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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 G06F
審判 査定不服 1項3号刊行物記載 取り消して特許、登録 G06F
管理番号 1368756
審判番号 不服2018-14661  
総通号数 253 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2021-01-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2018-11-03 
確定日 2020-12-15 
事件の表示 特願2016-501138「情報単位間の関連性を提示し見出すためのシステムおよび方法」拒絶査定不服審判事件〔平成26年10月 9日国際公開、WO2014/164634、平成28年 6月23日国内公表、特表2016-518643、請求項の数(21)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、2014年3月11日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2013年3月13日、米国、2013年11月12日、米国)を国際出願日とする出願であって、平成29年3月9日に手続補正がされ、平成29年12月11日付けで拒絶理由通知がされ、平成30年6月16日に意見書が提出されるとともに手続補正がされたが、平成30年6月29日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、平成30年11月3日に拒絶査定不服審判の請求がされ、平成30年12月13日に手続補正がされ、令和2年1月20日付けで拒絶理由通知(以下、「当審拒絶理由通知」という。)がされ、令和2年7月21日に意見書が提出されるとともに手続補正がされたものである。

第2 原査定の概要
原査定(平成30年6月29日付け拒絶査定)の概要は次のとおりである。

1.理由1(新規性)
(1) 本願請求項1-2、9-10、17-18に係る発明は、以下の引用文献A-Eのいずれかに記載された発明であるから、特許法第29条第1項第3号に該当し、特許を受けることができない。

(2) 本願請求項3-4、11-12、19に係る発明は、以下の引用文献A-Bのいずれかに記載された発明であるから、特許法第29条第1項第3号に該当し、特許を受けることができない。

(3) 本願請求項5-6、13-14、20に係る発明は、以下の引用文献C-Eのいずれかに記載された発明であるから、特許法第29条第1項第3号に該当し、特許を受けることができない。

(4) 本願請求項7-8、15-16、21に係る発明は、以下の引用文献Bに記載された発明であるから、特許法第29条第1項第3号に該当し、特許を受けることができない。

2.理由2(進歩性)
(1) 本願請求項1-2、9-10、17-18に係る発明は、以下の引用文献A-Eのいずれか、及び、引用文献F-Gに基づいて、その発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者(以下、「当業者」という。)が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

(2) 本願請求項3-4、11-12、19に係る発明は、以下の引用文献A-Bのいずれか、及び、引用文献F-Gに基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

(3) 本願請求項5-6、13-14、20に係る発明は、以下の引用文献C-Eのいずれか、及び、引用文献F-Gに基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

(4) 本願請求項7-8、15-16、21に係る発明は、以下の引用文献B、及び、引用文献F-Gに基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

引用文献等一覧
A.特開2011-008540号公報
B.特開2012-247838号公報
C.特開2007-066331号公報
D.特開2005-078633号公報
E.特開2000-305946号公報
F.米国特許出願公開第2010/0306708号明細書
G.米国特許出願公開第2006/0020538号明細書

第3 当審拒絶理由の概要
当審拒絶理由の概要は次のとおりである。

1.新規性
(1) 本願請求項1-2、5-6、17-18、20に係る発明は、以下の引用文献1-2のいずれかに記載された発明であるから、特許法第29条第1項第3号に該当し、特許を受けることができない。

(2) 本願請求項9-10に係る発明は、以下の引用文献4に記載された発明であるから、特許法第29条第1項第3号に該当し、特許を受けることができない。

2.理由2(進歩性)
(1) 本願請求項1-2、5-6、17-18、20に係る発明は、以下の引用文献(1-2)、または、引用文献2に基づいて、その発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者(以下、「当業者」という。)が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

(2) 本願請求項3-4、19に係る発明は、以下の引用文献(1-3)、または、引用文献(2-3)に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

(3) 本願請求項7-8、21に係る発明は、以下の引用文献(1-2、4)、または、引用文献(2、4)に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

(4) 本願請求項9-10に係る発明は、以下の引用文献(1-2、4)、または、引用文献(2、4)、または、(4)に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

(5) 本願請求項11-12に係る発明は、以下の引用文献(1-4)、または、引用文献(2-4)、または、(3-4)に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

(6) 本願請求項13-14に係る発明は、以下の引用文献(1-2、4)、または、引用文献(1-2、4)、または、(1-2、4)に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

(7) 本願請求項15-16に係る発明は、以下の引用文献(1-2、4)、または、引用文献(1-2、4)、または、(1、4)に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

引用文献等一覧
1.米国特許出願公開第2010/0306708号明細書 (拒絶査定時の引用文献F)
2.特開2009-294993号公報 (当審において新たに引用した文献)
3.米国特許出願公開第2011/0049807号明細書 (当審において新たに引用した文献)
4.キャサリン、CatchAppNews-キャッチアップニュース、“[アプリレビュー]隠された言葉をなぞって発見「言葉さがしパズル by Hangame」”、[0nline]、2011年9月9日、有限会社クレエ、[令和2年1月14日検索]、インターネット<URL:http://catchapp.net/contents/story/355> (当審において新たに引用した文献)

第4 本願発明
本願請求項1-21に係る発明(以下、それぞれ「本願発明1」-「本願発明21」という。)は、令和2年7月21日の手続補正で補正された特許請求の範囲の請求項1-21に記載された事項により特定される発明であり、本願発明1、9、17は以下のとおりの発明である。

なお、請求項1には「…前記非一時的なプロセッサ読取可能な読記憶媒体は、1もしくはそれ以上のプログラム指令を有し、…」と記載されているが、請求項1で「前記」に対応する記載は「非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体」であるから、「読記憶媒体」とあるのは「記憶媒体」の誤記と認め、下記のように認定した(下記請求項1の下線部を参照。)。

「【請求項1】
プロセッサと、
非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体と、
を含むシステムにおいて、
前記非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体は、1もしくはそれ以上のプログラム指令を有し、当該プログラム指令は実行された場合、前記プロセッサに、
ユーザインターフェースを介して保存データを少なくとも1のユーザに対して提供する工程であって、前記保存データはユーザが可視化可能なフォーマットにアレンジされているものである、前記提供する工程と、
前記ユーザインターフェースを介して、1もしくはそれ以上の入力を前記少なくとも1のユーザから受け取る工程であって、
前記1もしくはそれ以上の入力は、前記少なくとも1のユーザのユーザインターフェースとの相互作用に対応するものであり、
前記ユーザインターフェースとの相互作用は、前記少なくとも1のユーザが前記保存データのサブセットを残りの保存データに対して視覚的に操作することを有し、これにより、前記保存データが直接操作されるものであり、
前記保存データの操作は、追加されるデータに基づいた前記保存データの変更を含み、前記追加されるデータは、前記少なくも1のユーザによる前記1もしくはそれ以上の入力、データアグリゲータ、公衆が利用可能なソースおよび私的利用が可能なソースのうちの少なくとも1つから受け取られるものである、
前記受け取る工程と、
前記変更されたデータを記録することにより前記保存データを更新する工程と、
前記更新された保存データに基づいて、前記可視化可能なフォーマットを動的に更新する工程と、
を実行させるものである、システム。」

「【請求項9】
プロセッサと、
非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体と、
を含むシステムにおいて、
前記非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体は、1もしくはそれ以上のプログラム指令を有し、当該プログラム指令は実行された場合、前記プロセッサに、
保存データを少なくとも1のユーザに対して提供するためにユーザインターフェースを生成する工程であって、前記保存データはユーザが可視化可能なフォーマットで提供されるものである、前記生成する工程と、
1もしくはそれ以上の入力を少なくとも1のユーザから前記生成されたユーザインターフェースを介して受け取る工程であって、
前記1もしくはそれ以上の入力は、前記少なくとも1のユーザによって発見された前記保存データのサブセット間の関連付けに対応するものであり、
前記保存データは、前記少なくとも1のユーザによる前記1もしくはそれ以上の入力により前記ユーザインターフェース上で直接視覚的に操作されるものである、
前記受け取る工程と、
前記1もしくはそれ以上の入力により変更されたデータを記録することにより前記保存データを更新する工程と、
前記更新された保存データに基づいて、前記可視化可能なフォーマットを動的に更新する工程と、
を実行させるものである、システム。」

「【請求項17】
方法であって、
プロセッサが、ユーザインターフェースを介して保存データを少なくとも1のユーザに対して提供する工程であって、前記保存データはユーザが可視化可能フォーマットにアレンジされているものである、前記提供する工程と、
前記プロセッサが、前記ユーザインターフェースを介して1もしくはそれ以上の入力を前記少なくとも1のユーザから受け取る工程であって、
前記1もしくはそれ以上の入力は、前記少なくとも1のユーザのユーザインターフェースとの相互作用に対応するものであり、
前記ユーザインターフェースとの相互作用は、前記少なくとも1のユーザが前記保存データのサブセットを残りの保存データに対して視覚的に操作することを有し、これにより、前記保存データが直接操作されるものであり、
前記保存データの操作は、追加されるデータに基づいた前記保存データの変更を含み、前記追加されるデータは、前記少なくも1のユーザによる前記1もしくはそれ以上の入力、データアグリゲータ、公衆が利用可能なソースおよび私的利用が可能なソースのうちの少なくとも1つから受け取られるものである、
前記受け取る工程と、
前記プロセッサが、前記変更されたデータを記録することにより前記保存データを更新する工程と、
前記プロセッサが、前記更新された保存データに基づいて、前記可視化可能なフォーマットを動的に更新する工程と、
を有する、方法。」

なお、本願発明2-8は、本願発明1を減縮した発明である。

上記の本願発明9は、実質的に、上記本願発明1の「受け取る工程」において、「ユーザのユーザインターフェースとの相互作用」の内容を「ユーザによって発見された」ものに限定するとともに、「追加されるデータ」の複数の選択肢を1つに限定した発明である。

本願発明10-16は、本願発明9を減縮した発明である。

上記の本願発明17は、上記本願発明1に対応する方法の発明であり、本願発明1とカテゴリ表現が異なるだけの発明である。

本願発明18-21は、本願発明17を減縮した発明である。

第5 引用文献、引用発明等
1 引用文献1及び引用発明
(1) 引用文献1
当審拒絶理由に引用した引用文献1には、図面とともに、以下の記載がある(下線は、特に着目した箇所を示す。訳は当審訳。以下同様。)。

ア 図3、段落[0042]-[0044]
「[0042] Users may access media content and the media guidance application (and its display screens described above and below) from one or more of their user equipment devices. FIG. 3 shows a generalized embodiment of illustrative user equipment device 300. More specific implementations of user equipment devices are discussed below in connection with FIG. 4 . User equipment device 300 may receive media content and data via input/output (hereinafter "I/O") path 302. I/O path 302 may provide media content (e.g., broadcast programming, on-demand programming, Internet content, and other video or audio) and data to control circuitry 304, which includes processing circuitry 306 and storage 308. Control circuitry 304 may be used to send and receive commands, requests, and other suitable data using I/O path 302. I/O path 302 may connect control circuitry 304 (and specifically processing circuitry 306) to one or more communications paths (described below). I/O functions may be provided by one or more of these communications paths, but are shown as a single path in FIG. 3 to avoid overcomplicating the drawing.
[0043] Control circuitry 304 may be based on any suitable processing circuitry 306 such as processing circuitry based on one or more microprocessors, microcontrollers, digital signal processors, programmable logic devices, etc. In some embodiments, control circuitry 304 executes instructions for a media guidance application stored in memory (i.e., storage 308). In client-server based embodiments, control circuitry 304 may include communications circuitry suitable for communicating with a guidance application server or other networks or servers. Communications circuitry may include a cable modem, an integrated services digital network (ISDN) modem, a digital subscriber line (DSL) modem, a telephone modem, or a wireless modem for communications with other equipment. Such communications may involve the Internet or any other suitable communications networks or paths (which is described in more detail in connection with FIG. 4 ). In addition, communications circuitry may include circuitry that enables peer-to-peer communication of user equipment devices, or communication of user equipment devices in locations remote from each other (described in more detail below).
[0044] Memory (e.g., random-access memory, read-only memory, or any other suitable memory), hard drives, optical drives, or any other suitable fixed or removable storage devices (e.g., DVD recorder, CD recorder, video cassette recorder, or other suitable recording device) may be provided as storage 308 that is part of control circuitry 304. Storage 308 may include one or more of the above types of storage devices. For example, user equipment device 300 may include a hard drive for a DVR (sometimes called a personal video recorder, or PVR) and a DVD recorder as a secondary storage device. Storage 308 may be used to store various types of media described herein and guidance application data, including program information, guidance application settings, user preferences or profile information, or other data used in operating the guidance application. Nonvolatile memory may also be used (e.g., to launch a boot-up routine and other instructions). 」
([0042] ユーザは、1つ以上のユーザ機器装置から、メディアコンテンツおよびメディアガイダンスアプリケーション(ならびに上記および下記で説明される表示画面)にアクセスし得る。図3は、例示的なユーザ機器装置300の一般的な実施形態を示す。ユーザ機器装置のより具体的な実装は、図4に関連して、以下で説明する。ユーザ機器装置300は、入/出力(以下、I/O)経路302を介して、メディアコンテンツおよびデータを受信することができる。I/O経路302は、メディアコンテンツ(例えば、放送番組、オンデマンド番組、インターネット・コンテンツ、および他の映像または音声)およびデータを、制御回路304、処理回路306および記憶装置308に提供できる。制御回路304は、I/O経路302を用いて、コマンド、リクエスト、および他の好適なデータを送受信するために用いられる。I/O経路302は、制御回路304(具体的には処理回路306)を、1つ以上の通信経路(以下で説明する)に接続してもよい。I/O機能は、1つ以上のこれらの通信経路によって提供され得るが、図面が複雑になり過ぎないように、図3では単一の経路として示される。
[0043] 制御回路304は、例えば、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSP、PLDなどである、任意の適切な処理回路306に基づくものでよい。いくつかの実施形態では、制御回路304は、メモリ(すなわち、記憶装置308)に記憶されたメディアガイダンスアプリケーションのための命令を実行する。クライアントサーバに基づく実施形態では、制御回路304は、ガイダンスアプリケーションサーバや、他のネットワーク、サーバとの通信に好適な通信回路を含んでもよい。通信回路は、ケーブルモデム、ISDNモデム、DSLモデム、電話モデム、または、無線モデムなどを、他の機器との通信のために含んでもよい。そのような通信は、インターネットその他の任意の好適な通信ネットワークまたは経路(図4に関連してさらに詳細に説明される)を含むことができる。加えて、通信回路は、ユーザ機器デバイスのピアツーピア通信、または相互に離れた場所にあるユーザ機器デバイス(以下詳細に述べる)間の通信を可能にする回路を含み得る。
[0044] メモリ(例えば、RAM、ROM、その他の任意の好適なメモリ)、ハードディスク、光ディスク、その他の任意の好適な固定または取り外し可能な記憶装置(例えば、DVDレコーダ、CDレコーダ、VTR、その他の好適な記録装置)は、制御回路304の一部である、記憶装置308として提供されてもよい。記憶装置308は、上記の種類の記憶装置のうちの1つまたは複数のものを含むことができる。例えば、ユーザ機器装置300は、(パーソナルビデオレコーダ(PVR)と呼ばれる)DVR用のハードドライブ、及び、2次記憶装置としてのDVDレコーダを含むことができる。記憶装置308は、本明細書で説明される種々のメディアおよびガイダンスアプリケーションのデータを記憶するために用いられ、プログラム情報、ガイダンスアプリケーションの設定、ユーザの好みとプロファイル情報、その他のガイダンスアプリケーションを操作する際に使用されるデータを記憶するために使用することができる。不揮発性メモリもまた使用され得る(例えば、ブートアップ用ルーチンその他の命令を起動するために)。)

上記段落[0042]-[0044]の記載から、図3を参照すると、例えばマイクロプロセッサである処理回路306と、メディアガイダンスアプリケーションのための命令が記憶され、プログラム情報と、ユーザの好みとプロファイル情報等を記憶する、例えばハードディスクである、記憶装置308と、を含むユーザ機器装置300が開示されていると認定できる。

イ 図6、段落[0103]
「[0103] Processing circuitry 306 may generate for display profile hub-and-spoke arrangement 610 which may include a user identifier 620, links 640 and 642 and media asset identifiers 630. Community member identifiers 650 may also be displayed within profile hub-and-spoke arrangement 610 or outside profile hub-and-spoke arrangement 610. It should be understood, that community member identifiers correspond to other users or members of the community or network. Media asset identifiers 630 may represent any type of media including photographs, photo albums, music albums, directors, movies, media asset playlists, audio assets, video assets, websites, links to websites, or any other type of accessible content or combination thereof. Media asset identifiers 630 may be icons, video clips, audio clips, live video, real-time audio, website images, or any combination thereof that can be used to represent the media assets. User identifier 620 may be a video, audio, icon or any other suitable representation of the user. In some implementations, user identifier 620 may be unique to the user amongst the community members. 」
([0103] 処理回路306は、ユーザ識別子620、リンク640、642、及び、メディア資産識別子630を含み得る、プロファイルのハブ&スポーク配置610を表示用に生成できる。また、コミュニティメンバー識別子650も、プロフィルのハブ&スポーク配置610の内部に表示されても、または、プロファイルのハブ&スポークの配置610の外側に表示されてもよい。コミュニティメンバー識別子は、コミュニティ、又はネットワークにおける他のユーザまたはメンバーに対応することを、理解すべきである。メディア資産識別子630が表すものには、写真、写真アルバム、音楽アルバム、監督、映画、メディア資産のプレイリスト、音声の資産、映像の資産、ウェブサイト、ウェブサイトへのリンクなどを含む任意のタイプのメディア、または、上記以外の任意のアクセス可能なコンテンツ、またはそれらの組合せが含まれる。メディア資産識別子630は、メディア資産を表すために用いることができるような、アイコン、ビデオ・クリップ、オーディオ・クリップ、ライブビデオ、リアルタイム音声、ウェブサイトの画像、または、それらの組み合わせであってもよい。ユーザ識別子620は、ユーザのビデオ、音声、アイコン、または任意の他の適切なユーザの表示であってもよい。いくつかの実装形態では、ユーザ識別子620は、コミュニティのメンバーの中でユーザ固有であってもよい。 )

ウ 段落[0107]
「[0107] In some embodiments, the distance between each media asset identifier 630 and user identifier 620 may reflect the relative match between the attributes stored in the user's profile and the characteristics of the media asset(s) corresponding to the media asset identifier(s) 630. For example, the closer in proximity a first media asset identifier 630 is to user identifier 620 than a second media asset identifier 630, the more similar the characteristics of a first media asset corresponding to the first media asset identifier are to the preferences of the profile corresponding to user identifier 620. In particular, a first media asset identifier 630 may correspond to a media asset having media asset data structure 1000 (FIG. 10) with comedy and action characteristics while a second media asset identifier 630 may correspond to a media asset having media asset data structure 1000 (FIG. 10) with comedy and drama characteristics. A profile data structure 900 (FIG. 9) associated with user identifier 620 may indicate that comedy and action attributes are liked and that drama attribute is not liked. Accordingly, the distance between the first media asset identifier 630 and user identifier 620 may be shorter than the distance between the second media asset identifier 630 and user identifier 620 since the first media asset identifier 630 corresponds to a media asset which has characteristics that match more attributes of the user profile data structure 900. 」
([0107] いくつかの実施形態において、各メディア資産識別子630と利用者識別子620との間の距離は、ユーザのプロファイルに格納された属性と、(1つまたは複数の)メディア資産識別子630に対応する(1つまたは複数の)メディア資産の特性との間の相対的な一致度を反映できる。例えば、第1のメディア資産識別子630が、第2のメディア資産識別子630よりも、ユーザ識別子620に近接度が近ければ近いほど、第1のメディア資産識別子に対応する前記第1のメディア資産の特性は、ユーザ識別子620に対応するプロファイルに対してより類似しているであろう。具体的には、第1のメディア資産識別子630は、コメディとアクションの特性を持つメディア資産のデータ構造1000(図10)を備え、第2のメディア資産識別子630は、コメディとドラマの特性を持つメディア資産のデータ構造1000(図10)を備えたメディア資産に対応している。ユーザ識別子620に対応するプロファイルのデータ構造900(図9)は、コメディとアクションの属性が好みとされており、ドラマの属性は好みとされていないことを示し得る。これによって、第1のメディア資産識別子630は、ユーザ・プロファイルのデータ構造900の特性と、より多くの合致する特性を有するメディア資産に対応しているために、第1のメディア資産識別子630と利用者識別子620との間の距離は、第2のメディア資産識別子630とユーザ620との間の距離よりも短いであろう。)

エ 図7、段落[0122]
「[0122] Window 710 may include a title of the media asset corresponding to media asset identifier 720, a short description of the media asset and various options. For example, window 710 may include clip option 730, add option 740, watch option 750 and schedule option 760. Processing circuitry 306 may receive a selection of watch option 750 and as a result processing circuitry 306 may tune to, download or otherwise access the media asset corresponding to media asset identifier 720. In some implementations, processing circuitry 306 may determine that the media asset corresponding to media asset identifier 720 is in the middle of being broadcast and may provide the user with the option to startover when the user selects watch option 750. In particular, selection of option to startover may instruct processing circuitry 306 to retrieve a stored version of the media asset being broadcast to allow the user to view the media asset corresponding to media asset identifier 720 from the beginning instead of being forced to start watching from somewhere in the middle of the media asset.」
([0122] ウィンドウ710には、メディア資産識別子720に対応するメディア資産のタイトル、メディア資産の簡単な説明、及び、種々のオプションを含むことができる。例えば、ウィンドウ710には、「クリップ」オプション730、「追加」オプション740、「見る」オプション750、「スケジュール」オプション760を含むことができる。処理回路306は、「見る」オプション750の選択を受け取ることができ、その結果、処理回路306は、メディア資産識別子720に対応するメディア資産に対して、選局すること、ダウンロードすること、その他によってアクセスする。いくつかの実装形態では、ユーザは、「見る」オプション750を選択したときに、処理回路306が、メディア資産識別子720に対応するメディアアセットは現在放送中であると判定して、先頭から見る、というオプションをユーザに提供できる。特に、先頭から見る、というオプションを選択すると、ユーザにメディア資産のどこか途中から視聴を開始することを強制することに代えて、メディア資産識別子720に対応するメディア資産を先頭から見ることを可能にするために、放送中のメディア資産の保存されているバージョンを検索するように、処理回路306に指示することができる。)

オ 図8、段落[0124]-[0125]
「[0124] FIG. 8 is an illustrative display screen 800 of a window 810 providing information about a community member corresponding to a community member identifier 820 in accordance with an embodiment of the invention. For example, a cursor 830 may be positioned over community member identifier 820. As a result, without user input, processing circuitry 306 may automatically display window 810 that includes information about the community member corresponding to community member identifier 820. In particular, processing circuitry 306 may retrieve a profile data structure 900 corresponding to community member identifier 820 and generate a window that includes some or all of the information from the retrieved profile data structure.
[0125] Window 810 may include a username of the community member corresponding to community member identifier 820, a full name, a location within the community or network, favorite content, other relevant information from the profile corresponding to the community member and various options. For example, window 810 may include add option 840 and contact option 850. Processing circuitry 306 may receive a selection of add option 840. As a result, processing circuitry 306 may add the community member corresponding to community member identifier 820 to the user's friend list. In particular, processing circuitry 306 may execute a similar function as the function discussed above in connection with option 570 (FIG. 5 ). 」
([0124] 図8は、本発明の一実施形態として、コミュニティメンバー識別子820に対応するコミュニティメンバーについての情報を提供するウィンドウ810の例示的な表示画面800である。例えば、カーソル830を、コミュニティメンバー識別子820上に配置することができる。その結果、ユーザ入力なしに、処理回路306は、コミュニティメンバー識別子820に対応するコミュニティメンバーに関する情報を含むウィンドウ810を自動的に表示できる。特に、処理回路306は、コミュニティメンバー識別子820に対応するプロファイル・データ構造900を検索し、検索されたプロファイルデータ構造からの全ての情報を含むウィンドウを生成することができる。
[0125] ウィンドウ810は、コミュニティメンバー識別子820に対応するコミュニティメンバーのユーザ名、氏名、コミュニティまたはネットワーク内の場所、お気に入りコンテンツ、コミュニティメンバーに対応するプロファイルから得られる他の関連情報や、様々なオプションを含んでもよい。例えば、ウィンドウ810には、「追加」オプション840および「コンタクト」オプション850を含むことができる。処理回路306は、「追加」オプション840の選択を受け取ることができる。その結果として、処理回路306は、コミュニティメンバー識別子820に対応するコミュニティメンバーを、ユーザの友人リストに追加することができる。特に、処理回路306は、オプション570(図5)に関連して上述した機能と同様の機能を実行することができる。)

カ 図11、段落[0134]
「[0134] FIG. 11 shows an illustrative display 1100 of a hub-and-spoke arrangement associated with a particular media asset in accordance with an embodiment of the invention. Display 1100 may include a media asset hub and spoke arrangement 1110 and a media asset identifier region 1130. Media asset identifier region 1130 may include media asset representation 1132 which visually identifies the media asset to which hub-and-spoke arrangement 1110 corresponds. 」
([0134] 図11は、本発明の一実施形態として、特定のメディア資産に関連付けられた、ハブ&スポーク配置の例示的な表示1100を示している。表示1100には、メディア資産のハブ&スポーク配置1110と、メディア資産識別子の領域1130とを含むことができる。メディア資産識別子領域1130には、ハブ&スポーク配置1110が対応するメディア資産を視覚的に識別するための、メディア資産の表示1132を含むことができる。)

キ 図11、段落[0139]
「[0139] Media asset identifier region 1130 may include an add/remove option 1140. When processing circuitry 306 receives a user selection of add/remove option 1140, processing circuitry 306 may add to a profile data structure associated with the user an identifier indicating a like for the media asset or indicating that the media asset is a favorite. Selection of add/remove option 1140 may provide the same or similar functionality as selection of add media assets option 580. When the profile data structure already includes an identifier associated with the particular media asset, processing circuitry 306 may remove that identifier from the profile when processing circuitry 306 receives a selection of add/remove option 1140. In some implementations, processing circuitry 306 may request, by way of a prompt or window, that the user confirm the desire to remove the identifier of the media asset and/or attributes associated with the media asset from the profile of the user. 」
([0139] メディア資産識別子の領域1130には、「追加/削除」オプション1140を含むことができる。処理回路306は、「追加/削除」オプション1140のユーザによる選択を受け取ると、処理回路306は、そのメディア資産が好みであるか、または、そのメディア資産がお気に入りであることを示す識別子を、そのユーザに関連付けられたプロファイル・データ構造に追加することができる。「追加/削除」オプション1140を選択することは、メディア資産のオプション580の選択と同じまたは同様の機能を提供する。プロファイルのデータ構造体が、既に特定のメディア資産に関連付けられた識別子を含んでいる場合には、処理回路306は、「追加/削除」オプション1140の選択を受け取った場合に、プロファイルからその識別子を削除してもよい。いくつかの実装の形態では、処理回路306は、プロンプトやウィンドウによって、ユーザが、ユーザのプロファイルからメディア資産の識別子、及び/または、メディア資産に関連付けられた属性を削除することを希望しているかの確認を求めることができる。)

(2) 引用発明1
よって、引用文献1には、次の発明(以下、「引用発明1」という。)が開示されているものと認められる。

「例えばマイクロプロセッサである処理回路306と、
メディアガイダンスアプリケーションのための命令が記憶され、プログラム情報と、ユーザの好みとプロファイル情報等を記憶する、例えばハードディスクである、記憶装置308と、
を含むユーザ機器装置300において、
処理回路306は、ユーザ識別子620、リンク640、642、及び、メディア資産識別子630を含み得る、プロファイルのハブ&スポーク配置610を表示用に生成でき、
コミュニティメンバー識別子650も、プロフィルのハブ&スポーク配置610の内部に表示されても、または、プロファイルのハブ&スポークの配置610の外側に表示されてもよく、
各メディア資産識別子630と利用者識別子620との間の距離は、ユーザのプロファイルに格納された属性と、メディア資産識別子630に対応するメディア資産の特性との間の相対的な一致度を反映でき、
メディア資産は、データ構造1000を備え、
ユーザのプロファイルは、データ構造900を備え、
ウィンドウ710には、「追加」オプション740を含むことができ、
カーソル830を、コミュニティメンバー識別子820上に配置することができ、その結果、ユーザ入力なしに、処理回路306は、コミュニティメンバー識別子820に対応するプロファイル・データ構造900を検索し、検索されたプロファイルデータ構造からの全ての情報を含むウィンドウ810を生成することができ、
ウィンドウ810は、コミュニティメンバー識別子820に対応するコミュニティメンバーのユーザ名、氏名、コミュニティまたはネットワーク内の場所、お気に入りコンテンツ、コミュニティメンバーに対応するプロファイルから得られる他の関連情報や、様々なオプションを含んでもよく、
ウィンドウ810には、「追加」オプション840を含むことができ、処理回路306は、「追加」オプション840の選択を受け取ることができ、その結果として、コミュニティメンバー識別子820に対応するコミュニティメンバーを、ユーザの友人リストに追加することができ、
特定のメディア資産に関連付けられた、ハブ&スポーク配置の表示1100には、メディア資産のハブ&スポーク配置1110と、メディア資産識別子領域1130とを含むことができ、
メディア資産識別子領域1130には、追加/削除オプション1140を含むことができ、処理回路306は、追加/削除オプション1140のユーザによる選択を受け取ると、そのメディア資産が好みであるか、または、そのメディア資産がお気に入りであることを示す識別子を、そのユーザに関連付けられたプロファイル・データ構造に追加することができる、
ユーザ機器装置300。」

2 引用文献2、引用発明2
(1) 引用文献2
当審拒絶理由に引用した引用文献2には、図面とともに、以下の記載がある。

ア 段落【0034】-【0035】
「【0034】
文書サーバ1とクライアントPC2の詳細な構成のうち、関連文書抽出の機能に関わる部分を以下に説明する。なお、上記のように、文書サーバ1、クライアントPC2はそれぞれ情報処理装置であり、以下に説明する各手段の機能は、関連文書抽出プログラムにより、コンピュータとしての文書サーバ1、クライアントPC2の各機能部分に実行させることができる。
【0035】
文書サーバ1の役割は、多数の文書情報を保持し、クライアント2の要請に応じて、文書データを送信する、あるいは検索や関連文書抽出のための文書データのデータ処理を行いクライアント2に提供することである。文書サーバ1は、そのための記憶装置、制御装置、通信装置などをハードウェアとして擁しており、その機能を構成する部分は、大きくデータ保持部10とデータ処理部20として示すことができる。」

イ 段落【0040】
「【0040】
クライアントPC2の役割は、多数の文書情報を保持する文書サーバ1に要請して、文書データを受け取る、あるいは検索や関連文書抽出のための文書データのデータ処理を依頼する、そのための情報を送信することである。クライアントPC2も、そのための記憶装置、制御装置、通信装置などを保有しており、その機能を構成する部分は、文書サーバ1と同様にデータ保持部30とデータ処理部40とで示すことができる。」

ウ 段落【0046】
「【0046】
以上、本実施形態では、情報処理装置である文書サーバ1と複数のクライアントPC2(及びマップ表示手段3と文書指定手段4)がネットワーク接続されている関連文書抽出システムの構成について説明したが、システムの構成はこれに限定されるものではなく、同様の機能を有する構成であればよい。例えば、文書サーバ1とクライアントPC2の各機能要素を兼ね備えた情報処理装置が、1台ですべての関連する処理を行うような構成も可能である。」

エ 段落【0050】-【0052】
「【0050】
<特徴量算出処理>
図3において、ステップS1は特徴量算出処理であり、文書情報保持部11で保持されている文書集合について、各文書の特徴量を特徴量抽出部21が算出し、算出した各文書の特徴量を特徴情報保持部12に保持しておく。特徴量として特徴ベクトルを算出する例について、詳細を後述する。
【0051】
この処理は関連文書抽出のための準備処理でもあり、実際の抽出のための処理は、次のステップで関連文書抽出の基準となる基準文書を指定してから開始する。
【0052】
<マップ生成処理>
ステップS2はマップ生成処理であり、指定した基準文書に対して、他の文書との関連度を算出し、算出した関連度を文書間の距離で表現したマップを生成、表示する。」

オ 段落【0057】
「【0057】
<マップ再生成処理>
ステップS3のマップ再生成処理では、関連度が大きいとユーザが指定した有効文書に対して、基準文書との関連度がより大きくなるように関連度の算出規則を変更した上で、各関連度を再計算し、マップを再生成、再表示する。」

カ 段落【0087】
「【0087】
マップは、基準文書の周りに他の文書を、基準文書との関連度が大きいほど近くに来る(距離が小さくなる)ように配置する。」

キ 段落【0103】
「【0103】
<関連度修正工程>
ステップS33は関連度修正工程である。関連度算出部22が、関連度算出規則保持部14に保持する変更された関連度算出規則に基づき、基準文書と他の文書との関連度を再計算して、修正した関連度を算出し、関連度情報保持部13に保持する。」

ク 段落【0112】
「【0112】
<マップ再生成工程>
ステップS34はマップ再生成工程である。マップ生成部41が、関連度情報保持部13に保持する基準文書と他の文書の修正された関連度に基づきマップを再生成し、マップ情報保持部31に保持する。」

ケ 段落【0116】
「【0116】
<マップ再表示工程>
ステップS35はマップ再表示工程である。マップ情報保持部31に保持する再生成されたマップ情報をマップ表示手段3に再表示し、ユーザに修正された関連文書情報として提示する。」

コ 図13、図14、段落【0127】-【0133】
「【0127】
(別の関連文書抽出方法フロー例)
上述したステップS31からステップS32の工程について、別の処理手順の例を説明する。以下に、各々の工程において異なる点を説明する。
【0128】
<有効文書指定工程2>
図13を参照して、文書指定手段4による有効文書指定の別の具体例を説明する。図13はマップ表示手段3の画面にマップが表示されている状態を示す。文書指定手段4はマウスであり、ユーザにより操作される。
【0129】
例えば、「基準文書」200を中心とした関連文書(「文書1」?「文書5」)のマップをユーザが見て、「文書2」203を基準文書と関連度が大きい、すなわち関連文書抽出のための有効文書として指定すべきと判断した場合、マップ上の「文書2」203をドラッグしてより関連度の大きい(「基準文書」200との距離が近い)位置204に移動させる。結果、図13(b)のようになる。
【0130】
この動作により、「文書2」203を有効文書として指定するとともに、どのくらい関連度が大きくなるように関連度算出規則を変更すべきかという情報も入力する。すなわち、移動した「文書2」204の位置(「基準文書」200との距離)を取得して、その距離で表現された関連度になるよう関連度算出規則を変更する(具体的には重み付けを変更する)のである。
【0131】
これにより、ユーザは、有効文書を指定するのみならず、どの程度有効かを、有効文書をドラッグで移動させる距離で反映させることが可能になるのである。
【0132】
<関連度算出規則変更工程2>
図14を参照して、上述のように有効文書指定された場合の関連度算出規則の変更処理の具体例を説明する。
【0133】
関連度算出規則の変更が基準文書と有効文書に共通する単語の重み付けの変更であることは同様であるが、異なるのは、関連度を再計算したときに、修正した関連度から得られるマップ上の距離が、ユーザによって移動させられた後の基準文書と有効文書の距離と一致するように重み付けを変更するという点である。」

(2) 引用発明2
よって、引用文献2には、次の発明(以下、「引用発明2」という。)が開示されているものと認められる。

「文書サーバ1、クライアントPC2はそれぞれ情報処理装置であり、各手段の機能は、関連文書抽出プログラムにより、コンピュータとしての文書サーバ1、クライアントPC2の各機能部分に実行させることができ、
文書サーバ1は、データ保持部10とデータ処理部20とを備え、
クライアントPC2も、データ保持部30とデータ処理部40とを備え、
情報処理装置である文書サーバ1と複数のクライアントPC2、及びマップ表示手段3と文書指定手段4がネットワーク接続されている関連文書抽出システムであって、
文書サーバ1とクライアントPC2の各機能要素を兼ね備えた情報処理装置が、1台ですべての関連する処理を行うような構成も可能であり、

ステップS1は特徴量算出処理であり、文書情報保持部11で保持されている文書集合について、各文書の特徴量を特徴量抽出部21が算出し、算出した各文書の特徴量を特徴情報保持部12に保持しておき、

ステップS2はマップ生成処理であり、指定した基準文書に対して、他の文書との関連度を算出し、算出した関連度を文書間の距離で表現したマップを生成、表示し、

ステップS3のマップ再生成処理では、関連度が大きいとユーザが指定した有効文書に対して、基準文書との関連度がより大きくなるように関連度の算出規則を変更した上で、各関連度を再計算し、マップを再生成、再表示し、
マップは、基準文書の周りに他の文書を、基準文書との関連度が大きいほど近くに来る(距離が小さくなる)ように配置し、
ステップS31は、<有効文書指定工程2>であり、文書指定手段4による有効文書指定の工程であって、
例えば、「基準文書」200を中心とした関連文書(「文書1」?「文書5」)のマップをユーザが見て、「文書2」203を基準文書と関連度が大きい、すなわち関連文書抽出のための有効文書として指定すべきと判断した場合、マップ上の「文書2」203をドラッグしてより関連度の大きい(「基準文書」200との距離が近い)位置204に移動させ、
この動作により、「文書2」203を有効文書として指定するとともに、どのくらい関連度が大きくなるように関連度算出規則を変更すべきかという情報も入力し、
これにより、ユーザは、有効文書を指定するのみならず、どの程度有効かを、有効文書をドラッグで移動させる距離で反映させることが可能になり、
ステップS32は、<関連度算出規則変更工程2>であり、有効文書指定された場合の関連度算出規則の変更処理であって、
関連度を再計算したときに、修正した関連度から得られるマップ上の距離が、ユーザによって移動させられた後の基準文書と有効文書の距離と一致するように重み付けを変更し、
ステップS33は関連度修正工程であり、関連度算出部22が、関連度算出規則保持部14に保持する変更された関連度算出規則に基づき、基準文書と他の文書との関連度を再計算して、修正した関連度を算出し、関連度情報保持部13に保持し、
ステップS34はマップ再生成工程であり、マップ生成部41が、関連度情報保持部13に保持する基準文書と他の文書の修正された関連度に基づきマップを再生成し、マップ情報保持部31に保持し、
ステップS35はマップ再表示工程であり、マップ情報保持部31に保持する再生成されたマップ情報をマップ表示手段3に再表示し、ユーザに修正された関連文書情報として提示する、
関連文書抽出システム。」

3 引用文献3
当審拒絶理由に引用した引用文献3には、特に、図3-図6を参照すると、ユーザインタフェースにおけるデータの表現態様として、「多面体」を用いる周知技術が開示されていると認定できる。

4 引用文献4、引用発明3
(1) 引用文献4
当審拒絶理由に引用した引用文献4には、図とともに、以下の記載がある。

ア 「隠された言葉をなぞって発見「言葉さがしパズル by Hangame
2011年9月9日11:19[アプリレビュー]Posted by キャサリン

隠された言葉をさがす定番ゲームのパズルが、ハンゲームの公式アプリとしてリリースされていたので遊んでみました-。
文字が並ぶマスの中から、リストにある言葉を探してなぞるゲームです。

・・・(中略)・・・

初級では、6×6のマスの中に文字が並んでます。この中から下のリストにある言葉(この場合は鳥の名前)を探して、指でなぞって行きます。
言葉は縦・横・ななめの一直線で探します。でも、上から下、左から右に並んでいるとは限りません。下から上だったり、右から左に並んでいたりすることがあるのでご注意。
マスの右下に「見つけた数/隠れている数」が表示されます。
リストの右上にグリーンの帯で「1/2」「2/2」とあるのはリストのページ数です。
リスト部分をフリックすると左右にページ移動ができます。
文字はカタカナだけではなく、英単語の場合もあります。」

イ 引用文献4のゲーム画面を参照すると、見つけた言葉は、赤字で表示されるものと認められる。

ウ 引用文献4のゲーム画面を参照すると、引用文献4の「言葉さがしゲーム」は、「ハンゲームの公式アプリ」が、iPhone、iPodなどのタッチパネル式携帯端末上で実行されるものと認められる。

(2) 引用発明3
よって、引用文献4には、次の発明(以下、「引用発明3」という。)が開示されているものと認められる。

「隠された言葉をなぞって発見する「言葉さがしパズル by Hangame」であって、
隠された言葉をさがす定番ゲームのパズルが、ハンゲームの公式アプリとしてリリースされたものであり、
文字が並ぶマスの中から、リストにある言葉を探してなぞるゲームであり、
初級では、6×6のマスの中に文字が並んでおり、この中から下のリストにある言葉(この場合は鳥の名前)を探して、指でなぞって行き、
言葉は縦・横・ななめの一直線で探し、
見つけた言葉は、赤字で表示され、
マスの右下に「見つけた数/隠れている数」が表示され、
文字はカタカナだけではなく、英単語の場合もある、
「言葉さがしパズル」を実行する、タッチパネル式携帯端末。」

第6 対比・判断
1 本願発明1について
(1)対比
本願発明1と、引用発明1とを対比すると以下のことがいえる。

ア 引用発明1の、
「例えばマイクロプロセッサである処理回路306と、
メディアガイダンスアプリケーションのための命令が記憶され、プログラム情報と、ユーザの好みとプロファイル情報等を記憶する、例えばハードディスクである、記憶装置308と、
を含むユーザ機器装置」は、
本願発明1の、
「プロセッサと、
非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体と、
を含むシステム」に対応する。

イ 引用発明1の「例えばハードディスクである、記憶装置308」が、「メディアガイダンスアプリケーションのための命令」、「プログラム情報」を記憶していることは、本願発明1の「前記非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体は、1もしくはそれ以上のプログラム指令を有し」ていることに対応する。

ウ 引用発明1の「ユーザのプロファイル」を表す「データ構造900」(図9)、及び、「メディア資産」を表す「データ構造1000」(図10)は、本願発明1の「保存データ」に対応する。

引用発明1では、「ユーザのプロファイル」の「データ構造900」、及び、「メディア資産」の「データ構造1000」に基づいて、「ハブ&スポーク配置610」(図6)、「ハブ&スポーク配置の表示1100」(図11)等が表示され、これらは、本願発明1の「ユーザインターフェース」に対応する。
ここで、引用発明1では、より具体的には、「ユーザ識別子620、リンク640、642、及び、メディア資産識別子630を含み得る、プロファイルのハブ&スポーク配置610」、「コミュニティメンバー識別子650」(図6)、「追加オプション740を含む」「ウィンドウ710」(図7)、「コミュニティメンバー識別子820」、「追加オプション840を含む」「ウィンドウ810」(図8)、「追加/削除オプション1140を含む」「メディア資産識別子領域1130」(図11)等が表示され、これらは、本願発明1の「ユーザが可視化可能なフォーマットで提供される」、「ユーザインターフェース」に対応する。
よって、引用発明1において、「メディアガイダンスアプリケーションのための命令」、「プログラム情報」を「処理回路306」で実行することによって、「ユーザのプロファイル」の「データ構造900」、及び、「メディア資産」の「データ構造1000」に基づいて、「ハブ&スポーク配置610」(図6)、「ハブ&スポーク配置の表示1100」(図11)等が表示されることは、本願発明1の、
「当該プログラム指令は実行された場合、前記プロセッサに、
ユーザインターフェースを介して保存データを少なくとも1のユーザに対して提供する工程であって、前記保存データはユーザが可視化可能なフォーマットにアレンジされているものである、前記提供する工程」を実行させることに相当する。

エ 引用発明1において、ユーザが、「追加」オプション740(図7)、「追加」オプション840(図8)、「追加/削除」オプション1140(図11)を選択する操作は、これらの「追加」を選択することによって、「コミュニティメンバーを、ユーザの友人リストに追加すること」等ができるから、本願発明1の「当該プログラム指令は実行された場合、前記プロセッサに」、「前記ユーザインターフェースを介して、1もしくはそれ以上の入力を前記少なくとも1のユーザから受け取る工程であって、
前記1もしくはそれ以上の入力は、前記少なくとも1のユーザのユーザインターフェースとの相互作用に対応するものであり、
前記ユーザインターフェースとの相互作用は、前記少なくとも1のユーザが前記保存データのサブセットを残りの保存データに対して視覚的に操作することを有し、これにより、前記保存データが直接操作されるものであり、
前記保存データの操作は、追加されるデータに基づいた前記保存データの変更を含み、前記追加されるデータは、前記少なくも1のユーザによる前記1もしくはそれ以上の入力、データアグリゲータ、公衆が利用可能なソースおよび私的利用が可能なソースのうちの少なくとも1つから受け取られるものである、
前記受け取る工程」を実行させることと、
「当該プログラム指令は実行された場合、前記プロセッサに」、「前記ユーザインターフェースを介して、1もしくはそれ以上の入力を前記少なくとも1のユーザから受け取る工程であって、
前記1もしくはそれ以上の入力は、前記少なくとも1のユーザのユーザインターフェースとの相互作用に対応するものであり、
前記保存データの操作は、追加されるデータに基づいた前記保存データの変更を含み、前記追加されるデータは、前記少なくも1のユーザによる前記1もしくはそれ以上の入力、データアグリゲータ、公衆が利用可能なソースおよび私的利用が可能なソースのうちの少なくとも1つから受け取られるものである、
前記受け取る工程」を実行させる点で共通するといえる。

オ 本願発明1が「前記変更されたデータを記録することにより前記保存データを更新する工程と、
前記更新された保存データに基づいて、前記可視化可能なフォーマットを動的に更新する工程と、
を実行させるものである」点に関して、引用発明1では、友人リスト等の追加を経た、ユーザのプロファイルの「データ構造900」と、メディア資産の「データ構造1000」のデータを「更新」する行程、及び、更新されたデータに基づいて、表示される「前記可視化可能なフォーマットを動的に更新する工程」は、明確には特定されていない。

しかしながら、引用文献1の段落[0076]には、ハブ&スポーク配置が表示された画面とは別画面である「ホーム画面」(図5)に関してであるものの、「ホーム画面」(図5)で「友達追加」オプション570を選択した場合の具体的な動作として、以下の記載がある。
「[0076] Processing circuitry 306 may receive a selection of add friends option 570. As a result, ・・・(中略)・・・ When a particular community member is added to the group, processing circuitry 306 may include the added community member in the hub-and-spoke arrangements that are generated.・・・」
([0076] 処理回路306は、「友人追加」オプション570の選択を受信することができる。結果として、 ・・・(中略)・・・ グループに特定のコミュニティのメンバーが追加された場合、処理回路306は、追加されたコミュニティメンバーを、生成されたハブ&スポーク配置に含んでもよい。・・・)
上記記載から、「ホーム画面」に関してであるものの、「友人追加」オプション570の選択によって、新たな友人を追加した場合に、ハブ&スポーク配置の表示に、友人の追加が動的に反映されると認められる。

よって、引用発明1において、例えば、「追加」オプション840(図8)の選択によって、ユーザを友人リストに追加した場合も、上記「ホーム画面」での「友人追加」の場合と同様に、「追加」によって、データの「更新」が行われており、ハブ&スポーク配置の表示に、友人の追加が動的に反映されるものであることは、明らかであるといえる。
よって、引用発明1は、本願発明1の「前記変更されたデータを記録することにより前記保存データを更新する工程と、
前記更新された保存データに基づいて、前記可視化可能なフォーマットを動的に更新する工程と、
を実行させるものである」ことは、明らかであるといえる。

カ よって、本願発明1と引用発明1との一致点・相違点は次のとおりであるといえる。

[一致点]
「プロセッサと、
非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体と、
を含むシステムにおいて、
前記非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体は、1もしくはそれ以上のプログラム指令を有し、当該プログラム指令は実行された場合、前記プロセッサに、
ユーザインターフェースを介して保存データを少なくとも1のユーザに対して提供する工程であって、前記保存データはユーザが可視化可能なフォーマットにアレンジされているものである、前記提供する工程と、
前記ユーザインターフェースを介して、1もしくはそれ以上の入力を前記少なくとも1のユーザから受け取る工程であって、
前記1もしくはそれ以上の入力は、前記少なくとも1のユーザのユーザインターフェースとの相互作用に対応するものであり、
前記保存データの操作は、追加されるデータに基づいた前記保存データの変更を含み、前記追加されるデータは、前記少なくも1のユーザによる前記1もしくはそれ以上の入力、データアグリゲータ、公衆が利用可能なソースおよび私的利用が可能なソースのうちの少なくとも1つから受け取られるものである、
前記受け取る工程と、
前記変更されたデータを記録することにより前記保存データを更新する工程と、
前記更新された保存データに基づいて、前記可視化可能なフォーマットを動的に更新する工程と、
を実行させるものである、システム。」

<相違点1>
本願発明1では、「前記ユーザインターフェースを介して、1もしくはそれ以上の入力を前記少なくとも1のユーザから受け取る工程であって、
前記1もしくはそれ以上の入力は、前記少なくとも1のユーザのユーザインターフェースとの相互作用に対応するものであり、
前記ユーザインターフェースとの相互作用は、前記少なくとも1のユーザが前記保存データのサブセットを残りの保存データに対して視覚的に操作することを有し、これにより、前記保存データが直接操作されるものであり、
前記保存データの操作は、追加されるデータに基づいた前記保存データの変更を含み、前記追加されるデータは、前記少なくも1のユーザによる前記1もしくはそれ以上の入力、データアグリゲータ、公衆が利用可能なソースおよび私的利用が可能なソースのうちの少なくとも1つから受け取られるものである、
前記受け取る工程」を備えるのに対して、引用発明では、ユーザが、「追加」オプション740(図7)、「追加」オプション840(図8)、「追加/削除」オプション1140(図11)を選択するものであって、「前記ユーザインターフェースとの相互作用は、前記少なくとも1のユーザが前記保存データのサブセットを残りの保存データに対して視覚的に操作することを有し、これにより、前記保存データが直接操作されるものであ」ることが特定されていない点。

(2) 当審の判断
上記<相違点1>について検討する。

上記<相違点1>に係る、本願発明1のユーザインタフェースに表示された「保存データ」に対して、ユーザが入力する場合、「前記ユーザインターフェースとの相互作用は、前記少なくとも1のユーザが前記保存データのサブセットを残りの保存データに対して視覚的に操作することを有し、これにより、前記保存データが直接操作されるものであ」るという構成は、上記引用文献1-4には記載されておらず、本願出願前において周知技術であるともいえない。

より具体的には、特に、引用文献2には、「基準文書」との関連度がより大きくなるように、「マップ」画面上で、ユーザが関連文書の位置を移動させることによって、「関連度算出規則」を変更する、「引用発明2」が記載されている。
しかしながら、「引用発明2」で、ユーザが関連文書の位置を移動させることによって変更されるのは、「基準文書」との関連度を算出する規則である「関連度算出規則」であって、上記<相違点1>に係るように、本願発明1のユーザインタフェースに表示された「保存データ」それ自体に対して、「前記ユーザインターフェースとの相互作用は、前記少なくとも1のユーザが前記保存データのサブセットを残りの保存データに対して視覚的に操作することを有し、これにより、前記保存データが直接操作されるものであ」るという構成は記載されていない。
また、上記の構成は、引用文献3-4にも、記載されていない。

したがって、他の相違点について検討するまでもなく、本願発明1は、当業者であっても引用発明、引用文献2-4に記載された技術的事項に基づいて容易に発明できたものであるとはいえない。

2 本願発明2-21
本願発明2-8は、本願発明1を減縮した発明であり、本願発明9は、実質的に、上記本願発明1の「受け取る工程」において、「ユーザのユーザインターフェースとの相互作用」の内容を限定するとともに、「追加されるデータ」の複数の選択肢を1つに限定した発明であり、本願発明10-16は、本願発明9を減縮した発明であり、上記の本願発明17は、上記本願発明1に対応する方法の発明であり、本願発明1とカテゴリ表現が異なるだけの発明であり、本願発明18-21は、本願発明17を減縮した発明であるから、本願発明1の、ユーザインタフェースに表示された「保存データ」に対してユーザが入力する際、「前記ユーザインターフェースとの相互作用は、前記少なくとも1のユーザが前記保存データのサブセットを残りの保存データに対して視覚的に操作することを有し、これにより、前記保存データが直接操作されるものであ」るという構成と同一の構成を実質的に備えるものであるから、本願発明1と同じ理由により、当業者であっても、引用発明、引用文献2-4に記載された技術的事項に基づいて容易に発明をすることができたものとはいえない。

第7 原査定についての判断
令和2年7月21日の手続補正により補正された、請求項1-21は、ユーザインタフェースに表示された「保存データ」に対してユーザが入力する際、「前記ユーザインターフェースとの相互作用は、前記少なくとも1のユーザが前記保存データのサブセットを残りの保存データに対して視覚的に操作することを有し、これにより、前記保存データが直接操作されるものであ」るという技術事項を実質的に備えるものであり、当該技術的事項は、原査定における引用文献A-Gには記載されておらず、本願出願前における周知技術でもないので、本願発明1-21は、原査定における引用文献A-G及び周知技術に基づいて容易に発明をすることができたものではない。
したがって、原査定を維持することはできない。

第8 むすび
以上のとおり、原査定の理由によって、本願を拒絶することはできない。
他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2020-11-30 
出願番号 特願2016-501138(P2016-501138)
審決分類 P 1 8・ 121- WY (G06F)
P 1 8・ 113- WY (G06F)
最終処分 成立  
前審関与審査官 ▲高▼瀬 健太郎  
特許庁審判長 ▲吉▼田 耕一
特許庁審判官 稲葉 和生
小田 浩
発明の名称 情報単位間の関連性を提示し見出すためのシステムおよび方法  
代理人 矢口 太郎  

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