O)_(m) (mは0又は任意の自然数)の組成からなるプラスイオン、電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して、主として、O_(2)^(-)(H_(2) O)_(n) (nは0又は任意の自然数)の組成からなるマイナスイオンを形成するプラズマクラスタユニット3と、 化粧水が噴射された皮膚に前記プラスイオン及びマイナスイオンを送るための送風ファン2とを備える、肌表面に化粧水を噴射し、水の浸透を促進するイオン発生システム。」 (3)対比及び判断 ア 対比 補正発明と引用発明とを対比すると、引用発明の「化粧水」は、化粧水に含まれる水は、肌を潤わせる、すなわち、美容効果を備えたものといえるから、補正発明の「セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸およびアスコルビン酸などの親水基を有する美容成分」と「美容成分」の限りで一致し、引用発明の「肌表面に化粧水を噴射し、水の浸透を促進する装置」は、補正発明の「セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸およびアスコルビン酸などの親水基を有する美容成分を皮膚の角層中にまで浸透させるために用いられる装置」と「美容成分を皮膚に浸透させるために用いられる装置」の限りで一致する。 以下同様に、「電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して、主として、H^(+) (H_(2) O)_(m) (mは0又は任意の自然数)の組成からなるプラスイオン」は、「大気中での放電により発生させた水分子と結合した正イオン」に、「電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して、主として、O_(2)^(-)(H_(2) O)_(n) (nは0又は任意の自然数)の組成からなるマイナスイオン」は「大気中での放電により発生させた水分子と結合した」「負イオン」に、「プラズマクラスタユニット3」は「イオン発生部」に、「化粧水が噴射された皮膚に前記プラスイオン及びマイナスイオンを送るための送風ファン2」は、「美容成分を接触させた皮膚に前記正イオンおよび負イオンを送るための送風部」に、「肌表面に化粧水を噴射し、水の浸透を促進するイオン発生システム」は、「美容成分の皮膚浸透促進装置」にそれぞれ相当する。 してみると、補正発明と引用発明とは、以下の点において一致する。 (一致点) 「美容成分を皮膚に浸透させるために用いられる装置であって、 大気中での放電により発生させた水分子と結合した正イオンおよび負イオンを発生させるイオン発生部と、 美容成分を接触させた皮膚に前記正イオンおよび負イオンを送るための送風部とを備える、美容成分の皮膚浸透促進装置。」 そして、補正発明と引用発明とは、以下の点で相違する。 (相違点) 相違点1 補正発明は、「美容成分を皮膚の角層中にまで浸透させる」のに対して、引用発明は、水を皮膚の角層中にまで浸透させているか不明な点。 相違点2 補正発明は、美容成分が「セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸およびアスコルビン酸などの親水基を有する」と特定されているのに対して、引用発明は、美容成分である化粧水の成分が不明な点。 イ 判断 上記相違点について検討する。 相違点1について 引用発明は、肌表面に付着した水を皮膚に浸透させるものであり、水が皮膚に浸透すれば、皮膚の表皮にある角層まで浸透することは明らかである。 したがって、相違点1は実質的な相違点ではない。 相違点2について 化粧水の成分として、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸およびアスコルビン酸などが選択されることは、優先日前において技術常識(特開2013-199474号公報で開示されるヒアルロン酸、メチル化コラーゲン、アスコルビン酸(【0054】)、特開2011-173856号公報で開示されるコラーゲン(【0030】)、ヒアルロン酸、セラミド【0031】、アスコルビン酸(【0032】)、特開2006-167296号公報で開示されるヒアルロン酸、コラーゲン(【0016】)及び特開2006-169196号公報で開示されるヒアルロン酸(【0026】)参照。以下「技術常識1」という。)である。なお、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸およびアスコルビン酸などが親水基を有することは技術常識(セラミド:特開2009-107941号公報の【0043】参照、コラーゲン:特開2000-5298号公報の【0003】参照、ヒアルロン酸:国際公開第2007/063843号【0024】参照、アスコルビン酸:特開2009-7299号公報の【0010】参照。以下、「技術常識2」という。)である。 そして、引用発明において化粧水の成分としてセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸およびアスコルビン酸などの親水基を有するものから選択することは、求められる美容効果に応じて当業者が適宜選択し得る設計事項であるといえる。 また、本件明細書に記載された補正発明の効果をみても、引用文献1並びに技術常識1及び技術常識2に接した当業者であれば当然に認識できた程度のものであって、格別なものということはできない。 よって、補正発明は引用発明並びに技術常識1及び技術常識2に基いて、当業者が容易に発明することができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により、特許出願の際独立して特許を受けることができるものでない。 (4)本件補正についての結び 以上のとおりであるから、本件補正は、特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に違反している。よって、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により、本件補正は却下すべきものである。 よって、上記[補正却下の決定の結論]のとおり決定する。 第3 本願発明 本件補正が上記のとおり却下されたので、本願の請求項1?4に係る発明は、平成29年10月11日付け手続補正書によって補正された特許請求の範囲の請求項1?4に記載された事項により特定されるとおりのものであって、その請求項3に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、上記第2 1(2)アに示すとおりのものであると認める。 第4 原査定の拒絶の理由 原査定の拒絶の理由のうち本願発明に対する理由は、概ね次のとおりである。 本願発明は、優先日前に日本国内又は外国において、頒布された又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった引用文献1に記載された発明及び周知技術に基いて、その優先日前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない、というものである。 第5 引用文献の記載及び引用発明 原査定の拒絶の理由に引用された引用文献1の記載事項並びに引用発明は、上記第2 2(2)に示したとおりである。 第6 対比及び判断 本願発明は、補正発明から「皮膚の角層中にまで」浸透「させる」という発明特定事項を削除したものに相当する。すなわち、補正発明は、本願発明の発明特定事項の全てを含んでいる。 そうすると、補正発明が上記第2 2(3)に示したように、引用発明並びに技術常識1及び技術常識2に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も同様に、引用発明並びに技術常識1及び技術常識2に基いて、当業者が容易に発明することができたものである。 第7 結び 以上のとおり、本願発明は、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないから、本願は拒絶されるべきものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2019-04-18 |
結審通知日 | 2019-05-07 |
審決日 | 2019-05-21 |
出願番号 | 特願2016-512614(P2016-512614) |
審決分類 |
P
1
8・
121-
Z
(A61M)
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最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 寺澤 忠司、石川 薫 |
特許庁審判長 |
内藤 真徳 |
特許庁審判官 |
莊司 英史 長屋 陽二郎 |
発明の名称 | 美容成分の皮膚への浸透を促進する方法および皮膚浸透促進装置 |
代理人 | 特許業務法人深見特許事務所 |