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審決分類 審判 補正却下の決定 判示事項別分類コード:12  F01N
管理番号 1006185
審判番号 審判1998-14114  
総通号数
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 1990-03-22 
種別 補正却下の決定 
確定日 1999-11-20 
事件の表示 昭和63年特許願第235527号「フィルタ洗浄装置」拒絶査定に対する審判事件について,次のとおり決定する。 
結論 平成10年9月22日付けの手続補正を却下する。 
理由 本件特許出願は、昭和63年9月20日に出願され、出願公告後、平成8年2月7日付け手続補正により明細書の特許請求の範囲が補正されたものであって、上記平成10年9月22日付け手続補正(以下、「本件補正」という。)は、明細書の特許請求の範囲を、更に、次のとおりに補正するものと認める。
なお、平成10年9月16日付け手続補正は、平成11年10月30日付けで決定をもって却下された。
「(1)セラミック・フィルタで作られてマフラに組み込まれる集塵器の排気出口に噴口を向けてそのマフラの出口に接続される排気管に配置され、そして、その集塵器に圧縮空気を排ガスの流れに対して逆方向に吹き込み可能にする洗浄空気ノズルと、
そのマフラに配置されるエア・タンクと、
そのマフラの底に取り付けられるアッシ・パンと、
その洗浄空気ノズルをそのエア・タンクに接続する配管に配置される電磁弁と、
エンジンの運転中にその集塵器の入口側と出口側との間の圧力が所定の差圧値に達すると、非常に短い時間においてその電磁弁に通電してその電磁弁を瞬間的に開いて閉じさせるコントロール・ユニット
とを含むフィルタ洗浄装置。」
しかしながら、本件補正は、前記平成8年2月7日付け手続補正により補正された明細書の特許請求の範囲に対し、集塵器について「セラミック・フィルタで作られて」と構成を限定するものの、前記特許請求の範囲に記載された「その洗浄空気ノズルに近接されて配置される」なる記載の「その洗浄空気ノズルに近接されて」を削除して、単に「そのマフラに配置される」とするものであって、洗浄空気ノズルとエア・タンクとが近接されて配置される限定が削除されることとなるから、本件補正は、特許請求の範囲の減縮、誤記の訂正、明瞭でない記載の釈明のいずれにも該当しない。
したがって、本件補正は、特許法等の一部を改正する法律・平成6年法律第116号附則第6条第1項の規定により「なお従前の例による。」とされる特許法等の一部を改正する法律・昭和62年法律第27号により改正された特許法第17条の3第1項第1〜3号のいずれにも該当しないから、同法第159条第1項の規定により準用する同法第54条第1項の規定により却下すべきものと認める。
 
決定日 1999-10-30 
出願番号 特願昭63-235527
審決分類 P 1 93・ 12- (F01N)
前審関与審査官 鹿股 俊雄山岸 利治  
特許庁審判長 蓑輪 安夫
特許庁審判官 清水 信行
関谷 一夫
発明の名称 フィルタ洗浄装置  
代理人 山田 治彌  

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