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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) H04N
管理番号 1074027
審判番号 不服2002-8015  
総通号数 41 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 1993-03-12 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2002-05-08 
確定日 2003-03-12 
事件の表示 平成 3年特許願第219829号「ファクシミリ装置」拒絶査定に対する審判事件[平成 5年 3月12日出願公開、特開平 5- 63932]について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成3年8月30日の出願であって、平成13年11月9日及び平成14年1月31日付けで手続補正がされ、平成14年4月1日付けで拒絶査定がされ、これに対して、平成14年5月8日付けで審判請求がされた後、平成14年11月29日付けで手続補正がされたものである。


2.本願発明
本願発明は、明細書及び図面の記載からみて、上記平成14年11月29日付け手続補正書で手続補正された請求項1~3に記載されたとおりのものであって、その請求項1に記載された発明は次のとおりのもの(以下、「本願発明1」という。)である。
「【請求項1】
シリアル記録方式のインクジエット記録手段を備えるファクシミリ装置であって、
本体上面の前方縁部に配設される操作部と、
該操作部の下側に配設されるとともに、前記本体の前方側面に設けられる開口部から原稿を排出させつつ原稿読み取りを行う原稿読み取り手段と、
該原稿読み取り手段によって、前記原稿読み取りが行われる原稿を載置する原稿台と、
前記本体の下側に配設されるシート供給部と、
該シート供給部から供給される記録シート上に記録を行うとともに、記録動作後に本体上面の後方において傾けて排出するように前記本体の後方に配設される前記インクジエット記録手段と、
前記排出される記録シートを収容するために前記原稿台の後方に配置される収容トレイ部と、を具備し、
前記シート供給部は、本体前方側面の下方に着脱自在に設けられ、複数の前記記録シートを収容するシートカートリッジを有していることを特徴とするファクシミリ装置。」


3.引用例
これに対して、当審で引用した実願昭58-141942号(実開昭60-50656号)のマイクロフィルム(昭和60年4月9日発行。以下、「刊行物1」という。)には、図面とともに以下の各記載がある。
(ア)「第1図は本考案が適用されるファクシミリ装置の斜視図」(第1頁第19行~第20行)
(イ)「ファクシミリ装置は第1図に示す如き外形をして居り、本体1の上面手前に操作パネル2を備え、原稿は3から挿入されて前面下部に設けられた排出口4からスタッカ22に排出され、受信済みの用紙は後部の受台5に排出されるようになっている。」(第2頁第2行~第7行)
(ウ)「図に於て1は本体、3は原稿台、4は排出口、6は原稿」(第6頁第17行~第18行)
(エ)受台5は本体後方において斜めに傾けられて配設され、操作パネルは原稿台と排出口との間の本体上面の前方に配設される。(第1図)
(オ)原稿読み取りを行う原稿読み取り手段は原稿台と排出口との間に配設される。(第2図)
上記(イ)の記載によると、刊行物1記載のファクシミリ装置は受信済み用紙を後部の受台に排出しているとともに、受信済みの用紙はファクシミリ受信した情報を供給した記録紙に対して記録した後の用紙であるから、刊行物1記載の発明は記録紙供給部及び記録手段を有していることは明らかである。
そして、上記(エ)及び(オ)の記載によると、刊行物1記載のファクシミリ装置では、原稿読み取りを行う原稿読み取り手段は、操作パネル2の下側に配設されていることは明らかである。
してみると、上記(ア)~(オ)の記載によると、刊行物1には、
「操作パネルが、本体上面の前方部に配設され、
原稿読み取りを行う原稿読み取り手段が、操作パネルの下側に配設され、
原稿は、本体上面の原稿台に載置され、本体の前方側面に設けられた開口部から排出され、
記録紙は、本体に配設されている記録紙供給部から供給され、記録手段によって記録動作が行なわれ、本体の後方において排出して、原稿台の後方に配置される収容トレイ部に収容されるファクシミリ装置」の発明(以下、「刊行物1記載の発明」という)が記載されている。


4.対比・判断
本願発明1と刊行物1記載の発明とを対比すると、
(あ)本願発明1は記録手段によって記録動作が行なわれるファクシミリ装置であるから、「シリアル記録方式のインクジエット記録手段を備える」点を除き、記録手段を備えるファクシミリ装置である点で、刊行物1記載の発明は本願発明1と相違しない。
(い)本願発明1は操作パネルが本体上面の前方部に配設されているから、「本体上面の前方縁部」の点を除き、本体上面の前方部に配設される操作部を具備する点で、刊行物1記載の発明は本願発明1と相違しない。
(う)本願発明1は原稿読み取りを行う原稿読み取り手段が操作パネルの下側に配設され、原稿が本体上面に載置されて本体の前方側面に設けられた開口部から排出されるから、操作部の下側に配設されるとともに、本体の前方側面に設けられる開口部から原稿を排出させつつ原稿読み取りを行う原稿読み取り手段を具備する点で、刊行物1記載の発明は本願発明1と相違しない。
(え)本願発明1は原稿が本体上面に載置されて本体の前方側面に設けられた開口部から排出されるから、原稿読み取り手段によって、原稿読み取りが行われる原稿を載置する原稿台を具備する点で、刊行物1記載の発明は本願発明1と相違しない。
(お)本願発明1は記録紙が本体に配設されている記録紙供給部から供給されるから、「本体の下側に配設される」点、及び、「シート供給部」の点を除き、本体に配設される記録紙供給部を具備する点で、刊行物1記載の発明は本願発明1と相違しない。
(か)本願発明1は記録紙が本体に配設されている記録紙供給部から供給され、記録手段によって記録動作が行なわれ、本体の後方において排出されるから、「シート供給部」の点、「記録シート」の点、「本体上面の後方」の点、「傾けて排出する」点、「本体の後方に配設される」点、及び、「インクジエット記録手段」の点を除き、記録紙供給部から供給される記録紙上に記録を行うとともに、記録動作後に本体の後方において排出するように配設される記録手段を具備する点で、刊行物1記載の発明は本願発明1と相違しない。
(き)本願発明1は記録紙が本体の後方において排出して、原稿台の後方に配置される収容トレイ部に収容されるから、「記録シート」の点を除き、排出される記録紙を収容するために原稿台の後方に配置される収容トレイ部を具備する点で、刊行物1記載の発明は本願発明1と相違しない。

したがって、本願発明1と刊行物1記載の発明とは、
「記録手段を備えるファクシミリ装置であって、
本体上面の前方部に配設される操作部と、
該操作部の下側に配設されるとともに、前記本体の前方側面に設けられる開口部から原稿を排出させつつ原稿読み取りを行う原稿読み取り手段と、
該原稿読み取り手段によって、前記原稿読み取りが行われる原稿を載置する原稿台と、
前記本体に配設される記録紙供給部と、
該記録紙供給部から供給される記録紙上に記録を行うとともに、記録動作後に本体の後方において排出するように前記本体に配設される前記記録手段と、
前記排出される記録紙を収容するために前記原稿台の後方に配置される収容トレイ部と、を具備することを特徴とするファクシミリ装置。」である点で一致し、次の点で相違する。

(相違点1)
本願発明1は記録手段がシリアル記録方式のインクジェット記録手段であるのに対して、刊行物1記載の発明は記録手段の具体的構成が記載されていない点。
(相違点2)
本願発明1は操作部が本体上面の前方縁部に配設されているのに対して、刊行物1記載の発明は本体上面の前方部に配設されているものの、縁部であるか否か記載されていない点。
(相違点3)
本願発明1は記録紙供給部が本体の下側に配設されるのに対して、刊行物1記載の発明は記録紙供給部が配設される本体の場所が記載されていない点。
(相違点4)
本願発明1は記録紙供給部から供給される記録紙が記録シートであるのに対して、刊行物1記載の発明は供給される記録紙の形態が記載されていない点。
(相違点5)
本願発明1は記録紙が傾けて排出されるのに対して、刊行物1記載の発明は排出される角度が記載されていない点。
(相違点6)
本願発明1は記録紙の記録動作後に排出される位置が本体上面の後方であって、記録手段の配設される位置が本体の後方であり、シート供給部が本体前方側面の下方に着脱自在に設けられ、複数の記録シートを収容するシートカートリッジを有しているのに対して、刊行物1記載の発明は記録紙の記録動作後に排出される位置が本体の後方のいずれの面であるか記載されていないとともに、記録手段が配設される位置、及び、記録紙供給部の構成が記載されていない点。

そこで、上記相違点について検討する。
相違点1については、刊行物2の第1頁下右欄第5行~第16行の「プリンタ、ファクシミリあるいは複写機等の記録装置は、(中略)シリアル式が広く用いられている。」なる記載、及び、第2頁下左欄第12行~第17行の「請求項2の発明は、前記記録装置が、熱エネルギーを利用して記録液体内に気泡が含まれる状態変化を引き起こし、該気泡の圧力で形成される液滴を記録シートに付着させて記録を行なうインクジェット記録装置である場合に実施することにより、上記効果を達成するものである。」なる記載に見られるように、シリアル式のインクジェット記録手段をファクシミリに設けられる記録手段として用いることは周知な事項である。
このため、刊行物1記載の発明において、記録手段をシリアル記録方式のインクジェット記録手段とすることは、当業者が容易に想到し得る事項である。
相違点2については、操作部は装置における他の構成要素の配置に支障がないことを考慮しつつ、操作性のし易い位置に配設すること常套的に行われている事項であるから、刊行物1記載の発明において、操作部を配設する位置を本体上面の前方部のうち、縁部とすることは、当業者であれば装置における他の構成要素との配置関係及び操作性を考慮して適宜なし得る事項である。
相違点3については、刊行物2の第1図や刊行物3の第4図に見られるように、記録紙供給部を本体の下側に配設する構成は周知な構成であることから、刊行物1記載発明において、記録紙供給部を本体の下側に配設することは、当業者であれば容易に想到し得る事項である。
相違点4については、刊行物3の第2頁第11行~第17行の「ファクシミリ等の装置のように、ドナーフィルムを用いて用紙に印字を行うような装置においては、装置本体の一側部より用紙を収容した給紙カセットを装着し、その給紙カセットの用紙を給紙装置によって順次取出して、印字部に向けて搬送し、記録済の用紙を排出トレイに排出するようになっている。」なる記載に見られるように、記録紙を用紙、すなわち、シート状で供給することは周知であるから、刊行物1記載の発明において、記録紙を記録シートとし、記録紙供給部をシート供給部とすることは、当業者が容易に想到し得る事項である。
相違点5については、刊行物1記載の発明の受台が本体後方において斜めに傾けられて配設されており、受台に用紙を排出する際に受台に沿う角度で排出すればスムーズな用紙の排出が可能であることは当業者であれば明らかであって、刊行物1記載の発明において受台に沿う角度で排出したならば傾けて排出されることになるから、刊行物1記載の発明において、記録動作後の記録紙を傾けて排出するように構成することは、当業者が容易に想到し得る事項である。
相違点6については、刊行物3の第2頁第11行~第17行の「ファクシミリ等の装置のように、ドナーフィルムを用いて用紙に印字を行うような装置においては、装置本体の一側部より用紙を収容した給紙カセットを装着し、その給紙カセットの用紙を給紙装置によって順次取出して、印字部に向けて搬送し、記録済の用紙を排出トレイに排出するようになっている。」なる記載、並びに、第4図に記載された、排出ユニットとは反対の本体側面の下方に装着され、その中に複数の記録シートを収容する給紙カセットの構成、及び、記録ヘッドなどからなる記録手段を、装置本体の排出トレイを設けた側であって排出トレイと給紙カセットとの間に位置するように配設する構成に見られるように、ファクシミリ装置において、記録紙供給部として、排出ユニットとは反対の装置本体の側面の下方に用紙を収容した給紙カセットを装着し、その中に複数の記録シートを収容する事項、及び、記録ヘッドなどからなる記録手段を、装置本体の排出トレイを設けた側であって排出トレイと給紙カセットとの間に配設する事項は周知な事項にすぎず、刊行物1記載の発明において、記録手段を装置本体の排出トレイを設けた側であって排出トレイと給紙カセットとの間に配設したならば、その位置は装置本体の後方となることは明らかである。
しかも、給紙カセット、記録手段及び排出トレイを上下に重ならないよう、順次、前後方向にずらして設置したならば、給紙経路に急激な方向変化を設ける必要が無く、給紙経路に急激な方向変化が無ければ、記録シートに曲がり応力をかけずに給紙することが可能であるという利点を有するが、装置の面積方向の小型化が困難であるという欠点を有すること、これに対して、給紙カセット、記録手段及び排出トレイの少なくともその一部を上下に重なるように立体的に設置したならば、順次、前後方向にずらして設置した場合と相反する利点及び欠点を有することは当業者であれば技術常識であって、どちらの設置構成を採用するかはその利点や欠点を参酌して適宜選択される事項にすぎない。
また、記録紙の記録動作後に排出される位置を記録動作後の記録紙の給紙経路の延長線上とすれば、最も方向変化を設けずに給紙可能であることは明らかであって、その位置が本体上面の後方となるか本体後方側面となるかは、給紙カセットや記録手段などの配置関係により定まる事項であるから、該位置は設計的事項にすぎない。
このため、刊行物1記載の発明において、給紙経路に急激な方向変化が生じないように、シート供給部、記録手段及び排紙トレイ部を設置可能となるよう、記録紙が記録動作後に排出される位置を本体上面の後方、記録手段の配設する位置を本体の後方となるように構成することは、当業者が容易に想到し得る事項であるとともに、ファクシミリ装置の周知な給紙構成を採用し、排紙ユニットとは反対の装置本体の側面の下方に用紙を収容した給紙カセットを装着し、その中に複数の記録シートを収容するよう構成する、すなわち、シート供給部は、本体前方側面の下方に着脱自在に設けられ、複数の記録シートを収容するシートカートリッジを有するように構成することは、当業者であれば容易に想到し得る事項である。

本願発明1の構成によりもたらされる効果に関しては、本願明細書の【発明の効果】の欄に記載された事項のうち、「厚手の記録シートの搬送をしても駆動機構への負担増加を招くことなく」なる事項(以下、「効果1」という。)は、本願発明1のごとく、シート供給部を本体の下側に、インクジェット記録手段を本体の後方に、収容トレイ部を原稿台の後方に配設し、記録動作後の記録紙を本体上面の後方において傾けて排出する構成を採用したとしても、記録シートの搬送路に方向転換する部分がなくほぼ直線状となって、受台に対して平行に排出される構成に限定されないことから、効果1は本願発明1が奏する効果であるとは認められない。
また、「1枚分の記録シートをインクジェット記録装置に対して任意に送ることができ」なる事項(以下、「効果2」という。)は、シート供給部が1枚分の記録シートをインクジェット記録装置に対して送ることができるという効果を奏することは明らかであるものの、「任意に送ることができ」るという効果は奏し得ず、この「任意に送ることができ」るという効果は請求項2に記載された発明が具備する「前記収容トレイ部から1枚毎に前記インクジェット記録手段に向けて前記記録シートを供給可能に構成」することで奏する効果であるから、効果2は本願発明1が奏する効果であるとは認められない。
そして、本願明細書の【発明の効果】の欄に記載された事項のうち、本願発明1の構成によりもたらされる効果は、刊行物1記載の発明及び刊行物2、3記載などに記載された周知の事項から、当業者が容易に予想し得る程度のものであって格別なものではない。
仮に、効果1及び2が本願発明1の構成によりもたらされた効果であるとしても、構成に基づく自明な効果にすぎないから、刊行物1記載の発明及び刊行物2、3記載などに記載された周知の事項から当業者であれば容易に予想し得る程度のものであって格別なものではない。

なお、審判請求人が平成14年11月29日付け意見書における『刊行物1(実開昭60-50656号公報)の「スタッカ」には、審判官殿のご指摘のように「操作パネル2が、本体上面の前方縁部に配設され、原稿読み取りを行う原稿読み取り手段(18、19、20)が、操作パネル2の下側に配設され、原稿(6)が、本体上面のトレイ部中に載置され、本体の前方側面に設けられた開口部(4)から排出され」、着脱自在のスタッカ22内に原稿が収容される構成について記載されております。
しかしながら、刊行物1は、上記の内容の開示に留まっており、審判官殿のご指摘である「記録シートは、本体の下側に配設されているシート供給部から供給され、記録手段によって記録動作が行なわれ、本体上面の後方において傾けて排出して、後方に配置される収容トレイ部に収容されるファクシミリ装置」については、どこにも記載されておりません。ファクシミリ装置には、記録手段が当然具備されているとの前提から判断したとしても記録装置については一切記載されておりません。このように、刊行物1によれば、専ら着脱自在のスタッカ22をファクシミリ装置に設ける内容のみに限定されております。』なる主張に関しては、刊行物1記載の発明を認定した際に検討したごとく、ファクシミリ装置にとっての自明な事項などを参酌すれば、刊行物1には、
「操作パネルが、本体上面の前方部に配設され、
原稿読み取りを行う原稿読み取り手段が、操作パネルの下側に配設され、
原稿は、本体上面に載置され、本体の前方側面に設けられた開口部から排出され、
そして、記録紙は、本体に配設されている記録紙供給部から供給され、記録手段によって記録動作が行なわれ、本体の後方において排出して、原稿台の後方に配置される収容トレイ部に収容されるファクシミリ装置」の発明が記載されている。
そして、操作部を本体上面の前方縁部に配設する構成、記録紙供給部を本体の下側に配設する構成、記録紙をシート状で供給する構成、及び、記録動作後の記録紙を本体上面の後方において傾けて排出する構成については、刊行物1には記載されていない事項であるものの、相違点2~5で検討したごとく当業者であれば容易に想到し得る構成である。
このため、上記の審判請求人の主張を参酌しても、本願発明1の特許性は認められない。


5.むすび

以上のとおり、本願発明1は、刊行物1記載の発明及び周知の事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるので、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

よって、結論のとおり結審する。
 
審理終結日 2003-01-15 
結審通知日 2003-01-17 
審決日 2003-01-29 
出願番号 特願平3-219829
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (H04N)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 田中 純一  
特許庁審判長 小川 謙
特許庁審判官 江頭 信彦
佐藤 聡史
発明の名称 ファクシミリ装置  
代理人 大塚 康弘  
代理人 木村 秀二  
代理人 大塚 康徳  
代理人 高柳 司郎  

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