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審決分類 審判 一部無効 2項進歩性 訂正を認めない。無効とする(申立て全部成立) E04G
管理番号 1038438
審判番号 審判1998-35222  
総通号数 19 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1993-09-07 
種別 無効の審決 
審判請求日 1998-05-22 
確定日 2000-10-02 
事件の表示 上記当事者間の特許第2700425号発明「工事現場用囲い板の敷設構造」の特許無効審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第2700425号発明の明細書の請求項第1項に記載された発明についての特許を無効とする。 審判費用は、被請求人の負担とする。 
理由 [1].手続きの経緯
本件特許第2700425号発明に関する手続きの経緯は以下に示すとおりである。
(1)出願(特願平3-219505)平成3年8月30日
(2)登録(特許第2700425号)平成9年10月3日
(3)本件審判請求書 平成10年5月22日
(4)審判請求理由補充書 平成10年8月4日
(5)答弁書(第1回) 平成10年8月26日
(6)訂正請求書 平成10年8月26日
(7)弁駁書 平成10年12月7日
(8)答弁書(第2回) 平成10年12月14日
(9)訂正拒絶理由通知書 平成11年4月23日
(10)意見書 平成11年7月6日
[2].請求人の主張及び提出した証拠方法
請求人は、「特許第2700425号発明の特許を無効とする。審判費用は被請求人の負担とする。」との審決を求めている。
そして、その理由として、平成10年5月22日付け無効審判請求書において、本件特許の請求項1に係る発明は、甲第1号証及び甲第2号証に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるので特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができず、その特許は同法第123条第1項2号の規定に該当し無効とされるべきものであると主張している。そして、請求人は次の証拠方法を提出している。
甲第1号証:実公昭37-15738号公報
甲第2号証:実願昭52-43966号(実開昭53-139718号)のマイクロフィルム
[3].被請求人の主張
被請求人は、「本件審判請求は成り立たない。審判費用は請求人の負担とする。」との審決を求めている。
そして、その答弁書(第1回及び第2回)において、無効の理由がないことは明白である旨主張している。
[4].訂正の適否について
1.訂正の内容
本件訂正請求(平成10年8月26日付け)は、特許第2700425号の特許明細書(以下、「訂正前明細書」という。)の特許請求の範囲の減縮を目的として、特許請求の範囲の記載を、そして、明瞭でない記載の釈明を目的として、発明の詳細な説明の項における記載を、それぞれ訂正請求書に添付した明細書(以下、「訂正明細書」という。)のように訂正するものである。
訂正明細書の記載からみて、訂正後における、特許請求の範囲の請求項1に記載されている事項により特定される発明(以下、「訂正発明1」という)は、訂正明細書の特許請求の範囲の請求項1に記載された次のとおりのものである。
「縦長の板材の両端綾部分に敷設された時に隣接する囲い板の端縁部を平面視においてクランク状に折り曲げ、更にその先端部分を囲い板の裏面と平行に内方に折り曲げて嵌合接続部を形成し、該嵌合接続部の端縁部を板材の裏面側に折り曲げるとともに、クランク状の嵌合接続部同士を当接させて囲い板を工事現場の周囲に連設するようにしたことを特徴とする工事現場用囲い板の敷設構造。」
2.引用刊行物
▲1▼当審が平成11年4月23日付け訂正拒絶理由通知において示した刊行物1である実公昭37-15738号公報には、
「建築現場等において工事現場を遮蔽する為に使用する遮蔽板(中略)これらの遮蔽板を強度を有する硬質鈑の四辺を各々接合に適するごとく曲折した函型のものに形成し、現場において組立、解体が自在なるごとくし」(公報第1頁左欄第9行~第17行)、
「硬質鈑1の上下に短幅の曲辺1’、1″を、左右両側に長幅の曲辺2,3を形成せしめ、曲辺2を折点Aより鈑1の内側方向に曲辺3が接点Aより鈑1の外側方向に各々平行して傾斜するごとく曲折し、折点B、Bにおいて各々鈑1に対し直角に曲折すると共に辺端2’、3’を各々内側に向かって巻返しせしめる。」(公報第1頁左欄第21行~第27行)、
「鈑1の曲辺2の凹部と他の鈑1の曲辺3の凸部とが重なるごとく接合し」(公報第1頁左欄第36行~同右欄第1行)、
「パネル鈑は建築現場において簡単に組合せることができ」(公報第1頁右欄第12行~第13行)、
「各鈑の接合部は各鈑の曲辺2,3の凹凸部を重ねて接合する為全く間隔が生ぜず」(公報第1頁右欄第18行~第20行)、
「一側の曲辺2の一部を鈑1の内側方向に一側の曲辺3の一部を鈑1の外側方向に各々傾斜状に曲折して各々残部を鈑1と直角状に曲折すると共に辺端2’、3’を内側に向かって巻返(中略)して成るパネル鈑の構造」(公報第1頁右欄第31行~第37行)が記載されている。
これらの記載及び第1図、第2図、第3図、第7図によれば、刊行物1には、訂正発明1と対比照合すると、硬質鈑の左右両側に敷設された時に隣接するパネル鈑の両側に長幅の曲辺2,3を形成せしめ、曲辺2を折点Aより鈑1の内側方向に曲辺3が接点Aより鈑1の外側方向に各々平行して傾斜するごとく曲折し、折点B、Bにおいて各々鈑1に対し直角に曲折すると共に辺端2’3’を各々内側に向かって巻返しせしめて曲辺2,3の凹凸部からなる接合部を形成し、鈑1の曲辺2の凹部と他の鈑1の曲辺3の凸部とが重なるごとく接合する接合部同士を当接させてパネル鈑を工事現場の周囲に連設するようにした工事現場用パネル鈑の敷設構造が記載されていると認められる。
▲2▼同じく訂正拒絶理由通知において示した刊行物2である実願昭52-43966号(実開昭53-139718号)のマイクロフィルムには、
「金属板より構成された基本パネルであって、その一側端は前半分がコ字状に突出され後半分がカギ状に切除された前半突出側部1を形成すると共にその先端を内側に折曲げて折曲片2を形成し、更に他側端は前記前半突出側部1に対応して後半部分がほぼコ字状に突出すると共に前半分がカギ状に切除されかつその段部の奥に傾斜窪み3を有する後半突出側部4を形成すると共にその先端を内側に折曲げて折曲片5を形成し全体を構成する。」(明細書第3頁第3行~第12行)、
「その基本パネルAの後半突出側部4に次の基本パネルAの前半突出側部1を接合すると共に両者の接合部に」(明細書第4頁第4行~第6行)、
「基本パネルAの両側に夫々前半突出側部1と傾斜窪み3を有する後半突出側部4を形成したので、これ等の突出側部1、4を相互に付け合わせることによって順に連結することが出来」(明細書第4頁第10行~第14行)、
「基本パネルを順に接合して構成してなる壁面構造」(明細書第2頁第14行~第15行)が記載されている。
これらの記載及び第1図、第3図によれば、刊行物2には、訂正発明1と対比照合すると、基本パネルの一側端は前半分がコ字状に突出され後半分がカギ状に切除された前半突出側部1と、その先端を内側に折曲げて端縁部をパネルの裏面側に折り曲げた折曲片2と、更に他側端は前記前半突出側部1に対応して後半部分がほぼコ字状に突出すると共に前半分がカギ状に切除されかつその段部の奥に傾斜窪み3を有する後半突出側部4と、その先端を内側に折曲げて端縁部をパネルの裏面側に折り曲げた折曲片5により基本パネルの接合部を形成し、該接合部を順に接合して構成した壁面構造、が記載されていると認められる。
3.対比・判断
次に、訂正発明1と刊行物1に記載された発明(以下「刊行物1の発明」という)とを比較すると以下の通りである。
刊行物1の発明の「硬質鈑」、「硬質鈑の左右両側」、「パネル鈑」、「パネル鈑の両側」及び「接合部」は、それぞれの機能に照らし、本件発明1の「縦長の板材」、「縦長の板材両端縁部分」、「囲い板」、「囲い板の端縁部」及び「接続部」に相当すると認められるから、
結局、刊行物1の発明は、縦長の板材両端縁部分に敷設された時に隣接する囲い板の端縁部に長幅の曲辺2、3を形成せしめ、曲辺2を折点Aより鈑1の内側方向に曲辺3が接点Aより鈑1の外側方向に各々平行して傾斜するごとく曲折し、折点B、Bにおいて各々鈑1に対し直角に曲折すると共に辺端2’3’を各々内側に向かって巻返しせしめて曲辺2,3の凹凸からなる接続部を形成し、鈑1の曲辺2の曲部と他の鈑1の曲辺3の凸部とからなる接続部同士を当接させて囲い板を工事現場の周囲に連設するようにした工事現場用囲い板の敷設構造が備わっていると認められる。
以上のことから訂正発明1と刊行物1の発明とは、「縦長の板材両端縁部分に敷設された時に隣接する囲い板の端縁部に接続部を形成し、該接続部同士を当接させて囲い板を工事現場の周囲に連設するようにした工事現場用囲い板の敷設構造」である点で一致し、以下の点でのみ相違している。
板体と板体とが合わさる接続部を、訂正発明1は「平面視においてクランク状に折り曲げ、更にその先端部分を囲い板の裏面と平行に内方に折り曲げ、端縁部を板材の裏面側に折り曲げて」形成したのに対し、刊行物1の発明は「長幅の曲辺2,3を形成せしめ、曲辺2を折点Aより鈑1の内側方向に曲辺3が接点Aより鈑1の外側方向に各々平行して傾斜するごとく曲折し、折点B、Bにおいて各々鈑1に対し直角に曲折すると共に辺端2’3’を各々内側に向かって巻返しせしめて」形成した点。
そこでこの相違点について検討するため刊行物2に記載された発明(以下、「刊行物2の発明」という)をみると、「基本パネル」、「基本パネルの一側端、他側端」及び「接合部」はそれぞれの機能に照らし、それぞれ訂正発明1の「囲い板」「囲い板の端縁部」「接続部」に相当することから、刊行物2の発明における、一側端の前半分がコ字状に突出され後半部がカギ状に切除された前半突出側部1と、その先端を内側に折曲げて端縁部をパネルの裏面側に折り曲げた折曲片2を形成し、更に他側端は前記前半突出側部1に対応して後半部分がほぼコ字状に突出すると共に前半分がカギ状に切除されかつその段部の奥に傾斜窪み3を有する後半突出側部4と、その先端を内側に折曲げて端縁部をパネルの裏面側に折り曲げた折曲片5により形成した接合部は、
訂正発明1における、平面視においてクランク状に折り曲げ更にその先端部分を囲い板裏面と平行に内方に折り曲げ、さらに端縁部を板材の裏面側に折り曲げて形成した接続部に相当している。
しかも刊行物2の発明の「壁面パネル」と、刊行物1の発明の「工事現場用囲いパネル」は、共に構築用板材の分野であることから、刊行物1の発明において、本件発明1が採用している上記相違点の構成を採るようにすることは、当業者であれば、いささかの困難性も伴わなく容易に成し得る程度のことである。
また、訂正発明1の作用効果は、刊行物1の発明及び刊行物2の発明から期待でき又は予期できる程度のものに過ぎない。
4.むすび
したがって、訂正発明1は、刊行物1及び2の発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであり、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものであるから、上記訂正は、特許法第134条第5項において準用する同第126条第3項の規定に適合しないので、当該訂正は認められない。
[5].無効理由について、
1.前記のとおり本件訂正は認められないので、本件請求項1に係る発明(以下、「本件発明1」という)は、訂正前明細書及び図面の記載から見て、特許請求の範囲の請求項1に記載された次のとおりのものである。
「縦長の板材の両端縁部分に敷設された時に隣接する囲い板の端縁部を平面視においてクランク状に折り曲げ、更にその先端部分を囲い板の裏面と平行に内方に折り曲げて嵌合接続部を形成し、クランク状の嵌合接続部同士を当接させて囲い板を工事現場の周囲に連設するようにしたことを特徴とする工事現場用囲い板の敷設構造。」
2.証拠方法
▲1▼本件審判請求人が提出した甲第1号証である実公昭37-15738号公報には、前記[4].2.▲1▼で述べた点が記載されている。
これらの記載及び同公報の第1図、第2図、第3図、第7図によれば、甲第1号証には、本件発明1と対比照合すると、硬質鈑の左右両側に敷設された時に隣接するパネル鈑の両側に長幅の曲辺2,3を形成せしめ、曲辺2を折点Aより鈑1の内側方向に曲辺3が接点Aより鈑1の外側方向に各々平行して傾斜するごとく曲折し、折点B、Bにおいて各々鈑1に対し直角に曲折すると共に辺端2’3’を各々内側に向かって巻返しせしめて曲辺2,3の凹凸部からなる接合部を形成し、鈑1の曲辺2の凹部と他の鈑1の曲辺3の凸部とが重なるごとく接合する接合部同士を当接させてパネル鈑を工事現場の周囲に連設するようにした工事現場用パネル鈑の敷設構造が記載されていると認められる。
▲2▼同じく本件審判請求人が提出した甲第2号証である実願昭52-43966号(実開昭53-139718号)のマイクロフィルムには、前記[4].2.▲2▼で述べた点が記載されている。
これらの記載及び同号証の第1図、第3図によれば、甲第2号証には、本件発明1と対比照合すると、基本パネルの一側端は前半分がコ字状に突出され後半分がカギ状に切除された前半突出側部1と、その先端を内側に折曲げた折曲片2と、更に他側端は前記前半突出側部1に対応して後半部分がほぼコ字状に突出すると共に前半分がカギ状に切除されかつその段部の奥に傾斜窪み3を有する後半突出側部4と、その先端を内側に折曲げた折曲片5により基本パネルの接合部を形成し、該接合部を順に接合して構成した壁面構造、が記載されていると認められる。
3.対比・判断
次に、本件発明1と甲第1号証に記載された発明(以下「甲第1号証の発明」という)とを比較すると以下の通りである。
甲第1号証の発明の「硬質鈑」、「硬質鈑の左右両側」、「パネル鈑」、「パネル鈑の両側」及び「接合部」は、それぞれの機能に照らし、本件発明1の「縦長の板材」、「縦長の板材両端縁部分」、「囲い板」、「囲い板の端縁部」及び「接続部」に相当すると認められるから、
結局、甲第1号証の発明は、縦長の板材両端縁部分に敷設された時に隣接する囲い板の端縁部に長幅の曲辺2、3を形成せしめ、曲辺2を折点Aより鈑1の内側方向に曲辺3が接点Aより鈑1の外側方向に各々平行して傾斜するごとく曲折し、折点B、Bにおいて各々鈑1に対し直角に曲折すると共に辺端2’3’を各々内側に向かって巻返しせしめて曲辺2,3の凹凸からなる接続部を形成し、鈑1の曲辺2の曲部と他の鈑1の曲辺3の凸部とからなる接続部同士を当接させて囲い板を工事現場の周囲に連設するよにした工事現場用囲い板の敷設構造が備わっていると認められる。
以上のことから本件発明1と甲第1号証の発明とは、「縦長の板材両端縁部分に敷設された時に隣接する囲い板の端縁部に接続部を形成し、該接続部同士を当接させて囲い板を工事現場の周囲に連設するようにした工事現場用囲い板の敷設構造」である点で一致し、以下の点でのみ相違している。
板体と板体とが合わさる接続部を、本件発明1は「平面視においてクランク状に折り曲げ、更にその先端部分を囲い板の裏面と平行に内方に折り曲げて」形成したのに対し、刊行物1記載の発明は「長幅の曲辺2,3を形成せしめ、曲辺2を折点Aより鈑1の内側方向に曲辺3が接点Aより鈑1の外側方向に各々平行して傾斜するごとく曲折し、折点B、Bにおいて各々鈑1に対し直角に曲折すると共に辺端2’3’を各々内側に向かって巻返しせしめて」形成した点。
そこでこの相違点について検討するため甲第2号証に記載された発明(以下、「甲第2号証の発明」という)をみると、「基本パネル」、「基本パネルの一側端、他側端」及び「接合部」はそれぞれの機能に照らし、それぞれ本件発明1の「囲い板」「囲い板の端縁部」「接続部」に相当することから、刊行物2の発明における、一側端の前半分がコ字状に突出され後半部がカギ状に切除された前半突出側部1と、その先端を内側に折曲げて折曲片2を形成し更に他側端は前記前半突出側部1に対応して後半部分がほぼコ字状に突出すると共に前半分がカギ状に切除されかつその段部の奥に傾斜窪み3を有する後半突出側部4と、その先端を内側に折曲げた折曲片5により形成した接合部は、
本件発明1における、平面視においてクランク状に折り曲げ更にその先端部分を囲い板裏面と平行に内方に折り曲げて形成した接続部に相当している。
しかも甲第2号証の発明の「壁面パネル」と、甲第1号証の発明の「工事現場用囲いパネル」は、共に構築用板材の分野であることから、甲第1号証の発明において、本件発明1が採用している上記相違点の構成を採るようにすることは、当業者であれば、いささかの困難性も伴わなく容易に成し得る程度のことである。
また、本件発明1の作用効果は、甲第1号証の発明及び甲第2号証の発明から期待でき又は予期できる程度のものに過ぎない。
4.結び
したがて、本件発明1は、甲第1号証及び甲第2号証に記載された発明に基いて容易に発明できたものと認められ、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
[6]結論
以上のとおりであるから、本件発明1の特許は、特許法第29条第2項の規定に違反してされたものであり、同法第123条第1項第2号の規定により、これを無効にすべきものである。
よって結論のとおり審決する。
 
審理終結日 1999-07-29 
結審通知日 1999-08-13 
審決日 1999-08-16 
出願番号 特願平3-219505
審決分類 P 1 122・ 121- ZB (E04G)
最終処分 成立  
前審関与審査官 小山 清ニ  
特許庁審判長 佐田 洋一郎
特許庁審判官 鈴木 憲子
鈴木 公子
登録日 1997-10-03 
登録番号 特許第2700425号(P2700425)
発明の名称 工事現場用囲い板の敷設構造  
代理人 辻本 一義  
代理人 杉本 勝徳  
代理人 杉本 巌  

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