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審決分類 審判 訂正 特許請求の範囲の実質的変更 訂正する A61K
審判 訂正 ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 訂正する A61K
審判 訂正 3項(134条5項)特許請求の範囲の実質的拡張 訂正する A61K
審判 訂正 (特120条の4,3項)(平成8年1月1日以降) 訂正する A61K
審判 訂正 4項(134条6項)独立特許用件 訂正する A61K
管理番号 1384000
総通号数
発行国 JP 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2022-05-27 
種別 訂正の審決 
審判請求日 2021-11-02 
確定日 2022-02-07 
訂正明細書 true 
事件の表示 特許第6873433号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第6873433号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項〔1−8〕について訂正することを認める。 
理由 第1 手続きの経緯
本件訂正審判に係る特許第6873433号(以下、「本件特許」という。)に係る出願(特願2018−515197号)は、2016年6月3日(パリ条約による優先権主張 2015年7月6日、2015年6月4日 いずれもアメリカ合衆国(US))を国際出願日として出願され、その請求項1〜8に係る発明について令和3年4月23日に特許権の設定登録がなされたものである。
その後、令和3年11月2日に、本件特許に対して本件訂正審判の請求がされた。

第2 請求の趣旨及び訂正の内容
本件訂正審判の請求の趣旨は、「特許第6873433号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付した訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項1〜8について訂正することを認める、との審決を求める。」というものである。
そして、本件訂正審判の請求による訂正(以下、「本件訂正」ともいう。)の内容は、以下の訂正事項1のとおりである。
ここで、請求項2〜8は、請求項1を直接的又は間接的に引用する請求項であって、請求項1に連動して訂正されるものであり、下記訂正事項1に関し、請求項1〜8は一群の請求項を構成している。

1 訂正事項1

特許請求の範囲の請求項1に記載された化合物群から、最初に記載された化合物である「2−[(9R)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチルー3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[4−({1−[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]−4,7,10−トリオキサ−1−アザドデカン−12−イル}オキシ)フェニル]アセトアミド」を削除する。
また、請求項1を直接的又は間接的に引用する請求項2〜8も同様に訂正することになる。

第3 当審の判断
1 訂正の目的について
訂正事項1による請求項1についての訂正は、訂正前の請求項1に択一的に記載された「2−[(9R)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチルー3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[4−({1−[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]−4,7,10−トリオキサ−1−アザドデカン−12−イル}オキシ)フェニル]アセトアミド」を削除するものであるから、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる、特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。訂正後の請求項1を直接的又は間接的に引用する請求項2〜8についても同様である。
したがって、訂正事項1による請求項1〜8についての訂正は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる、特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。

2 願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内の訂正であること
上記1で説示したとおり、訂正事項1による請求項1の訂正は、訂正前の請求項1に択一的に記載された「2−[(9R)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチルー3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[4−({1−[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]−4,7,10−トリオキサ−1−アザドデカン−12−イル}オキシ)フェニル]アセトアミド」を削除するものであるから、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内の訂正である。訂正後の請求項1を直接的又は間接的に引用する請求項2〜8についても同様である。
したがって、訂正事項1による請求項1〜8についての訂正は、特許法第126条第5項の規定に適合する。

3 実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更する訂正ではないこと
上記1で説示したとおり、訂正事項1による請求項1の訂正は、訂正前の請求項1に択一的に記載された「2−[(9R)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチルー3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[4−({1−[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]−4,7,10−トリオキサ−1−アザドデカン−12−イル}オキシ)フェニル]アセトアミド」を削除するものであるから、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものではない。訂正後の請求項1を直接的又は間接的に引用する請求項2〜8についても同様である。
したがって、訂正事項1による請求項1〜8についての訂正は、特許法第126条第6項の規定に適合する。

4 独立特許要件
上記1で説示したとおり、上記訂正事項1は、特許請求の範囲の減縮を目的とするものであり、かかる訂正によって、その範囲が減縮された、特許請求の範囲の請求項1〜8については、本件訂正後のこれらの請求項に記載されている事項により特定される発明が特許法第126条第7項に規定する要件(「特許出願の際独立して特許を受けることができるものであること」、いわゆる独立特許要件)に適合するか検討を要するものであるが、本件訂正後の請求項1〜8に係る発明が特許出願の際独立して特許を受けることができないとする新たな理由は見出せない。

よって、訂正事項1による請求項1〜8についての訂正は、特許法第126条第7項の規定に適合する。

第4 むすび
以上のとおりであるから、本件訂正審判の請求は、特許法126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とし、かつ、同条第5項ないし第7項の規定に適合するものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
発明の名称 (57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[(1S)−1−(4−{5−[2−(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エトキシ)エトキシ]ピリミジン−2−イル}フェニル)エチル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−{2−[2−(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エトキシ)エトキシ]エチル}アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[(1R)−1−{4−[2−(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エトキシ)エトキシ]フェニル}エチル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[2−(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エトキシ)エチル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[(1S)−1−{4−[5−(3−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}プロポキシ)ピリミジン−2−イル]フェニル}エチル]アセトアミド、2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[(1S)−1−{4−[3−(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エトキシ)プロポキシ]フェニル}エチル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[(1S)−1−{4−[2−(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エトキシ)エトキシ]フェニル}エチル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−(4−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}ブチル)アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エチル)アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−(5−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}ペンチル)アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−(3−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}プロピル)アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−(4−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}ブチル)アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[(1S)−1−{4−[2−(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エトキシ)エトキシ]−3−フルオロフェニル}エチル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[4−({1−[2−(3−メチル−2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]−4,7,10−トリオキサ−1−アザドデカン−12−イル}オキシ)フェニル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[4−({1−[2−(1−メチル−2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]−4,7,10−トリオキサ−1−アザドデカン−12−イル}オキシ)フェニル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[(1R)−1−[3−(3−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}プロポキシ)フェニル]エチル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[(3S)−1−{4−[(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エチル)アミノ]ベンゾイル}ピロリジン−3−イル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[2−(2−{[3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−5−イル]アミノ}エトキシ)エチル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[3−(3−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}プロポキシ)プロピル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[(3S)−1−[4−(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エトキシ)ベンゾイル]ピロリジン−3−イル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−(4−{2−[2−(2−{[3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−5−イル]アミノ}エトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−(5−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}ペンチル)アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[3−(3−{[3−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−2−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−5−イル]アミノ}プロポキシ)プロピル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[(3S)−1−[4−(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エトキシ)ベンゾイル]ピロリジン−3−イル]アセトアミド、
2−[(9S)−7−(4−クロロフェニル)−4,5,13−トリメチル−3−チア−1,8,11,12−テトラアザトリシクロ[8.3.0.02,6]トリデカ−2(6),4,7,10,12−ペンタエン−9−イル]−N−[(1R)−1−[3−(2−{[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]アミノ}エトキシ)フェニル]エチル]アセトアミド、
4−(4−{[(5Z)−3−{1−[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]−4,7,10,13−テトラオキサ−1−アザペンタデカン−15−イル}−2,4−ジオキソ−1,3−チアゾリジン−5−イリデン]メチル}−2−メトキシフェノキシ)−3−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル、
4−(4−{[(5Z)−3−{1−[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]−4,7,10−トリオキサ−1−アザドデカン−12−イル}−2,4−ジオキソ−1,3−チアゾリジン−5−イリデン]メチル}−2−メトキシフェノキシ)−3−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル、
4−(4−{[(5Z)−3−{1−[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]−4,7,10,13,16−ペンタオキサ−1−アザオクタデカン−18−イル}−2,4−ジオキソ−1,3−チアゾリジン−5−イリデン]メチル}−2−メトキシフェノキシ)−3−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル、および
4−(4−{[(5Z)−3−{1−[2−(2,6−ジオキソピペリジン−3−イル)−1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−4−イル]−4,7,10,13,16,19−ヘキサオキサ−1−アザヘンイコサン−21−イル}−2,4−ジオキソ−1,3−チアゾリジン−5−イリデン]メチル}−2−メトキシフェノキシ)−3−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルからなる群であって、薬学的に許容可能なそれらの塩形態を合む前記群より選択される化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物の有効量を含む組成物。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物の有効量と薬学的に許容可能な担体、添加物、および/または賦形剤を含む医薬組成物。
【請求項4】
追加の生体活性剤をさらに含む請求項3に記載の医薬組成物。
【請求項5】
前記追加の生体活性剤が抗癌剤である請求項4に記載の医薬組成物。
【請求項6】
細胞中の標的タンパク質の分解を誘導するための方法であって、請求項1に記載の化合物の有効量を前記細胞に投与することを含み、前記化合物により前記標的タンパク質の分解が達成される前記方法。
【請求項7】
必要とする患者への組成物の投与を含む方法であって、癌を治療するための前記方法に使用するための、請求項1に記載の化合物の有効量を含む組成物であって、前記患者における癌の少なくとも1つの症状の治療または緩和に有効であり、前記癌が、リンパ腫、前立腺癌、大腸癌、卵巣癌、乳癌及び多発性骨髄腫である前記組成物。
【請求項8】
前記癌が、大腸癌または乳癌である、請求項7に記載の組成物。
 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
審理終結日 2022-01-11 
結審通知日 2022-01-14 
審決日 2022-01-25 
出願番号 P2018-515197
審決分類 P 1 41・ 854- Y (A61K)
P 1 41・ 841- Y (A61K)
P 1 41・ 856- Y (A61K)
P 1 41・ 851- Y (A61K)
P 1 41・ 855- Y (A61K)
最終処分 01   成立
特許庁審判長 原田 隆興
特許庁審判官 鳥居 福代
渕野 留香
登録日 2021-04-23 
登録番号 6873433
発明の名称 タンパク質分解のイミド系修飾因子および関連の使用方法  
代理人 堀江 健太郎  
代理人 櫻井 大雄  
代理人 実広 信哉  
代理人 実広 信哉  
代理人 櫻井 大雄  
代理人 堀江 健太郎  

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