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審決分類 |
審判 補正却下の決定 (159条1項、163条1項、174条1項で準用) B65D |
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管理番号 | 1014723 |
審判番号 | 審判1998-8244 |
総通号数 | 11 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 1996-04-09 |
種別 | 補正却下の決定 |
確定日 | 1999-11-08 |
事件の表示 | 平成6年特許願第254637号「組み立て容器」拒絶査定に対する審判事件について,次のとおり決定する。 |
結論 | 平成10年6月24日付けの手続補正を却下する。 |
理由 |
平成10年6月24日付けの手続補正(以下、「この補正」という)は、平成5年改正法(以下、「特許法」という)第17条の2第1項第5号の規定に基づく補正である。 しかしながら、補正前の明細書における特許請求の範囲【請求項1】に記載された発明である「所要数の単位側面体を連接した側面体の連接線の一つを除く残りの連接線の裏側に該連接線部を頂角位置とする所要の内角を構成する切り込みを設け、底部に連通的に溝を設け、両端に嵌合可能な凹凸を設けた連通側面体と、前記溝に挿入する底板からなることを特徴とする組立容器」を、「所要数の単位側面体と、前記所要数の単位側面体を連接する連接材とからなる容器組立用部材を製作するための容器組立用部材の製作方法において、 前記所要数の単位側面体となる単位側面体材料を前記連接材に連接することと、 組立後に形成される稜線の位置を中心として180度から組立時の隣り合う単位側面体の間の内角を減算した残りの角度の2分の1の半角を持つように、前記単位側面体材料に斜面を第1切削加工により形成すること、 前記切削加工は前記切削加工を残して行われること、 前記所要数の単位側面体材料に連続性を付与して連続的に溝を第2切削加工により形成することとからなり、 前記第1切削加工及び前記第2切削加工は、用いる工作機械の機械精度により行われる ことを特徴とする容器組立用部材の製作方法。」に変更する補正事項は、発明のカテゴリーを変更することを目的とするものであるから、特許法第17条の2第3項第1〜4号に規定する事項のいずれにも該当しない。 したがって、この補正は、特許法第17条の2第3項の規定に違反してなされたものであるから、特許法第159条第1項の規定により読み替えて準用する特許法第53条第1項の規定により却下すべきものである。 よって、結論のとおり決定する。 |
決定日 | 1999-09-10 |
出願番号 | 特願平6-254637 |
審決分類 |
P
1
93・
56-
(B65D)
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前審関与審査官 | 山崎 勝司 |
特許庁審判長 |
佐藤 久容 |
特許庁審判官 |
西村 綾子 森林 克郎 |
発明の名称 | 組み立て容器 |
代理人 | 松尾 憲一郎 |