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審決分類 |
審判 補正却下の決定 判示事項別分類コード:2 B31D 審判 補正却下の決定 特29条特許要件(新規) B31D |
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管理番号 | 1006153 |
審判番号 | 審判1997-20822 |
総通号数 | 6 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 1988-05-12 |
種別 | 補正却下の決定 |
確定日 | 1999-09-08 |
事件の表示 | 昭和61年特許願第254080号「ラベルの製造方法およびその装置」拒絶査定に対する審判事件について,次のとおり決定する。 |
結論 | 平成10年1月12日付けの手続補正を却下する。 |
理由 |
1.平成10年1月12日付けの手続補正は、特許法第17条の3第1項の規定に基づいてなされたものであって、同法第64条第1項の規定に基づく、平成8年4月22日付け手続補正書によって補正された出願公告明細書を更に補正するものである。 2.そして、この手続補正による補正の内容は、特許請求の範囲の内、第4項ないし第6項の記載を「4 剥離シートに剥離のために進む進行方向と交差する方向に形成された、ラベルの型抜き跡と、型抜きされた剥離シートの進行方向と平行な長い端縁を有するラベルの前記進行方向と交差する端縁とが一致することなく離間するように、前記当該ラベルが型抜きされたときの剥離シートとは別の剥離シートのラベルの型抜き跡とラベルの端縁とが進行方向に沿ってずらされて、ラベルがその裏面の粘着剤層をもって当該ラベルが型抜きされたときの剥離シートとは別の剥離シートに仮着された、ラベル連続体。 5 剥離のために進む進行方向と交差する方向に剥離シートに形成された直線状ラベルの型抜き跡と、型抜きされたラベルの前記進行方向と交差する直線状端縁とが一致することなく離間するように、ラベルの内部に進行方向と交差する前記ラベルの型抜き跡が位置して、当該ラベルが型抜きされたときの剥離シートとは別の剥離シートにラベルが仮着された、特許請求の範囲第4項記載のラベル連続体。 6 剥離のために進む進行方向と直交する方向に剥離シートに形成された、ラベルの型抜き跡と、型抜きされたラベルの前記進行方向と直交する端縁とが一致することなく離間するように、ラベルの内部に進行方向と直交するラベルの型抜き跡が位置して、当該ラベルが型抜きされたときの剥離シートとは別の剥離シートにラベルが仮着された、特許請求の範囲第5項記載のラベル連続体。」と補正すると共に、発明の詳細な説明の欄においても上記補正と対応する補正をするものである。 3.そこで、上記補正の適否を検討する。 この特許請求の範囲の第4項ないし第6項に記載の発明は、ラベル連続体に関する発明であって、平成7年4月26日付けで公告された特公平7-37089号公報の特許請求の範囲に記載されている発明である、ラベルの製造方法やラベル製造装置に関するものではない。したがって、上記補正は同法第17条の3第3項に規定する、特許請求の範囲の減縮、誤記の訂正、及び、明りょうでない記載の釈明、のいずれの号にも該当しないから、適法な補正ではない。 4.上記補正は、特許法第17条の3第2項ないし第4項の規定に違反し、同規定により準用する特許法第126条第2項の規定に違反するものであるから、特許法第159条第1項の規定によって準用する特許法第54条第1項の規定により却下すべきものである。 よって、結論のとおり決定する。 |
決定日 | 1999-05-24 |
出願番号 | 特願昭61-254080 |
審決分類 |
P
1
93・
1-
(B31D)
P 1 93・ 2- (B31D) |
前審関与審査官 | 酒井 進、鳥居 稔、原 慧、石川 太郎 |
特許庁審判長 |
佐藤 久容 |
特許庁審判官 |
市野 要助 杉原 進 |
発明の名称 | ラベルの製造方法およびその装置 |
代理人 | 岡田 全啓 |